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2019年8月

<総合評価>
一番の目的である現地の教育方法を学ぶことができたのは大変よかった。不明な点は尋ねるようにし、理解に努めることができたと思う。子供たちとも積極的に触れ合うことができた。自身の英語力に関しては悔やまれるが、学べたことが多く、勇気を出してこのプログラムに参加してよかったと思う。


<研修全般について特に印象に残った事>
オーストラリアの学校では、日本のような一斉授業というより、与えられたいくつかの課題から、自身で課題を選択して取り組むという授業形態が多いような気がした。自由な発想で課題に向き合い、創造力を高めていく感じだった。それを目的とした科目もあった。日本の教育との違いを感じ、それらのメリット、デメリットを考えさせられることが多かった。日本語を教えている先生方はみなさん、大変日本や日本文化に興味をもち、「好き」という感情が伝わるほど熱心に教えられていたことが印象深い。


<研修に参加した感想>
人から聞く、インターネットで動画を見る、様々なところから情報を集めて知ることで得る知識もたくさんあるが、実際に自分が外国に行って経験したことは何にも代えられない貴重な体験であり、学びが深かった。現地校で学ぶ機会を作ってくださり、ありがとうございました。

2019年08月31日 30代 , フィンランド
<総合評価>
大学時代に語学留学をした際は、英語を身に付けることが目標であった。しかし、今回の研修で、英語で何かを学んだり、日本で学んだことを英語で伝えたりする経験を積むことができ、学生時代にはできなかったことが少しだけできたように感じ、大きな達成感を感じることができたインターンとなりました。

<研修全般について特に印象に残った事>
研修当初は、とても緊張しました。研修校での英会話も最初はおぼつかず、自信がもてなくなったり、やることが決まっていない今回の研修形式において、本当に充実した内容にすることができるのか、自分をしっかりと出すことができるのか不安でいっぱいでした。
ですが、放課後や週末には、自分の家に招待してくれたり、いろいろな所へ連れて行ってくれたり、研修校の先生方は本当に親身に接してくれました。そのおかげもあり、徐々にフィンランドでの生活にも慣れ、自分を出すことができるようになりました。結果、フィンランドの生徒たちに英語で授業をするなど、大変充実した日々を送ることができました。

<研修に参加した感想>
海外の教育事情や英語教育について学ぶこと、自分の英語のブラッシュアップをすること、海外の教員や子ども達と授業を通して触れ合うことなど、このプログラムに参加しなければできなかったことがたくさんありました。また、機会があれば、ぜひ本プログラムに参加したいと思います。いろいろとご支援いただきありがとうございました。
フランスでの2か月半の研修を終え、ロンドンで夏季休暇を過ごしています。劇やミュージカルは日本に比べ格安で素晴らしいパフォーマンスを鑑賞でき、美術館も無料の所が多いので、芸術を楽しむには最高の場所です。

勉強面では、Saint George International Schoolに通いました。前半2週間はGeneral English Course(GEC), 後半2週間は英語教員のためのTeachers' Refresher Course(TRC)を受講しました。世界の各地出身の友人ができ、特にTRCは第一言語が英語である人なども参加していたので(マレーシア出身など)速い会話についていくのが必死でした。英語の教授法は知識としては持っていましたが、実際に教授案を考え、発表したりディスカッションしたりするのは新鮮な体験でした。特にcommunicative approach, task-based learningなどについて得るところが多かったです。

以下に私が通った学校の特徴を記します。ロンドンに行かれる方は参考にしてください。
名称:Saint George International School
立地:Oxford Circus駅から歩いて数分という非常に恵まれたロケーション。
施設:ビル自体が古く、トイレの数が少なく飲食スペースも狭く、不満のある生徒が多数。
授業:基本的には良いが、中には評判の良くない教師もいるよう。(どこの学校もそうだと思いますが。)私のクラスはとても優秀な先生と標準的な先生でした。TRCは学校も力を入れているコース。
Activity: 日曜日以外、毎日ロンドン、郊外を巡るactivityがあり、希望者は参加できる。無料、もしくは安価な価格で非常に人気。
Staff: とても親切。親身に相談にのってくれる。
宿泊先:何件か学校が提携しているresidenceがあるが、私の宿泊先はNotting HillにあるVincent House。短期の一般客が泊まると高額だが、3週間以上の宿泊だと大幅に割引があり、ロケーションもかなり良く人気。
6月末に卒園式を終え、夏期休業期間に入りました。学期中に比べて自身の研修課題に集中しやすく、落ち着いて研鑽に努めています。今回は、7月中の生活面での体験談を記したいと思います。

夏休みに入ってから、たくさんの御家庭からホームパーティーへの御招待をいただいています。週に1度は誘っていただいていて、とてもよい経験になっています。日本ではこのような機会はほとんど無かったので、最初はどうしたらよいのかわからずに戸惑っていましたが、何度も体験するうちに、何を持って行くと良いのか、どのように振る舞えば良いのか等が少しずつ分かってきました。こちらの方々の思いやりに感謝しつつ、現地に来なければ経験できない学びと体験を楽しんでいます。

パーティーでの出会いが「つながり」を生み、巡り巡って先日ついに、1人の日本人女性Mさんに出会うことができました。Mさんはカナダ人男性と結婚してもう20年以上こちらに住んでいるそうです。そのMさんがくれるたくさんの情報のおかげで、私たちの生活はどんどん改善しています。特に、子どもたちにおすすめの遊び場所なども教えてもらえたおかげで、子どもたちは月~金はsummer campに参加、週末は遊び場所巡りと、夏休みを満喫しています。

子どもたちだけでなく、妻や私の生活に関しても、New Canadian Centerという施設も教えてくれました。このセンターは、カナダへのnew comers(移住者や避難民など)に対して様々なサポートをしてくれる施設です。センターに着くと一人の女性(Yさん)が対応してくださいました。こちらが話し始めるより先に、Yさんがこれは大丈夫?あれは困ってない?と様々な項目を具体的に順に挙げて様子を聞いて下さいました。

その順番は、住む場所→健康状態・病院や保険のこと→車などの移動手段→子どもの学校→言葉(=英語力)→仕事、等々でした。最初の数項目はすでに解決しており(オンタリオ州の健康保険や車購入についてのエッセイは前回までの体験談を参照してください。)、『言葉(=英語力)』や『(妻の)仕事』が当面の課題でした。その旨を相談すると、Yさんはいくつかのサポートの紹介や直接先方にアポイントをとってくれたりしました。

New Canadian Centerのおかげで現在は、妻は月~木の午前中(9時から12時30分)にESLクラスに出席しています。移民や避難民の生徒10名程度にボランティア講師(元高校教師など)が4~5名という恵まれた教室環境です。もちろん学費は無料で、教会にある1部屋を借りて開催しています。子どもの参加は不可というルールですが、授業中のベビーシットも相談可能(無料)だそうです。
さらに後日、Yさんは、私と妻のためにTutorを見つけてくださりました。週に1~2日、1時間のマンツーマン授業を無料で受けています。このTutorの方は現地の現役高校教師で、夏休みの間だけボランティアでcenterのお手伝いをしているとのことでした。

さらに妻の『仕事』についてもYさんは町の職業安定所に直接電話をしてアポイントをとってくださり、職安の方と面談することができました。条件や希望を伝えて、現在探してもらっている最中です。

 「多文化共生」は本研修のテーマのひとつでもあるため、自分自身や家族が「new comers(=移住者)」としてこのセンターにお世話になり、実際にサポートを受けるという経験をとても貴重に感じています。

以上、みなさんにホームパーティーに招待していただいたことから様々なことがつながりはじめ、とてもエキサイティングで前向きな日々を過ごしています。現地の方々の思いやりと援助の精神を心底感じながら、new comersとしての体験も記憶に刻みつけつつ、残りの夏休みを過ごしていきたいと思っています。

今月から小学校に行っています。日本とはいろいろと文化が違い、毎日いろいろな発見があります。

日本語の授業がもともとある学校なので授業準備の手伝いをしたり授業中はアシスタントをしたりしています。日本では英語の授業にきちんと教科書があるのでカリキュラムを1から組む必要がないですが、こちらでは教える内容や使用する教材などは決められていないため、子どもたちの語学の習得は担当の先生にかなり左右されるところがあると感じました。

今は日本から姉妹校が来る準備で時間が取れないですが、それが終わって落ち着いたら日本語以外の他の授業見学に行きたいと思います。
3月頭から学期の終わる6月頭までの3ヶ月間、主に6年生のひとクラスをメインに授業観察、授業の実施、修学旅行への同行などとても慌ただしく過ごした。

日本語の授業、日本文化の授業、習字の授業、折り紙の授業など、英語の理解できる小学5年生から中学3年生までかなりの授業を担当させてもらった。来週から始まる新学期では調理実習も持たせてもらえる予定であり、他校からも授業の要請を頂いた。

実習先の学校からの求められているものがかなり曖昧なので、自分がやりたいことを自分で主張し、自分から働きかけていく姿勢がとても大切だと強く感じた。

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