トップ > インターンシップ体験談
2011年11月19日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム

とうとう雪が積もりました。2日ぐらい前からグっと冷え込んだので案の定です。でも、例年と比べると遅い雪だそうです。気温の方は、先週ぐらいから最高気温が0度を下回っています。雪が積もる前から真冬日というのは、北海道出身の私にとっても予想外でした。予報では、今週末は-20度くらいまで下がり、風も強そうです。でも、子供は元気ですね。こちらの学校は、午前と午後に15分のrecess、ランチの後に25分の休みがあり、雨の日以外は、子供たちは外で遊ぶことになっています。寒くなったので、オーバー、帽子、マフラーをしっかり着用していますが、寒くなればなるほど子供たちの元気度はアップしています。でも、これは小学生の話。ミドル・スクールでは、Grade7-8の生徒が廊下にあふれています。授業の準備があるとかなんとか言って外に行こうとはしません。9月までは、人影はあまりなかったのですが。
今日は18日金曜日ですが学校は休みです。このところ、先生方の研修やらミーティング(?)やら祝日(Remembrance Day) やらで5週続けて金曜日が休みでした。(先生方は祝日以外は休みではないのですが。)今週末は今年最後の3連休、エンジョイしようと思います。ホスト・ファミリーは、私の誕生パーティーをしてくれるようですし。
11日はRemembrance Day で、学校では、前日の10日に、退役軍人の方も列席してセレモニーがありました。この日は第1次世界大戦の停戦日です。イギリス系や欧米の多くの国がこの日を戦死者を悼み平和を祈念する日としていることを、今回初めて知りました。日本では8月15日は夏休み中です。日本でも取り入れたらどうだろうかなどと考えながら、生徒たちの式典を見ていました。ある先生に尋ねると、カナダは第2次大戦で日本とも交戦しているということなので、図書館で本を1冊借りて読みました。イギリス連邦の一員として、香港守備に当たっていたカナダ兵は戦死もしくは捕虜になり、3年半に渡る過酷な捕虜生活送ったことが生存者の証言をもとに綴られていました。栄養不良と疾病に苦しみ、生きて帰国できた兵士は少数派です。登場する兵士の中には、近隣の町の出身者もいて、ちょっとドキッとしました。私にとっては、日本人であることを考えさせられる日となりました。

2011年11月18日・Seido Hirayama・ 50代以上 , イギリス , ワーク&カルチャーインターン
 11月のたそがれ、辺りが夕闇に包まれると、ここハルでは空が幻想的なブルーに変化します。木々の葉が空に映え、点在します。すると、木陰から、妖精が現れてきそうです。月が薄い雲に覆われて魅惑的です。妖精の国、英国、シエイクスピアをはじめ、最近ではハリーポッターでも見られます。英国の妖精も日本と同じで、人間に対して善にには善、悪には悪をもって報います。オベロンやパックを知っていますか。きのこの周りを羽をつけた妖精たちが踊っています。日本は妖怪で知られていますね。11月5日のBonfire Nightがおわると、寒さが厳しくなります。
  私の日本語の教室も慣れてきて、学生もがんばってついてきています。私の基本的な教え方は、繰り返し日本語を聞かせて、それをまねさせ、何度も発話させることです。それでも日本語は難しいみたいです。昨日も「時間」を教えているとき、質問されました。「5分」は「ふん」なのに「10分」は「ぷん」なのですか、と。「切手」は、どうして「っ」という小さい文字が入るのですか、と。日本にいると全く気づかないで過ごしています。文字だけでなく、文化や伝統も、知っているようであんがい知らないですね。外国にいると、外国語を学ぶと同時に、日本についても学びます。ここ、英国ハル大学は他の国の留学生がたくさんいます。それらの人々から、国の事情をしり、また、ひとつ利口になります。
  私の語学の勉強は、毎日、英作文の課題が課せられて、この報告もその合間をぬって書いています。課題を出さないと、先生から叱咤されます。今日も学生が一人、叱咤されていました。日本の大学にない厳しさがあります。
  12月に入ると、「アサイメント」という試験があり、デスカッション、プレゼンティションが待っています。厳しい月になります。それでは、また、12月に。

2011年11月17日・Kumiko Morimoto・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム

新年度が始まってから、地域に溶け込もうとボランティアを始めました。先日は、"taste of Culture"というイベントがあり、日本の料理を作ってほしいと頼まれたので、おにぎりに挑戦しました。ほかにも、アフリカ、ネイティブアメリカン、カンボジア、ベトナム料理などがあり、様々な国の食べ物をいただくことができ、また地域の方との交流もできたので、とても良い経験になりました。
学校では、日本クラブを週一回行っていますが、折り紙は大好評です。手巻き寿司の授業もでき、2回、3回とおかわりする子もいて大成功に終わりました。いつも授業をしていて思うことは、すべてクラス担任の先生やアシスタントの先生方のサポートがあってこそ私は授業をできるのだと感謝しています。これからも様々なことに挑戦していきたいと思います。

2011年11月16日・S.S・ カナダ , スクールインターン
環境にも人にも慣れてきて、自分のペースがつかめてきました。全校生徒25人の本当に小さい学校で、クラスもelemenrary,junior high, seniorの3つしかないので、生徒の名前も大体覚えることができてきました。最近の活動で子供たちが興味を持っていたのは茶道でした。道具をそろえるのも難しかったので、かなり略式で紹介しましたが、お辞儀の仕方や茶碗のまわし方などにも慣れない手つきでがんばってくれました。抹茶は苦かったと思うのですが、「美味しい!」「これ好き!」「またやりたい!」など、前向きな声が聞こえて嬉しかったです。休んでしまった子もいたので、また頃合いを見て行いたいと思います。
2011年11月16日・Natsuki Shimizu・ 20代 , フィンランド , 海外教育交換プログラム
毎週火曜に、日本クラブを担当しています。以前はお世話役の先生が付いていてくださいましたが、最近は子供たちと私だけで行っています。
1年生~6年生がいるので、言葉は私が英語で話し、6年生がフィンランド語に訳しながら進めています。(徐々に私の話すフィンランド語も増えてきてはいますが・・・。)6年生は、他にもたくさんお手伝いをしてくれて、とても助かっています。
先日は、前半に象形文字の漢字(今回は木、川、目、日、火、手の6つを取り上げました)の成り立ちを紹介、後半はそれらの漢字を筆(習字)で書くことに挑戦。とっても楽しんで、何枚も書いている子もいました。
以前、5年生の授業で習字に挑戦した時、筆順や筆の運び方等、うまく伝えられず、文字もかすれたり墨汁がつきすぎたり・・・・・なんだか思ったようにいかなくて、難しいなぁと思いました。でもよく考えたら、そんなにすぐに、筆の運び方が分かってできたり、お手本のような字を書けたりするはずがないのです。「習字の基本の書き方を伝えること、お手本のような字を書くこと」よりも、「漢字の成り立ちの面白さに気づいたり、筆で書く体験を楽しんだりしてもらおう」という目的に代えた途端、なんだか気持ちも軽くなりました。
 「日本文化を伝える」というと、それについての情報をくまなく伝えなくては、大それたことをしなくては・・・・・と、肩に力が入ることもありますが、興味をもってもらったり、楽しんでもらったりすることに重点を置いて、自分自身楽しむことも重要だと思うことができました。
2011年11月15日・Yukiko Nakamura・ 20代 , スクールインターン , フィンランド
A4の紙でできるのでわざわざ折り紙を用意する必要も、正方形に切る必要もなかったのでカラーのコピー用紙が大活躍でした。袖の部分を作るのが難しいのですが、折り紙の本来の作り方にこだわることをやめて、「ここからこんなタブ見つけられるかな?それを中から外にひっぱったら、ほら、袖ができた!」ってな具合にやってみたら大成功!小学校一年生の子供でも作ることができました。ついつい、説明書通りのやり方で教えてしまいがちですが、折り紙に慣れている日本人とそうじゃないフィンランド人、大切なのはできるだけ自分の力で作れるように手伝ってあげること。今回、そんな大切なことを気づけたような気がします。
父の日明けの今日、1年生の女の子が廊下で会ったとき「お父さん、すごく喜んでくれた!ありがとう!」って言ってぎゅっとハグしてくれました。すっごくうれしかった!!!
このTシャツは大人気で、いろんなクラスで父の日のカードを作りました。小学6年生ともなると他の紙を切ってネクタイを作ったり、ボタンを付けたり。お父さんはいつもオレンジ色の作業服を着てるから、って言ってオレンジの紙で作る女の子や、ポケットに携帯電話や懐中時計を描く男の子。みんなお父さんのこと、よく見てるなぁ、って感心させられました。
近所の学校でも作ったのですが、その時は1年生と5年生がペアになって、5年生が1年生を助けながら授業を進められたので、人数は多くてちょっと大変でしたがとても有意義な授業になりました。

2011年11月15日・Masaki Kita・ 40代 , カナダ , スクールインターン

今月に入って急に寒くなってきた。今日も雪が降っていて朝学校に行く時でも気温は-5~-10℃と日本の冬と比べるととても寒い。Host familyのアドバイスもあって、車のエンジンオイルやウインドウォッシャー液の交換、タイヤのチェックも済ませた。コートも買ったし帽子や手袋、冬用の靴も買ったり借りたりして準備万端。でもココは本当に乾燥しているので注意している。今、生活のパターンが出来てきて毎日をしっかりと過ごしていこうと心がけている。月・水・金の朝はプールで水泳(Hot tubとサウナがあるがとても気に入っている)、火曜の夜はChoir、木曜の夜は日本語の授業、金曜の夜はCurling、もちろん昼間は学校で日本語の授業(毎週月・水の2回)とその準備。空いた時間は他の授業や英語の勉強に当てている。毎週金曜の午後にCarolと翌週の予定を確認している。最近特に感じるのは、ここPeace Riverの人たちは、実はものすごく保守的なのではないかということ。一見みんな明るいし、とても親切だが、何か新しいことをする時には、ものすごく慎重になるし、中には一切試しぁw)€トみようとさえしない人もいる。これは年齢や性別、住んでいる地域などにはあまり関係ないようだ。日本人は、第一印象が静かだし、比較的控え目に映るようなのだが、初めてのことに取り組むのに興味が沸くし、もし可能ならちょっと改良して試し続けたりする。最初は人によるのかとも思ったがどうもこの傾向は変わらない。一方、反対に日本に来ている海外の人が日本でいろんなことに興味を抱く姿勢と似ているのかも知れない。滞在してみて日本で考えていたことと違うことがたくさんあって非常に面白い。あと、最近、特定の話題についてはものすごく英語が聞きやすく感じるようになってきた。でも現地の人の日常会話のあのものすごいスピードでの会話は未だにものすごく苦労している。まだまだです。

2011年11月10日・Sachiko Inomata・ 50代以上 , アメリカ , スクールインターン
こちらに来て1ヵ月以上たちました 文化紹介もかなりいろいろなことをやってきました。日本語クラスがあるのでお習字を書かせても結構上手に書きます 折り紙もあやとりも中にはすでにできる生徒もいます いろいろなことを教えるのもゲームの中に織り込んでしたほうが興味をもってもらえます 先月1対1で教えているクラスがあることをお知らせしましたが、その生徒が日本語で自己紹介を覚えて(3分間スピーチのようなかんじ)今日ビデオに撮りました。上手にできて、こちらもなんとなくうれしかったです。お茶の紹介のほうはこちらからお願いして週1回ラウンジのようなところでやっていますが 関心のほどは今一というところです。
2011年11月10日・Norie Henmi・ 30代 , カナダ , 海外教育交換プログラム

11月に入り、ケネルには雪が降り始めました。
学校の方は、9月10月のLakeview小学校から、11月はRedBluff小学校へに移りました。どの学校も特色があって面白いです。筆記体の練習をチョークで机に書いたり、スマートボードを頻繁に活用したり、工夫された授業がたくさんあります。
また自分自身の授業も、子供達の質問を取り入れながら進められるようになってきました。特にIIPの方から頂いたアドバイスをもとに、日本のお風呂やトイレについて紹介してみると、とても驚いた表情をしていて成功でした。
ホームステイ先は、8月からずっと同じお家にいさせてもらっています。とてもいい方で、毎週日曜日の朝食に日本人の友達を呼んでくれたり、車を快く貸してくれたり、本当に感謝の毎日です。
寒い冬を乗り切れるようにスノーブーツを調達しました。日本から持参したスキーウェアも活躍しています。

2011年11月04日・Hiromi Nihei・ 50代以上 , ドイツ , 海外教育交換プログラム
ドイツの公立小学校で研修生として活動し早8ヶ月が過ぎようとしています。ドイツ語で日本の文化紹介をするレベルになかった私のドイツ語も、放課後の(午後からの)語学学校通いとドイツでの生活体験が少しずつ効果を表し、何とか授業もスムーズに流れるようになってきました。年齢が私自身の孫たちのような子どもたちを相手にしていますが、ドイツの小学校は定年が65歳と日本より長く、年配の先生方に慣れているせいか全く気にならないようです。学区内に住んでいるので、街中で私を見つけると「ハロー・フラウ二瓶」と何のためらいも無く声をかけてきたり、こちらめがけて駆け寄って来たりする子どもたちはとてもかわいく思えます。が、ドイツの先生方は「子どもたちや保護者からの尊敬の念は全く無い」と嘆いています。
2011年11月03日・Keiko Kitagawa・ 40代 , カナダ , スクールインターン
10月はまずThanksgiving Holidayという大きなイベントがありました。ホストの家でも20名近いお客様を招きました。家じゅうを大掃除して一番上等な食器でテーブルセッティングをし、朝からターキーを8時間かけてローストしてもてなしました。私が特に気に入ったのがスタッフィングというターキーに添えるものでスーパーで簡単にできるものが手に入るので日本に買って帰ってぜひ作ってみたいと思っています。もうひとつはハロウィーンです。当日はelementary classでパンプキン カーヴィングという授業があり、こどもたちはナイフを使ってかぼちゃに顔や模様を彫っていました。みんななれているのか上手にナイフを使いこなしていました。わたしも前日、先生のお宅でカーヴィングを体験させてもらい魔女をかぼちゃに彫りました。なかなかいい出来に仕上がりました。午後からは先生も生徒もコスチュームに着替えてハロウィーン本番という感じで楽しんでいました。夜はダウンタウンでは花火も上がり、こどもたちは各家庭を訪問し、お菓子をたくさんかかえていました。本場のハロウィーンを満喫できて楽しい1日でした。
2011年11月02日・K.I・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
噂には聞いていたけど、本当に楽しい一日でした。学校は仮装した子どもと先生だらけ!歯の妖精・ゾンビ・お姫様・カンガルーなど皆自分の着たい衣装を着ていました。私はホストファミリーから衣装を借りて魔女になりました。(学校が寒いので温かい服を着たかった...)そんな中ある子どもが「先生が日本の服(たぶん浴衣?)を着てくると思ったから、今年はこの服を選んだのに...。」とWhiteberryのような服を着た女の子がとっても残念がっていました。「先に言ってくれればよかったのに~。」と言いましたが、ちょっと先にリサーチしておくべきだったかもしれないとも思いました。
そして学校か帰ると急いで夜ご飯を済まし、子どもと一緒にいざ、「Trick or Treat!」と言いながらお菓子をもらいに行きました。一目散に集団で走っていく姿は、本当にとてもかわいかったです。日本の学校で聞いた「Trick or treat」よりもっとうきうきするような、リズムがありました。二時間ほど、いろんな家を回り(ドアを開けると先生の家だったり...たぶん知らなかったのは私だけ?)子どものサンタクロースのような袋が満杯になりました。ジュース・リンゴ・チップス・キャンディー、なんでもありでした。小さな島は家がまばらなので、おうちの人の運転する車で、集落によっては走ってお菓子をもらいに回るということを繰り返していました。その後、親戚や学校の先生と集まって花火を楽しみました。
週末には(お酒がでるので)19歳以上のHalloweenダンスパーティーもありました。$15のチケットで、市民会館で22時から2時までというものでしたが、地域の人にまじって人生初のダンスを楽しみました。ダンスの後も、ぺちゃくちゃと少し話をしてると遅くなり、結局ベットに入ったのは4時でした...。とても疲れたけれど、コミュニティーの中に入って行けると楽しみも増えるものだなぁと嬉しく思いました。
2011年11月01日・Hirotaka Imai・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
学校の方では、書道を始めました。準備と片付けに時間を取られ、なかなか思うように進みません。休み時間なしの2時間続きが午前2つ、午後2つという時間割で、私自身も別のクラスでの授業が前or後にあり、早めに準備したり次の時間に食い込んでの後片付けはできません。1時間が短く(40分)、ベルが鳴ってもすぐに始まらない(トイレに行ったり、ロッカーからモノ出し入れしたり)ので、説明に時間をかけすぎると、実際に書いている時間が10分程度のこともあります。2時間続きにしてもらうべきだったかなとも思いますが、小学校の先生が「書道は1時間では短すぎ、2時間では児童が飽きる」と言っていたのを思い出し、日本も五十歩百歩かなと気を取り直し、今は準備を急がせることに全力を上げています。
 プレゼンの方での最近のヒットは、YouTubeで偶然見つけた日本の住宅紹介のビデオです。これまでいくら説明しても私の英語力では理解してもらえなかったBathroomの構造や「縁側」もバッチリ、「百聞は一見に如かず」です。また、日本在住の方が英語で紹介しているので、余計な説明をせずにビデオを見せて、"What did you find about this house?"と質問すると生徒参加型の授業になるという効果もあります。YouTubeサマサマ、SmartBoardサマサマ、です。


▲ ページの先頭へ