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2011年07月19日・Natsuki Shimizu・ 20代 , フィンランド , 海外教育交換プログラム
 6・7月は小学校は夏休みですが、保育園は空いているところがあります。働く親のために、日中はもちろん、早朝、夕方も受け入れている保育園もあります。市内5か所の保育園のうち、2か所にそれぞれ約1週間ずつ、参加させていただきました。その園の先生の他にも、閉めている保育園の先生も何人かいらして、知り合うことができました。また、夏休みを利用してアルバイトをしている学生もいました。
 保育園の子供たちは、英語が全く通じないので、フィンランド語で...と言いたいところですが、私の語学力不足のため、ほとんど身振り手振りでコミュニケーションをとりました。折り紙で折ったものをあげたり、一緒に折って遊んだりしました。中には4歳になったばかり、という子も折り紙に挑戦してくれました。特に、コップを作って本当に水を入れて飲んだ時の子供たちの笑顔がとても素晴らしかったです。
2011年07月11日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
6月は学年末のため(日本と反対ですが)行事が目白押しです。Field Trip(見学旅行or遠足)、Track&Field(運動会というより陸上競技会)などですが、日本と違ってField Tripはクラスごと(たいてい、2クラスぐらい)、Track&Fieldは学年ごとなので、毎週2~3の行事がある感じです。日本だと同じ学年の隣のクラスが旅行に行ったら、かなり授業がやりづらくなりそうですが、ここの生徒たちはあまり気にする様子がありません。(と、私は感じました)個人主義の長所だと思います。クラス内でも、落ち着きのない子がいても自分のことに集中できる生徒が多いと思います。
中学校ではDiversity Day(多文化の日)というのがあり、私は巻きずし作りを手伝いました。500名以上の生徒全員に体験させる必要から、フードプロセッサーでみじん切りにしたキュウリとニンジンを太巻にするという、日本では考えられない巻きずしで、とてもうまいとは言えない代物でした。「日本の巻きずしはこんなものではないよ」と言いたいところですが、問題はそれ以前のところにあります。「海苔」です。「この寿司は海苔がダメだね」なんて言う日本人はいないと思います。日本人がほとんど問題にしない海苔が彼らの最大のハードルです。海藻が全く食べられない人はかなりの数になります。彼らには海藻を消化する酵素がないという研究報告もあるそうなので、嫌いなのは自然なことなのかもしれません。食文化を伝えることの難しさを感じた1日でした。

2011年07月04日・Kaori Hirata・ 30代 , フィンランド , 海外教育交換プログラム
6月卒園式と発表会(スプリングコンサート)がありました。ドレミの歌、さんぽ(hei!let's go!)などなど歌い、「はらぺこあおむし」の英語劇なども行いました。歌の指導は殆どまかされていたのでどれも楽しくでき、子ども達もhei!le's goは日常でも口ずさんでいるので嬉しいものです。トトロはこちらの子ども達大好きです。
今回、劇や卒園式、歌と全ての伴奏をまかされました。良い経験でした。
また、劇でつかう大道具、小道具なども先生たちと作りました。そういう準備などは日本と似ていて、今までの経験が役に立ったと思います。
言葉の壁はありますが制作や音楽など言葉を使わない所では日本での経験が役に立ちます。
また、真夏の卒園式も初めての経験でしたが季節も国もちがいますが子どもを送り出す気持ちはどこでも同じだということがしみじみと伝わりました。
卒園証書に私の名前も漢字でサインしました。保護者の方々も温かい言葉をかけて下さり、本当に良い経験をさせて頂いていると思っています。すべてよい思い出です。

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