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2017年7月

今回は現地のコミュニティーについてお話しします。

カナダはご存じの通り多くの国の方々が生活しており、それぞれの文化・思想・生活様式・言語を絶妙なバランスで交流しているので、皆が大変うまく尊重しながら生活をされています。

しかし、一方で、自分たちの出身国を大切にしていくことも忘れておられません。私は現在、毎週日曜日に韓国教会のミサに通い、水曜日にはPastorに聖書について様々なことを説経してもらっています(キリスト教信者にはなってませんが笑)が、ただ教会活動をするだけでなく、様々なアクティビティ(ソフトボール、小旅行、フードパーティ、運動会など)を催しながら自分たちの国の人々が協力し合っておられ、大変素敵なコミュニティーを築いておられます。

また、その他にも夏に2週間ボランティでお手伝いさせてもらうコロンビアのコミュニティーでは、夏休みを利用し新たに移民してこられる方が、カナダの生活にすぐに適応できるようにオリエンテーションを政府とは別に、コミュニティー主催でやっておられます。

日本人も少人数ではありますがコミュニティーがあり、子供達のために毎週土曜日日本語学校を開催しています。また、9月からは依頼があり、日本文化に興味のある現地大学生のためのJapanサークルのお手伝いをすることになりました。今は、11月と3月に私の研修校に日本からくる高校生の団体と、交流活動会をやり、お互いの理解を深める機会をつくろうという計画があり委員会が立ち上がりました。

たった3ヶ月ですが、いろいろな人達のお誘いに積極的に参加してきた結果、今はいろんな方面から声がかかり、カナダの国を様々な角度から知ることができています。

皆さんも、自分のできる範囲で、研修校にとどまらず地元のコミュニティーとの触れあいをもち楽しまれてはいかがでしょうか。


7/3より始まったTESOLのコースも、いよいよ7/31-8/2までのPractical Teachingを三日残すだけになりました。9月からは、研修校で多くのInternational studentsの語学の指導のassistや、また文化紹介の授業・クラブを受け持つことになっているため、少しでも指導法を学びたく夏休みを利用して受講したコースでしたが、カナダの教育の考え方、教える手順、英語を英語で教える基本的な方法を大変詳細に教えていただき、受講して本当によかったと思っています。

通っている学校のすすめもあり、更に一つ上のdiploma(online授業120h,実践30h)の資格をとれるコースを9月から受講することも検討しています。

カナダに来た理由の一つである、英語で英語を効果的に教える指導方法を学び、実践していきたいという当初の目的を、長い夏休みの2ヶ月間の間にも実行に移せていることが、自らのモチベーションをあげるきっかけとなっています。

夏休みも残り半分になりましたが、8月はボランティ活動を2週間ほど地元コミュニティの方々にまじってやらせていただくことになっていますし、いろいろなことにチャレンジしていく気持ちを忘れず前に進んでいきます。
NZでの生活も1ヶ月半がたち、ちょうど折り返し地点を過ぎたところです。すっかりこちらの生活にも慣れてきました。

この1ヶ月半の学校生活は目に飛び込んでくる世界がまるで日本の教育現場とは異なり、刺激的で学びが多く充実していた反面、孤独との戦いでもありました。100%自由、授業する場所すら決まっておらず、毎時間自分で開拓、この前はどこも空いてなかったので念願だった青空教室を開きました。特にどんな授業をしているのかも気にされることもなく、自分で好きなように授業を考え、展開しています。最初の頃は何をするにしても色々確認していたのですが「好きにしていいのよ!あなたがしたいように自由に楽しんで~♪」と必ず返事をもらうので、正直戸惑いがありました。最近は、それを「とってもラッキー!」に切り替え、今まで以上に自分のやりたいこと、興味がある教室、授業を覗かせてもらったりしています。フットワークが軽くなり、益々この環境を楽しんでいます。

授業については、ホリデイ前に「あいうえお」の読み方を学習したのですが、残り5回程しか授業ができないこと、文字と音をリンクさせることが難しいこと、そもそもひらがなに興味が全然なさそう!なこともあり、残り1ヶ月分のプランを全部変更しました。今は、日本の伝統的なものをかるたにし、それらの紹介をしつつ遊んでいます。子どもたちはかるたが大好きで、毎回既習カード+新しいカードを取り入れて行っています。残りの5回で、基本的な挨拶と数字(1~10)を全てマスターすることが最低目標で、それに加え、講義とアクティビティを行っていきます。

てんでダメな英語は、まだてんでダメなままですが、最近楽しく勉強できています。今ハマっているのが洋楽のディクテーションです。1日歌詞の1番だけ聞き取り、書き取り、訂正し、分からない単語を調べ、あとは覚えるまで歌い続けます。机に向かう時間は30分程で、あとはストレッチしながら歌う、シャワーを浴びながら歌う、「ながら歌い」をしながら勉強?しています。寝る前にはベッドの中で日常フレーズ(今日言えなかったこと)や単語など、兎に角詰め込んでいます。まだまだ成果は出ませんが、ちょっとできたことを褒めまくって自分をアゲて、モチベーションを下げないようにすることに一生懸命です。来月のレポを書く時までに、少しは成果が出ていますように・・・

6月の2週目から長い夏休みが始まりました。日本では考えられないくらい長く、羨ましく思います。

8月の中旬から新学期が始まるので、それまでにフィンランド語と英語の学習を進めようと思っています。がしかし、言葉を使わずしてもなんとか暮らしていける今の状況に甘んじています。

夏休みは、フランス、スペインにも行ったり、フィンランド国内を少し回りました。フィンランドの夏は過ごしく、時に寒いですが、その違いを楽しんでいます。

今は自分の仕事のことや、授業のことなど考えられないくらいのんびりしてしまっています。
こちらに来て3週間経ちましたが、お陰様で充実した毎日を過ごしています。先週から授業も始まりました。

こちらの学校は、言語教育に力を入れていて、子どもたちは中国語を主に、現地のマオリ語、フランス語なども習っています。そのため、日本語の授業は容量オーバーなようで、日本の文化や日本語を学びたい7、8歳の5~6人の児童で構成された少人数グループを3つ担当させてもらっています。

今週ひらがなに入りましたが、「あいうえお」の発音から難しく、その後の単語のフラッシュカードの活動にかなり苦戦をしました。結局1時間の中で文字と音を一致させることはできず、かなりハードルの高いことを求めてしまったのだなと反省しました。

その他にも、1時間の中でパワーポイントやムービーを使った日本の紹介や、絵本を読み聞かせたり、折り紙・ネームカードを作成させたりなど、飽きがこないように小出しでテンポよく進めることを心がけています。内容については子供の反応を見ながら吟味中です。

平日の過ごし方ですが、家と学校の往復の生活から抜け出すために、週2のヨガ、日本語教室の参観、また、日本語に興味がある方が保護者の中にいらっしゃったのでExchange Language を始めました。休日は、ホストファミリーの親戚のお家にお邪魔して子供たちと遊んだり、パーティーに参加したり、ファミリーの子の習い事の試合や発表会などを見に行ったりしています。来週からファミリーと一緒に2週間程の冬休みを利用して、オーストラリアの親戚の家にお邪魔して来ます。英語がてんでダメなので、英語強化期間にしたいと思います・・・

ニュージーランドの英語(現地の人はkiwi英語と呼んでいます)は癖が強く、またかなり早口なので聞き取りにくくかなり苦戦しています。ですが、時にはGoogle先生を交えながら、積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。上達した自分を想像しながら奮闘しています。ネイティブの人たちと冗談を交し合っている日々を夢見て・・・
4月20日に到着し、4月26日からスタートした2学期が終わり、3週間の休みに入っています。

私は以前は日本の中学校で働いていたので、学校の役割、システム、教育の違いを楽しみながら毎日を過ごすことができました。国民性や文化の違いから、こっちの考え方ややり方に戸惑うこともありましたが、日本語の授業をサポートする中で感じたことは「子どもは一緒」ということです。

当たり前のことですが、いろんな性格や考えの異なる生徒が教室にいます。勉強が好きな生徒も苦手な生徒もいます。授業をする上で最も大切なのは、みんなが安心して勉強できる環境を作ることだと改めて感じています。生徒は先生を試すこともありますし、先生によって態度をかえます。オーストラリアではどのようにクラスマネージメントをするのか、今後の教員生活に活かせるように学びたいと考えています。
夏休み前の一週間はほとんど通常の授業は行わられず、クラスや学年ごとに遠足に出かけたり、学年末の発表会のようなものが行われるなど様々な行事がありました。

その中で特に印象に残っているのが、学校の隣にある教会(正確には教会とは呼ばないみたいですが)のような場所にみんなで訪れ、お話しを聞いたり、賛美歌を歌うなどしていたことです。

日本の国公立学校は特定の宗教のための宗教的活動はしてはならないため、フィンランドの公立学校であるここでの、この活動は非常に大きな衝撃を受けましたが、同時にフィンランドはキリスト教の国であるということを強く感じました。
2ヶ月の研修も6月3日に終了しました。
最終日は卒業式でしたが、雰囲気は日本の大学の式に似ていました。
卒業生1人1人に証書と白い帽子を手渡す様子は日本の高校までの式と似たところも感じました。卒業生や在校生が演奏を披露したり、全員で歌を歌う場面もあったりと、感動的な式だったと思います。

卒業式のあった週はプロジェクトウィークといってフィンランドではどこの学校でも行われている総合学習のような時間でしたが、「投資」
の授業に参加させていただきました。
事前に「何か準備することはありますか」と聞いていたものの、特に教えてはもらえず、当日授業に行ったら、「ニューヨーク市場に上場
している日本企業についてプレゼンしてくれ」とのこと。突然のリクエストで正直焦りました。

ニューヨークに上場している企業は13社。その中からトヨタ自動車を選び、ウィキペディアで会社の概要、電気自動車・水素自動車などの
今後への展望、東京オリンピック・パラリンピックについて、投資家向けの英語のサイトによる株価や売上高などの紹介、為替変動による売上高への影響などの話をしました。

突然のことだったのでパワーポイントを作る時間がありませんでしたが、紹介したいサイトのURLをGメールに保存し、教室のパソコンでそれらのインターネットサイトを開いて、片っ端から紹介していくという方法で行いました。窮地に立たされて思いついた策でしたが、今後も使えるスキルを身に付けることができました。

ちなみに、東京オリンピック・パラリンピックについては全ての授業で紹介しました。日本への興味関心をを持ってもらえると嬉しく思います。

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