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2015年09月27日・Yuki Takayama・ 20代 , フィンランド , 国際教育実習プログラム
こちらに来て約半年が経ちました。月から5つ目の研修先でのインターンが始まりあっという間に3週間が過ぎました。

今回お世話になったのは生徒数約200人の小学校で、先生方も生徒たちもフレンドリーでとてもあたたかい雰囲気の学校でした。人気だったのはやはりおりがみで、工作や自由学習の時間に4、5人ずつ取り出して図書スペースや廊下にあるテーブルで少人数でおり方を教えました。小学生には「折り鶴」は少し難しいようでしたが「カエル」は大人気です^^ 他にも書道の授業で自分の名前にトライしたり、音楽の授業で「Brother John」の日本語バージョンや「きらきら星」を歌ったりしました。どのクラスでもまずはじめは「General Information of Japan」のパワーポイントを使ってお話をするのですが、学年によって理解できる量が違うので、英語・フィンランド語の話し方や説明の内容も学年に合わせて考えながら伝えるように心がけました。プレゼンの途中で出る質問にもできるだけ答えながら、生徒たちの興味や考えを大切に受け入れるようにしています。

私の場合は各校3週間ずつの研修なので、本当にあっという間にお別れのときがやってきてしまいます。こちらの学校での研修最終日、全校集会で体育館に集まったときに生徒たちが歌のプレゼントをしてくれました。それと一緒に全員のサインが書かれたカードや素敵なプレゼントも渡してくれて、気持ちがおさえきれずに泣いてしまいました。「Hei, Yuki」「Kiitos Yuki!」「Moi moi」「Hello!」と言ってくれる言葉がいつもとても嬉しくて、私を受け入れて学校の一員としてやさしく接してくれる生徒と先生方のことが私も大好きになっていました。離れるのはとてもさみしいですが、みなさんと一緒に過ごした時間は本当にかけがえのないものです。

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