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2015年2月

以前からホストファミリー宅でちょくちょく料理を作っていました。その中でも好評だったのが味噌汁と寿司ロール。ホストマザーが友達家族を招待したいので和食を作って欲しいと言われ「日本食Party」を開催しました。
メニューは、味噌汁・寿司ロール(サラダ巻き、カリホルニアロール)・餃子・照り焼きチキン・和風サラダ。※餃子は中華料理だと説明しました。笑
箸置きは折り紙でつくり、ホストの子供が日本語で「お品書き」を作成してくれました。みんなとても喜んでくれて、美味しいと言って食べてくれたのでとても嬉しかったです。
ただ、私は出来上がった料理をすべてテーブルに並べて一緒に食べようと思っていたのですが、ホストマザーはコースのように出してほしいとのことで、順に出していきました。味噌汁だけをスプーンで飲んでる姿はなんとも不思議な光景でした。
2月2日にGeelongに到着し、3日から学校に通い始めました。
こちらはYear7(日本でいう小学校6年生)からYear12(日本でいう高校2年生)までの生徒が在籍している公立高校です。
日本語の授業は選択のようで、各学年、週4時間あります。
わたしはYear9以外の授業に参加させていただき、専任の先生のアシスタントをしています。
Writing, Listening, Reading, Speakingのお手伝いをしています。Writingでは、ひらがなや漢字の書き順を見せたり、生徒が書いた文を添削したり、Listening, Readingでは、日本語のテキストを読んで聞かせたりしています。Speakingでは、挨拶等、会話の練習をしています。
文化紹介では、折り紙をYear7の生徒に教えました。来週はそろばんを教える予定です。
12月までニュージーランドで、アシスタントをしていましたが、国の違いか、あるいは学校の違いなのか、授業方法、学習環境等に大きな違いを感じました。
ニュージーランドの授業では、自由度が高いのに対し、こちらでは体系的に授業が組み立てられています。
また、ニュージーランドでは、日本語のテキストがなく、指導者側が教材を用意しているのに対して、こちらでは、Year7から日本語のテキストが発行されていて、使用しています。
さらに、ニュージーランドではNZQAと呼ばれる単位修得の試験があるのに対して、こちらではそういったものはないようです。そういう意味では、自由度は高いのかなと思います。
生徒の学習意欲、態度等にも違いが見られ、大変興味深く感じました。
先週の火曜日には、水泳大会がありました。ニュージーランドでは、レクレーションイベントのようでしたが、こちらでは、4種目のタイムレースで、競技大会という感じでした。各学年にとらわれず、生徒を4チームに分けて、年に何回かあるスポーツイベントで競うようです。
2カ国の学校を見ていますが、両国の違いを発見できたという意味では、大変有意義な研修を行うことができたと思っています。
こちらに来て10ヶ月が経ち、滞在できるのも残り3週間となりました。
わたしはこの研修に参加するにあたり、やってみたいことをいくつか考えていました。その一つに、日本の学校との交流があります。
日本で勤務している学校と交流をし、互いの国の子どもたちが少しでも世界に目を向け、興味をもってくれたらと思って考えていました。研修が始まってから、両校にお願いをして交流をさせてもらえることになりました。

初めはどんなことをしたらいいのか分からず、日本の学校の先生とメールで相談しながら計画を進めていきました。こちらの子どもたちに日本の学校と交流をしようと思っていると話したら、すごく喜んでくれました。めにクリスマスカードをこちらから送り、年賀状を日本から送ってもらいました。年賀状には、折り紙で作ったハトや手裏剣が貼ってあったり、日本のキャラクターが描いてあったりして、こちらの子どもたちは、1つ1つのカードに興味津々で見ていました。子どもたちが喜んでいる様子をビデオに撮ったので、そのビデオを日本に送り、日本の子どもたちは自分たちが作ったカードに喜んでくれている様子が分かり、嬉しかったようです。

そのあと、こちらで日本の学校について授業をし、子どもたちが疑問に思ったことをビデオに撮り、日本へ送りました。日本の子どもたちも1つ1つの質問に答え、学校生活の様子を紹介したビデオをこちらに送ってくれました。中には、英語で説明してくれている子どもたちもいました。日本の先生がカンペを作って、一生懸命練習をしたそうです。英語を話している姿がとても可愛らしかったです。ビデオを観ている間、こちらの子どもたちは一言も話さず、ビデオをまじまじと観ていて、その姿がとても印象的でした。

今、こちらの学校生活をビデオに撮って編集しています。編集後、日本へ送る予定です。
今回このような交流ができて、子どもたち以上にとても嬉しい気持ちになりました。協力してくださった日本の学校の先生には、とても感謝しています。せっかく繋がった交流なので、帰国後も何らかの形で続けていけたらなと思っています。
帰国まで残り1っか月をきりました。時の流れの早さを感じています。

さて、1月の21日にはMulticultual Nightというイベントが放課後学校の体育館にて行われました。私は炭坑節を披露しました。日本人会の方と、Park Street Scoolの生徒の中から特に炭坑節に興味を持ってくれた8人の女の子に協力してもらいました。私は太鼓を叩き、日本人会の方と、8人の生徒は浴衣をきて、太鼓の周りに小さな円を作り、炭坑節を踊りました。さらにその周りに大きな円をお客さんに作ってもらい一緒に踊ってもらいました。事前に日本語の授業で盆踊りを紹介し練習しておいたので、多くの先生や生徒が参加してくれてました。もちろん初めての保護者の方たちも参加してくれてとても良い思い出となりました。
その後、フレデリクトンのWinter Fesでも同じように炭坑節を披露しました。
小さいころから近所のお祭りで太鼓を叩いてきたので、このような形で日本文化を紹介することができてとても満足しております。

また、今月は近くの違う学校にも行くことが決まっており、さらに、夏に日本(広島)に行く予定のボーイスカウトのメンバーにも日本について話をする予定です。

学校の授業以外の活動の機会がいただけたことを嬉しく思います。残りの一か月も充実したものとなるよう頑張ります。
 カナダに来て、小学生、幼稚園くらいの年齢の子どもたちと接するなかで一番感じることは、日本や新しい物事に対して非常に興味を示すこと。日本の子どもたちはシャイな子や消極的な子が多いように感じますが、こちらの子どもたちはより積極的、創造的であり、私自身も見習うところが多くあると感じます。子どもたちは新しいことを多く学びたがり、私の授業を毎回楽しみにしていてくれます。いろんなことにどんどん挑戦したがるので、授業に必要な物(折り紙や半紙などの消耗品)はどれだけ持って行っても足りないくらいだと思います。子どもたちは私との関わりをとても大切にしてくれるので、会話の勉強にもなります。また、子どもたちの英語は速かったり鮮明でなかったりするため難しく感じますが、子どもたちとたくさん会話をすることで大人と話すときに理解しやすくなると思います。
こちらに来て三ヶ月が経ちました。先週は雪の影響で二日間休校となりましたが何とか授業を進めています。この間学校でアゲパンを作りました。一日目は低学年、二日目は高学年に振舞うために6年生数人に砂糖でコーティングしたり、はさみでパンを切る課程など手伝ってもらいました。家庭科がないこちらの学校では学校で何かを作るのはとても珍しいことでとても楽しんでくれました。その際のやり取りでは料理の課程や手伝ってもらうパートなど自分なりに先生方に対して説明したつもりでしたがきちんと伝わっていないことがあってやはり一対一で時間を割いてもらってきちんと説明することが大切だと実感しています。

また私のいる地域では非常に離婚率が高く家庭が大変複雑な子どもがいます。子ども達の会話の中でも「step-」ということばがたびたび出てきます。手伝ってくれた子どもの1人はそういった家庭環境でそだち、通常授業+特別支援を受けています。(ADHD)もしそういった特別支援を高校まで受けつづけると、大学にいけなく将来の選択肢が狭まってしまうそうです。アゲパンを作った後に担任の先生と話ていて知ることができました。この話を聞いた後、そういった子供たちにどういった思い出を残してあげることが自分はできるのか、より考えるようになりました。あと実感しているのはやはりただ授業するよりもクイズを入れたり、何か作るほうが食いつきがいいです。

私生活では、スノーボードのシーズンパスを買って毎週練習しています。また、どうしても同じ世代の友人がほしかったためサブスティチュートの先生で大学でも働いている先生に日本の大学生を紹介してもらいました。私は今大学生でインターンシップという選択肢を選んだので大学留学している友人を持つことは大学の様子も知ることができるし、英語学習のモチベーションにもなってといいと思いました。また金曜日に大学で毎週開かれるコーヒーショップというイベントにも現地の友人を持ちたいため参加する予定です。
フィンランドでの約5週間の研修を終えました。私はワールドコースで4ヶ国で研修予定だったのですが、フィンランドは研修に際して最も興味を持って楽しみにしていた国でした。期待を裏切らず、大変学ぶところの多い教育システムで、何より、教員も生徒も非常にリラックスしておりストレスのない環境にも関わらず、生徒の学力が安定して高く、平均層が厚いことがシステムが成功している証に思われます。

教員の労働環境が非常に良く、短時間労働が確保されているにもかかわらず、生徒は自主的に学習意欲を燃やして自分の興味関心を思う存分に追求していたのが印象的でした。先生方は非常に熱心で校長先生や実習生を含め、非常に多くの先生方が私の授業の視察にいらしてたくさん質問を受けましたし、職員会議の場で日本の教育制度や教員養成課程について説明する機会も多くあり、お昼時や同僚同士でディナーに出掛けた際などプライベートなときにもいつも教育の話や生徒の話を中心にしていて、本当に熱心で有能な教員ばかりだと感じました。

中学・高等学校での研修でしたが、英語は全く問題なく通じました。語学に限ら全ての教科の教職員、全生徒が大変流暢な英語を話しているので、授業やコミュニケーションで困ったことは一度もありませんでした。私がフィンランド語で行われる、国語、文学、宗教、歴史、セルフカウンセリング、音楽などの授業を見学した際も、必ず1~2人私の通訳をしてくれる生徒をその場で募ってつけてくださいました。

私の授業では、ジェネラルインフォメーションから始まり、日本語、伝統文化、現代の生活とサブカルチャー、教育制度、音楽、宗教的状況と年中行事、食文化、江戸社会、調理実習、書道など45~90分の授業を受け持っていました。日本への関心が非常に高く、特に日本語は既に学び始めている生徒、これから学ぼうと考えている生徒が多く、需要が高かったです。毎日3、4つほどのコマをいただけて、その他に生徒と遠足に出掛けたりなど、大変多くの経験をさせていただきました。
先日中学3年生にあたるクラスでお箸の使い方の授業をしました。
人数は8人と少ないのですが、普段の様子ではあまり授業に熱心に取り組んでいない生徒が多く在籍しているクラスです。
パワーポイントを使って写真を見せながらマカロニをつまむ練習、そのあとにチーム対抗でどちらが早くマカロニを移動できるか競争をしました。


すぐに使えるようになる生徒、てんで動かせない生徒さまざまでしたが、競争のときにはどんな持ち方でもいいからマカロニを掴もうという姿勢になり、積極的に参加してくれました。

ただレクチャーするのではなく、それをゲーム感覚で楽しめるものに発展させると食いつきがとてもよくなります。
夏休みも引き続き同じホストファミリーの家に滞在でき、ゆっくり過ごすことができました。といってもうちのホストマザーはとても活動的な人なので私の予定がないと必ず何処かへ連れて行ってくれます。また学校の先生方も休み前にお勧めの場所を教えてくれたり、観光場所のチケットをくれたり、一緒にでかけたりと、様々な場所へ連れて行ってもらいました。何も予定のない日は近所の図書館で勉強したり(もちろんFree Wifi)、夜はBBQをして、デザート食べながら家族とDVDみたりスポーツ観戦する一日。
日本のこどもたちは、宿題やら塾があったり休みも勉強することがありますが、こちらではひたすら遊んで夏を満喫しており、完全に充実していたようで、休みが終わるころには、学校が始まるのが楽しみと言ってる子供の姿を見て素晴らしいなと思いました。
お~これがオーストラリアの夏休みか!!噂には聞いてきたけど、ほんとにのんびり休みを満喫するんだな~。と実体験することができました。

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