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国際教育実習プログラム

11月の1か月間は本研修校を離れて、中学校卒業後の特別支援を必要とする生徒のための専門学校(職業訓練校)で活動させていただきました。

フィンランドでは、特別支援学校中等部や通常の学級の支援級卒業後は、特別支援学校高等部ではなく、主にこうした専門学校(職業訓練校)への進学となるようです。調理、メディア、木材加工、コンピューターなど様々な専門領域のクラスに加えて、その専門を決めるためのクラス(VALMA)、将来の就労や自立した生活の準備のためのクラス(TELMA)があります。

半月ずつ入らせていただいた2つのTELMAクラスでは、それぞれ生徒が必要とする支援やその度合いが異なっていましたが、どちらのクラスでもクラス担任の他に多くのアシスタントの先生(教員ではない)がついていて(そのうちの一つのクラスでは、マンツーマン)、生徒たち一人ひとりがとても手厚い教育・支援が受けれているように思いました。そして、どちらのクラスも先生とアシスタントの先生との間での情報共有・意見交換が活発に行われていて、チームの連携を強く感じました。

専門学校なので、日本の特別支援の生徒の一般的な進学先である高等部(普通科)との簡単な比較はできませんが、より就労への実践的な経験を積む時間や、個々、少人数での活動が多かったです。障害者の就労についてはどちらの国でもまだ厳しい現状がありますが、学校を卒業した後の特別支援の生徒の将来について考える、よい機会となりました。
3月頭から学期の終わる6月頭までの3ヶ月間、主に6年生のひとクラスをメインに授業観察、授業の実施、修学旅行への同行などとても慌ただしく過ごした。

日本語の授業、日本文化の授業、習字の授業、折り紙の授業など、英語の理解できる小学5年生から中学3年生までかなりの授業を担当させてもらった。来週から始まる新学期では調理実習も持たせてもらえる予定であり、他校からも授業の要請を頂いた。

実習先の学校からの求められているものがかなり曖昧なので、自分がやりたいことを自分で主張し、自分から働きかけていく姿勢がとても大切だと強く感じた。
夏休みも近づいて来たという事で日本の夏の風物詩である花火をテーマにした授業としてGrade 1 のArtの授業で花火を描きました。

ただ花火を描くのでは面白くないと思ったので今回はスクラッチアートと呼ばれる方法で描きました。スクラッチアートとはクレヨンでカラフルに色を塗り、それを上から黒で塗りつぶしたものを爪楊枝などでひっかいて絵を描く手法です。児童たちは初めて挑戦する絵の描き方でしたが特に苦戦することも無く、終始楽しそうに絵をかいでいました。それぞれ個性的な花火を描いていました。

今回行った活動は、なかや みわさんの絵本『くれよんのくろくん』(2001)の話の中に出てくるものを参考にしました。クレヨンさえあれば誰でも簡単に出来るので是非、挑戦してみてください。
Grade 5,6のDanceの授業の時間に日本の運動会でよく使われる南中ソーラン節を教えました。

まず、お手本として児童の前で自分がソーラン節を踊って、その後、一緒踊って練習しました。3分半ほどのダンスですが、一回の授業で全て教えることは無理があったため、数回に分けて教えました。 児童たちにとって初めて目にする振り付けや慣れないフォーメーションダンスに戸惑う場面も多く見受けられましたが、苦戦しつつも楽しそうに踊りに挑戦していました。また、授業参観日が近かったこともあり、お揃いのハチマキをして保護者の前でソーラン節を踊ってもらいました。

当日来られなかった保護者のために動画も撮影し児童全員の親御さんに子供たちのダンスを見てもらうことが出来るようにしました。さらに、ある児童の親御さんから「子供から楽しそうにソーラン節の話をしてくれた」というメールを頂き、楽しんでもらえた事がわかり嬉しく思いました。

最後に、ダンスを教えるのが今回初めてだったので振り付けの教え方でかなり苦労しましたが、児童たちと一緒に授業を通して自分自身も成長することが出来たのではないかと思います。
日本の公立校と同じ様にカナダの公立校にもカリキュラム(学習指導要領の様なもの)が存在します。各 州によってカリキュラムは異なる様ですが、これを基に各教科の授業が行われています。よって公立校が研修先になった場合、独立した日本語の授業を行うのは非常に難しいです。なので、各学年のカリキュラムを読んでみて、日本文化を応用できる可能性がある単元を見つけ授業内容を組み立てたほうが日本のことを教える機会が多くもらえると思います。

English, Math, Science, Social Studyなどの座学系はカリキュラムが細かく決められており、日本のことを教えるのは難しいと思いますが、Gym, Art, Music, Dance, Dramaなどの芸術系の教科は 大枠のみ決められていてどの様な内容を教えるのかの詳細は、各クラス担任の先生や教科担当の先生方が個人で決められていらっしゃるのでかなり自由が効きいています。なのでGym, Art, Music, Dance, Dramaに関連した 内容の授業を考え、職員会議等で先生方にプレゼンを行うと自分独自の活動を行う機会も増えていくと思います。

特にArtやDanceの授業を考えるのが苦手だという先生も多くいらっしゃいますし、芸術系の教科を教えることが得意な先生方も習字や折り紙といった日本独特のものに興味を持っていらっしゃいますので食い付きがいいです。各州のカリキュラムは各校のホームページや教育委員会のホームページから閲覧できるので参考にしてみてください。  
1月から4月までの4ヶ月間、昼休みを利用して全学年の児童を対象にクラブ活動を行いました。

授業では扱わなかった少し難易度の高い折り紙にチャレンジすることを目標に鶴、コマ、花くす玉、風船うさぎ、イルカ、鮫の制作とメンバー全員参加のプロジェクトとして約2,500羽の折り鶴を用いた学校のロゴのモザイクアートを作製しました。

彼らにとっては難易度の高い折り紙だったため、苦戦していた児童も多かったですが、皆、楽しそうに毎回折り紙に挑戦していました。また、最終日には児童一人一人に賞状とメダルの授与を行い、賞状に書かれた日本語、特に『折り紙名人の称号を允許する』の意味について説明したら興味津々でした。
カナダの子供達は日本より1年早く小学校に入学します。そのため、授業内容を考える際はその点を留意して授業内容を立案することをおすすめします。

例えば、カナダの小学1年生の年齢は日本で言うとこの幼稚園の年長さんの年齢に当たります、仮に日本の小学1年生なら問題ない難易度でも彼らにとっては難しすぎる内容になってしまう可能性がありますので日本の幼稚園の年長さんがやっても出来る内容のものを教える方がいいと思います。

また、どの学年の生徒も日本の生徒と比べ集中力がかなり低い様に思えます。小学5年生の生徒ですらも授業中に教室を歩き回ったりしますので授業を始める前に何かを説明する際は話は短めに、パワーポイント等の視覚資料を用いて集中力を切らせない工夫をした方がいいと思います。教えるものも問題演習や体験することメインに考えてみて下さい。
Gymの授業の2コマを頂いてGrade1 の生徒たちに空手の型を教えました。型と行っても2コマで教えられるほど簡単なものではないので1コマ目で挨拶、受け技、正拳突き、蹴りを2コマ目で立ち方と分けてピンアン2段というもっとも基本的な型を教えました。勿論、カナダでも空手は人気があるので生徒達は興味津々に話を聞き、体験してもらう事が出来ました。授業の最後には自分がデモストレーションとして得意型を生徒に対して見せました。

ただし、注意点もあります。小学生に教える場合ですが他の生徒に対して教えた技を使おうとする生徒がいます。現地の学校は校内での生徒のケガに対してとても神経質です。生徒がケガをしない様、十分な安全対策を考えて下さい。

具体例としては教える前に授業内のルールを伝える、担任の先生にも協力して貰い、興奮して話を聞かない生徒が出てくるのでその生徒が落ち着くまで授業から外れてもらうなどです。もし、派遣中に空手、柔道、相撲、剣道などの武道体験を考えている方がいらっしゃるならこの点に注意してください。

子どもが興味を持ったもの。2年生のクラスで日本について紹介した時、一番役に立った、盛り上がったのは新聞のチラシでした。小学校のビデオや日本の風景は見せましたが、子どもたちにとって広告が一番身近で、さらにわかりやすいもののように感じました。

食料品のチラシから、魚市場、雑貨屋、弱、家の広告まで様々な日本の様子が一度に見られるのでとてもおススメです。また、質問コーナーの時に、日本のどこがオススメか、日本のお金が見てみたいと言われたので、子どもが興味を持ちそうな日本の場所を調べたり(ポケモンセンター等)、日本円を実際に持っていくといいと思います。
研修に参加して1ヶ月が経ちました。日々、新しい生徒や先生との出会いがあってとても充実しています。研修先の学校は日本文化にとても興味と理解を示してくれており、活動しやすくとても居心地がいいです。

活動内容は主にアシスタントとして授業に携わり、生徒からの質問対応や添削等をしていますが、数回授業をさせていただいています。日本文化の紹介や体験に生徒たちはとても興味を示してくれており、やりがいがあります。

英語はあまり得意ではなく、ネイティブの若者は喋るスピードも速くて聞き取ることがなかなか大変ですが、毎日彼らと関わっていると少しずつ慣れてきた気がします。また、他の授業も見学したりしています。日本とは異なる方法や教材などを用いているので、新しい発見があり勉強になります。

自分は、日本の教育状況を改善するヒントがここにはあると感じています。引き続き授業観察や先生たちとの会話をし、気づきを言語化をしていこうと思っています。
3年生のlangageの従業で詩を取り扱うことになり、その一つとして俳句の紹介と俳句作りを行いました。授業では俳句の歴史や作るときのルール、松尾芭蕉についてパワーポイントを用いながら話し、私が作ったプリントをもとにオリジナル俳句を作って貰いみんなの前で発表して貰いました。

 また、担任の先生から生徒たちが17音(17 sylables)で俳句を作るのは難しいとの意見を貰ったため、17単語(17words)に変更したり、切れ字を使わなくて良いようにしました。生徒たちは初めての俳句作りに苦戦しつつも楽しそうに作成していました。

 さらに、生徒たちの前で俳句について話している際に余談として有名な『松尾芭蕉が忍者だった』という都市伝説を伝えると興味津々に聞いていました。次の授業の時に生徒一人一人がみんなの前で自分の句の発表を行い、子供ならではの柔軟な発想の面白い俳句が沢山できました。

 最後に俳句についてですが、カナダでは先生を含め多くの方が『自然』が題材でないといけないという認識を持って居られるので、季節をイメージする事のできる短い詩ということをはじめに説明に加える方が意図が伝わりやすいと思います。その際に人気のスポーツや行事やイベント俳句や季語の例として出すと分かりやすく説明できました。
私が通っている学校では、15時に下校となり、子どもたちは一斉に帰ります。部活動もなく、先生達も会議等がない時には15時30前に帰ることもしばしば見かけます。そのため、日本文化を紹介したい時には、自分から時間を見つけるか、自分で作り出す必要があると思いました。

例えば、社会の授業でアジアについて授業をしたと聞いたので、5分だけでも日本の紹介をさせてもらったり、自由時間に箸の持ち方を教えたりなどです。授業体形には至っていないこともありますが、日本の授業の仕方にこだわらず、伝えることを第一に行動すると、時間を作って伝えることができると感じました。
6歳~10歳くらいの子どもたちは、日本と韓国と中国が混合していることが多く、漢字=中国だと思っている子がほとんどです。また、日本について聞くと、お寿司はかなり有名で話を共有しやすいですが、変わり種のようなものがけっこうあります。特に卵焼きを知らないので、卵焼きをお弁当に持って行った時、かなり興味深々でした。

女の子はキラキラした物が好きな子が多いので、日本の伝統的な飾りやアクセサリーを見せるといいと思います。男の子はソニックやマリオ、マリオ等のキャラクターが好きでゲームの話をよくしています。

ただ、ハロウキティやソニック、ピカチュウ等は既に浸透しており、グッズもこちらで沢山買えるので、単に持って行っても喜ばれません。紹介するなら、日本独自のものを見せる必要があります。
先月、書道をアートの授業の一環として複数のクラスで教えさせて頂き、その授業が好評だった為、第二弾として水墨画の授業を行い、水墨画の基本である『竹』を描いてもらいました。

文字を書く時よりも筆の扱いが難しく、苦戦している生徒も多かったですが、楽しみながら描いていました。
海外でのイベントにいかに馴染むかがとても大切な月でした。海外のクリスマスは日本のお正月と同じくらい重要で大きなイベントでした。伝統料理を作ったり、親戚が集まったりと1年の中でもかなり重要なイベントです。

プレゼント交換をする家庭も多いので、自分で何か用意しておくことをお勧めします。私は日本のお菓子やおもちゃを送ってもらい、プレゼントしました。日本の物といっても、箸やお菓子はこちらでも買えることもあるので、その人の好きなものに関する日本の物を渡してあげるといいと思います。

8歳の男の子にはポケモンのナノブロックとポケモンカード限定品、女の子にはリカちゃん人形をプレゼントしました。とにかく自分にできる精一杯のことで一緒に楽しむことが大切です。
海外研修5ヶ月目になりましたが,研修1ヶ月目と比べて、英語に対する違和感を感じなくなりました。生活上のコミュニケーションもスムーズになり、日本語を使えないことを苦だと感じなくなりました。私の場合,5ヶ月目を終えたことで得られたものという認識がありますが,人によってはさらに早く得ることができる感覚だと思います。

私が今行なっている方法に英会話の動画を上げている方の話し方やフレーズを真似するというものがあります。そこで得たフレーズを実際にホストファミリーの方に使ってみて,反応を確認しながら一つずつ自分のものにしています。この方法が私にとっては有効法でした。これから研修を控えている方で,英語に不安を覚えている人は試してみると良いかと思います。
数十分時間をもらい初めて授業を行いました。7、8歳の子たちへの授業だったので、なるべく端的に興味をひくようなスライドショーを作りました。アニメのキャラクター、特にピカチュウ 、ハローキティ、マリオはみんな知っていました。映像を多く見せたのですが、盛り上がったのは伝統的な建物よりも、キャラクターが出てきたり、食べ物のシーンでした。また、PPAPは何人か知っていて、最後に踊ると盛り上がると思います。
4、5年生のlanguageの授業で広島の原爆投下を題材にした『貞子の千羽鶴』を取り扱う機会があり、その際に、先生に物語に出てくる千羽鶴の作り方を生徒たちに教えて欲しいとお願いされ、実際に千羽鶴を作ることになった。まず生徒たちに日本人どのような時に千羽鶴を作るのか説明し、その後、一緒に願いを込めながら1人、1羽づつ折り鶴を降り、最終的に一つに繋げ千羽鶴を作成した。ただ楽しいレクチャーというだけではなく、授業で扱われた物を題材にした為、学びの面でも強く印象に残る授業が出来たとのではないかと考える。
ホームステイ先や学校では、時々祝日や行事等のイベントが行われます。そのため、予め自分で調べておくとそのイベントを行う意味や言葉を理解しやすいと思いました。また、学校行事では、積極的にそのイベントに参加することが大切だと感じました。例えば、ハロウィンの日には仮装するかどうかは自分次第でしたが、仮装をする事で子どもたちとも距離が縮まり、会話をするきっかけにもなりました。
A person that have a plan to study abroad in some country should talk with foreginer a lot. It is important to talk using English with foreigner. Because speaking is more important than learning a lot of words and grammer. Then, you should become baby. Good luck.  
2018年9月よりカナダの公立校で研修をさせて頂いています。
生徒たちと一緒に遊ぶ、話す等のコミュニケーションを積極的に取ることで生徒たちがどのような事に興味があるのかが分かり、授業案を考える際のヒントになるので是非、休み時間やアフタースクールに積極的に生徒たちと関わってみて下さい。
My first overseas life is often positive for me, and it's a productive time because I can see things in a positive light. The family that I'm in charge of is very kind and considerate, so I can live a relaxed life. Now I'm devoting a lot of my time to English conversation, concentrating on communication and imitating the words that elementary school teachers use for their children. The children and teachers in my class what is in charge of support seem to accept me kindly, and I'm grateful every day. From now on, I plan to challenge at other things and try to communicate with my host family and within the school, while working even harder than before.
研修先でも家でも、「あなたはどうしたいの?」「あなたはどう思う?」と自分の意見を聞いてくることが多いです。そのため、自分の意見を持つことと、はっきりyesかnoか言えることがとても重要だと感じました。学校はかなり自由で、自分から行動することが求められます。

ですが、いざ自分から行動するのは不安で何を伝えたらいいのか分からなくなることもあります。そんな時、学校以外でも、相談できる人と関係を作っておくとよりよく生活していくことができます。英語で話かけることが難しくても、挨拶に関する英語は事前に必ず覚えておいた方がいいと思います。
もうすぐすべてのプログラムが終わりになります。この3ヶ月は本当にあっという間でした。スウェーデンの保育園では、英語を話すことができない子供達とどのようにコミュニケーションをとり、心の距離を縮めていくかが最大のポイントでした。いろいろ試行錯誤の日々が続き、最終的には子供達が予想以上に日本の文化、特に折り紙に興味を示してくれ、最後の1ヶ月は「おはよう!今日は折り紙する?」と聞かれる毎日でした。子供達が楽しそうに折り紙をしてくれて本当に嬉しかったです。6月後半は、人々がバケーションに入り始める時期で、すなわち先生や子供達と少しずつお別れをしていく月でもありました。滞在は本当にあと少しですが、ホストファミリーとの時間を楽しみたいと思います。
先週9ヶ月間の研修を終えました。
今回の研修を通して日本とフィンランドの教育の相違点と共通点、働き方や文化など本を読んでいるだけではわからないたくさんのことを経験し、学ぶことができました。また、研修先の学校の先生や子どもたち、ホームステイを受け入れてくださった皆さんに本当によくして頂き、毎日とても楽しく生活することができました。今後は今回の経験を多くの方と共有し、意見をもらうことで自分の中でさらに学びを深められたらなと思います。
研修最終月の5月は前半3週間は通常通りの授業を行い、最後の一週間は授業はなく各クラス担任の先生によって何をするかを決め自由に過ごしていました。外へ出てドッジボールやサッカーをしたりするクラスもあれば、教室内でディスカッションをしたり調理実習をするクラスなど様々でした。私自身はどこへ配属されるというわけでもなかったので、色々なクラスを回っていました。  

そして週の終わりには6年生と9年生の卒業パーティが別の日に行われ、それぞれが新たな門出を祝っていました。大規模な学校ではないので、とてもアットホームな雰囲気で、私自身も楽しむことができました。また当日は浴衣を着ていき、日本文化の紹介もできたので良かったと思います。何かあったときのためにと持ってきた浴衣が最後の最後で役に立ってよかったです。
この6/2(土)を持って4ヶ月研修させていただいたMetsäkylän Yhtenäiskouluでの生活も終わりを迎えました。
この4ヶ月で得たものは大きく、この場に全てを書くことは出来そうにないので特に大きかったと感じた2つについてご紹介いたします。

まず1つはフィンランドの教育がどのようなものなのかという事を肌で感じ、頭だけで理解するのではなく自分の行動や考え方としても吸収できた事です。教員一人一人が自立して責任を持つ事で各自の自由な授業運営をしていました。生徒に関して言えば、生徒一人一人に対して様々なサポートの仕方があるが、肝心なのは生徒全員がサポートを受ける権利があり全スタッフが生徒に対してサポートを当たり前のように自然に出来ているという事も知り、感じる事が出来ました。

また2つ目は本当に学校のスタッフの一員として扱ってもらった事です。私も実際に3ヶ月間受けもたせてもらった"Japanese Club"では本当に教員のように全てを任せてもらい、自分で考えて自分で工夫し、時には分からない事や悩んだ事を他の先生や校長先生に相談した際には待ってましたと言わんばかりにたくさんのディスカッションにアドバイスをいただきました。
スウェーデンの時間の進み具合がとてもゆっくりなことにまず大変驚きました。私は日本の中でも都市部の生まれなので、小さな町で静かな時間を過ごしていることに感動しています。ホストファミリーも町中の人も誰も急がずゆっくりで、対する私は何かに終われるようにせかせかと歩いていることに気がつきました。日本では、電車を逃すまいとか、人の流れが早いとか、遅刻しそうだとか、何かと常に早歩きをしていたのだと思います。滞在し始めて2ヶ月が経ちますが、だんだん気持ちがスウェーデン人に近づいてきたような気がします。何にも急がず、fikaを楽しむ余裕を持てています。保育園に通わせていただいていますが、スウェーデン語である程度のコミュニケーションを取れるようになってきたので、最近また心の距離がぐっと縮まった気がします。
今月からJapanese Clubというクラスを週に2回受けもたせてもらっています。対象は英語を学び始めている小学生3年から小学生6年生までです。日本文化や日本語についてより詳しく紹介しています。全8回の授業スケジュールで平仮名を全てかけるようにしよう、というのが1つの目標でもあります!

最後の1ヶ月は通常の授業だけでなくフィンランド特有のプロジェクトなどを見せてもらいながら、これまで以上に充実した月にしようと思います!
寒くくらい冬も終わり、気温的にはまだ春とは思えませんが日の長さから春の訪れを少しずつ感じる季節になってきました。冬至の日を超えてから日は徐々に長くなり、今では5時過ぎには日が出て、21時過ぎまで落ちなくなって来ました。気温的には日本の冬の始まりくらいですが、日が出るととても暖かく感じるので、コートを着なくても外出できるようになってきています。そんな春の始まりとは裏腹に、学校の1年間はもうすぐ終わろうとしています。6月2日で一年間の学校期間が終わりますが、その1週間前からは日本と同じように特別時間割になるため、実質残りひと月となりました。私が持っている日本文化クラブは4月いっぱいで終了するため、残りひと月は体育の授業補佐等の仕事をすることになります。
日本文化クラブでは書道と折り紙をメインにやっていますが、児童生徒から日本の生活を知りたいというリクエストを受けたため、前回それについてのレクチャーを行いました。ただ説明するだけでは面白くないので、クイズを混ぜたり、実際に日本にいる友人に動画や写真を撮って送ってもらったものを使用してリアリティを出したり、少しの工夫をしてみました。すると、日本のリアルな生活を感じることができたようで、児童生徒たちにはとても満足してもらえました。
4月1日前後のイースター休みも終わり、実習もこれから6月頭まで残り7週間となりました。相変わらず週に一度の日本文化紹介クラブで習字や折り紙を児童生徒と楽しみ、それ以外の時間は体育があれば体育の授業の補佐、なければ英語の授業に顔を出したり様々な授業を見学しています。

体育の授業では何度か授業を持たせていただいたので、バレーボールを実践したり、日本式ドッジボールを紹介したりしました。特にドッジボールはフィンランドにもありますが、ルールが日本とは少し違うところもあり、日本式も児童生徒には好評でした。また来週の選択体育では、現地の先生がインターネットで日本の枕投げ大会の様子を見て気に入ったらしく、それをやることになりました。まさか枕投げを体育の授業でやるとは思ってもいませんでしたが、授業案も先生方と協働で作成しているので実践が楽しみです。
現在はイースター休暇で学校も休みです。イースター休暇は基本的に図書館などの公共施設などもしまってるので基本的に家で過ごしています。フィンランドもこの時期は朝と夜は少し冷えますが昼間は7,8℃くらいまで気温も上がり、春の陽気を感じ始めています。日照時間も長くなってきており、最近では20時くらいまで明るいです。

イースター休暇に入る前は学校の子どもたちと一緒に折り紙でうさぎを作りました。うさぎの折り紙は何種類かあると思うのですが簡単なものが多くて、子どもたちも楽しそうに作っていました。以前に折り紙をした時はクリスマスバケーションに合わせてサンタクロースをみんなで作りました。季節や行事に合わせて折り紙の題材を決めていくと、何にも関係のないものを作るより、子どもたちも楽しそうに作ってる印象を受けます。残りの実習期間も2ヶ月となったので残された日々を大切に過ごしていきたいです。
研修も残り2週間となりました。最近は、7年生のクラスできらきら星を日本語で歌いました。リズムが英語版なので歌いやすく、日本語とローマ字でタイプしたプリントを渡すと、星って何?などたくさん質問してくれました。そのあとに、妖怪ウォッチのダンスを踊りました。妖怪ウォッチがすごく人気で、みんなすごく楽しそうに踊ってくれました。

5年生のクラスでは、ラジオ体操もしています。ラジオ体操を声に出して楽しそうにする子供たちは素直ですごく可愛いです。来週はアデレードの8年生のスピーチコンテストがあるので、それに向けて、生徒の練習をお手伝いしています。残り短い間ですが、悔いのないように過ごしたいと思います。
現在はタンペレの実習校を離れ、トゥルクにある別のクリスチャンスクールに滞在しています。ここはフィンランドでも珍しい寮のある学校で、7年生以上の約40人が寮で暮らしています。またここはプレスクールから高校3年生までの全13学年がありますが、生徒総数は少なく、1,2年、3,4年、5,6年で各一クラスしかありません。学校の敷地は約6haと東京ドームより一回り大きく、海にも面していて開放的な環境です。ここでは主に体育の授業に参加したり、英語の授業で日本の紹介をしたりする予定です。

Finland第二の都市Tampereにバスで50分ほどのMetsäkylän Comprehensive schoolという学校に研修に来ています。日本で言うと小中一貫校と言うところでしょうか、1年生から9年生まで合計600人程度の子どもたちが通っています。教職員は50人程度です。

各クラスに担任の先生が1人いらっしゃるのと、全クラスを5つのグループに分け各グループに1人英語教員がいます。また各グループに2~3人学習や生活態度に問題のある子どもを見るための教員がいます。(アシスタントティーチャーと呼んでいます) 子ども一人一人への支援がとても厚く、給食も無償で、英語専門の教員が小学校にもいるというこの教育に手をかけ具合は素晴らしいとただ関心している毎日です。

学校に行き始めてから2週間程度経ちましたがこの2週間は学校に慣れるため他の先生の授業補助をして回っていました。英語が中心ですが、教科に捉われずに体育や家庭科、技術に音楽と様々な授業のお手伝いをさせてもらっています。
2月で節分だったので、節分に関する授業をしました。豆まきの様子をユーチューブかみせたり、折り紙でだるまを作ったりしました。子供たちはみんな折り紙がすきです。でも中には上手く折れなくて諦めそうになる子もいたので、授業でやる分には簡単な折り紙を提案したり、子どもたちをしっかりみて、付いてきているかどうかの確認をするのが大事だと実感しました。

またダンスも子どもたちは好きなので、恋ダンスの動画をみせると真似して踊っていました。いただきますのポーズも恋ダンスを通して教えることができました。
1月から隔週での日本クラブがはじまりました。先月は日本語でのあいさつや、日本についてのクイズ、日本語での名前の書き方、書道、などを行いましたが、特に書道の時間では生徒たちが強く興味を示してくれて、自分で好きな言葉をスマホで調べて難しい字を日本語で書くのにトライしている子もいました。

今までも私が今いる市では電子教材が多く取り入れられていましたが、今年に入ってからは、学習アプリの活用についての教員向けの研修も多く開かれ、ますます授業にICT機器が多く使われるようになりました。もちろんそれらの導入には費用もかかりますが、子どもたちのモチベーションの向上や教員の負担軽減など多くのメリットがあります。将来的に日本の学校現場にも多く活用されてくることが予想されるので、ICT教育先進国であるフィンランドの取り組みを身近で学ばせていただけることにとても感謝しております。
1月に入り、週一回60分(計10回)の日本文化教室がスタートしました。3~9年生を対象に、自分の授業がない人に募集をかけたところ、5,6年生を中心に13名(+放課後の学童のようなものに残っている1,2年生1名ずつ)が参加することになりました。教えることの中心は書道ですが、時折折り紙や日本の生活文化等の説明も加えていくつもりです。道具は日本から持参した半紙約400枚と筆2種類それぞれ13本ずつ、墨汁を使っていますが、現地のアマゾン的役割のeBay.comというサイトでも取り扱っていました。もし教具が足りなくなればここで調達しようと考えています。5,6年生が中心ということで、まだ英語がそこまでできない児童生徒たちなので、授業は基本的に私が英語で話し、フィンランド人の先生がフィンランド語に通訳をして進めています。
In December, you can enjoy many Finnish event. I visited many school's workshop and ceremony for independent day. And I did workshop about Japanese culture at junior high school. 

On last week before Christmas holiday, most of school don't have normal lesson. We enjoyed Christmas event and party in school. I hope you can also enjoy Christmas time. 
クリスマス休暇に入る前に小学校高学年のクラスで「日本のクリスマスとお正月」というテーマで授業をさせていただきました。手作りで福笑いを作り、実際に子どもたちに遊んでもらいましたが、とてもいい反応を得ることができました。

また、はじめてクリスマスを異国で過ごし、同じ「クリスマス」というイベントでも日本との違いを強く感じました。こちらのクリスマスは日本でいう正月と似ていて、家族でゆっくりと過ごすことが多いようです。お店や公共交通機関も24日の午後から26日の朝までは閉まっていることも驚きでした。
Three months have passed since I came to Finland.

Now, I satisfied with everything in Finland life. The most important reason is that I can challenge everything I want to do.
In this month, I challenge to do sport festival in Finland school. I have prepared for this event for two months with my friends and teacher. I had a great time with everyone.

I also started Japanese club at high school. I also did workshop about Japan for 3 days at junior high school. There are many chances to do what I want to do in Finland. I appreciate everything in Finland. I'll enjoy and try everything.
11月の1か月間は本研修校を離れて、中学校卒業後の特別支援を必要とする生徒のための専門学校(職業訓練校)で活動させていただきました。

フィンランドでは、特別支援学校中等部や通常の学級の支援級卒業後は、特別支援学校高等部ではなく、主にこうした専門学校(職業訓練校)への進学となるようです。調理、メディア、木材加工、コンピューターなど様々な専門領域のクラスに加えて、その専門を決めるためのクラス(VALMA)、将来の就労や自立した生活の準備のためのクラス(TELMA)があります。

半月ずつ入らせていただいた2つのTELMAクラスでは、それぞれ生徒が必要とする支援やその度合いが異なっていましたが、どちらのクラスでもクラス担任の他に多くのアシスタントの先生(教員ではない)がついていて(そのうちの一つのクラスでは、マンツーマン)、生徒たち一人ひとりがとても手厚い教育・支援が受けれているように思いました。そして、どちらのクラスも先生とアシスタントの先生との間での情報共有・意見交換が活発に行われていて、チームの連携を強く感じました。

専門学校なので、日本の特別支援の生徒の一般的な進学先である高等部(普通科)との簡単な比較はできませんが、より就労への実践的な経験を積む時間や、個々、少人数での活動が多かったです。障害者の就労についてはどちらの国でもまだ厳しい現状がありますが、学校を卒業した後の特別支援の生徒の将来について考える、よい機会となりました。

現地に来て1ヶ月が経ち、学校生活および日常生活にも慣れてきました。フィンランドということで、公用語はフィンランド語とスウェーデン語とされていますが、それらが話せなくても日常生活には支障はありません。実際私は日本でフィンランド語の勉強をほとんどせず、最近はしっかり取り組むようになりましたが、まだまだ話せるレベルには達していません。しかし買い物をするにしてもバスに乗るにしても、周りの人ほとんどが英語を話すことができるので、それほど心配はいらないと思います。

しかし学校では違います。教師はもちろん英語を話せますが、児童生徒たちは別です。小学3年生から英語を学び始めるとはいえ、大人のようにスラスラと話せるわけではありません。またフィンランド人の性格は日本人と似ているところがあり、人々はあまり話をせず他人との会話にはとても消極的です。そんなフィンランド人の子どもたちが、慣れてもいない英語で話しかけてきてくれることはとても稀です。

1ヶ月経ってやっと生徒たちの輪の中に少しずつ入れてきてはいますが、きっとフィンランド語が少しはできれば、もっと早く溶け込めたと感じます。今の目標は、自由時間はとにかく勉強、子どもたちと積極的にコミュニケーションを取るために必死に勉強します。
こちらでの生活が始まり3週間がたちました。日々の生活にはかなり慣れてきてます。こちらに着て間もないころは朝7時までには目覚めていたのですが、最近は7時30分くらいに起きてます。パンも今まで2枚しか食べてこなかったですが、もう1枚ほうばるようになったし、コーヒーもおかわりできるくらい遠慮しなくなりました。

肝心の活動ですが、折り紙と歌を紹介してきました。基本自分から「これやりたいんだけどやらせてくれない」といった積極的な発言などはまだせず、「次の時間なんかやりたいことある?」みたいなことを先生たちから尋ねられて「あ、時間もらえるんならこれやりますね。」みたいな感じです。これだけ聞くとやる気がまったくないやつみたいに思うかもしれませんが自分は決してやる気がないというわけではありません。

そもそもの僕の目的がフィンランドの教育が見たいというものなので日本の文化の紹介というものに意識が向いてこないだけなのです。しかし、世の中はgive&takeであります。フィンランドの教育を見せてもらった分、こちらとしてもそれ相応のお返しをしようと思っています。アイデアはあるのですが、それをするためにはどうしてもフィンランド語を覚えてからにしたいのでもう少し後のほうで。

あ、そうだ。日本の歌紹介では「こぶた・たぬき・きつね・ねこ」の歌を紹介したんですけどめちゃくちゃ反応よかったです。先生からもかなり褒められました。ちなみにこの歌は前に僕の先輩が授業でやったよということを言ってたのを思い出して使わせていただきました。先輩ありがとうございます。
ぜひ、活動中の皆さんもこれから活動する皆さんも「なんかやって」と当日無茶振りされた時には使ってください。
フィンランドに来て7か月がたち、少しずつフィンランドでの会話も増えていっていますが、やはりまだ子どもとの会話で不自由を感じてしまいます。

算数の授業の時、アシスタントとして、子どもにフィンランドで教えることも多いのですが、スムーズに話せたり、言いたいことが思うようには言えない分、伝え方にも制限がかかってしまいます。

残り期間も短くなってきましたが、近くの大学や図書館で開かれているフィンランド語カフェや、市が無料で提供しているフィンランド語レッスンに積極的に参加し、最後まで語学力も高めて研修に役立てたいと思います。
フィンランドの私立学校に来ています。学校内には電子黒板やeブックなど最先端の技術が見られ、日本の最先端を行っている学校とほぼ変わりない方法がとられています。

生徒数も一クラスにつき約20名となっており、日本より少人数クラスがほとんどです。プログラムが始まってまだ初日ですが、最初は自分の専門である体育の授業の見学および少しのサポートがメインになってくるようてす。

年末から週に一度、日本文化(特に書道と折り紙)を教えるクラスを持つようになります。冬はとにかく寒く、また日照時間も少ないので体調には気をつけなくてはいけないと思います。
なによりも感じているのは、オランダの人はみんなフレンドリー。子ども達も先生方もとても優しく気にかけてくれ、学校に馴染むことができています。

しかし、やはり課題は言語。たしかに先生方との会話、保護者の方との会話は英語で成り立ちますが、子ども達が言ってることが分かったらと思わずにはいられません。しかし、そんなことをい言っても始まらないので、今はホストファミリーから教えてもらったり、学校で6.7歳の子ども達と一緒にオランダ語の授業を受けたりして、オランダ語を勉強しています。

わたしが英語しか話せないということで警戒していた子どもたちも、あいさつや声がけなど簡単な言葉でもオランダ語で行うと、嬉しそうに返してくれます。

英語が自信がない子ども達も、わたしが上手ではないけれどオランダ語を話しているのを見て、完璧じゃなくてもいいんだ、ちょっと話してみようと思ってくれたようです。

わたしが話そうとすればみんなにその気持ちは伝わるのだと感じています。ぜひ、英語圏以外にいく方は、その国の言語を学んでおくと絶対にプラスになると思います。
8月の中旬になって夏休みが終わり、いよいよ新学期が始まりました。こちらでは夏休みが終わると新しい学年が始まるので、休みの間宿題はないようです。

各学年に一人程度の転校生が仲間入りをしたり、6年生は初めてのスウェーデン語の授業が始まったり、新しい先生が来たり、新しいことが目白押しで、学校全体がワクワクしているのを感じました。

私の研修校では、6年生と1年生がペアを作り、これから1年間6年生が様々な面でサポートしていきます。学校案内から始まり、声かけ、学校全体で集まる時には一緒に座って注意を促すこと、また冬になればスケート靴を1年生に履かせるのは6年生の役目になります。彼らはすでに十分独立していて、これまでの6年生の行動を見てきているので、初日から戸惑っている様子は見られませんでした。

私の研修については、この学期から本研修校を出て、他の研修校を回る予定でしたが様々な事情が重なり、しばらくは本校で活動することになりました。こちらでは全ての学年と活動をし終えており、そして近々大きな行事があることも重なり、日本文化紹介という時間も取れず、授業を見学、机間巡視、コピーや教科書を運ぶ雑務等をしています。少し空白のような時間で、モヤモヤする時もありますが、次の活動に向けての準備期間と考えて、アイデアを練ろうと思います。

また、今年の夏に一番好評だったのが浴衣です。見せる機会があれば...くらいに思って持って行っていたのですが、ぜひ着たいとのリクエストがあったので、みんなで着る日を決めました。とは言っても恥ずかしながら、今まで人に着付けをしたこと、ましてや自分で着たこともなかったので、急いで動画を見ながら練習しました。

なんとか着付けもでき、すごく満足してもらえましたが、日本にいる間に、1度だけでも着付け体験教室にいっておいたほうが良かったかも、と思います。私はネットで浴衣と帯と下駄のセットを安く購入し、紐の代わりにストッキングを代用しました。
2か月の夏休みが終わり、新学期がはじまりました。

今学期からは、英語のクラスのアシストとして入ることも多いのですが、英語がよく話せるといわれているフィンランドの生徒たちも、やはり日本の生徒と同じように間違いを恐れて自分からはあまりしゃべれないという子が大半です。

こちらの英語の先生も、生徒たちがミスを恐れて、恥ずかしがってしゃべれないことが課題だとおっしゃっていました。今は、学校の中では唯一の外国人の先生という立場でいるので、積極的に児童・生徒にしゃべりかけるようにしながら、どうしたら彼らに英語を恐れずに話してもらえるようになるか、日々模索しています。
フィンランドの夏は、明るい夜が続きますが、少しずつ日が落ちるのが早くなってきたような気がします。先月は、モッキ(サマーコテージ)に行き、ボートで湖を探索したり、別のコテージでは湖で泳いでサウナに入って外でグリルをしたり...とフィンランドの夏を楽しみました。こちらでは、多くの家庭が森の中や湖の近くにコテージを持っていて、夏休みはそこで過ごすようです。レンタルされているコテージもあり、自分達で薪を割って火を起こしてサウナを温め、湖からの水を汲んで蒸気をたたせるなど、日本の都会ではなかなか経験できない素敵な時間を過ごすことができました。

 後半からは、夏の間に開かれているフィンランド語の講座に参加しました。1週間のものがレベルごとに開かれていました。様々な国から様々な目的で生徒さん達が集まっていました。基本的には英語で行われますが、先生が語学堪能な方だったので、ロシア語も話されていました。ちなみに、その学校は研修地ではなかったので、近くにアパートを借りて通っていました。

 フィンランド語を日本で使うだろうか...、もちろんこの研修中に使うというのが第一目的だけど...と最初は少し迷っていました。でも授業を受けている生徒さん達と話すのはもちろん英語で、授業も英語なので、英語もかなり練習できました。その一方で、英語が苦手な方も受講されていましたが、基礎は日本で勉強されていたからか、不自由なく楽しく受講されていました。とても楽しかったので、残り半年は地元のカルチャーセンターで講座を続けようと考えています。
夏休み前の一週間はほとんど通常の授業は行わられず、クラスや学年ごとに遠足に出かけたり、学年末の発表会のようなものが行われるなど様々な行事がありました。

その中で特に印象に残っているのが、学校の隣にある教会(正確には教会とは呼ばないみたいですが)のような場所にみんなで訪れ、お話しを聞いたり、賛美歌を歌うなどしていたことです。

日本の国公立学校は特定の宗教のための宗教的活動はしてはならないため、フィンランドの公立学校であるここでの、この活動は非常に大きな衝撃を受けましたが、同時にフィンランドはキリスト教の国であるということを強く感じました。
早くもカナダでの生活が始まり、1ヶ月が経ちました。
初めの3日は天候が5月にして雪が降るなど悪く、時差ボケのせいか睡眠を十分にとることができず、気分も落ち込みホームシックにかかってしましました。4日目から学校が始まると温かい先生方、生徒に恵まれ予想以上に早く馴染めそうな気がしています。

授業に関しては、幼稚園生から4年生までの英語、その他の授業のサポート、日本文化についての授業などを行なっています。
中学生~高校生の生徒に向けては初日の授業でどんなことに興味があるか質問したところ、日本の歴史に興味があるということだったので今月は歴史について(特に興味を持ってもらいやすい侍時代 鎌倉~江戸時代)授業を行なっています。また、3日間のフィールドトリップに引率することができ、生徒との距離も縮めることができたように思います。

週末はホストファミリーや学校の先生方とカヌーや釣りをしたり、文化イベントに参加したりと充実した週末を過ごしています。

授業についてはまだまだ一方的な講義形式になってしまいがちなので活動や生徒とのコミュニケーションを取り入れた授業を行えるよう工夫していきたいです。

あと1週間ほどで夏休みが始まります。この長期休みを利用し、英語力の向上のための勉強、授業準備をしっかりと行い新学期に備えていきたいと思います。
今月はいつもの授業見学、日本文化の授業に加えて、特別教育支援の先生にアポをとり、お話しを伺いました。フィンランドは特別支援学校が少なく、各学校に特別支援教室や特別支援教育専門の先生がパートタイムでやってきます。

色々な点で日本と制度が違うことにも勿論驚いていますが、今回のお話で最も印象に残ったのは私達が思っている以上に障がいに対してネガティブなイメージもポジティブなイメージも持っていないことでした。

子ども達は子ども達なりに考え、特別支援教室に通ってくるし、ここにきて初めて「なぜ自分は~ができないのか」理解する子もいる。そのスタンディングモーメントに関われた時が一番やりがいを感じると先生は言っていました。

進路を決めるときや何かに悩んでいるとき、私達はよく過去を振り返って(=ディファイニングモーメント)、自分の軸や原点を探します。ここではその瞬間をスタンディングという、それがとても新鮮でした。
5月の上旬に、学校の少人数の研修旅行に参加させていただき、ハンガリーのブダペストに行ってきました。ブダペストの観光に加え、在ハンガリーフィンランド大使館やハンガリーの小学校への訪問など、貴重な経験をさせていただいたと思っています。特にハンガリーの小学校への訪問は、少しの時間ではありましたが、ハンガリーの教育現場を直接見ることができ、学ぶところの多いものとなりました。
フィンランドに来て2ヵ月が経ちました。
最初の1ヵ月は慣れる事に必死で、出来るだけ多くの授業に出て見学し、質問をしていました。2ヵ月目に入る頃には何となくわかってきた気がした英語。先々週くらいから今までより意思疎通が難しくなったように感じました。英語の市民向け講座に出たり、家でも英語のディクテーションなど積極的にしていたはずなのになぜなのか、考えた末に思ったことは、話す内容が今までより込み入ったことになってきたからだとわかりました。「今何してるの?」から「なんてアドバイスしたの?」に、「何を描いているの?」という質問に答えてくれる生徒もただ描いている対象を単語で答えることから「なぜこの対象にしたのか、何を伝えたいのか」など話してくれるようになってきました。(先生がそう促してくれています) それらに対して、語学力がついていかず、もどかしい気持ちの2ヵ月目でした。

授業は折り紙の授業を3コマ開催しました。
こちらもまた、何を作ろうか、何を教えようか悩みました。授業はindustrial art(工業デザイン、空間デザイン)だったので、ただ折り紙を作って教えるだけでなく、何か授業に結びつけて考えたいと思っていました。0D(点),1D(線),2D(面),3D(立体)を、折り紙を通しても感じてほしい。悩んでいた時、先生から「issey miyake」を知ってるかと聞かれました。三宅一生は世界的なファッションデザイナーで、作品に折り紙や紙のプリーツを活用しています。伝統的な芸術というだけでなく、最新のファッションにも組み込まれているということを伝えることで、少しは生徒の興味を引くことが出来たのではないかと思います。ちなみにボツ案は「ミウラ折」で、宇宙開発に繋がっていることを組み込むこととミウラ折体験でした。折り紙をしよう!だけで盛り上がれる年齢でもない高校生は、興味を引くのがとても難しいと思いました。

今月は書道の授業を3コマと、秋学期に向けた授業に関する会議がありまし。また、英語の講座も週3日に増えました。頑張りどきだと思うので、体調に気を付けて、環境を生かしてしっかり成長したいです。
フィンランドに来てはやくも2か月弱が経ちました。毎週木曜日に市が無料でひらいているフィンランド語講座に行き、また、時間がある時に日本語で書かれている本を使いながら独学でフィンランド語を勉強しています。

数字や簡単な単語を覚えたため、最近は算数の授業のアシストができるようになってきました。それでもまだまだ子どもたちの言っていることがわからないため、より熱心に勉強しなければならないなと日々痛感しています。

先日、3年生のクラスで折り紙でのモンスターボールの折り方を教えたのですが、ひとつ折り進めるたびに想像以上に子どもたちがとても興奮して喜んでいて、私自身もとても楽しんで教えることができました。
今月の目標は「慣れること」でした。どんな授業がどんなペースで行われているのか、先生と生徒の1日の流れを知り、その中で自分ができることを、できる時間を探そうと思いました。

美術科の先生は3人で、1人あたり1週間に4コマ、各コマ3講義で1単位なので計12講義をこなしています。同じ内容の授業を同じ先生もしくは違う先生が持っている場合もあるので今期(第4学期)は全部で8コマ×3講義の開講で24講義、毎週順番に見れるだけ沢山の授業を見学しました。

どのコマも予想以上に内容が先進的、専門的で、少人数制ということもあって非常に丁寧な指導がされていました。最初の1・2週間は見学しているだけで「あの人は誰?」という目線を痛い程感じましたが、逆によく目に入るよう長い時間学校にいることで慣れてもらいました。

先進的、専門的な授業が進む中、1年間しかいない自分が、日本に興味のない生徒にも何かを得てもらうために何が出来るのか、絶賛考え中です。日本の言語はひらがな、カタカナ、漢字と種類が多い上、とても繊細な描写ができます。また、日本の伝統色も言語同様に様々な由来を持つものが多くあります。生徒達の色彩感覚、感度の幅を広げられるような授業を作りたいと思った1ヵ月でした。

 今学校ではノロウイルスがとても流行っていて、私も来て一週間も経たない間に感染してしまいました。その後脱水症状を起こし、救急搬送されるまでにいたり、とんだスタートとなってしまいましたが、おかげでフィンランドの人々の多くの優しさを感じることができたと思います。また、フィンランドの社会は、病欠をとることに関して寛容であったことがとてもありがたく感じられました。

そのため、この数週間あまり学校にはいけませんでしたが、その分良くも悪くもフィンランドの医療システムについて少し詳しくなりました。フィンランドでは、公立の病院も私立の病院もどちらも事前予約が必要です(救急搬送されたときは公立の病院に運ばれますが、このときだけは予約はいらないみたいでした笑)。フィンランドの社会保険が受けれる人は安い公立病院に行く人ももちろん多いみたいですが、予約してからの期間を含め、長く待たなければならないことがほとんどのため、高価であるが待ち時間のほとんどいらない私立の病院を選ぶ人もまた多いそうです。

海外旅行保険などに加入している人は私立の病院にいってもデメリットはほとんどないと思います。ですが、いくら保険に加入しているとはいえ、私立病院で診察と血液検査だけを受けて130ユーロ以上かかった時はさすがに驚きました。日本の医療保険制度は想像以上に恵まれているものなんだとはじめて実感しました。
あと数日で約半年間のフィンランド生活が終わり、4月からは大学生活最後の1年が始まります。

2月後半からは冬休みが始まったので、私の研修は中旬で終了。その後は日本から来てくれた大学の友人とフィンランド国内の旅行を満喫しました。クリスマス休みの時には見られなかったオーロラも、2日連続で観測に成功!最後に新たな体験がまた一つ増えました。カメラでは緑に写るオーロラは、肉眼で見るとなんと白かった!ただデジタルカメラでは限界がありました。一眼レフカメラをお持ちの方はぜひ素敵な写真をラップランドで。

また、東北出身にも関わらずスキー経験がなかった私ですが、Lahtiで開催中のノルディックスキーの大会をTVで毎日ホストファミリーと観戦。それをきっかけに、田舎ならではの広大な家の前の敷地でスキーも初体験!いつもよりは暖かいと言われたフィンランドの冬ですが、大満足です。

今度来るときは、今回のインターンでは体験していない夏、特に白夜をを楽しみに、またフィンランドに戻ってきます。半年間、たくさんの人に、ものに、感謝です。ありがとうございました。
あっと言う間の4ヶ月でした。行く前に留学先でやりたいことリストを作り、最後にそれがどれくらい達成できたかを確認しました。すべてをできたわけではありませんでしたが、目安としてわかりやすかったです。外で過ごしたことにより、日本の不思議な文化や習慣をたくさん感じることができました。
研修も残りひとつき。帰国後にやらなければならないことのリストが頭をよぎるようになりました。帰ったら満足いくまで日本食を食べたい!という気持ちが膨らみつつ、もう帰るのかと名残惜しい気持ちも膨らみます。いつでもどこでも、フィンランド人みんなが笑ってくれる私の自己紹介が、「サルミアッキ」というお菓子が好きじゃない!という話。いつもここから話が広がりますが、この話題を使う機会ももう多くありません、少し寂しいです。

さて今月は、現地の方向けの日本語講座にお邪魔しました。講師はフィンランド在住の日本人。久々の日本語。外国人の視点から見ると面白い言語ですね。そして、この講座で出会った方から小さなコンサートに招待され、「カンテレ」という民族楽器の演奏を聞く機会に繋がり、日本人講師の方からは近くに住む留学中の日本人を紹介していただき...というように、面白いほど出会いが広がるフィンランド。ひとつだけの行動でも、そのひとつの行動がすべてを変えます、予想外の何かに繋がります。海外だから、より強く実感するだけなのかもしれません。でも日本でだって同じです。とりあえず、余裕のある時に、何か一つだけ、行動してみることをおすすめします。きっと素敵な出会いが待っているはず!
12月は前半の約半月が登校日、後半は冬休みとなり、のんびりと過ごしました。また独立記念日やクリスマスなど、イベントも多いひとつきでした。クリスマスを目前に控えた学期末の最終日、研修校では日本の文化祭のように歌を歌ったり、ダンスを披露したり、ゲームをしたりと生徒たちはリラックスした様子。小学校では学習発表会のように家族や地域の方々も前にして、学年ごとに劇や楽器演奏などを披露して、楽しげな様子でした。

後半の休暇では、フィンランドのクリスマスをホストファミリーと過ごし、教会でオペラ鑑賞、クリスマスマーケット巡りなどをしてゆっくりしました。タンペレやロヴァニエミなど、休暇を利用し旅行もできたのでとても満足。これまで、一人でどこかへ行ったらその地域のミュージアムと教会には必ず行っていましたが、皆さんにもお勧めです。同時に、帰国したらもっと日本中、名所と言われる場所も、身近な地域の見どころも、色んな場所を訪れようとも思いました。住んでいるからこそ、知らないこと、気に留めないこと、気づかなかったこと、たくさんある気がします。
折り紙をフィンランドでいうプレスクール、日本の5歳児に教えてきました。まず紙を半分に合わせておるということが難しく、私の教え方にも問題はあったと思いますが、なかなか難しかったです。しかし、折り紙への興味はとてもあり、1つ教えた後も、作りたいと子ども自ら声をかけてきたときには驚きました。
今月も研修校に加えいくつかの学校に伺いました。そして研修校の外での経験のほうが印象に残ったひとつきでした。初めて伺う場所では8月9月は日本紹介の話のつかみにポケモンGOが最適でしたが、PPAPへ流行りと話題は移り、今では漫画とアニメに落ち着いています。フェアリーテールが一番人気の模様です。

今月のメインは料理。研修校ともう一つの中学校で日本食をつくりました。メニューはお寿司とお好み焼き。日本人はどちらも感覚や目分量で作る料理ではないでしょうか。日頃料理をするときに使う英単語の知識のなさに愕然としつつ、インターネットで適切な分量を調べるのに苦労したのがいい思い出です。巻きずしをつくりましたが海苔の苦手な人がほとんど。けれど、巻きずしの内側に海苔があれば(気づかずに)食べられる、という人もいます。お好み焼きは大好評。日本から持参した粉末の本だしとかつお節が活躍しました。

学校以外では幼稚園・プレスクールと老人ホームへ。プレスクールでは全力で遊び、折り紙でピカチュウを折り、老人ホームでは美術選択の中2と高齢者が一緒に作品づくりをする場にお邪魔しました。フィンランドでは誰もが英語で話しかけてくれるのでコミュニケーションに不便を感じませんが、この二か所は英語が通じないのでフィンランド語を使ういい機会。そして満足な意思疎通もできないのに一番別れを惜しんでくれるのもこういった場所。毎回心が温かくなります。

日本でも生徒と高齢者の交流をはじめ地域とのつながりはありますが、こちらのほうがより積極的。小1と中3が一緒に家庭科、スウェーデン語の授業と歴史の授業が合体、など周りを巻き込んで深い学びができる機会が充実しています。しかし最近の先生方やニュースの話題は小4の算数と理科の学力低下。ITに強い国だけあり、子どもたちのスマートフォンなどが問題だという課題の面は日本と同様のようです。
今回は皆さんの報告でも目にするフィンランドと日本の教育現場の違いについて。一言でいえば何もかもが臨機応変、フレキシブル。

例えば、open school(文化祭のようなものですが日本ほど凝っていません)の準備で、地域の歴史や学校について調べるグループ。2人一組で周囲の学校にアポなし訪問。とりあえず校長先生にこんにちは。その後は、インタビューしに来ました。あら、そうなの。どうぞ。と授業中の先生が廊下に出てきてくれたり、教室に招き入れてくれたり。

あるいは、フィンランドの学校には学校図書館やプールがありません。そこで使うのは市立図書館に、公共の体育館、スタジアム、競技場(サッカー、野球、陸上など、公式の試合にも使えるほど立派)。学校周辺に充実した施設が備わっているので、先生が付き添わずに、数人の生徒が授業中に町の施設へ行くこともしばしば。今の日本では不審者が、安全が、責任の所在が、手続きが、と難しいのではないでしょうか。どんなに小さな学校でもそれぞれの学校に一つずつ設備が備わっている日本、個々には何もないけれどその分公共の施設が豊かで地域と繋がる場にもなるフィンランド。皆さんはどちらが好きですか?
さらに小中学校の建物に歯医者さんや心理カウンセラーのいるクリニックも併設されているところにもお邪魔しました。

20人のクラスに教科の先生一人、スクールアシスタント一人、スペシャルティーチャー一人の3人体制の授業もできる。掲示物はスクールアシスタントにお任せ。スクールカウンセラーが教師と同じ立ち位置にいて、イベント事で仕切るのはカウンセラー。専門性に特化しているフィンランド。

一方、日本のように一人の教師が担任から掲示から学級通信、行事もバリバリ一緒に盛り上がることで深く生徒を理解できるのもまたその通り。
違いや気づきを挙げればきりがないので、興味がある方はぜひ一度フィンランドへ、ということが私の言いたいことで、百聞は一見に如かずです。
フィンランドにきて5日が経ちました。フィンランドは思った以上にとても静かな町で、首都ヘルシンキに行ってもとても静かで「ここが本当に首都!?!?」と思ってしまうほどです。いまの時期、すぐ家の近くでキノコ狩りができたりベリーをとりにいけたりと、自然の中で楽しむことができることがフィンランドの魅力だと思います。とはいえ、10月になると肌寒くなりマフラーも必要となってくるほどなので、フィンランドで実習される際は防寒具を忘れることのないよう気をつけていただきたいです!
国際教育実習生としてフィンランドを訪れて明日で一週間。私の研修先はコウボラにある生徒数約220人ほどの中学校です。まだ3日しか学校には通っておらず、来週から授業が始まるためドキドキの週末。こちらの学校はこれまでも8人ほど日本人が研修されているため、ホストファミリーも先生方も非常に慣れていらっしゃいます。どんな授業をしようか、皆さんの体験談を読みながら考案中。生徒たちとはまだまだ交流できていませんが、充実した6か月を過ごしたいです。

のどかな田舎町で車がないとどこにも行けませんが、遅くても15時には学校が終わるため、ホストマザーが学校帰りに買い物に連れて行ってくださいます。週末は2匹の犬とお散歩したり、TVをみながらおしゃべりしたり、のんびり過ごして、まさにフィンランドの"普通"の日常を体験中です。
オランダのEpeという小さな村の小学校での3カ月間のインターンが終わりました。週に1日、90分間の授業の時間をいただき、3月は7人の子ども(前半)に、4、5月は9人の子ども(後半)に日本の文化を紹介しました。

この学校ではクラスが異学年編成で、私が担当した子どもたちはgroup6~8(10~12歳)でした。3月中は英語とオランダ語を通訳してくれるサポートの学生がいたのですが、4月からはいなくなってしまい不安でしたが、group8の子がgroup6、7の子どもたちに通訳してくれたので、とても助かりました。

授業内容は、前半は、トントン相撲、お好み焼きづくり、ドラえもんのロールプレイング、お箸ゲーム・お箸づくり、茶道、日本の文字、日本紹介ブックづくりをしました。後半は、けん玉づくり、「崖の上のポニョ」鑑賞、ハンカチ落とし、はないちもんめ、スイカ割りをしました。子どもたちはどれも興味を持って取り組んでくれていましたが、とくに、前半では茶道、後半ではスイカ割りが盛り上がりました。茶道は、「なぜ日本人はこんなに苦いものを飲むの?」「なぜ色々な決まりがあるの?」とたくさん質問しくれました。私も茶道のことはよく知らないので、ちゃんと答えられませんでしたが、とても興味深い質問だと思いました。スイカ割りでは、このような楽しみ方はオランダにはないようで、みんな「もっと右!」「前!」「もっと強く!」といろいろ叫びながら楽しんでいました。割った後はみんなでおいしくいただきました。折り紙や茶道など、静かな品のある伝統的な文化だけでなく、このような現代的な日本の楽しいところも知ってもらえてよかったです。

行かせていただいた学校はとてもオープンで、子どもが遊びに誘ってくれたり、先生や保護者が「元気?」「体調はどう?」と声をかけてくれたり、歓迎してくれているのがよく伝わってきました。質問にも快く答えてくださり、学校の詳しいことまで知ることができました。担当のクラスがなかったため、全クラスを自分の好きなタイミングで好きな時間だけ見ることができ、自分のペースで研修をすることができたのもよかったと思います。

学校とは、授業とは、先生とはこういうものだという自分の中のたくさんの固定観念を崩してくれたこの学校に感謝です。

田舎の村にあるイエナプラン教育の学校でのインターンが始まって1か月が経ちました。私は、日本の文化を伝える授業を週に1コマ担当させてもらっています。授業は週に1コマだけなので、ほとんどの時間は授業を見学して過ごしています。

イエナプラン教育では、日本のような一斉授業ではなく、子どもたち与えられた課題をそれぞれ個別でこなす個別学習が行われています。みんな課題の書かれた紙と向き合いながら、友達に質問したり、パソコンやiPadを使ったりと、非常に自由な雰囲気の中で学習しています。先生も子どももリラックスして過ごしているのが印象的です。教材としての学習ゲームの種類の豊富さにも驚かされます。田舎の学校ということを感じさせない先進の学校です。

私が持たせてもらっている授業は、選授業の中の1分野で、子どもは10~12歳の7人だけです。これまでの授業では、パワーポイントでの日本と自分の紹介、折り紙、お好み焼きづくり、ドラえもんをモチーフにしたロールプレイングを行いました。子どもたちは授業に対してそれほど乗り気ではなく、日本に対する興味もさほどないようで驚きました。1コマ90分間、子どもたちの関心を引き付けるのに苦労していましたが、それは自分が日本のような一斉授業をしようとしていたからだと気付き、次回からはもっと自分が説明するのは控えて、子どもたちが自分で考え、活動できる授業にしようと思っています。

突然現れた外国人にも、子どもも親も先生もみんな笑顔で挨拶をしてくれるのでありがたいです。また、外国人ということで特別扱いすることもなく、みんなと同じように扱ってくれるのも居心地が良いです。

衣食住も何一つ不自由はありませんが、一つ残念なことと言えば、大半の授業はオランダ語で行われるので、子どもと先生の会話を理解できないことです。表情から、子どもも先生(イエナプランでは大人は先生ではなくクラスリーダーと呼ばれる)も仲が良く、お互いリラックスしているのだろうということは読み取れますが、どんなことで笑っているのか、どんなことで議論しているのかがわからないのは、もったいないと感じます。
12月はフィンランド人にとって一番楽しみな時期なのではないでしょうか。今年は暖冬で暗く辛い11月で12月に入っても雪は少なく、降っても数日後には消えてしまう日々でしたが、本格的にクリスマスシーズンが到来し、街の風景ががらりと変わりクリスマス関連の催しが開かれ、11月以上に楽しいひと月でした。

学校でもクリスマス行事に参加する機会がありました。研修先の高校ではクリスマス前のセレモニーと教会への礼拝、クリスマス給食程度でしたが、隣の中学校では生徒たちがカフェを開いたり、小学校では学年や担任の先生にもよると思いますが、トントゥ(サンタクロースのお手伝いをする子供)を図工の時間に作ったり、先生お手製のアドベントカレンダーを開けたりしていました。私の小中高校時代、宗教や伝統など文化に関連した行事を学校で扱った記憶はないので新鮮でした。

フィンランドの学校では、クリスマスに限らず実際の生活に基づいた授業が行われていると感じています。例えば、小学校の図工の時間に父の日に贈るトースト用のトングを作ったり、高校の保健の時間に鬱病に関して扱ったり(フィンランドは鬱病患者が多い)、中学校の地理の時間にフィンランドに多く自生している木について勉強したり、研修先でも生徒たちが3Dプリンターを使っていつも何かを作っています。私にはそれがどう学校での学習と結びついているのかはわかりませんが、先生方はかなりそれらを評価しているようです。(もしかしたら先生方もわかっていないかもしれませんが)どこかで繋がっている、もしくは繋がる可能性があるのだと思います。

そしてこのクリスマス、宗教行事、宗教教育について興味深いと思った点があります。フィンランドでは小学校から宗教教育の時間がありますが、生徒がキリスト教徒ではなく、親が受けさせたくなければ受ける必要はありません。その時間は同じように宗教(キリスト教)を勉強しない少人数のグループで他の事を勉強します。個の尊重をフィンランドの教育現場で痛感しました。それを可能にするの少人数教育の重要性を私はフィンランドに来てから何度も実感しました。

今月で私の研修は終わりですが、この研修中にフィンランドの"可能性"と"個の尊重"によって柔軟な教育が生み出されていると感じましたし、これは教育現場だけに限らず、フィンランド社会全体で言えることで、日本にはないチャレンジ精神や他者との共存のようなものを発見しました。教育現場を通してフィンランド社会を垣間見れたという点でこの1年はとても有意義でした。
待ちに待った雪が漸く降りました。雪が地面に少しでもあると視界が明るくなり気分も少し変わります。フィンランドでの秋は太陽が出なくて辛いとは聞いていましたが、どう辛いのか体験するまではわからないと思います。短気になりがちであったり、疲れやすかったりなどだと思いますが、自覚していないことが多いです。友達からの誘いは気が向かなくても受けるべきだと思いましたし、友達と喋るように、過ごすように積極的になったほうがいいと思いました。

フィンランドでは、11月の下旬頃からクリスマスまで"Pikku Joulu"(ぴっく ようる)<small Christmas>というパーティーを会社や親しい友人と一緒に開きます。私も研修先の市全体の先生方向けのに参加しました。日本で言う忘年会に近いものだと思います。どんな会かはそれぞれ違うと思いますが、グロギやピパルカック(ジンジャーブレッド)場合によっては、ヨウルトルットゥ(プルーンジャムの載ったパイ)が出される会が多いのではないでしょうか。ワインなどのアルコールも入り、みんなで軽いお食事をしてカラオケやダンスを楽しむ会もあるでしょうし、日本の忘年会と違いおめかしをして出かけることもあって、フィンランド人にとって暗い時期の楽しみなのではないでしょうか。フィンランドも近年、景気悪化で行政でも至る所でコストの削減がされているようで、このPikku Jouluも例外ではなく、盛大に会を催せなくなってきていると聞きました。それでも気分の沈んでいた私には充分でした。

11月の後半から研修先の学校でテスト期間が始まったため、近隣の小学校とその小学校付属のエシコウルを訪問していました。以前にもこの学校にお邪魔したことがありましたが、今回はエシコウルの子供たちと過ごす時間が圧倒的に多くそこの先生方とお話しする機会もたくさんありました。大学で男女参画や家族社会学などの講義を取って以来その分野に関心もありましたし、丁度日本の待機児童の問題に関する記事を読んでいたので、先生方とお話できたことも含めエシコウルの訪問が本当におもしろかったです。
小学校訪問中毎朝、お世話をして下さった先生と一緒に7時過ぎに登校するとエシコウルへ子供をつれてくるお父さんやお母さんを見かけました。エシコウルの先生によると朝番の場合、6時半に学校へ来て、子供たちを迎える準備をするそうです。もちろん子供全員がそんな朝早くに来るわけではありません。帰る時間も子供によって違います。13時ごろに迎えに来ることもありますし、17時ごろに迎えに来ることもあります。お迎えで驚いたのが、お父さんが大抵来ることです。

朝早く登校してくる子供には学校から朝食が提供されます。そして11時半頃に昼食を取り、13時半頃にはおやつの時間が設けてあります。朝シフトの先生がいらっしゃれば、晩シフトの先生もいらっしゃいます。11時ごろに登校して子供たちの世話をします。
ひとつの教室に先生が二人、三人いることは珍しくなく、子供たちが遊んでいる時間に一人の先生は教室でパソコンに向かって事務作業をしている姿をよく見かけました。先生によると、一週間の労働時間は家で残業をすることもあるようですが、仕事場で仕事をするのは40時間以内だそうです。日本で保育師の給与が低く、保育士不足が問題になっていますが、フィンランドでもエシコウルで働く先生方に支払われる給与は学校の先生のよりも低いそうです。学校の先生にはスキルが求められるけれど、エシコウルの先生には求められておらず、先生方の気持ちで子供たちを"面倒を見ている"と考えられているからだそうです。

また、エシコウル滞在中にすぐそばの保育園を訪れる機会もありました。エシコウルは小学校入学前に文字や数字などを勉強する場所で、この場所ではじめてそれらに触れるのだと思っていたので、保育園の壁に数字やアルファベットが張られていたのには驚きました。先生によると、保育園、エシコウル、小学校と徐々に易度が上がっていくそうです。数字に関していえば、保育園にもエシコウルにも数字のカードが張ってありましたが、エシコウルでは足して10になる組み合わせ(1と9、2と8、3と7...)も張ってありました。アルファベットに関しては、エシコウルではアルファベットがずらりと黒板の上に張られて、その文字から始まる絵とその綴りが張られていました。一方小学校3年生の教室では、音節で区切られている掲示(YK-SI, KAK-SI ...)をいくつも見ました。

私の研修もあと1ヶ月を切りました。漠然と教育に興味があると思っていましたが、今回エシコウルの訪問は、教育の中でも初等教育や幼児ケア、教育とは離れた家族社会学にも関心があったこをを気づかせてくれました。エシコウルに関してまだまだ疑問が沸いてきそうです。たくさんのことを学んで帰国したいと思います。
紅葉した木の葉が落ち始めいよいよ暗く長い秋が始まろうとしています。暗くて辛いなど周りから脅かされていますが私にとっては初めてのフィンランドでの秋なので、少し楽しみです。夏の間は、ずっと明るかったのに最近はずっと暗いため天気のいい日の有難味がわかったり、朝7時代に登校するときに朝焼けを見れたり、天気のいい日の夜にはオーロラが見れたりなど、やっぱり楽しみも多いです。とは言っても夏の頃のように、"まだ20時なのか!まだ散歩できる!"などとは思えません。朝起きてもまだ陽も昇っておらず暗く、12時になっても曇っていて暗くなかなか外へ行こうという気も起きません。夏ころとは違った意味で時間を忘れてしまうことが多いです。

今週は自分の持っている週6回の授業の他に宗教の授業に招かれ日本の宗教について質問に答えたり、近隣の中学校の家庭科の授業でお寿司を作るので日本の食文化を少し紹介してほしいと頼まれ、計4回調理実習に参加し簡単なプレゼンを行い、一緒にお寿司と白玉を作りしました。
フィンランドはレストランは高いという理由もあると思いますがフィンランド人は自分で作ることが好きで、日本の人はお寿司や白玉をよく作るのかと尋ねられました。
尋ねられたときには、日本人がお寿司を食べるのは特別な時で大抵レストランに行くと答えます。最近では100円で食べられるお寿司もあり一概には言えないと思いますが、フィンランド人の中には日本人は毎日お寿司を食べると思っている人もいるようで、2、3ヶ月に一度ぐらいしか食べないと言うととても驚かれます。

また、他の高校から授業で日本の文化について話してほしいと依頼され今月の後半に参加する予定です。日本に興味のある生徒や一般のフィンランド人になぜ日本に興味があるのか尋ねると、アニメや漫画に関心があるというのもひとつの理由ですが、違いが幾つもあるからそれがおもしろいという回答をよく貰います。フィンランドと日本の文化や生活様式は違う点ばかりで、どこが違うか尋ねられるといつも答えるのに困ってしまいます。来たころには驚いたことでも最近ではすっかりそれが当たり前になってしまって日本ではどうするか尋ねられて違っていたことを思い出したり、なぜそうするのか理解できるようになってきた気がします。
私に残された滞在期間が残り数か月となりました。日本と違う点を見つけると共に、なぜ日本ではそうするのか、なぜフィンランドではそうなのか自分なりに見つけたいと思います。
カナダに来て二ヶ月が経ちました。日中でも気温が10度を下回る日が続き、すっかり冬の装いです。
現在小学校でインターンを行っています。二週間ごとに異なるクラスに行って日本のことを教えたり、それ以外の時間は子供たちの学習のアシスタントをしています。
最初の一ヶ月は低学年のクラスに行っていたこともあり、授業のバリエーションを増やせないことに悩んだりしましたが、二ヶ月目は3年生以上のクラスに行くことができたのでいろいろな種類の授業をすることができました。
3年生のクラスでは、折り紙、日本の挨拶、数の数え方、日本の文字について、Gymの時間にハンカチ落としやだるまさんが転んだを教えました。
ハンカチ落としは想像以上に人気で、ほかのクラスとの合同の授業でも教えるように頼まれたほどでした。だるまさんが転んだは「だるまさんが転んだ」を言うのは難しいので、「Daruma doll fall over」と言ってもらうようにしたのですが、それでも子供たちには少し難しかったように思いました。
日本の文字について教えた時に、小学校の各学年で習う漢字の数を言うと、その多さにとても驚いていました。
最初は担任の先生に指定された時間に授業を行っていましたが、最近では自分からできるだけ授業をさせてくれるように頼んで毎日何かしら時間をもらうようにしています。日本の感覚だと時間割が決まっているのに無理やり組み込んでもらうのは申し訳ない...と思うかもしれませんが、こちらの学校は先生によって全く授業の進め方が違い、時間割もあってないようなものなので、どの先生も比較的心よく時間をとってくださいます。
ホームステイ先が学校の近所なのこともあり、最近では近所を散歩していると生徒が声をかけてくれるようになりました。
残りの4ヶ月も頑張りたいと思います。
6つ目の研修先での活動が終了しました。

今回お世話になったのは、生徒数が多く市の中心部近くにある中学校で、特別支援やフィンランド語が母国語でない移民の生徒たちへの支援が充実したとても興味深い学校でした。私の活動内容としては今までと同じように日本語や日本文化をパワーポイントを用いて紹介するというもので、空き時間にはさまざまな授業を見学させていただきました。

フィンランド語が母国語でない生徒たちに対してはヘルプティーチャーとして彼らの母国語が話せる先生がクラスに入りサポートしていました(アラビア語やロシア語など)。特別支援学級もいくつかあり、少人数のレッスンが徹底されていて、生徒一人ひとりを大切にしている点がすてきだなと思いました。

私のプレゼンに関しては、日本の学校制度や、やはり日本語(自己紹介の仕方、簡単なあいさつ、自分の名前をカタカナでどう書くか)などといったテーマが人気だったように思います。おりがみや寿司作りも興味を持って楽しんでトライしてくれていました。
9か月のプログラムのうち3分の2が終わり、私の滞在も残り3ヶ月となりました。最近は少しずつフィンランド語ができるようになり、簡単な会話を先生方としたり、フィンランド人の友達としたりしています。もっと早くから、フィンランド語を使っていけばよかったと少し残念な気もしますが、フィンランド語の勉強がしたくて、滞在期間がもっと長くなれば、と思っています。

9月の下旬から高校生はテスト期間が始まり、授業のない私は滞在している街にある中学校や小学校を訪問しました。 行く先々の学校で、フィンランドにはいつ来たの?いつまでいるの?そして既にフィンランドに長い間いることを踏まえて、この街のどこが好き?離れるときなにが恋しくなると思う?フィンランドの食べ物で何が好き?などフィンランドに関する質もをされ答えを考える度に、フィンランドに半年も滞在していたことを実感しました。

特に"義務教育"に興味のあった私にとって小学校や中学校の授業に参加できたことは、それが1週間という短期間だったにも関わらず、幾つもの発見ができ大きな経験となりました。例えば、フィンランドで使われている教科書は絵がたくさん使用されている点や、その授業が行われる教室には、パソコンとネット環境、プロジェクターがある程で作られている点など、私が小中学生の頃に使っていたものとは全く違うものでした。2つ目の点に関しては、先生が授業中に出版社のサイトにアクセスして、該当する教科書のページを開き、英語の発音を生徒に聞かせることや、絵では説明しきれない点をアニメーションで説明してくれます。私が参加した小学校のクラスでは、殆どのクラスで黒板が使われていませんでした。

先生方とお話した際、日本に帰ってからフィンランドで学んだことを日本で活かせると思うか(教育現場で)と尋ねられました。私は、その時"できない"としか答えることができませんでした。それは、フィンランドと日本の教室の環境があまりにも違うからです。日本の出版社がフィンランドと同じような教科書を作っても、日本の学校にはプロジェクターもパソコンもネットも常備されているわけではありません。
そのことを先生方に伝えると、"なんで!あれらの機械を作ってるのは日本でしょ!"と、とても驚かれました。そうなんです、プロジェクターもエプソンや、NECなど日本製のものばかり。パソコンも、富士通のもをよく目にします。私も驚きです。

算数や、英語など理解が難しい授業はクラスを二つにわけるという発想は、日本にもあるとは思いますが、フィンランドでの方法はちょっと違います。その少人数授業を朝の2時間で行い、たとえば。Aクラスのはいつも通り8時に登校して、残りのBの子たちは10時ごろに登校してきます。もちろん、Bのクラスの子が8時に登校し、Aの子たちが10時に後で登校してくる日もあります。元々クラスには25人程しかいないのに、少人数授業だと10数人になります。生徒一人ひとりを見るのはずっと容易になりますし、生徒たちは授業に積極的に参加せざるをえません。

またこの訪問の最中に日本の学校の良さにも気づきました。日本の学校はただ"学問を勉強する場"でないことを感じました。例えば、掃除。フィンランドでは生徒が掃除をする時間はありません。掃除の時間を通して、決して掃除の仕方を学べるわけではありませんが、私は小中学校の9年間で、物や場所を大事にすることなど、"掃除"という行為以上に大事な物を学んだと思います。また、日本の中ではそれが当たり前すぎて感じたことはなかったのですが、日本人は礼儀正しいといわれる所以を実感しました。

滞在期間が残り3ヶ月となり、帰国の文字が頭をよぎり始め焦りを覚えますが、残された日々を大切にすごそうと思っています。今年はオーロラの当たり年なようで、頻繁にオーロラが出てる!と情報をもらいます。そういった、フィンランドならではのことも、最後まで満喫しようと思います。
こちらに来て約半年が経ちました。月から5つ目の研修先でのインターンが始まりあっという間に3週間が過ぎました。

今回お世話になったのは生徒数約200人の小学校で、先生方も生徒たちもフレンドリーでとてもあたたかい雰囲気の学校でした。人気だったのはやはりおりがみで、工作や自由学習の時間に4、5人ずつ取り出して図書スペースや廊下にあるテーブルで少人数でおり方を教えました。小学生には「折り鶴」は少し難しいようでしたが「カエル」は大人気です^^ 他にも書道の授業で自分の名前にトライしたり、音楽の授業で「Brother John」の日本語バージョンや「きらきら星」を歌ったりしました。どのクラスでもまずはじめは「General Information of Japan」のパワーポイントを使ってお話をするのですが、学年によって理解できる量が違うので、英語・フィンランド語の話し方や説明の内容も学年に合わせて考えながら伝えるように心がけました。プレゼンの途中で出る質問にもできるだけ答えながら、生徒たちの興味や考えを大切に受け入れるようにしています。

私の場合は各校3週間ずつの研修なので、本当にあっという間にお別れのときがやってきてしまいます。こちらの学校での研修最終日、全校集会で体育館に集まったときに生徒たちが歌のプレゼントをしてくれました。それと一緒に全員のサインが書かれたカードや素敵なプレゼントも渡してくれて、気持ちがおさえきれずに泣いてしまいました。「Hei, Yuki」「Kiitos Yuki!」「Moi moi」「Hello!」と言ってくれる言葉がいつもとても嬉しくて、私を受け入れて学校の一員としてやさしく接してくれる生徒と先生方のことが私も大好きになっていました。離れるのはとてもさみしいですが、みなさんと一緒に過ごした時間は本当にかけがえのないものです。

この一か月は、自分からもっと授業をする機会がほしいと申し出たことで、ほぼ毎日授業をしていました。丸ごとそのクラスを運営するより、先生とチームティーチングという形で分担して授業をしています。文化や発話に関することは私が中心になることが多く、文法事項や英語での説明が生徒が必要だろうと思った部分は先生が説明することが多いです。一人の先生とは、月曜日にその週になにをするか確認しあい、必要な教材を授業に間に合うように準備していく、という流。また別の先生とは毎回の授業終わりに「今日は~でしたね。」とササッと振り返りを先生として、できれば次回の話もして、次に会った時までにアイデアを考えておいて先生に相談するという流れ。日本語の先生が3人いる学校なので、先生ごとに準備の仕方、授業が異なるのもよい勉強でした。

例えば、中3と高1のクラスは"Today's Question"という私の質問から始まります。たまに副詞を2つ使う、~と思います。を使う、等の条件付きで答えてもらい、前回のならった文法を復習しつつ、話すということをしています。
また、中2のあるクラスでは動詞、名詞、文を作る「本(名詞)を読みます(動詞)。」と数週間継続して授業をしました。生徒はなかなか集中力が続かないことが多いので、ビデオを使ったり、絵を使ったり、少しづつ達成感を得られるように工夫したりといろいろな工夫を先生と考えることができました。動詞を覚えるという点では、「会います」&#8223;Each EYEs meet"「勉強します」&#8223;BEN will study"など一つひとつにストーリーを持たせる、という覚え方を実践しました。先生からの提案でしたが、私が授業させてもらい、生徒もその先生とやったことがあったのでうまくいきました。授業の終わりの確認クイズでは約25人くらすで全員14問中10問以上という結果で、先生と生徒のおかげで目標を達成できました。

このように、先生によって準備の仕方、授業、生徒までも変わってくるのでいろいろな先生といろんな学年の授業を考え準備するのは少し大変でしたが、とても勉強になりました。授業をやりたいと申し出て本当によかったです。
チームティーチングをはじめてから、コミュニケーションをとる大切さに改めて気づきました。先生や生徒と簡単な挨拶や世間話程度では、やはりその程度の関係しか築けないし、話題も限られてきます。自分の意見や感想を、言葉にして伝え、先生はどう思いましたか?と自分からも相手の意見を求めることで、より深く幅広く話すことができるようになりました。そして、話し合うことでお互いに考えてなかったいいアイデアが出てくることも多々あり、そういうときは授業が本当に楽しみです。誰かが誘ってくれるまで待っていたら、おそらく私はこの学校で授業やチームティーチングをする機会はもちろん、先生や生徒たちとの関係もこんなに広がらなかったと思います。
私はあと一週間でこの学校を終え、新しい研修先に移動しますが、新たな人間関係を築くことが楽しみです。

新学期が始まり、新しい生徒とも一緒に日本語や日本文化を学習しています。今日は、最近まで悩んでいたこと、自分の課題だと思うことを含めて書こうと思います。それが、この1ヶ月間の私の体験談なので。

フィンランドの人の特徴として、反応が薄いことやあまりフレンドリーではないといったネガネティブな印象は否定できないと実感しています。自分の授業に自信がないと、相手も自分の授業を楽しんでいないのではないかと思い込んでしまうのではないかと思います。さらに、フィンランドでは授業中にクラスメイトとの会話は禁止されていませんし、授業中にバナナなど軽食を取りながら勉強する姿も見受けられるので、そんなことが起きたら、しかもクラスメイト同士の会話がフィンランド語だったら、その場に他に先生がいなかったら、日本人は自分が蔑ろにされているのではないか不安になるのではないかと思います。

不安な時は思い切って彼らや先生方と話すべきだと思います。特に周りの先生方に相談する(確認)するのが最善の解決策ではないでしょうか。私にはそれができなかったので、回り道をするはめになりました。

私のクラスは必修の枠外で、日本に興味のある子が取るといった感じです。ですから、元々そこには日本に関心のある子しかいないはずです。もし彼らが私の話している最中に会話していても、私の話していることに関して会話していることが十分にあり得ます。さらに、先にあげたフィンランド人のネガティブな印象が教室の雰囲気を、空気を呼んでしまう日本人の私にとって耐え難いものにしていました。日本の学校なら授業中に会話している生徒を見かけたら、"大丈夫?"(静かにしなさいよ、の意味で)と声をかけます。それは注意された生徒たちを傷つけない配慮からでしょうか、日本で通じる言い方ではないかと思います。だから、フィンランドでは通じません。また、"何か質問ある?"の意味で"大丈夫?"と聞いてもその時には解決している可能性もあり得ます。だから、"どんなこと話してる(た)の?"と聞いてみたらよかったのでしょう。

その代わりに、"もし質問があったらその時に私に聞いてね。そしたら、誰かが私よりもうまく、フィンランド語で説明してくれるかもしれないし、それにみんなでもっと勉強できるでしょ。だから、みんなで勉強してるんじゃない?"この言葉で漸く想いが伝わりました。
そしてその悩みがひと段落した後、ご飯を炊いておにぎりを作りました。教室にいては黒板と椅子の距離は縮まらないと実感しました。その場においてあったお箸を見て、"お箸の使い方教えて!"とお願いしてくる子や、"おにぎり三角にできない~"(結局全員のを三角に成形しました) 全員、私より背が高く大人に見えますが、日本に興味のある"高校生"です。私のつたない英語も必死に聞こうとしてくれますし、私が授業の終わりに書かせている感想カードもしっかりかいてくれ、教室を出るときには"ありがとう"と"ばいばい"を必ず言ってくれます。

これから暗く長い秋と冬がやってきます。気分が落ち込むだろうと思います。また不安になることもあると思います。そんな時は、周りと会話が気軽にできればと思います。
私のフィンランド滞在も5か月目に突入しました。こちらでの生活にもすっかり慣れました。
私にとってコミュニケーションツールである食事、一方、ストレスの要因にもなりうる食事。日本の食材がほとんど手に入らない環境で日本食をいかに作るか日々、挑戦しているところです。

先日は、クックパッドで調べたお好み焼きソースを使って、お好み焼きパーティーをしました。イタリア人、イギリス人、スペイン人、フィンランド人、マルタ人、オーストリア人、マルタ人、インドネシア人...様々なバックグラウンドを持つ人たちに好評でした。
海外には日本と違い、ベジタリアンに遭う機会も多いです。ベジタリアンがいる場合には、お肉や魚介類は一切使わず料理を作らなければならないので、苦労もします。"お好み"焼きなので、私は、冷蔵庫にあった、マッシュルームや豆、にんじんなど適当な食材を入れてみました。
お好み焼きソース;http://cookpad.com/recipe/2100942

もう一つ、ベジタリアンがいる場合に丁度良いメニューがあります。キーマカレーです。キーマカレーは、挽肉を使って作られるカレーですが、挽肉の代わりに様々な豆で代用して、他にもなすやにんじん、玉ねぎなどを炒めて、最後に水適量とカレー粉適量、出汁適量(カツオだなど日本のものでも、コンソメなど洋風の物でもどちらでも大丈夫だと思います)、塩、胡椒、とろみをつけるための小麦粉を加えて数分煮込めば完成です。
キーマカレーも、スペインやポルトガルなど様々な国の方に食べてもらいましたが、好評でした。カレー粉が手に入れば簡単に作れるものなので、現地の人に教えてあげるのにもぴったりだと思います。


お好み焼きにも、カレーにも日本の出汁を使っていましたが、フィンランドで手に入る"Kalaliemi"(Fiskbulijong)で代用できるのではないかと思います。kalaliemiを使って、お味噌汁を作ってみたところ、いつものお味噌汁と変わりはなかったので。

もうすぐ学校が始まります。学校には調理室がないので、日本食を授業で作ることは稀だと思いますが、授業で作るのにぴったりな品物をもう少し探してみようと思います。
フィンランドでの研修の前にイギリスの語学学校に通っています。
日々自分の英語力のなさを実感していますが同時に日々成長している実感も持てるようになりました。英語圏以外の国の人たちと話すことは、フィンランドで英語を使うためのいい練習になっています。
旅行中、フィンランドと各国を比較しながら旅行していました。日本人は、ヨーロッパはヨーロッパで一括りにして、勝手なイメージを持っている気がしました。
例えば、フィンランドやドイツなど北方の国々では、ライ麦の黒パンを食べるけれど、西の方や南の方の人たちは、白いパンを食べます。フィンランド人は、毎食パンにたっぷりのバターを塗ります。イタリア人も、ほぼ毎食パンを食べます。ラスクのようなかりかりのパンを朝に食べることもありますし、お昼にパスタを食べたって、パンを食べます。水分の全くないパンを、水に浸けて戻して食べることもありますが、パンにバターを塗ることは、ないように感じました。パンにバターを塗って食べた私を見て、食卓の会話がそれになってしまったほどです。
ポルトガルや私が訪れたイタリアでは、タコは食べ物として定着していますが、フィンランドでは食べものとしては認識されていませんし、寧ろ気持ち悪がる人もいるかもしれません。友達のルーマニア人も、初めてたこを食べようとしたときは、恐る恐る食べていたように感じます。
キリスト教を一つ見ても、西や南のカトリックのお宅に行けば、イコンなどを目にすることは珍しいことではないと思いました。しかし、フィンランドで目にすることは殆どないような気がします。フィンランドもルーテル教会が多数を占めていますが、クオピオは東フィンランドに位置していることもあり、オーソドックスの人もたくさんいます。
今回感じたことが、秋からの授業に役立つかはわかりませんが、私にとっては貴重な体験でした。
  明日で2学期が終了します。アシスタントとして主に活動していますが、学年はyear9~year13まで全ての学年を受け持っています。行っていることは、日本の文化紹介や日本語の文法や単語、それに自分の専門分野のことを取り入れたりして紹介しています。日本の学校や教育と異なることが沢山あり、教師と生徒との距離はとても近く時間もとてもゆっくり流れます。また、南半球に位置しているため、日本とは真逆の真冬真っ只中です。New Zealandの中でも暖かい地域といわれていますが、寒い時は1度や2度といったこともあり、冷え込みます。人間と動物、自然が共存するとても自然が沢山の国です。

・鯉のぼり
折り紙でも作れますが、私はマスキングテープと綿棒を使って作りました。
茶色系、水色(青色)系、ピンク(赤色)系、それ以外の色の4色のマスキングテープを使って作ります。まず、茶色系のテープを綿棒にぐるぐる巻きつけます。次にそれ以外の色のマスキングテープを旗のように綿棒に巻きます。水色系がお父さん、ピンク系がお母さん、それ以外の色が子どもになるので、長さに注意してください。そして、はさみでしっぽの切り込みを入れて、修正液で白目を描き、乾いたらマジックなどで黒目を描き鯉のぼりの完成です。
これは子供の日に作りました。これは、研修先の高校生がかぶとを作って被って喜ぶのか不安だったので代替案として持って行って作りましたが、作る前にどちらを作りたいか聞いたところ、"両方"と言って、作ったかぶとを被って、小さいこいのぼりを持って喜んでいました。

・ういろ
riisijauho(米粉) とperunajauho(じゃがいもの粉;片栗粉)で作れます。作り方はcookpad参照(http://cookpad.com/recipe/2621244)

・白玉
riisijauhoとperunajauhoで作れますが、冷えると仲がぼそぼそになるので、水の代わりに豆腐で作ることをお勧めします。
豆腐も自分で作れます。プレーンの豆乳を買ってきて、にがりがあればそれを使って、なければ薬局でエプソムソルトとう名で売っているようです。豆腐がおぼろ豆腐のように柔らかくたって大丈夫です。豆乳ににがりを100mlに対し、ティースプーン1杯の割合で入れるとcookpadでは見ましたが、私はもっといれます。そうしないと固まりません。その後、あれば電子レンジ、なければ湯銭を使って温め、できあがりです。
その豆腐を使って、riisijauhoとperunajauhoを大体3対1ぐらいの割合で入れます。耳たぶぐらいの柔らかさになるまで粉で調整します。生地ができたら、お団子を沸騰している湯に入れ、白玉が浮かんで来て数分たってから冷水にとり出来上がりです。 これで、白玉フルーツポンチもできますし、醤油とみりん、お砂糖、お酒があればお団子も作れます。 

・おかき
puuroriisiという、お粥用のお米をご飯用に炊き、perunajauhoを適当に混ぜ潰していきます。そこから、小さなボールを作り、後は揚げるだけです。お米に水分があまりないので、油はねすることはあまりないと思いますが、作ったボールを数時間から1日冷蔵庫で寝かせてみてもいいと思います。お好みで、ここにゴマやあれば青のりなどを入れてみるといいと思います。味付けは塩やお砂糖のシンプルな物や、醤油、砂糖、みりん、酒を使った甘辛いものなどお好みで。

・紙漉き
牛乳パックを使って紙すき体験ができます。木枠は学校の技術の先生が持っていました。なければ、ストッキングとハンガーを使うという方法もあるようです。
 5月末をもって研修校のschool yearが終わり、約9ヶ月のインターンが終了しました。
思い返してみれば、時間の流れは速かったと感じますが、様々な場面が思い出される、とても濃い時間を過ごすことができました。

5月も基点としている学校以外の高校に訪問し、習字のワークショップをおこないました。日本語の授業のない学校でしたので、限られた時間の中でひらがな、カタカナ、フィンランドに関係ある漢字などを紹介して、自由に書いてもらいました。自分の名前をカタカナでどう書くかや、墨のにおいなど、それぞれ興味を持ってもらえたみたいです。

最後には、中学校の最後のセレモニーでフィンランド語でのスピーチにも挑戦させていただき、無事に研修が終了しました。これから、自分自身が感じ取ったこと、考えたことをひとつひとつまとめていきたいと思います。
日本では新学期の季節という事もあり日本の小学校との違いについて、伝統衣装についてのプレゼンをしました。日本の学校制度についてのプレゼンでは学年は学校の年度によって振り分けられること(ここでは生まれた年によって振り分けられます)、給食制度があり子ども達が自分で配り、学校に給食室があること、ランドセルを6年間使うことなどを紹介しました。何をいうにも驚いて興味をもってみんな真剣に話を聞いていました。その中でも修学旅行のお風呂は特にショックを与えたようです。「友達の裸見た事ある?」と質問し修学旅行の際、お風呂に友達と入る事を聞いてとても衝撃を受けていました。IIPから頂いた教案を参考に伝統文化のプレゼンでは4つの異なる時代の絵を用意してどれが一番新しい時代の衣裳かなどを聞きました。その中で私が実際に日本史の授業で聞いた歴史の話、十二単の重さやお歯黒の話をしました。最近思うのは、問いかけ方はすごく大事であるということです。「ところで―って知っている?」「これなんだかわかる?」注意を引き付けることが大切だと思います。正直、こちらの学校は日本の校より授業態度が自由です。授業中にひざを立てて変な座り方をしていたり、ものを食べていても叱られません。そのせいか、授業中に別のことをしている子供も多いのですが注意を引き付けるといったん手を止めこちらに注目してくれます。
通学方法と授業での様子・感想から英語について触れます。
オーストラリアに来て、3週間が経ちました。ホストファミリー宅から学校まで車で20分~30分かかるため、バスで通っています。マイキーという、日本でいうPASMOまたはsuicaのようなプリペイド式のカードを使用しています。
学校では、初めの1週目は見学や机間巡視等を積極的に行い、わからないところで手が止まっている生徒に声をかけて指導したり、質問に答えたりしていました。現在でもそのような形態で授業に参加していますが、2週目からは、ショートトークとして、書き順について話したり、1対1のスピーキング練習(日本語の授業なので日本語で。生徒がわからないときは英語で訳す)、パワーポイントを使用したプレゼンテーション(テーマは形容詞(これは一クラス担当しました。プレゼンとワークシートとアクティビティを考えました。)、日本の家族、家の構造、季節と洋服、書道など)、徐々にクラスの前で話す場をいただけるようになりました。
英語は、思っていた以上にOG英語でした。人によっては、わかりにくい発音をする人もいます。映画などでネイティブのはやい英語を流し聞いておくだけでも変わると思うので、出発を控えている方は参考にしてください。でも、生徒も先生も第二言語(または第二外国語)を勉強中という状況は同じなので、もしこちらがわからなくても、その気持ちはわかってくれました。英語でプレゼンや授業をするとき、生徒は真剣に理解しようと聞いてくれます。静かにしようよ、と声掛けをしてくれる生徒までいます。(一方で、Year7/8(中学1/2年生)だと騒がしいクラスが多く、日本人の私をみて無邪気に不思議そうな顔をしてくる生徒もたくさんいます。)
帰宅してからも、部屋で本を読んだり、一人の時間を過ごすこともありますが、夕食作りの手伝いを中心にホストマザーと会話することが多いです。様々なシチュエーションが目の前にあり、同じように言葉に対する難しさを知っている人もいるので、もっとコミュニケーションをとりたいと思える環境です。英語漬けの日々も勉強したフレーズが会話で出てくると記憶に残り、自分のものとなっていくのがわかるので楽しいです。
今月は、幼稚園から高校まで幅広い世代の生徒たちに日本のことを伝える機会に恵まれました。幼稚園では、初めてすべてフィンランド語で挑戦しました。使える時間や、集中力が続く時間など、いつもよりも工夫するべきことがたくさんありましたが、楽しんでもらえたみたいです。また、小学校にも訪問しました。おりがみをメインとして教えました。今まで訪問した小学校でもそうでしたが、高学年の生徒は充分に英語が通じます。そして、英語を使おうとします。他にも、基点としている中学校、高校以外の学校にも訪問しました。学校の先生の希望から、日本の若者の間で何がはやっているのかや、学校生活についてを話しました。

今では、フィンランド語で簡単なコミュニケーションがとれるようになりました。おりがみの折り方を教えるときなどは、英語よりもフィンランド語の方が使いやすいし、フィンランド人も多少間違っていても理解してくれます。私は、このような簡単な指示や、おりがみのときに使う単語をホストファミリーの子どもたちに教えるときに覚えましたが、最初にこれらの言葉をピックアップして覚えると、伝わりやすいのかなと思います。

残り1ヶ月、時間を大切にして過ごしたいと思います。
フィンランドに来て1ヶ月が経ちました。まだまだ驚くことや失敗の連続ですが、こちらでの生活に少しずつ慣れてきたと思います。
しかしなかなか慣れないものと言うと、フィンランド人の名前。一度綴りを見ないと覚えられません。学校の先生方には一人ひとり綴りを教えてもらって、そのお返しに折り紙で折ったトトロに名前を書いてプレゼントしています。そのトトロに私の名前も書いて、日本名に馴染みのないフィンランド人も私の名前を覚えられるようにしました。折り紙は、外国人に喜ばれるのでそこに自分の連絡先なども書けば、名刺代わりになるのではないかと思います。

今期はあと3週間しか授業がありません。最後の1週間は、テスト週間のため授業はお休みです。テスト期間中は地元の小中学校か、南フィンランドの学校へ行く予定です。
南フィンランドの学校では、中高生への日本語教育が活発に行われていているので、様々なアイディアなどを学びに行ければと思っています。そこの学校で日本人のインターン生がいるので、その方とも交流できればと思います。また、ここの学校は日本の教師団の視察を支援しています。この点にとても感心があるので是非訪問できればと思っています。
また、秋からは学校での本格的な授業に加え、コミュニティーカレッジで日本の文化紹介と日本語教室を開くことになる予定(月曜日に打ち合わせに行くのでまだ正式には決まってませんが)なので、その学校を訪問して様々なことを吸収できたらと思います。
Since just a few days has passed when I leach here and start my life, I cant advise too much. But I may be able to give a few tips.
As for checking gate at the airport into the country, I went through the Auto-gate. I wasnt asked any questions and didnt got a stamp on my passport. Since I didnt know that stamps are not given at that case, I worried about it so much. That´s why I reported it.
On the first day of starting my life at apartment I had a big mistake and have learned a important thing to stay at a share-apartment. I left my room for share-kitchen without my key even though the door is a auto-lock type... Although I maneged to open the door thanks to neightbors help, I lost 35EUR... Now I always wear  the key using the chain I got from Kuopas, a lessor  
三月の終わりですがこちらはまだまだ雪が積もっており、湖も凍っています。
音楽では春が来たをマイナス3度の中歌っている状態です。今、授業では相撲について授業を行なっています。ルールや動作など一連に説明した後、相撲力士の一日の過ごし方の動画を見せました。なんとなく見ていた相撲も外国の子どもからみるとありえないことのです。
また力士の看板を作り、顔を入れて写真を取れるようにしましたが大好評でした。低学年の子どもには「ロンドン橋落ちた」を日本語で教えたり、身体の部位を日本語で教えたりしています、それに関連づけて福笑いをしたのですが大好評でした。これからイースターに突入しますが、休み明けはおにぎりを作ることを予定しています。アレルギーを持つ子どもが非常に多く、シーフード、大豆(しょうゆ)、木の実、ピーナッツ、サラダドレッシング、りんご味などさまざまです。おにぎりの具は未だ検討中ですが子ども達が楽しめることを確信しているのでなんとか解決策を考えたいです。

この間、念に一度行なわれるスノーモービルのキャンプにいったり大学で行なわれている国際交流の行事に参加しました。そこでもいろいろな方々との出会いがありこんど折り紙を教える約束をしています。
教会が主催しているもので、運転させてもらったりしてとても楽しかったです。私は教会に通っているわけではないのですが、教会に通うのもお勧めだと思います。日本とは違って、教会は祈るためのところではなく、地域の交流をも図ってくれ、現地の生活が良く分かる場所だと思います。難しいことは考えずいってみるのもいいと思います。
こちらでのインターンも残すところ2ヶ月となりました。
毎日があっという間に過ぎていっています。

今月は、他校へ訪問してのひなまつりのプレゼン、日本の教育制度についてのプレゼン、その他にも授業など充実した日々が送れたと思います。日本のことについて授業をするたびに、私自身が日本をより知ることができていくようです。ただ、興味を持ってもらう、印象に残るという授業をするのはとても難しいと感じています。他の授業を見学させていただくことも多いのですが、そのときの先生方の授業の進め方から、学ぶことも多く、それを自分なりに応用できるように考えています。

また、今月は、授業とは別に折り紙を教える機会も多かったです。折り紙はとても反応がよく、説明するのは難しいですが、よく使えるコンテンツです。毎回、いくつかサンプルをつくっていって何をつくりたいのかきいてつくるようにしていて、私がつくるものを見ながらつくるという方式をとっています。ただ、このやり方だと、家に帰ってからもう一度つくるということが難しいので、作り方画書かれたものを、配るべきだと感じました。

来月は、幼稚園の訪問もあります。内容などかなり工夫が必要だとは考えていますが、子どもたちが楽しかったと感じてもらえるように構想を立てています。また、今回はフィンランド語での授業に挑戦する予定です。
人口3000人のフィンランド人しかいない町にひょっこり迷い込んだ私は、10か月の間に大きく目を開かされました。
フィンランドのイメージと教育システムに興味を抱き、このプログラムに出会って即決した一年半前。その時抱いていたよりももっと大きな経験ができました。
まず第一に人に恵まれたということ。学校の先生を始め、その家族、そして生徒たちに本当にたくさんのことを教えられ、与えられました。この関係はこれからもずっと途切れないように保っていけたらと思っています。
それから未知の言語をゼロから習得できたということ。最初は皆の話すフィンランド語が全く分からず放課後や週末が待ち遠しかったのですが、会話をしたい一心で独学し、さらに時が解決してくれて今では不自由なく会話ができるようになりました。4か月ころからは生徒とコミュニケーションが取れるようになったことで、授業にもより積極的に参加できるようになりました。英語も知らず知らずのうちに少しは上達していたようです。
そして日本の文化を教えるうちに私自身日本にさらに興味を持てました。今まであたりまえに受け入れていた日本の文化を外から見ることで、その魅力に気づかされました。もっと日本の中も旅をしてさらに良さを発見していきたいです。
「また絶対に帰ってくるんだ」という場所ができたこと、私の夢へのモチベーションの大きな財産になりました。今インターンをしているみなさん、これから行こうかと考えているみなさんには自分で決めた期間の中でできるだけたくさんの人に出会って、出かけて行って、様々な生き方をできるだけ見てほしいと思います。それはきっと自分の生き方にもつながってくるはずです。
小学校の先生を日本でいつかやりたいという夢や、教育を通して世界、地域そして世代をつないでいきたいという未来を抱かせてくれたこのインターンシッププログラムに感謝します。
二月は節分を題材にしてみんなで鬼のお面を作りました。その中でGrade1も怖くないように工夫したりJapanese monsterとして河童も紹介しました。お皿の水が乾くと死ぬと伝えたらすごく驚いていました。簡単に作れるものでしたがすごく喜んでくれました。
何人かGrade6を貸してもらって、低学年の節分の鬼役をやってもらいました。この学校の生徒はとても協力的です。「~してくれる人?」と頼むと「me!me!」とたくさんの子どもが手を上げてくれます。いまはGrade5,6で水墨画を企画しています。枝と幹を墨で書きプラス一色足して花を描くをいうのを企画しています。

研修期間の半分が過ぎました。放課後何かに参加したく試行錯誤した結果、現地の友人ができ、日本語を学習したい人を紹介してくれたりいろいろ広がりました。私の家のホストファミリーは親切な方ですが、大変忙しく一人で家にいることも多かったので言葉が分からないなかできた友人がすごく嬉しかったです。こちらにきてから当たり前であったことがものすごく難しくなったり、本当に思ったことや感情は口に出さなければ伝わらないのに語学の壁に当たりいえなくなったり。その中で小さなことが達成できると嬉しいです。これは日本では経験できなかったと思います。
こちらに来て三ヶ月が経ちました。先週は雪の影響で二日間休校となりましたが何とか授業を進めています。この間学校でアゲパンを作りました。一日目は低学年、二日目は高学年に振舞うために6年生数人に砂糖でコーティングしたり、はさみでパンを切る課程など手伝ってもらいました。家庭科がないこちらの学校では学校で何かを作るのはとても珍しいことでとても楽しんでくれました。その際のやり取りでは料理の課程や手伝ってもらうパートなど自分なりに先生方に対して説明したつもりでしたがきちんと伝わっていないことがあってやはり一対一で時間を割いてもらってきちんと説明することが大切だと実感しています。

また私のいる地域では非常に離婚率が高く家庭が大変複雑な子どもがいます。子ども達の会話の中でも「step-」ということばがたびたび出てきます。手伝ってくれた子どもの1人はそういった家庭環境でそだち、通常授業+特別支援を受けています。(ADHD)もしそういった特別支援を高校まで受けつづけると、大学にいけなく将来の選択肢が狭まってしまうそうです。アゲパンを作った後に担任の先生と話ていて知ることができました。この話を聞いた後、そういった子供たちにどういった思い出を残してあげることが自分はできるのか、より考えるようになりました。あと実感しているのはやはりただ授業するよりもクイズを入れたり、何か作るほうが食いつきがいいです。

私生活では、スノーボードのシーズンパスを買って毎週練習しています。また、どうしても同じ世代の友人がほしかったためサブスティチュートの先生で大学でも働いている先生に日本の大学生を紹介してもらいました。私は今大学生でインターンシップという選択肢を選んだので大学留学している友人を持つことは大学の様子も知ることができるし、英語学習のモチベーションにもなってといいと思いました。また金曜日に大学で毎週開かれるコーヒーショップというイベントにも現地の友人を持ちたいため参加する予定です。
フィンランドでの約5週間の研修を終えました。私はワールドコースで4ヶ国で研修予定だったのですが、フィンランドは研修に際して最も興味を持って楽しみにしていた国でした。期待を裏切らず、大変学ぶところの多い教育システムで、何より、教員も生徒も非常にリラックスしておりストレスのない環境にも関わらず、生徒の学力が安定して高く、平均層が厚いことがシステムが成功している証に思われます。

教員の労働環境が非常に良く、短時間労働が確保されているにもかかわらず、生徒は自主的に学習意欲を燃やして自分の興味関心を思う存分に追求していたのが印象的でした。先生方は非常に熱心で校長先生や実習生を含め、非常に多くの先生方が私の授業の視察にいらしてたくさん質問を受けましたし、職員会議の場で日本の教育制度や教員養成課程について説明する機会も多くあり、お昼時や同僚同士でディナーに出掛けた際などプライベートなときにもいつも教育の話や生徒の話を中心にしていて、本当に熱心で有能な教員ばかりだと感じました。

中学・高等学校での研修でしたが、英語は全く問題なく通じました。語学に限ら全ての教科の教職員、全生徒が大変流暢な英語を話しているので、授業やコミュニケーションで困ったことは一度もありませんでした。私がフィンランド語で行われる、国語、文学、宗教、歴史、セルフカウンセリング、音楽などの授業を見学した際も、必ず1~2人私の通訳をしてくれる生徒をその場で募ってつけてくださいました。

私の授業では、ジェネラルインフォメーションから始まり、日本語、伝統文化、現代の生活とサブカルチャー、教育制度、音楽、宗教的状況と年中行事、食文化、江戸社会、調理実習、書道など45~90分の授業を受け持っていました。日本への関心が非常に高く、特に日本語は既に学び始めている生徒、これから学ぼうと考えている生徒が多く、需要が高かったです。毎日3、4つほどのコマをいただけて、その他に生徒と遠足に出掛けたりなど、大変多くの経験をさせていただきました。
先日中学3年生にあたるクラスでお箸の使い方の授業をしました。
人数は8人と少ないのですが、普段の様子ではあまり授業に熱心に取り組んでいない生徒が多く在籍しているクラスです。
パワーポイントを使って写真を見せながらマカロニをつまむ練習、そのあとにチーム対抗でどちらが早くマカロニを移動できるか競争をしました。


すぐに使えるようになる生徒、てんで動かせない生徒さまざまでしたが、競争のときにはどんな持ち方でもいいからマカロニを掴もうという姿勢になり、積極的に参加してくれました。

ただレクチャーするのではなく、それをゲーム感覚で楽しめるものに発展させると食いつきがとてもよくなります。
クリスマス休暇も終わり、学校もいつも通り始まりました。
特に始業式など特別な行事があるわけではなく、いつも通りに授業が始まりました。

今月は、2日間にわたり小学校を訪問し、1年生から6年生まですべての学年で授業を行いました。
クイズを交えた日本の紹介やおりがみ、簡単な日本語を学年に応じて教えました。
折り紙は、どの学年でも楽しんでくれたみたいでした。
小学校での授業は、日本の紹介よりも、日本のもの(おりがみや日本語の数字)を使って楽しむことに重きを置いて構成を考えました。
結果的に、日本の紹介と言われて最初に紹介するようなことを省いた学年もありましたが、これから学校で習ったときに、japaniという国と今回やったことがつながって、興味を持ってくれたらいいかなと思います。

また、今月は、研修している学校とは違う中学校・高校にいき、折り紙を教えました。
普段の授業とは違い、土曜日の特別授業の中の一コマという位置づけでした。
以前、折り鶴を折ったことがある生徒もいると聴いていたので、オーソドックスなものよりも、
出来上がりが面白いものをつくろうと考え、動物やポケモンのピカチュウの顔が描かれた風船と、駒を考えました。
折り鶴などとともに、それらの見本も事前につくっていき、どれをつくりたいかをきくと、ピカチュウとの答えがありました。
こちらでもポケモンは有名で人気なようで、ピカチュウの風船はとても受けが良かったです。
また、時間が余ったグループでは駒も作ったのですが、こちらも、つくった後に遊べるので楽しんでもらえたようです。

来月は、研修校の美術クラブで折り紙を教えてくれないかと言われているので、これらをまた、つくってみようと思います。

最近では、先生方が朝出会ったときにgood morningと言ってくださっていたのが、huomentaに変わってきました。おはようございます、と言ってくださる先生もいます。
本当に簡単な会話ならフィンランド語でもできるようになり、研修終了までには日常会話ができるまで上達したいなとかんがえ、日々練習しています。
フィンランド生活も残り1ヶ月となりました。半年間のフィンランドの小学校でインターンシップでしたが、長いと思ったことは一度も無いくらい恵まれた環境にいることを実感しています。1月に入ったフィンランドは特に大きなイベントは無く、お正月は1日夜中に花火でお祝い、その後は何ら普段と変わり無いため、やはりクリスマスの方が1年で最も大きなイベントでした。

 私はこちらで放課後に日本語クラブを持つために学校長の協力を経て、Finnish social ID numberを12月初旬に取り、同時にtax numberと銀行口座を開設しました。Finnish social ID numberの取得は、tax officeに行きおこないますが、私の場合、学校長の同行のおかげで本当に簡単にもらうことができました。銀行口座に関しては、帰国まで3ヶ月と言うことで少し無理ある口座開設でしたがこれも学校長同行の上、開設していただきました。 

日本語クラブは毎週木曜日の2時から3時に開いています。生徒の人数は週によって違い7~18人と毎回何人来るかわからない状態ですが、これまでに日本昔話鑑賞、日本語の歌、折り紙、書道、日本のお菓子でパーティー(新年)、漢字名前入り栞作りなどを行いました。毎週日本語学習用のプリントを配り、読んで、繰り返してもらったりしていますが、それだけだとやはり退屈になってしまいがちなので、日本語勉強と何らかのイベントを組み合わせて行うようにしています。対象が小学校3年~6年生で英語が得意な子と習いたてで理解が難しい察w)€ミがいるのでなかなか難しいこともたまにありますが、だいい20分ほどは先生が来て翻訳してくれたりもします。先生が来ない時やいらっしゃらない時間は、何とか英語での説明と共に、少しフィンランド語で伝えてみたり、英語のわかる生徒に協力してもらったりと自分なりに臨機応変に対応しています。 今では低学年の生徒ともコミュニケーションが取れるようになり、「上手にフィンランド語話すようになったね!」と言ってもらえるようになりました。それでもまだまだですが...

ホストファミリーもとても親切にしてくださって色んなところに連れて行ってくれたり、色んなことを教えてくれます。最初のフィンランドのホストファミリーにも月に1度、会いに行っています。沢山の学校イベントにも参加させてもらい、毎日が楽しいです。
こちらに来て二ヵ月半経ちました。現地についてからすぐ、連休やクリスマス休暇などのほかにも様々なことがあり自分が思うように授業を進めることができませんでした。クリスマス休暇はホームステイ先のルームメイトの実家に連れて行ってもらいました。そこは比較的都会でいろいろな文化体験をさせてもらい、いい気分転換になりました。そのため年があけてからいっそう自分から動き、ようやく毎日授業を2コマづつのペースでする感じになりました。「自分は言葉もままならないし、まして私の場合教えた経験もないのだからもっと積極的に他の先生に頼って聞くべきなんだろうな。」と最近は開き直るようになりました。他の先生たちは授業が終わると必ず「thank you so much.It was awesome.」と仰ってくださいます。そういわれても、こういうところのここがどうしてもつたわりにくい、などと話を細かく聞くことによって自分の英語力にも、先生方の関係にもいい影響がでることを実感しています。すべての先生が親身に答えてくれます。インターンシップ生として当たり前のことなのかも知れませんが改めて実感しました
。今、私は全クラスで日本語で自分達の名前を書いたネームプレートを作成しています。先週、生徒の一人が腕に大きく自分の名前を書いて見せてくれました。生徒達にとって濁点がcoolに見えたり、スマイルマークに見えたり感性は全く違います。
ゆったりすぎていく時間の中で、時の速さを感じています。もうすぐ私がこちらに来て4ヶ月になります。学年暦が5月末に終わるので残りの研修は5ヶ月弱ということになります。ほぼ半分がすぎてしまいました。
12月はクリスマス休暇もあったのでいつもよりも活動期間が短かったのですが、2つの小学校への訪問や日本のシスタースクールの生徒の訪問などたくさんのことを体験することができました。
普段は中学校で授業を行っているため、小学校出の授業は時間の長さ、雰囲気などの違いを感じました。高学年になると、英語もある程度通じるようですが、下の学年の子たちには通じないので、フィンランド語で指示の仕方だけでも言えるようになっておくべきだと感じました。今後もいくつかの小学校の訪問が決まっているので、もっと工夫していきたいと思います。
日本のシスタースクールの生徒の訪問は、私がここに来てから感じたことを改めて考えて伝えるいい機会になりました。
IIPが手配してくださった研修校(小学校)以外にも、自力で交渉をかけて何校かの中高に訪問できたのは大変幸運でした。様々な校種に赴き、実際に多様な教育形態を見れましたし、多くの先生方ともお話できて、国全体の教育方針も掴むことができました。交渉の掛け方は、とにかく学校関係者や保護者、地域のコミュティーで出会った方にかたっぱしから声を掛け、教育に携わっている方がいらっしゃったら連絡先を聞く、その他にも近くの街にある学校をピックアップしてホームページに行き、そこに連絡先が載っていたら連絡をとる、などです。いきなり連絡を取るわけですから、風当たりが厳しいこともありますし、打率は低いですが、それでも、何事もやってみなくては始まらないからとにかく行動してみよう、と思えるのはこちらで暮らしているからこそ身についた姿勢のように思えます。
こちらに来て一ヶ月がたちます。現地の子ども達は想像していた以上に純粋で、素直です。
私はGRADE6のクラスがホストクラスなのですが、今はホストクラスで授業を2回、他の学年で自己紹介も兼ねた同じ内容の授業を5回ほど行ないました。「この年の子にはちょっとつまらないかも知れないな」と思った授業も驚いてくれました。私がなんとなく手でかえるを作って見せたら生徒達は驚いて、流行り始めました。育った環境、文化が違うと本当に意外なことに興味を示すのだなと思いました。ホストスクールはクリスマスバケーションに突入します。英語が聞き取れず、急に火災警報器がなって校庭に集まってから火災訓練だと知ったり、生徒が話している「ポーキーマン」がポケモンのことだと後になって気づいたり、ランチタイムの先生達の会話についていけず落ち込むことも多いですが、年明けに生徒達が驚くような授業を準備したいです。
一週間サイクルで就学前クラスから順番にめぐり、今週は2年生の1つ目のクラスでお世話になっています。
先週の1年生のクラスでは、日本語の自己紹介を教え実際に友だち同士でやってみたり、日本語の数字を使ってゲームをしたりしました。数字を教える際は、IIPの資料からヒントを得て、に(ni)はkani(フィンランド語でうさぎ)のniだよ などと似ている音とともに教えました。ややダジャレ大会のようになってしまいましたが、子どもたちには楽しんでもらえたのではないかと思います。
今週の2年生のクラスでは、自分の名前をカタカナで書く活動をする予定です。coやje(ジェではなくイェ)など名前の中にはアイウエオ表によっていないものもたくさん。表を配るべきか、それぞれの名前の見本だけ配るべきか、苗字も書きたいって言うだろうなあ、など悩むことはたくさん。もう少しよく考えてみたいと思います。
季節も秋頃を過ぎ、フィンランド中部に位置する街クオピオでは部屋の窓から見える凍り始めた湖を見ながら本格的な冬の到来を迎えているところでありますが、その寒さや短い日照時間にかかわらず、現地の人々は当然のごとく学校に通っています。
 日本にいたころから想像はついていたものの、いざ暮らしてみれば寝付くという概念自体が、「暗い夜だから眠る」ことから「遅い時間だから眠る」ことへ覆り始めていると感じます。幸い、授業の準備や学校見学等やることがたくさんあるため、暗さによる鬱屈はさほど感じずに過ごせていますが、後進でフィンランドへ向かわれる方は是非、この暗さをきっかけに友人を多く作っていただけると思います。
 寒さに関しましては、着込めば不便なことはないと思っておりますが、いかんせんこれからより一層気温が下がってくるかと思われますので、まだ分かりません。

 さて、本題となりうる授業に関しましては、さすが高校生、ちょっとやそっとではウケが取れません。彼らが主に興味を置いているのは、現実味のあふれた文化的側面と言えましょうか、日本の学生生活であったり、市街地の高層ビルはもちろんのこと、その周りを歩く人の様子など、日本の暮らしに根付いて理解を深めたいといった様子であります。つまりは日本語を学ぶにあたっても、実際に日本を訪れた時や現地人と会話する際はどのように使うか、発音やイントネーションなど実践的な部分に重きを置こうとしているなという印象を受けています。教本から学ぶことも多かったものの、私自身がこれまでに使ってきた日本語から生徒へ教えることへのヒントを得ることも少なくはありません。
 9月~11月の学期ではそういったことを生徒から学ばせていただきました、一週間ほどテスト期間があり、また先日から新しく授業を始めたところです。今期で最後となるかと思われますので、生徒が日本を訪れた際に少しでも日本語が使えるよう、指導して参りたいと思います。
フィンランドでの生活にも慣れてきて、フィンランド語も少しずつですが理解できる単語が増えてきました。
中学校にはフィンランド語がしゃべれない生徒がいて、その生徒たちとともにフィンランド語の授業を受けることができているため、少人数で楽しくフィンランド語の勉強ができています。職員室でフィンランド語の教科書を開いていると、いろいろな先生がその教科書を見ながら、フィンランド語を教えてくださいます。フィンランド人は確かにとても英語が上手で、コミュニケーションは充分に英語でとれるのですが、普段の会話はもちろんフィンランド語です。先生同士や生徒同士の雑談に入ることができないのは、とてももどかしいです。雑談に少しでも参加できるようになることを目標にして勉強しています。
体育と美術の授業でそれぞれ空手、習字を担当していますが、勿論全部の授業を空手や習字に費やすわけではないので、各担当の先生との相談が非常に重要です
空手は、怪我のことを思うと、型練習を中心にやった方がいいなと思って最初はそのように授業を進めていましたが、明らかに子どもたちのウケが良くないです(笑)

先生や生徒たちのもっている空手のイメージは映画の中で神秘的ながらも格好よく動きまわっていたアレなのであまり体を激しく動かさない型の練習はとても退屈なのですね
加えると、これは体育の授業なので、激しく動き回れる格好に着替えて体育館にやってくるわけです。なのにやることは老人が朝、公園でやるような体操では面白くないといった感じでした。

そこで、もっと動き回れる練習内容にしたところ、生徒たちには大好評でした
具体的には、ストレッチや準備体操に30分、ダッシュ練習、基本動作、移動基本形に20分、相撲で15分といった配分です
相撲といっても空手の相撲稽古のことなので互いに押し合い、引き合い、持ち上げるのみですから怪我は起こりにくいです(マットが足りないので投げは出来ませんでした)
対人練習は最初のストレッチと最後の相撲だけですが、やはりパートナーと組んで実際に身体を通して技を試す楽しさを感じられる分、よく分からない型を覚えるより何倍も楽しそうでした

日本の文化紹介として空手をはじめ柔道や合気道など武術を授業に取り入れようという人はいると思いますが、それらの方に参考となれば幸いです
ちなみに日本で当たり前のようにやってるストレッチやダッシュ練習はこちらではとても珍しいものなので、それだけでで充分に生徒たちは楽しんでました

習字に関しては学校にある絵筆(小筆)、紙、インク、パレット(プラスチックコップ)、古新聞紙でほぼ完全に代用できましたので
自分用(皆に見せる用)に、半紙、墨汁、筆、すずりのお習字セットが一つあれば十分でした
あとは生徒たちの名前、彼らの好きな動物や国名を漢字で書いて練習するだけでも十分ですね
そもそも右上から下への縦書きから苦労しているので、とめやはね、はらいなど出来なくてもいいかもです

どうしても、習字で文字を書くことを退屈に思う生徒が出てくるので、私は絵を描きたい組と文字を書きたい組に分けました
文字組は引き続き、名前や動物の練習ですが、絵組はその絵を描くといった具合です
黒色だけを用いて水で濃淡を表現して絵を描くことに生徒たちは楽しみを見出していました
私に水墨画の経験は全くなかったのでIIPから貰った教科書の水墨画紹介のページが非常に役に立ちました

あと、生徒との距離を縮めるのに折り紙(羽ばたき鶴や狐面さえ出来れば十分です)はとても役に立ちます
習字練習に使った紙で羽ばたき鶴を折って上げると子どもたちはとても喜びますよ
  フィンランドは大きな都市を少し離れるだけで本当に人や家がありません。そのためこの季節は朝、夜出歩くにも懐中電灯が必須です!秋、フィンランド人に懐中電灯をいただき、その時はまさか懐中電灯が必要になるほど暗くなるわけがないだろうとほかの日本人の方と笑っていましたが、いかに日本が明りに照らされているかがわかりました。本当に懐中電灯がないと真っ暗で怖くて前に進めないのです。こんなに小さなことでも日本との違いを感じています。意外なことで自分の常識が次々とひっくり返されて面白い毎日です。
今日からフィンランドの小学校での実習が始まりました。学校の全教室を見せていただき、英語の授業と5,6歳の子どもが対象のプレスクールにお邪魔しました。今週一週間はいくつかの教室を回りつつ今後の授業の計画を立てます。子どもたちはとてもシャイで教室内も比較的静かです。私自身、クラスが静まり返ってしまうとどうしようかと焦ってしまうので、まずはこの沈黙に慣れようと思います。
他の方の体験談にもあったのですが人口に関する質問がとても多いです。「日本にはどのくらいの人が住んでいるの?」「あなたの街はどのくらいの大きさなの?」などなど。私自身自分の生まれた町が小さいほうだと思っていたのですが、ここの方々からすると比較的大きい街のようです。
子どもたちの質問に片言のフィンランド語で答えると、とても嬉しそうにしていました。彼らの表情を見ていると少しでもフィンランド語を話せるようになりたいなと思います。

何から何まで全てが新しいので、いちいち日本ではこうなのに、なんて思っている暇はないですね。現地人になったつもりで過ごした方が絶対楽しいです。
食事は基本夕食のみ皆で一緒に食べて他は自分で用意して片づけて、という感じです。
それが一番の驚きでしたね
英語はあまり不自由しませんでした。
デンマークでは基本的にデンマーク語をしゃべります。つまり英語は二次的なものです。
日本人にとっての英語と同じですね。
私が頑張れば、現地の人も、日本人にとっての英語も二次的なものだと分かってくれるので、気持を分かってくれます。
語彙力や文法や発音よりも何よりもコミュニケーションをしようと頑張ることの方が大事ですね。
頑張った結果なのか、現地で英語の話せない子どもや老人とも仲良くなり一緒に遊んだりして楽しんでいます。
ロンドンでの英語研修が2か月目に突入しました。少人数クラスの快適な環境でよい仲間にも恵まれ、充実した学習をしています。文法事項に関しては高校の復習のような感じなので私の課題は語彙を少しでも増やし使うことと、とにかく「もっと話すこと」です。片言の英語でも物おじせず積極的に発言される生徒さんがたくさんいて、私ももっと発言しなければと焦ります。ですが先生が「味噌汁ってどうやって箸で食べるの?スープでしょ?」と私が発言できる機会を与えてくださることもしばしばあり、少しずつ頑張っていこうと思っています。
10月のロンドンは朝晩冷え込みます。体調管理に気を付けて過ごそうと思います。
アイルランドでの研修が始まり、3週間が過ぎました。 イギリスで同じ校種(小学校)で6週間程研修した後ですので、立ち回り方を学んで随分スムーズに自分の要求も伝えられるようになり、充実した活動が送れています。授業見学も日本紹介も学校側が振ってくれるのを待つだけではなく、具体的に自分は何をしたいのか、何ができるのかを積極的に提案・模索することが肝要だと実感しています。学校側は私にとって良い経験をさせてあげたいと常におっしゃってくれていますので、大変協力的でよく相談に乗ってくださり、親身に助けてくださいます。イギリスでの研修のはじめの頃はあまり自分の要求ばかり主張していてはいけないのではないだろうか、言われたこと以外のことを勝手にやっては迷惑ではないだろうか、とても感謝しているのに現状に不満があると思われてしまうのではないか、と考えてしまって悩んだこともありましたが、相談すればきちんとわかってくださいましたし、このようにすれ違ってしまっては限られた研修期間を無駄にしてしまいますので、今回ははじめから伝えたいこと、言葉にしなければ伝わらないこをはっきり伝える、ということと、受け身ではなく積極的に動く、余計な遠慮はしないということに留意していい形でスタートが切れたと思っています。言われたことを完璧にこなせるようになるまで不満や要求を口にしてはいけない、受け入れるからにはある程度先方がアレンジしてくれていてその枠からはみ出てはいけない、という感覚が前年に日本で教育実習(中高)を経験した私のなかにはあったため、日本と異国での職場環境や文化の違いは考えさせられるものがあり、今となってはとても良い経験ができたと自負しています。

近況としましては、学校の先生、職員方やこちらで知り合った友人などを通して現在5校ほどの中高に見学やインターン受け入れのお願いを交渉しており、うち一校は内定して訪問させていただく期間も決定いたしました。小学校と並行してこのような経験ができるのも、協力してくださった皆さまのお陰ですし、こうして自分が実現させたいと思ったことを早い段階から積極的に口にし続けたことが功を奏したと思います。中高へ訪問する際は小学校でお手伝いさせていただく時間が削れてしまいますのに、私にとって良い経験になるのならと先生方も親身に協力してくださって推薦状のようなものまで書いてくださり、本当に感謝が尽きません。今後とも皆さまのご好意を無駄にせぬよう、私にできることを一つずつ模索し、精一杯努めていきたいと思います。
フィンランドに来て2週間が経ちました。少しずつこちらでの生活に慣れてきました。
まだ、2週間ということですが、こちらに来て感じたのは日本のアニメ、漫画に興味を持っている人がやはりたくさんいるということ。もともと聞いてはいたのですが、本当にたくさんいます。ですので、もっとアニメや漫画について知識を持ってからこれば良かったなと思っています。私のすごく少ない知識でも、アニメ、漫画の話をすると生徒たちの反応が良くて、話し始めるとっかかりになっています。
 フィンランドへ8月23日に来てから、25日から学校研修がスタートしています。初日から学校はとても暖かく迎えてくださって毎日楽しく研修しています。自宅から学校まではホストファミリーが車で送ってくれて帰りは歩くか、自転車で往復するかです。ただ、歩きだと小一時間かかるので自転車を望む時が多いのですが...自転車の場合法律でヘルメット着用を義務付けられているため、必ずヘルメットがいります。私の場合自転車もヘルメットもホストマザーのものを借してもらっています。ホストファミリーもとても優しい方々で、ギターやアコーディオンの弾き方を教えてくれたり、晩御飯はフィンランドの料理で毎度違うものを作ってくれたり、先週はフィンランドの結婚式へ連れて行ってくれ、今週はスウェーデンの結婚式へ連れて行ってくれます。
 学校では週30時間(6時間×5日)を目安にタイムスケジュールを組んで下さり、全学年+障害を持った子どものクラス3クラスを回れるようになっています。今のところ授業見学と言う形が多いですが、低学年の算数、英語のサポートや先生に頼まれて、授業中に2人教室から出て来て10分程英語でゲームしたり、質問して答えてもらったりなどをしています。その英語の授業の区切りがついたので次回からどうする?と聞かれ、先日毎授業の最初に5~10分程日本について英語で紹介し、その後各生徒が教室外で5分程フィンランドの事や紹介したいことについて英語でスピーチしてもらうと言う提案をし、いいね、それやろう!と言ってもらいました。他にも3クラス程で日本の折り紙やものづくりをやって欲しいと依頼してくださっているので、期待に応えられるよう考えています。
 また、来月に学校の教員ミーティングの際の日本の小学校の紹介15~20分程と、イギリスから13人の先生方が見学に来られる際に1ヶ月で感じたことや日本と違うことなどを15分程で紹介して欲しいと言っていただけたので現在作成中です。 この学校は結構色々なことに積極的で、私にも色々声をかけてくださるのでとても動きやすいです。来月には給食で日本の料理を出して見たいので手伝って欲しいなど...もちろん日本のことだけではなく、普段の授業のサポート依頼もあります。
フィンランドに来てそろそろ5ヶ月が経ちます。夏休みが終わり、先週からまた学校が始まりました。私は中学校へ連れて行ってもらっていますが、フィンランド語が分かるようになってきたので、4月に比べて活動しやすくなってきました。ただもっと英語やフィンランド語ができれば子供たちとコミュニケーションが取れるのになあともどかしい時もあります。
フィンランドの夏を経験して面白かったのが、世界一コーヒーを飲む国だといわれているのに、アイスコーヒーがないことです。どんなに暑くてもホットコーヒーをひたすら飲んでいました。アイスコーヒーと言ってもわからない人が多いです。
先週の金曜日で前の授業期間が終了し、今週から新しい授業に変わりました。そのため、終了時の実力確認テスト的な小テストを受け、それプラス先生と自分の成績、これからの目標について話し合う5分弱程の時間も設けられていました。感じた事はやはり、日本人は他国に比べて文法が強いと言うこと。話すレベルで言うとクラスメイトの方がペラペラと話しているにも関わらず、テストの結果は私の半分くらいでした。皆にすごいね!と言われながら、皆程話すことができない私と話せるのに文法を苦手とする皆。この違いがすごく気になりました。今週からはクラスが一つ上がり、夜の6:00~9:00になりました。 学校的に言うと、定期的に授業の感想を聞いてくれるし、本当に自分の英語の苦手なところを理解して教えてくれるので良いなぁと思いました。おそらく先生にもよるのですが...現在私は少し成長出来たかなと感じています。
 6月は小学校、中学校が夏休みのためセイナヨキ大学のInternational Ofiiceでインターンをさせていただきました。ヨーロッパ各国の大学教授が集まる会議では、30分会議が遅れて始まったり、ある教授がずーっとはなしていたり、それぞれの国民性がでていてとても面白かったです。またその会議ではフィンランド流でコーヒーブレイクがありその準備などを手伝わせていただきました。International Officeでは来季日本に留学する学生のためのパンフレットをつくったり、在フィンランド大使館にお願いして「にぽにか」(外務省発行のパンフ)を手配したりしました。
セイナヨキでは同じ世代の日本人学生にも会うことができ、日本食などをつくってたまに息抜きをしています。また現地の方に誘っていただき伝統的なパンをつくったりと充実していました。
 7月は完全にサマーホリデーに入ります。活動がないので積極的に動いて言語習得に励みたいと思います。
現在授業は月、水、金が午前中9:15~12:30,火、木が午後13:15~16:30です。授業内容は英文の基本をもう一度学び直しています。わからないことがあればすぐ先生に尋ねることができ、尋ねればすぐに教えてくれます。授業内容以外にも自分の知っていることでわからないことがあれば聞くことができます。 文法クラスに加えて金曜日は会話、発音クラスで自分の発音を直してくれます。
 最近は使っている単語や言い回しがアメリカ英語の時に指摘してくれ、イギリス英語に直してくれます。楽しく毎日学ぶことができて本当に楽しいです。
5月はセイナヨキにある二つの小学校に研修に行かせていただきました。
自分は日本文化を紹介する一方で、各校の特色ある授業を見学させていただき、とても勉強になる毎日でした。小学校ではサムライハットが大人気でした!!
こちらでは着々と夏が近づいていることを感じています。美しい自然をフィンランド人は思い切り楽しんでいるように思います。ホストファミリーにはミュージアムに連れて行っていただいたり、national parkに連れて行っていただいたりと、フィンランドについて本当にたくさんの情報をもらっています。6月は小学校はお休みなのでセイナヨキの大学で幾つかの活動に参加する予定です。
 こちらに来て早くも1ヶ月近くが経とうとしています。生活にもだいぶ慣れ、余裕が出てまいりました。日曜は現地の教会に通っているのですが、そこで多くの人と出会い、毎週誰かの家の食卓に招かれたり、現地を案内してもらったりなど、交友関係が広がりました。現在は語学学校に通っている段階ですが、学校以外にもコミュニティを持つことで幅が広がりますし、現地の人々と交流することでこちらの人々の価値観や慣習ついて日々肌で感じ、頭で考えるといった刺激的な環境のなかで、自らの身がまさに異文化理解を深めることできる好機にあると実感しています。
私の研修も残すところあと1ヵ月となりました。この8ヵ月間で強く感じたことは、今までは考えたこともないほど当たり前であった日本のことを考える機会が沢山あるということです。語学、文化、宗教、社会などさまざまな分野で日本の外に出て初めて気付くことが多く、毎日が勉強になっているとつくづく感じることが出来ます。
先月7か月間お世話になったアイルランドの学校に別れの挨拶をしました。今思えばあっという間でしたが、とても充実した毎日を送れたと思います。こちらに来て1番感じることは日本人に対する信頼がものすごくあるということです。今やトヨタをはじめ車や電化製品の日本企業が海外進出している世のなかで、日本の製品はやっぱり良いととても評判がいいこと。

また、昔日本に行ったとき、日本人はとても親切だったなどたくさんの人から日本人に対する好印象を聞く機会がありました。とても喜ばしいことですが、自分はそのいいイメージを壊さずにいられているのかということをよく考えました。こちらでは私はたった一人の日本人で、こちらの人たちにとっては私=日本人、私の行い次第で日本に対するイメージが決まってしまいます。常に日本人の代表であるという意識がとても大切だなと感じました。

また、こちらの人は本当に親切です。何か困ったらすぐに助けてくれます。こちらの人に親切にされるたびに、自分は今まで人にここまで親切にできていただろうかと自分の行動を振り返ることがよくあります。

今月からは新たな地で研修が始まりました。今までで得た経験を生かしながら、新しいことにも挑戦していきたいと思います。
課後の過ごし方

毎日学校は15時に終わるため、寝るまでにかなりの時間があります。
もちろん授業の準備もしますが、ずっとしているわけではありません。
私がしていることを少しご紹介。

①フィンランド語の勉強
日本から持ってきた文法本と辞書を使ってできるだけ毎日勉強しています。始めのころはなかなか単語が聞き取れずにかなりもやもやしていたのですが、最近語彙が増えて会話も所々理解できてきて、勉強もはかどるようになってきました。
いままで英語を勉強してきた方法と同じように、間違えたところをチェックしてやり直しをしています。英語圏の方には必要のないことかもしれないけど、言葉が通じるって嬉しいことだと日々実感しています。まずは読んだり書いたりできるように、それから話せるようになりたいと思います。文法本の他にはムーミンのアニメを朝に見るようにしています。さらに絵本を図書館で借りて読み始めました。

②編み物
今までほとんどやってこなかった編み物に挑戦しています。ホストマザーが手芸が趣味なこともあって時間があるときは編み進めています。フィンランドは例年4月になってもマイナスの気温が続くような冬の長い国なので、ウールものが欠かせません。今年は異常気象なのか、日本の冬くらいの気温なのですが...。物を手作りする楽しさを味わっています。

③ホストマザーとの会話
夕飯の時間が17時半~18時と早めなので、21時頃にデザートを出してくれるのですが、その時にホストマザーとよくお話しします。やはり学校ではフィンランド語の会話になかなか入れないので、ホストマザーとの会話は欠かせないものです。文化が全く異なるので何を話しても驚いてくれます。消費税のことから学校の課題まで。フィンランドの教育は世界中で注目されていますが、問題がないわけはありませんね。
 今月は、アウグスブルクという南ドイツにある私立のインターナショナルスクールに2週間滞在しました。ここでは、期間が短いこともあってか、「授業を見学する」という形で、ほとんど日本語や日本文化を教えることはありませんでした。
 この学校には、日本人の小学生が何名かいました。家庭の事情により、英語もドイツ語も知らないまま、ドイツに来る子がほとんどだそうで、通常の授業もあまりわかっていない子も何人かいるようでした。見学している授業の中で、英語で行われる授業についていけない子には日本語で解説したりもしました。こういう形で日本語を教えることは考えていなかったので、とても新鮮でした。また、母国語の授業(日本語)の時の子どもたちの生き生きとした姿もとても印象に残りました。
 また、ベルリンの学校では、日本の宗教について話す機会がありました。授業をするその日に、「日本の宗教について発表してほしい」と頼まれたので、インターネットで手短にまとめられた仏教と神道の説明を印刷し、神社やお寺でどのようにお参りするのかを説明しました。
 私が、大抵1年に1回大晦日の夜に神社やお寺に行きお参りをすることを説明すると、お参りをするのは強制なのか、ということを聞かれました。おそらく、子どもたちはキリスト教と比較していたのだと思いますが、私が「行きたい人は行く」ということを説明すると、興味深そうに聞いてくれていました。普段、特に自分がどんな宗教を持っているのか考えたこともなかったので、準備する時間がほとんどない中、自分の経験の中から話すことは、印象に残る授業となりました。
 また、神社やお寺で最初に口と手を清めることを説明したところ、なぜか日本のトイレ事情について尋ねられたので、翌週に1時間の授業を使って、日本のトイレについてプレゼンテーションをしました。日本の高機能トイレの紹介だけでなく、学校で1年生からトイレ掃除をすることを説明すると、多くの生徒が驚いていました。ちょうど、男子トイレで落書きが見つかった時期と重なり、どのようなトイレにすれば、みんなが気持ちよく使えるのか、というディスカッションにつなげることができました。
・週末は家族と過ごすのが基本
土曜日曜は、家族とゆっくり過ごすのが基本のようです。比較的近くに住んでいる家族には会いに行ったり、向こうから会いに来たりします。兄弟姉妹の数が多いため、親戚がたくさんいて、複数の家族が集まることあっていろいろな年代の家族が揃い、とても賑やかです。家族の写真が家の至る所に飾ってあるのもなんだかほっこりします。
また、どこかに一緒に出かけるというのではなく家を訪れるというのもこちらの文化だと思います。これは家族に限らず、友人もよく招いてお茶をしたりしています。今月は私もいろいろな方のお家にお邪魔させてもらいましたが、どのお家でも素敵なおもてなしを受けています。

・スポーツに夢中
フィンランドの国技はアイスホッケーです。オリンピックということもあり、ほとんどの人が中継を見て応援していました。子どもたちもしっかり応援していたようです。こうやって一つのものを全員が応援しているということは素敵なことです。同時に、他の協議では日本の選手も同じくらい応援してくれました。

・フィンランドの教育法
たくさんの日本の学校との違いを毎日発見しています。ここでは先生が全員に向かって知識を教えるのと、生徒たち自身が調べて発表するのと半々くらい。みんなで一つのことをする行事などが多い集団主義の日本と比べるとそれぞれがそれぞれのペースに合わせて、興味のあることをするという個人主義だなと思います。少人数のクラスで一人一人に目が行き届くように助手の先生もたくさんいます。また、実生活に役立つ授業もたくさんあって、技術、家庭科、などは毎週行われていて、生徒たちの腕には驚かされるばかりです。この学校に毎日通っていて日本のいいところも真似したらいいんじゃないかというところもたくさん見つけては書き留めています。

・少しずつ単語をつなげて...
全く未知の言語を毎日聞いて、自分なりに勉強していると、少しずつ単語が聞こえてきます。自分から話すことはまだ少ししかできませんが、聞こえた単語をつなげて何を話しているか推測しています。よく聞く単語には日本語で言う「えーっと」のように意味を持たないものもあっておもしろいです。
新年を迎えてから、何かが吹っ切れたかのように自分から動くことが出来るようになりました。研修が始まってから四ヶ月が経ちましたが、今までは校長先生にお願いをし、先生からの連絡を待つという日々が続いていました。しかし、休みに入ってしまったり、学校の行事が入ってしまったりで中々話を進めることが出来ずに足踏み状態の日々が続いていました。そこで、やり方を変えなくては。と思い、自ら他校へ訪問のアポを取ったり、企画を一通り自ら考えた後に校長先生へ許可をとるという行動の仕方に変えました。すると、今までが嘘かのように、様々な予定が入り始め、毎日が充実してきました。それと共に、今までの四ヶ月がとても惜しく感じますが、残りの月日を充実したものに出来るよう、さらに頑張ろうと思います。「自発的行動」の大切さを改めて感じました。
 今月は、7年生対象に11月から行ってきた、日本の災害(地震、噴火、津波、洪水、台風)について発表する機会を設けました。週に1回の授業で下調べや、色画用紙に発表内容を書いてもらいました。本番ではほかの先生に録画してもらい、5分ほどのプレゼンテーションをしてもらいました。
今回は、物理の先生から「授業で原子力発電について説明するから、福島第一原発の説明をしてほしい」と頼まれました。原子力発電とはどういう仕組みなのか、という説明から始まり、なぜ起きたのか、地震が起きたときどう感じていたかなどをプレゼンテーションの形で発表しました。高校生の時に物理を選択していなかったので、どんな説明をすれば仕組みを理解してもらえるのかなど、大変でしたが、物理担当の先生がフォローしてくださり、無事に終わりました。
始めの一か月はまず、生活と学校と言語に慣れることから始まりました。ヘルシンキからも遠く離れた小さな街ですが、素敵なホストファミリーと学校に恵まれ、何不自由なく暮らせています。マイナスの気温にもだいぶ慣れました。
私の学校は小学校から中学校までの子どもたちがいるのですが、まずはすべてのクラスを訪れました。調理実習やHandcraft、体育などは子どもたちと一緒に参加させてもらっています。
こちらでは英語を使っていますが、中学生は喋るのは難しくても言ったことは理解してくれるし、先生方に間に入ってもらって、小さい子たちともコミュニケーションを図っています。しかしやはり言語の壁がまだまだあって先生や子どもたちが何を話しているのかわからなくて少しつらいですが、帰宅後はフィンランド語を勉強しています。発音はしやすい言語なので、覚えた単語は口に出すようにしています。
すでにいくつかのクラスで、折り紙を使って立方体を作りました。最初は苦戦している子どもたちも彼ら同士で助け合って、完成させることができています。すれ違うと「Mariko!]と言ってくれたり、絵を描いてくれたり、子どもたちからもアプローチしててくれてとても嬉しいです。
来月からは授業の参加に加えて、「日本クラブ」なるものを週一回放課後に開催して日本に興味のある子どもたちにさらに日本のことを知ってもらう機会を設けてもらえることになりました。もともと日本との交流はある学校なので、興味のある子が多いと思います。ここにきて、フィンランドと日本の相違点をたくさん発見したので、それを少しでも共有できたらと思います。
フィンランドは自分の時間もしっかり大切にする国。夜は自分の、そして家族との時間です。日本の喧騒から少し離れて考える時間も増えました。何かこれを機に新しいことにもチャレンジしてみようと思います!
12月はクリスマスのイベントが目白押しの月で、さすがサンタさんの国だなと実感しました。 学校では、先生方とのrや学校全体のクリスマスパーティー、生徒企画のイベントのお手伝いをしました。日本の文化祭のような雰囲気で、とても楽しかったです。 また、私生活では、ホストファミリーとミニコンサートへ行ったり、マーケットへ行ったり、伝統のクリスマスフードを作ったりと1ヵ月毎日イベント尽くしだったように思います。
 このような楽しい時間の中で、「宗教」を強く感じた1ヵ月でもありました。私は、日本ではほとんど宗教について考える機会がなく、ほとんど全ての興味のあることに参加していました。しかし、「宗教上」ダンスをしてはいけない、パーティーに参加できない、などの話を聞き、自分の無知を痛感し、「宗教」についてもっと理解をしなければならないと感じました。
3か月の研修が終わり、何物にも代えがたい貴重な宝物となったたくさんの経験を得られててとても嬉しく思っております。日本文化を教えるという活動でしたが、実際に私が活動してきて大きく気付いたのは自分の日本に対する無知でした。自分が教えようと思って準備していたことのほかに、子どもたちや先生方から色々なことを質問されましたが、その場ではすぐに答えられませんでした。そういえばそれってどうなんやろ、あれって何やったっけ?などと思うことが多く、その度に調べて新たな知識を入手し、子どもたちや先生方に答えてきました。私はこの研修を通して、自国の文化や習慣、歴史など日本という国について様々な分野でたくさん見直す機会を得ました。帰国後、教師という職業で日本の未来をつくる子どもたちを教育する立場である私にとって、これは本当に持つべき重要な機会でした。たくさん学ばせていただき、本当に楽しい海外生活を送らせていただき、iiP様に感謝に気持ちでいっぱいです。
3か月の研修はあっという間でした。最後の2週間は全クラスで踊りの授業を行っていて私がこの学校を去る前に私の希望で日本の踊りの発表会を開いてもらうことにしました。私自身が大学のサークルで活動している沖縄の伝統鼓舞エイサーと、日本の小学校ではおなじみのよさこいソーランを教えています。エイサーの発祥地、日本の最南端の沖縄の話、南中ソーランの発祥地、日本の最北端の北海道の話も交えながら、ただ踊るだけではなくその踊りにまつわる話をしたり、音楽をよく聞いて和太鼓の音やリズムに気付いてみたり、踊りを通して日本の文化に触れられるような授業づくりを心掛けています。この3か月間、日本について、日本語について、折り紙や習字・お箸の使い方などの体験活動等、たくさんの授業を楽しく行うことができました。最後は自分の好きな踊りでこの日本文化の授業をしめくくりたいと思います。
ここで生活していて人との対話の時間の多さと日本での生活の対話の時間の少なさを感じました。学校での先生と生徒との対話はもちろん、バス停でバスを待っている人同士、買い物客と店員、街中での立ち話と、至る所で色々な人がフレンドリーに自然と楽しく会話を始める光景を目にします。ホームステイ先に帰ってからは、晩ごはん前のティータイム、晩ごはん、晩ごはん後のティータイムや映画鑑賞など、家族揃ってゆっくりくつろぎながら楽しく会話する時間が多く毎日暖かい雰囲気でゆったりしていていいなあと思います。ふと自分の日本での生活を思い出してみると、いつも詰め込めの予定と時間に追われ慌ただしく過ごしていたことに気づきました。私が一番言われる言葉は"Take it easy"です。帰国したら自分の生活スタイルを変えてみようと思った海外生活です。
こちらに到着してから、予想通り宗教の質問をよく受けます。その際には日本人は特定の宗教を信じている人は少ないけれども神を信じていないわけではないと必死に説明を繰り返していました。あるとき、いつも通り「あなたの宗教は?」と聞かれ一生懸命上記の説明をしたところ、アイルランドでは宗教の質問は単純に興味があって聞いているだけ、名前を聞いているようなものだからそんなにナーバスになる必要はないと言われました。私の中で、日本以外の国では「無宗教」=「神を信じない野蛮人」と見なされるのではないかと非常に心配していたので上記のように言われとても安心しました。実際、アイルランド人はほとんどの人がカトリックですが近年のアイルランドではほとんど形骸化しているとのことでした。宗教の認識、文化の違いを日々味わいながら過ごしています。
今月中旬から日本文化と日本の授業を教えています。
アートの授業の一環として日本語の文字、漢字を教える機会がありました。
特に、象形文字(山、木、森など)を紹介すると、とても興味深そうに聞いてくれました。また、発展授業として、自分で作ったオリジナルの漢字を墨汁を使って書いてみようという授業をすると、メガネやトナカイなどを簡潔に書いた文字を作っていました。
また、7年生に県庁所在地を調べて、A4にまとめてくることを宿題に出すと、3日も経たないうちに調べ上げ、県庁所在地の漢字を書ける子まで出てきたことに驚きました。
高校生をメインに教えているのですが、先日同じ学校の小学生に折り紙を教えました。ちょうどハロウィンの時期だったので、カボチャの折り方を教えたのですが、初めて折り紙をする子たちに教えるには難しかったようで、クラスの先生と一緒にほとんど手助けする形となってしまいました。
また、本来は日本文化を紹介するだけの予定だったのですが、日本語を習いたい子達が多く、1週間に4時間(45分×2を2コマ)、13年生(18,19歳)と10年生に教えています。
 最初は日本語に3つの文字があることの紹介、ひらがなとカタカナの五十音順表を渡し、日本語の単語を解読するゲームを行いました。カタカナはドイツの町の名前を書いたところ、発音がドイツ語とかなり違うことに面白がっていました。(Berlinをベルリンと一字一句読むところなど)。
研修先での初日のことです。現地の言葉を十分に話せない私は小さい歳の子どもたちの会話を全く理解できず悔しい気持ちになりました。せっかく私に興味を持って近づいてきてくれているのに話していることを理解してあげられなくてつらかったです。もっと現地の言葉をマスターしておけばよかったとな思いました。また、見学させてもらったクラスで、その場を離れてからそのクラスの先生に、子どもたちは日本について大きな興味を示したくさんの質問が出たと言われました。それらは相撲のやり方であったり侍についてであったりです。どちらも現代の社会ではもう馴染みがうすくなっていろものですが、日本人としてそれらに注目することを忘れてはいけないとうことを再認識しました。海外に来てみて日本のことをもっと知れるきっかけを得られてとてもおもしろいです。
ここに来て1か月が過ぎ、今の学校に通うのもあと半分になりました。最初の1週間は初めての英語だらけの生活に戸惑いと不安を隠しきれませんでしたが、2週目になると気楽に友だちやホストファミリーともコミュニケーションをとれるようになりました。放課後や週末は多国籍の友達と観光やお話を楽しんでいます。でも初めのうちに学校で知り合った日本人の方々によく頼ってしまったので、せっかくこっちにいるのに日本語を話してしまう時間が多かったのがもったいなかったなと思います。初めから多国籍の友だちともっと話したり遊んだりしているともっと有意義に過ごしながら英語を習得できていたと思います。多国籍の友達からも日本人はシャイだと言われてしましました。シャイだと損してしまします。せっかく日本を出たのだから、もっとアグレッシブになろう!と思ったこの頃でした。
7月は七夕の季節です。授業でも七夕の話を取り上げました。みんなに短冊にまず英語で書いてもらい、裏側に日本語で翻訳した文章を生徒自身に書いてもらいました。日本語で書くという作業で、生徒にとって縦書きに書いてもらったのですが右から左に書くというこは不思議だったようです。また簡単な漢字にもチャレンジしてもらいましたが、「かっこいい!」「日本人はこんな難しい文字をかけるんだな~」という言葉に自分自身おどろきました。普段何気なくつかっていることでも、他の国の人にとっては不思議な物なんだなと思いました。こちらにきてももうすぐで6ヶ月がたつので引っ越しになりますが、授業の題材とを身近なところにもあるので身近なところからでも日本語を外国語としてとらえるような気持ちで探したいと改めて思いました。のこりの三ヶ月も悔いがないようなインターンにしたいと思います。
ハンガリーに来てから一ヶ月以上が過ぎました。
こちらでは高校で日本文化を教えています。週1回の文化のクラス(英語)と、日本語の授業で毎度30分ほどのスピーチをします。このスピーチは初級クラスでは英語で、上級クラスでは日本語でしています。トピックは、文化のクラスは「JPOP」「日本茶」「妖怪」、語学のクラスは「言霊」「縁」「仏教と神道」など、面白いかどうかよく吟味しながらテーマを選んでいます。
日本語クラスの生徒さんは少ないですが、熱心に授業を聞いてくれます。シャイな生徒さんが多いですが、慣れない外国語で私によく話をしてくれます。真面目な校風もありますが、親切な生徒さん達です。
私の高校では日本語を専攻する3人の大学生が先生をしています。インターン柄日本語学習者のお友達が多くなり日本語が恋しくなることのない反面、英語を遣う時間はあまり多くありません。授業くらいです。なので、今はハンガリー語の勉強をしています。カタコトでもハンガリー語を話そうとすれば、色んな人が言葉を教えてくれるので助かっています。ハンガリー人は皆さん親切です。
休日はよく外出します。先日は高校の先生に誘われ、エステルゴムという町へ行きました。丘の上の教会は大変美しく、また先生のお友達が熱心に歴史や言葉を教えて下さるので、ハンガリー語の勉強にもなりました。
早くもこの国が好きになり始めています。街並みは古く洒落ているし、何より居心地がいいです。今後はもっと活動の幅を広げていきたいと思っています。
アイルランドへ来て3週間になります。Rathgar JSは私立の小さい小学校なので、ユニークなものがたくさんある学校です。毎週のように課外授業があり、私も美術館や刑務所だった博物館へ同行させてもらいました。また週に2回「ゲーム」といって校外で行う体育のようなものがあり、授業準備が忙しくない限りは参加するようにしています。独自のカリキュラム・教育思想を持っているため、なかなか慣れないことや時には理解に苦しむような習慣もありますが、これも文化の違いだと思い、理解できるように頑張っています。

先週は6年生のクラスで文化紹介への導入も兼ねて自己紹介をしました。こちらの生徒は既にたくさんの日本人インターンと出会っており、混乱を避けるため、少し詳しい内容の自己紹介にしました。私の場合、名前の発音が難しいらしく、なかなか覚えてもらいにくいので、まず名前について説明しました(由来、漢字が使われている事、姓名が逆になること等)。私の姓は先祖の職業をそのまま表しており、ファーストネームの方も左右対称になっていたりと説明しやすく、生徒もとても興味深いと言って聞いてくれました。また、習い事をしている生徒も多いので、私の小学生時の習い事リストを作ってその様子の写真を紹介しました。オランダではPreziを使ったプレゼンが定着していましたがこちらではそうでも無いようで、「初めて見たけど面白いね」と評価していただきました。

先週から7・8年生の教室で研修しています。7・8年生になるとほぼ英語が通じるようになるので教えられる幅が広がり、さらにたくさんのことをできるようになりました。彼らの先生からは、「着物」「寿司」「折り紙」といった"imaginal"な日本だけでなく、西洋化の進む現代の日本や、日本の社会や住宅などが地震とどう付き合ってきたかなどについても紹介してほしいと依頼されました。
寿司や折り紙などは日本を紹介するのに非常にわかりやすく便利なものですが、こういったリアルな物事について知ってもらうのも同様に大切なことだと思い、プレゼン資料を作成しているところです。
今週末はイースターで3連休になりますが、それが終わるといよいよ3ヶ月の研修も最終週を迎えます。忙しくも充実した毎日を過ごせています。

このサイトでは日本の童謡の英語訳が紹介されています。
この訳はどうなのかな...?と思う部分もありますが、オリジナルのリズム、メロディーで英語で歌えるようになっています。よかったら参考にしてください。

http://www.edu.dhc.co.jp/fun_study/kotonoha/kotonoha_001/

また、このアニメーションは昔の日本が分かりやすく、また、おもしろい絵なので、とても受けがよかったです。日本のバンドのミュージックビデオです。
日本の鬼、きつね、たぬき、神輿、祭り、田植えなど、英語力があまりなくても映像とともに単語を言うだけで理解してもらえると思います。

http://www.youtube.com/watch?v=JSFjSIM3oMc

海外の人たちはよく食べ物を丸かじりしています。果物はもちろん、パプリカやセロリといった野菜まで...。おやつにランチに、教室で街角で、若者や年配の方も、いろんなところでいろんなときに、いろんな人が、自由気ままに食べています。
街中だけでなく、学校内でもいろんな出身の人たちが当たり前のように食べているので、丸かじりは世界共通の文化なのかもしれません。もしかして、違和感を感じるのは日本人だけなのかも...

1週間のカーニバル休暇を終え、今週からまた学校が始まりました。今は1/2年生のクラスの2週間目が終わろうとしているところです。お世話になっている研修校の他に、校長先生の担当しているもう1つの学校(オランダでは1人の校長先生が複数の学校を担当することもあるようです)に来週から週1で見学・日本語を教える機会をいただきました。

さらに、ホストマザーの知り合いがVenloにあるsecondary schoolの校長先生だということで、昨日から3日間、見学させてもらっています。生徒たちと一緒に授業を受け、こちらで初めて生徒役になっていますが、オランダの中等教育も日本のそれとは全く違っていて興味深いです。日本でいうとほとんど大学のような雰囲気でしょうか。日本の中学3年生に当たる生徒たちと共に授業を受けていますが、彼らがあまりにも流暢な英語を話すことにとても驚いています。ほとんどがイングリッシュ・イマージョンで、数学・理科などは全て英語で授業が行われています。英語は私からするとネイティブのようだし、さらに第2外国語として学んでいるフランス語(他にもドイツ語や中国語、日本語などの授業も選択できるそう)も不自由なく読み書きが出来るレベルでした。隣国のドイツとの交換留学も盛んなようです。

日本の紹介として、最初に写真などのスライドショーを見せました。
子ども達は特に相撲や剣道のスポーツに興味を持っていた他、日本の浮世絵などにも興味を持っていました。
忍者、侍、寿司などはみんな知っていました。
特に忍者は人気のようで、休み時間に忍者の絵を描いている子どももいました。

6年生に向けては紙芝居の授業を行いました。「泣いた赤おに」を作りました。
まず鬼というものがどんなものかを説明し、節分の鬼のお面を見せました。鬼は人間を食べることもある、と言うとみんな面白がっていました。アイルランドにはたくさんの妖精についての昔話があるので、それと関連させながら話しました。次に、私が作った紙芝居でみんなに読み聞かせをしました。悲しい結末に、子ども達は考えさせられたようで、友達について考える良い機会となったかと思います。次に子どもたちに何行かづつ話のまとまりを渡し、2人一組で1シーンづつ描かせました。鬼を描くのにすこし苦労していたようですが、楽しんで制作していました。最終的にそのクラスのオリジナルの紙芝居ができました。とても素敵な「泣いた赤おに」ができました。

5年生に向けては日本の伝統文様を描かせる授業をしました。
全体でではなく、違う教室で、課題が終わった生徒4人ぐらいを相手に教えました。
少し難しかったらしく、二時間で描き終わりませんでした。時間がかかりすぎるため、この授業はこれからしないことになってしまいました。次回からは日本の伝統文様を印刷し、それの塗り絵をすることになりそうです。

3年生に向けて、この映像を見せました。
「縁側でダンスホール」という「neco眠る」というバンドのミュージックビデオです。この映像を作ったのは坂本渉太という映像作家です。

http://www.youtube.com/watch?v=JSFjSIM3oMc

昔の日本が分かりやすく、また、おもしろい絵なので、とても受けがよかったです。
日本の鬼、きつね、たぬき、神輿、祭り、田植えなど、英語力があまりなくても映像とともに単語を言うだけで理解してもらえました。

また、朝の集会で何かやってくれ、ということだったので、みんなで「ふるさと」を歌いました。英語訳に先生方含めとても感動していました。次は「赤とんぼ」を歌います。
百人一首の英語verサイトを見つけました。季節的には少々遅いですが、高学年を中心に紹介しています。普通にプレイしただけでは、つまらないので、一週間の練習の後、トーナメントをしようかと考えています。優勝者には何かしらの、褒賞を与えるつもりです。
また低学年には水墨画の簡略化したものを紹介しています。
どちらも人気で生徒たちは熱心に取り組んでくれています。
二月に入り残り一か月を切ってしましました。実に早いものです。そろそろ身の回りの荷物の整理をし始める頃合いです。
やり残しがないように残りの期間を頑張りたいと思います。
研修を始めてから3ヵ月が経ちました。最初の1ヵ月、2ヶ月目、3ヶ月目を比べると、学校生活にも慣れ、生徒や先生方との交流も深まったと感じています。この3ヵ月で共通して感じたことは、積極的に動いて行かなければならないということです。言葉の壁を勝手に感じ、英語が上手くないから...現地語が上手くないから...とふさぎ込んでしまうことは、様々な機会を逃していることだということを痛感しました。

早くも12月になりました。

日本から持参した弓道用の道着袴、近くの弓道クラブからお借りした和弓を先日紹介がてらにデモンストレーションを行いました。

洋弓と和弓の違いや着物の種類などの紹介の後、弓を生徒たちにひかせてみました。もちろん、注意点を言った後、補助をしながらの空引きです。

現在こちらでは映画「The hunger games」の影響でアーチェリーが脚光を浴びているようで、和弓も同じ弓、生徒たちは目を輝かせながら私の話を聞いていました。

インターン活動を始めて、おおよそ5か月が経過しました。現在、タイムテーブルを作成して、ほぼすべてのクラスにお邪魔しています。グレード4のクラスでは美術の時間枠をいただき緊張気味です。
ただ少々難しいのがバンクーバーは多数の移民の方がいらっしゃります。当然日本人もおられます。
ですので、ありきたりなことでは彼らにとって面白みに欠けるのではないかと考えています。
日々「これでいいのか?」と悩むことがありますが、行動し続けることが肝要ですね。
外国人の子どもというと天使のようなイメージを抱きがちだが、実際ほとんどの子どもは、日本の視点から見るとかなり"わがまま"であることを知っておいた方が良いと感じた。
親に平気で"I don't like you"と言ったり、日本では考えられないような無礼な言動の連発なので、日本の感覚のままでいると疲れてしまう。はじめから文化の違いと諦めて行くべきだと思う。また、そのような子どもに対して、親は注意こそすれ叱るということはあまりしないし、自分の子どもが1番優れているというような内容を公言するような人が多い。
 親・学校の先生ともに、子どもがいくら無礼な言動をしても大声を出して叱ったり、手を出すようなことは絶対にしないので、私たちもそうしないように気をつけなければならないと感じた。(頭をポンと叩く、などもNG)
研修先が普通の公立の学校ではなく市立の養護学校であり、在籍する生徒は自閉症やその他先天的な障害を持つ人々であると思っていました。しかし、学校の授業に追いつけなかった生徒や友人関係が上手くいかず引きこもっていた生徒、家庭環境に問題がある生徒等、ここの学校に来るまでの経歴は生徒によって非常に異なっておりました。見た目では一体どこに欠けている部分があるか見つける事は難しい生徒も何人かおります。
話した生徒の何人かはアニメについて非常に興味を持っており、日本のアニメや漫画は世界でも親しまれているということを実感しました。日本にいた時は自分の人種に付いて意識した事が無かったですがアメリカに来て自分は日本人ではなくアジア人という個性、アイデンティティーが与えられていると感じます。

渡航してみると、授業、給食、放課後、先生と生徒とのかかわり方、何をとっても日本とは異なるので最初は戸惑いました。休みに入るまでの約2ヶ月の研修で、ようやくこちらの授業・時間の感覚を掴みました。


まず時間感覚について。たとえば、毎日9時~3時までが学校の時間だと定められていても、自分の授業がない時間は「教師」として拘束されることは一切ありません。みなさん個人の時間として過ごすのです。途中一時間空いた場合、家に帰るも、学校で仕事をするも自由です。当初日本の学校の感覚しかもっていなかった私はこのことが分からず、夕方まで何もすることがないながら残ったりして困ることもありました。放課後も同様で、学年の授業終了時間にかかわらず、教師はだいたい同じ時間まで学校に残っているものと思い込んでいましたが、こちらではばらばらです。日によって、人によって、下校時刻は違います。それに気づいたとき、みんなあまりにもすっぱり帰るので驚いたものです。日本のように委員会活動や放課後クラブ活動がないことが理由のひとつだと思いますが、特徴的だと思いました。

次に授業のやり方については、パワーポイントの活用が功を奏していると思います。同じ写真を見せるのでも、見出しや動きなど少し工夫があると(特に低学年の生徒になるほど)テンポよく授業を進められます。時間も計りやすく、自分でシミュレーションもしやすいのでお勧めです。話に聞いていたとおり英語は高学年以上だとほぼ完璧に通じ、それ以下の学年では他の先生が丁寧に訳してくださいます。ですが、やはり現地語の方がこちらも生徒側も相手に親近感・興味を持てることを実感しています。生徒に教え、(言語を)教えられ、という状況は、授業以前にお互いの関係作りにとても有効だと思います。聞いたこともなかった言語の習得なんて、難しく思えて最初はめまいがしそうですが、自分がその言葉の中に生活しているということが最強の近道であり、分かり始めた時の嬉しさは格別です!

現在は日本より一足先に6月のはじめから夏休みに入り、休暇の真っ最中です。今年のフィンランドは例年より涼しいようで、先週は一週間大雨時々雷という天気が続きました。
夏休み中もたまに学校の先生たちと誰かの家を訪れてサウナを楽しんだり、買い物に出かけたりしています。また、たくさんある時間を利用して集中的にフィンランド語を勉強中です。そろそろ、新学期からのトピックや授業の組み立てを先生たちとお話しながら行っていく予定です。

これまで本当に現地の多くの人の親切に支えられていることに心から感謝して、引き続き頑張って生きたいと思います。

始めの方はデンマーク語がわからず、年齢も先生方より生徒達の方が近いのもありなかなか打ち解けることができませんでした。なので職員室にいるときはデンマーク語で何か自分のこと言われてるんではないだろうかなど居心地が悪い日々が続いてました。しかし、日本語の授業では先生達もすごく興味を持ってくださり、自分の名前も日本語で書いて欲しいなど毎回楽しい授業ができています。子ども達は日本人の生活にとても興味があり、同じ世代の日本の女の子や男の子はどんな学校生活をしているのか、どんな恋愛をするのかそんな話しが大好きです。
最近はやっと語学学校に行き始め次の日に早速子ども達に習ったことを使っています。すると、発音に厳しい子どもたちが必死にデンマーク語を教えてくれるので上達するのも早い気がします。自分のために単語カードまで作ってくれました。なかなか懐いてこなかった生徒も私がデンマーク語を話し出したら、教えてあげなきゃ!と話してくれるようになりました。スポーツデイではなかなか絡むことの少ない上級生ともスポーツを通じてやっと仲良くなることができ、下級生は英語が通じないので上級生が助けてくれるようになりました。
ホストファミリーはとても親切で何でも教えてれますし、日本にすごく興味を持っていて政治や歴史など色んなことを食事中等に話しています。ホストファザーがオーストラリア人なので英語もデンマーク語も教えてれますし、デンマーク語の難しさを知っているので色々アドバイスもしてもらえます。
デンマークの学校はもうすぐ夏休みです。この間に自分の言語スキルの向上や教案を見直そうと思っています。夏休み明けの学校が今からとても楽しみです。

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