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2016年2月

私がNZに1年間滞在する目的は日本の中学校の英語科教員として、英語圏で実際に英語を使って生活する経験がしたかったからです。そしてもう一つ機会があったら日本で教員生活をしながは取りにくいTESOLの資格を取りたいと思っていました。そして先日無事にTESOLのコースを終了して元の学校に戻って来ました。大きな都市の語学学校でしかTESOLコースを開講していないのと、コース開始の期間が決まっているのですが、ちょうどNZの現地の学校の夏休みに大部分が重なる学校がオークランドにあり、ボランテァ校の理解を得て夏休みより少し早めにお休みを頂き田舎からオークランドに移りました。また現地の学校の新年度にも少し間に合わなかったのですがそれも了承して頂けたので受講することが出来ました。

私の場合は事前に5週間の語学研修も必要でしたが、基準に達していれば5週間で取得できます。学校によっては4週で取れるところもあるようです。この教授法はこれからの日本の英語教育に大いに参考になると思います。機会があったら受講をお勧めします。語学学校に通っている間の10週間のオークランドのユースホステでの一人暮らしも良い経験になりました。

元の学校で働く期間が残り3週間になってしまいましたが、数少ない授業の中でNZの生徒たちが少しでも日本に興味を持ってもらえるように頑張ります。
 ロンドンに来てから1週間が経ちました。初めの1ヶ月はBloomsbury Internationalという語学学校に通っています。ロンドンの中心部にある学校で、地下鉄の駅からも近く、大英博物館等の観光地も周りにたくさんあります。思った以上に様々な国の方がいて、日本人の私が1人で街中を歩いていてもあまり特別な感じはしません。British Englishを聞き取るのに苦労はしていますが、先生も学校のスタッフも優しくてフレンドリーな方ばかりです。初めは緊張していましたが、クラスメートも積極的に話しかけてくれるし、分からない所もお互い考えながら楽しく勉強が出来ています!
フィンランドに来てから3ヶ月が経ち、分、こちらの生活に慣れてきました。

1月末からは仕事の後にい事としてフィンランド語と英語の学校に通っています。
かなり簡単な内容しかわかりませんが、フィンランド語を習うことでより生活が楽しくなりました。
仕事中の(他社との)ミーティングなどは全てィンランド語で行われるので、もっと理解できるように勉強しようと思います。

フィンランドにはフリーマーケットストアがたくさんあります。
ヴィンテージのステキな食器などが安く販売されているのでとても楽しいです。

物価が高いフィンランドですが着・食器・家具なども日本の古着屋よりも、とても安く売っているので、まく買い物をすればかなり節約できるのでは...と感じました。
1月に入って、日本のお正月の紹介をしました。
おせち料理やお雑煮、初詣やお年玉など日本独自の文化を知って、子どもたちは興味を持ってくれました。
小学生にはふくわらいの遊びを一緒に楽しみました。
ふくわらいのような遊びはこちらにはないからか、紹介した時には大笑いしていました。
また干支の話をして、猿の顔の折り紙もしました。
中学生には日本語(ひらがな)の練習と、お正月に関わって書初めをしました。
書初めに名前も書かせたかったので、書初めの前の時間ににそれぞれの名前を日本語で練習もしました。
学校で私がお借りしている掲示板があります。そこに書初めを台紙に貼って掲示すると、通りがかりに「これ私のよ!」と友達に紹介している子もいました。
「どこに行きたいですか」「~に行きたいです」のフレーズを練習もしました。
日本各地の観光名所を紹介するプレゼンテーションをしました。それを聞いて、どこに行きたいかを決め、行きたい日本の観光名所のパンフレットづくりをしています。

2月に入って節分の紹介をしました。
赤鬼と青鬼のお面を日本から持ってきたので、ホワイトボードに貼り付けて、丸めた紙のボールを投げながら「鬼は外、福は内」をしました。
鬼の顔の折り紙も折りましたが、形が動物に見えたらしく、あまり鬼の顔は浸透しませんでした。

また、小中学生ともに、お箸の練習もしました。
なかなか使い慣れないようでしたが、大豆をつかめるようになる子もいて、喜んでくれました。
ありがたいことに、嬉しく思ってくれたのか、ランチをお箸で食べている子もいました。

楽しんでくれたり、喜んでくれたりすることが、私にとって何よりも嬉しいことで、ありがたいなと日々感じています。
研修期間もまもなく終了します。
担当している授業以外にも
・クラブ活動のコーチ、引率
・寮のアクティビティの引率
・イベントの主担当
などをさせていただけるようになりました。

やりたいこと、興味のあることをアピールしておくといざという時に声をかけてもらえるので、学校の多くの先生とのコミュニケーションをとることが大切だと思います。

毎日、時間があるときは英語の勉強をしています。海外に来たからって英語ができるようになるものではないということを実感しています。また、授業をするわけですから日本のことが話せるという以外にも子どもたちの姿勢をよくする声かけ(叱責ではない)や集中させる工夫が絶対に必要です。

日本の子どもたちは"静かに聞く"ことが身についている子が多いですが、こちらの子たちはもっと自由です。どちらが良いか悪いかの話ではなく、違いがそこにはあるので、自分の担当の授業以外にも担任の先生にお願いして、通常の授業を見せてもらいながら自分の授業を考えていくのが良いと思います。日本の学校と同じで、担任の先生の考え方や授業スタイルは違うので、全く合わせる必要はないですが、知っておく必要はあると私は考えています。

とにかく、あと一か月になり、本当に日本に帰りたくないくらい充実した日々を過ごしています。自分が多趣味であることも、こちらの多くの人と関われるきっかけになっているので、とてもよかったと思っています。

始めの授業は「自己紹介と日本と静岡、日本の授業の予告」についてパワーポイントを用いて説明しました。

写真をたくさん入れて紹介したので、子ども達の反応もよかったと思います。
ただ初回なのもあり、子どもが主体的に動ける時間は、質問と地図を塗ることだけだったので子どもによっては少し退屈だったかもしれません。

子どもの気持ちや興味を聞いて、それをヒントに授業を作っていけたらいいなと考えています。
いよいよカナダ生活も残すところあと1か月を切りました。子どもたちや先生方が「あと1か月なんてもうすぐじゃん!帰らないで!」「寂しくなるよ!」「来年も来てよ!」と、声をかけてくれます。流暢に話せず、満足いく授業はできていなくても、そんなことを言ってもらえるのは幸せだなと思います。

カナダでは日本ほどお正月は大きな行事ではありませんでした。日本と同じようにカウントダウンがあって、新年になった瞬間花火が打ち上げられたり、みんなが叫んだりしていましたが、初詣もおせちのようなスペシャルディナーも鏡餅のようなデコレーションもありませんでした。なので、2016年最初の授業は日本のお正月について紹介し、新年の抱負を書かせる活動をしました。低学年は今年のお願い事でもいいことにしました。カナダでも、大人は新年の抱負を決めるそうです。それから、お正月の遊びの一つである福笑いを日本語でしたり、お手玉、めんこ、おはじき、あやとり、けん玉は用意できたので、子どもたちに遊ばせたりする授業をしました。日本の昔遊びの道具は、カナダでも似たようなものがあったようです。伝統的な遊びは、国が違っても同じアイデアということが分り、面白かったです。

して、去年の年末、住んでいる町で生まれて初めてオーロラを見ました。一生に一度は見たいオーロラを見ることができて、本当に感動しました。学校関係だけでなく、ホストファミリーのおかげてカナダで経験したいことも経験させてもらっています。

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