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2018年6月

もうすぐすべてのプログラムが終わりになります。この3ヶ月は本当にあっという間でした。スウェーデンの保育園では、英語を話すことができない子供達とどのようにコミュニケーションをとり、心の距離を縮めていくかが最大のポイントでした。いろいろ試行錯誤の日々が続き、最終的には子供達が予想以上に日本の文化、特に折り紙に興味を示してくれ、最後の1ヶ月は「おはよう!今日は折り紙する?」と聞かれる毎日でした。子供達が楽しそうに折り紙をしてくれて本当に嬉しかったです。6月後半は、人々がバケーションに入り始める時期で、すなわち先生や子供達と少しずつお別れをしていく月でもありました。滞在は本当にあと少しですが、ホストファミリーとの時間を楽しみたいと思います。
先週9ヶ月間の研修を終えました。
今回の研修を通して日本とフィンランドの教育の相違点と共通点、働き方や文化など本を読んでいるだけではわからないたくさんのことを経験し、学ぶことができました。また、研修先の学校の先生や子どもたち、ホームステイを受け入れてくださった皆さんに本当によくして頂き、毎日とても楽しく生活することができました。今後は今回の経験を多くの方と共有し、意見をもらうことで自分の中でさらに学びを深められたらなと思います。
研修最終月の5月は前半3週間は通常通りの授業を行い、最後の一週間は授業はなく各クラス担任の先生によって何をするかを決め自由に過ごしていました。外へ出てドッジボールやサッカーをしたりするクラスもあれば、教室内でディスカッションをしたり調理実習をするクラスなど様々でした。私自身はどこへ配属されるというわけでもなかったので、色々なクラスを回っていました。  

そして週の終わりには6年生と9年生の卒業パーティが別の日に行われ、それぞれが新たな門出を祝っていました。大規模な学校ではないので、とてもアットホームな雰囲気で、私自身も楽しむことができました。また当日は浴衣を着ていき、日本文化の紹介もできたので良かったと思います。何かあったときのためにと持ってきた浴衣が最後の最後で役に立ってよかったです。
カナダに滞在して1ヶ月半が経ちました。日本で英会話を習っていたとはいえ、会話のスピードが早く、「右から左へ抜けて行く」とはこういうことかと実感しました。しかし、3週間ほど経った頃から単語の区切りがわかるようになり、先生方とも少し雑談ができるようになってきました。

英語力がまだ不足している分、日本紹介の授業では掲示物を作成しました。担任の先生も補足説明を加えてくれたりして、なんとかこなしているところです。「こどもの日」の紹介では大きな紙でかぶとづくりをしました。子どもたちはとても興味を持って授業を受けてくれていました。100円均一で鯉のぼりを買って持って行っていたので、生地の感触や風になびく様子も実物を見られてよかったようです。
この6/2(土)を持って4ヶ月研修させていただいたMetsäkylän Yhtenäiskouluでの生活も終わりを迎えました。
この4ヶ月で得たものは大きく、この場に全てを書くことは出来そうにないので特に大きかったと感じた2つについてご紹介いたします。

まず1つはフィンランドの教育がどのようなものなのかという事を肌で感じ、頭だけで理解するのではなく自分の行動や考え方としても吸収できた事です。教員一人一人が自立して責任を持つ事で各自の自由な授業運営をしていました。生徒に関して言えば、生徒一人一人に対して様々なサポートの仕方があるが、肝心なのは生徒全員がサポートを受ける権利があり全スタッフが生徒に対してサポートを当たり前のように自然に出来ているという事も知り、感じる事が出来ました。

また2つ目は本当に学校のスタッフの一員として扱ってもらった事です。私も実際に3ヶ月間受けもたせてもらった"Japanese Club"では本当に教員のように全てを任せてもらい、自分で考えて自分で工夫し、時には分からない事や悩んだ事を他の先生や校長先生に相談した際には待ってましたと言わんばかりにたくさんのディスカッションにアドバイスをいただきました。
研修地ロンドンに着いて1週間。祝日もあり、語学学校での授業を3日間終えたところ。
 現在は、「90分・休憩15分・90分」で1レッスンだが、あっという間に過ぎる。先生の話すことを書くことも重要だが、まずは集中して聞くことが大切だと感じている。だんだん耳が慣れてきて、話の内容が理解できるようになってくる。ただし、やはり意味のわからない英単語が多いと難しい。しかし、「Sorry?」(何て?)「What's ▲▲?」(▲▲って何?)などの短い単語でも聞き返せば、他の言い方で教えてもらえるから助かる。また、同じクラスメートとの会話や意見交換が多いため、周りの仲間の話すフレーズを真似して使ったり、よく使われている表現(単語)を後で復習することで少しずつ使える英語表現が増えていくことが面白いところ。
 また、テレビ番組はCMや子供向けのアニメはとても分かりやすい英語で聴きやすい。
スウェーデンの時間の進み具合がとてもゆっくりなことにまず大変驚きました。私は日本の中でも都市部の生まれなので、小さな町で静かな時間を過ごしていることに感動しています。ホストファミリーも町中の人も誰も急がずゆっくりで、対する私は何かに終われるようにせかせかと歩いていることに気がつきました。日本では、電車を逃すまいとか、人の流れが早いとか、遅刻しそうだとか、何かと常に早歩きをしていたのだと思います。滞在し始めて2ヶ月が経ちますが、だんだん気持ちがスウェーデン人に近づいてきたような気がします。何にも急がず、fikaを楽しむ余裕を持てています。保育園に通わせていただいていますが、スウェーデン語である程度のコミュニケーションを取れるようになってきたので、最近また心の距離がぐっと縮まった気がします。

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