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2011年03月30日・Kaori Hirata・ スクールインターン , フィンランド

三月はひなまつり、ということで紙皿と千代紙をつかっておひなさまをつくり飾りました。
ひな壇のようなベンチがあったので、そこにちりめんの和柄の風呂敷を敷きお雛様を飾ると、とてもかわいらしくなりました。ひなあられなどおひなさまのお菓子も少しかざり、ひなまつりパーティーで食べよう、と話すと楽しみになったようです。
実際、パーティーの時はウエハースとゼリービーンズのようなお菓子はすぐ売り切れましたがひなあられはあまり人気がありませんでした。あと、星たべよう、という星型のおせんべいも。ちょっと残念でした。ちらし寿司はソーセージとキュウリと薄焼き卵でトッピング。
巻きずしより子どもたちにはこちらのほうが良かったようです。

またガールスカウトのキャンプでは紙芝居や新聞かぶと、おにぎりづくりなど色々な事を紹介させていただく機会に恵まれました。研修校以外の場でも活動ができる事に感謝です。
現地の方と知り合いになると、このような機会にめぐまれるかと思います。

このごろは折り紙が子どもたちに大人気で自分たちで本をみながら折っている子もでてきて
嬉しく思っています。

2011年03月30日・Yukiko Nakamura・ スクールインターン , フィンランド

剣道の防具を持参してきたので、道着や防具を身につけて授業をしたらみんな興味深々、先生もとても喜んでくれました。武道という枠を超えて、道着の素材について家庭科の先生に質問されたり、意外なところから質問がきてこっちがびっくりさせられました。フィンランドではまだまだ知名度が低いようで、少しでも多くの人に剣道を知ってもらえたらいいなと思っています。

2011年03月30日・Yuma Fujikawa・ カナダ , スクールインターン

日本での悲劇がこちらでも毎日のようにニュースになっています。バンクーバーでは日本の大学生が募金活動や日本の状況を少しでも知ってもらおうと必死に活動しているそうです。
僕も学校のほうですべてのクラスを回り地震の恐怖や今の日本の状況を少しでも伝えれるように、そして子供達がすこしでも今の日本の状況を知り、何かしら考えることができればと思っています。募金活動も学校のほうで行う予定ですが、多くの先生や保護者様が協力してくださり、人の温かさとやさしさを実感できています。

 

2011年03月30日・KumikoImai・ アメリカ , 国際教育実習プログラム

ある日ラジオを聞いて来たら突然流れて来た日本の大地震のニュース。
本当にびっくりして、耳を疑いました。
ニュースを見ると、津波や地震で大崩壊した日本の信じられない光景が目に飛び込んできました。
こちらアメリカでも連日東日本大震災のニュースばかり。
時が経てば経つほど、恐ろしい日本の状況が明らかになり、本当にショックでした。

そして何よりアメリカにいて、何もしてあげられない自分自身に強い悔しさを覚えました。
今苦労しているであろう家族や友達、被災地で大変な生活を強いられているたくさんの方々、
そばにいてあげることもできず、何もしてあげられないのだろうかと...。

しかし、今回の地震の件で、たくさんのアメリカ人の心の優しさに触れることができました。
タクシーの運転手さん、バスの乗客、ホストファミリー、ホストスクールの先生方や、コミュニティカレッジの先生方
見ず知らずの人まで、日本は大丈夫?あなたの家族は無事?と心配してくださるのです。
明らかに気落ちしている私をバスの運転手さんはぎゅっと抱きしめて
"I'm so sorry for Japan. I'll pray for them."
と言って励ましてくれました。
海を越えて遠く離れたアメリカにいても、こんなにたくさんの人が私たちのためを思って心配し、
一緒になって心を痛めてくれることに、改めて人の優しさを感じることとなりました。
たとえ国が違えども、どんなに遠く離れていようとも、
人を思う優しい気持ちというのは変わらないのだなと感じるとともに、
見ず知らずの私を元気づけてくれることについては本当にアメリカのいいところだなと感じたのでした。

され、私たちのクラスでも毎日日本の地震についてのニュースを授業で見てきました。
そこで、今回7年生の子供たちが、日本への応援メッセージをyoutubeにアップロードすることにしました。
http://www.youtube.com/watch?v=0E_WU7wY1A4&feature=player_embedded
少しでも日本にエールを送れたらと思います。

また、私自身もオレゴン大学の日本人学生を中心に編成されたボランティアグループに
コートの寄付をしました。
何もできないと落ち込んでいるのではなく、
アメリカにいるからこそできることは何かと考え行動することが大切だなと思い直しました。

今回の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
また、まだまだ苦しい生活をしている被災地のみなさん、
どうか頑張ってください。
遠く離れたアメリカからもたくさんの人が応援しています。

One day, I heard the news about Japanese big earthquake from radio.
I was so shocked. When I watched the news about it, I found out that the situation was getting worse.

I regretted that I can't do anything for Japanese.
I was wondering why I am in the US, why I can't stay with my family, friends and lot of people who suffered from this earthquake.

However, thanks to this problem, I felt love of the people.
Everyone worried about me, my family and Japan. Even if those who I don't know worried about us!
Though here in Eugene is really far away from Japan, they really care about Japan as if Japanese are their family.
I was really happy to know that.

Meanwhile, my Japanese class's students made video clip for the Japanese to send a message and uploaded on youtube.
I hope that this message will help Japanese people to overcome this earthquake.
Also I donated my coats to volunteer group of U of O students.
I thought that I should think what I can do for them, and take action!

I hope Japan will overcome by connecting each other.
Don't forget we are always be with you.

 

2011年03月30日・Kasumi Niwa・ スクールインターン , フィンランド

・3月は太陽の日差しも大分まぶしくなりました。日焼けし始めた先生もいます。中旬くらいまでは海の上でもスキーや散歩ができましたが気温が日中1~2度など暖かくなってきたのでニュース経由で海の上を歩く際は気をつけるよう、という注意情報が出ました。
幼稚園の子どもたちもそれ以降は海の上へ出かけないとのことです。

・幼稚園での保護者会や子どもたちの朝の会などで、茶道のお点前の紹介と抹茶、和菓子(いちご大福)をふるまう機会がありました。
抹茶をごく薄めに作ると、子どもたちも飲んでくれ「いいね~」と言ってくれる子もいました。フィンランドでは緑茶などに砂糖を足して飲む人もいて、「強い味だけど、日本の人は抹茶に砂糖入れないの?」という質問もありました。
茶道の道具は日本から持ってきました。抹茶の粉もこちらで売られているのをまだ見かけていないので、日本から送ってもらったものを使いました。米粉、あんこはフィンランドでも買えました。

・3月から4月の始めにかけて幼稚園では"芸術"をテーマにした制作や活動をしていて、私も就学全教育のグループで習字を紹介し子どもたちと一緒に名前を書いたり、2~4歳のグループでは紙の半分に色を塗ったものをもう片側にくっつけて写す、鏡絵(?)のような制作をしました。

 

2011年03月30日・・ カナダ , スクールインターン

3月は12日から春休みの為、2週間のみの活動となりました。3月3日の『ひな祭り』の日に、紙コップと紙皿でミニ雛人形を作りました。図工が好きな子が多いので、紙コップへのペイント、屏風や扇子の小物作りなど様々な分野を取り入れての盛り沢山の活動になり、達成感を感じる子も多い感触を受けました。また、苦手な子も中にはいるので、助け合いながら活動できるようにグループを作ったのも良かったと思います。作品はそれぞれ個性的で見栄えもよく仕上がり、図書館に飾られています。
  全校集会の時に、毎回校歌を歌いますが、伴奏をさせてもらえるようになりました。児童との距離を縮めたくて始めた校歌の練習を、いつも見ていた先生方が、皆の前で弾く機会を作ってくれたのでした。学校全体の中でも居場所を作ろうとしてくれるスタッフに感謝しています。
  春休みの間は、毎日市立図書館に通うことと、次の学期の授業の準備をしています。学校がある時は授業の準備に追われ、英語の勉強に力を入れないまま来てしまったので、チャンスと思い、英語の勉強をしています。図書館には、英語版の日本の漫画が沢山あり、内容を知っているものも中にはあるので、息抜きと勉強の両方の目的で読んでいます。
 春休み前最後の日に、日本での災害が起きました。学校全体で心配したまま春休みに突入しました。忙しい中、家族と連絡が取れないでいた私を励まそうと1人1人がカードを作ってくれたクラスもありました。この学校の『何か力になりたい』という気持ちを、災害で心を痛めている人達に、何かの形で届けられないかと考えています。春休みが明けたら、メッセージを書いた千羽鶴を作るプロジェクトを考えているところです。
 カナダでの生活も残り3カ月となりました。自分の語学力の向上が一番の目的でしたが、今は少し変わった感じがします。日本のことを勉強して知れば知るほど、日本の外に来て初めて分かった、「日本の良さ」を目の前に居る子供達に少しでも多く伝えてカナダを去りたいなと思うようになりました。

2011年03月30日・Miyoko Sato・ カナダ , スクールインターン

毎日新しいことばかりで緊張の連続ですが、それもまた楽しむことにしています。
来て早々に先生たちと巻きずしの会を開催することになり、ホストファミリーに協力していただき無事に終えることができました。講師役の私が一番寿司用のコメには手をやいていたように思います。また、この時期恒例だという"Perogies"という水餃子のような食べ物を作るイベントにも参加しました。一万個という相当な数を作るため、子供たちの母親はもちろんご近所の方も手伝って大騒ぎの三日間でしたが、たくさんの方々と知り合えるよいハンストもなり感謝しています。


 

2011年03月30日・・ カナダ , スクールインターン

東北地方太平洋沖地震の発生のニュースを聞いた時は本当にショックでした。地震関連のニュース(生放送)はインターネットで視聴し、最新の情報を得ることができました。カナダのニュース番組でも取り上げられ、学校のスタッフや近所の方から「家族は大丈夫?」とご心配いただきました。幸い、ふるさと広島では被害はなかったのですが、被害に遭われた方の映像を見ていると、心が痛みます。一日でも早く復興することを祈っています。

先月、中学生クラスの社会の授業で、日本の都市(東京、大阪、京都、広島)を学習してもらいました。1週間のプロジェクトで、タイトルはExplore Japan!4グループに分かれ、それぞれの都市について、インターネットで調べ、最終日にはプレゼンテーションをしました。

9か月のインターンシップでこれだけは伝えたいと思っていたこと、それは広島のこと、原爆のこと。

プロジェクト1日目、広島を調べることになったグループに原爆ドームの写真を見せ、「何の写真だと思う?」と聞いてみると返ってきた答えは「古い建物」。「この建物は窓もないし、鉄骨だけが残っているよね?」と聞くと、「戦争?原爆だ!」とピンと着た様子でした。クラスのみんなに広島を知っているか聞いてみると、「東京は知っているけど、広島は知らない。」と言っていました。原爆が投下された広島は世界でも有名だと思っていたので、ちょっぴりショックでした。

次にお好み焼きの写真を渡すと、一人の生徒が「上にのっているピンク(正解:紅しょうが)は何だろう?」と考え始めました。「何だと思う?」と聞いてみると、「ミミズ!!」みんな爆笑でした。

最終日、プレゼンテーションが終わり、最後に原爆の話をしました。12月にみんなで完成させた千羽鶴は、原爆に被災した佐々木禎子さんが、病気が治ることを祈って鶴を折り続けたことが由来であることを話すと、みんな真剣な表情に変わり、静かに話を聞いていました。

今回のプロジェクトで日本の都市のこと、そして、ふるさと広島のことを伝えることができ、達成感でいっぱいです。準備にはかなりの時間がかかりました。本やインターネットに書いてあることをそのまま話しても生徒に伝わらないので、自分の言葉で伝えることができるよう、推敲を重ねました。その分、喜びもひとしおです。これからもたくさんの人に日本のこと、広島のことを伝えていきたいと改めて思いました。

長い夏休みが終わり、学校は新学期を迎えました。
2月からはホストファミリーが変わり、副校長先生のお宅にステイさせていただいている関係で、朝早くから遅くまで働かれている忙しい副校長先生のライフスタイルに合わせての生活となりました。お子さんが成人しているので、お家は静かで落ち着いています。また、副校長先生という立場から見る先生とのお話はとっても興味深いです。
あと13日で帰国となります。
今の気持ちはどちらかと言うと、早く日本に帰って自分らしい生活がしたい、今まで吸収したことを教員として活かしたいという気持ちが大きく、焦りもあります。
オーストラリアを離れることは寂しいですが、この1年の学びを日本で子どもたちに伝えていくことを楽しみにしています。

2011年03月07日・Keiko Yagura・ アメリカ , スクールインターン

・妊婦さんにベビー用品などを送る、ベビー・シャワーという会がある。(産前、産後)

・研修校は日本の修学旅行のような宿泊行事がない。

・布団、洗濯物を外に干すことを禁止している州が多い。
・風邪を引いてもマスクをする習慣がない。
・野生のリスがたくさんいて、家の庭でもよく見かける。
・マラソン、ウォーキング、ガーデニングをする人が多い。
・ 授業中に放送が入る。(小学校の授業時間が担任に任されているので仕方ない。)
・教科書は貸し出しでサイズが大きく、ワークブックは個人持ちで提出できるように切    り取り線が付いている物が多い。
・パブでお酒を飲む時はもちろん、スーパーの試飲でも身分証明書の提示を求められる。
・アメリカ人は格言が好きで、店でも格言が書かれた写真立てや置物をよく見かける。
・前髪は切らずに、ピンでとめている人が多い。(髪質は日本人に比べ、柔らかく細い  人が多い。パーマをかけたみたいな天然の髪をしている人も多い。)
・トイレットペーパー、キッチンペーパー、ノートなどの紙類と洗剤の値段が少し高い。
・食品は安く、特にチキンの丸焼きなどは4ドル以下で買える。
・クリアファイル、下敷きは売っていない。
・スプレー式のサラダ油、クリーム、チーズが売られている。
・消しゴム、鉛筆、ノート、ホッチキスなどの文房具は日本製の方が質が良い。レポート用紙の紙は薄く、黄色の物がよく使われている。ホッチキスは外すためのフックが付いていないので外す道具は別売りされている物を買う。ファイルの穴は3つ。
・ 研修校はStudents Respect Dayがあり、昼食時にアイスクリームが配られた。
・*セント・パトリック・デーや*イースターなどの行事の前にもたくさんの店でそのグッズが売られる。
 ・マクドナルドやカフェなどでコーラ、レモネードを注文すると2杯目以上は無料でおかわりできる。
 ・夏休みは日本の学校のようにクラブ活動がないので、2月下旬から学校や地元の新聞 で美術、演劇、サッカーなどのサマーキャンプの広告が掲載される。料金はまちまちで、例えば研修校の先生主催の演劇キャンプだと5日間で午前か午後の3時間で125ドル。 ただし、教師は生徒が使う材料費やスナック、飲み物などもこの費用で賄わなければならない。
・アシスタントの先生は教員免許は不要。
・小1の教室は授業で教えている内容に合わせて、教室の掲示物を作っていた。
  (授業内容が天体の時はトイレットペーパーの芯でロケット。海洋生物の時はペーパー  プレートでクラゲなど。)
・小2、3はクリスマス、バレンタインなどの行事に合わせて教室掲示物を作ってた。

・低学年の教室には、「Silent(静かに)」「whisper(小声の私語可)」「Free(自由に遊んでも良い)」の3段階のマグネットのサインがあり、自習時間に先生の指示でクラス代  表の生徒がそれを付け替える。
・キッチンにディスポーサー、大型の食器洗い機がある。 
・2月下旬のNCの気温は26℃くらいの日が5日間くらい続いた後に、12℃くらいになることがよくある。
・10ドルより安いワインも美味しい
・家の外にある暖炉でよくワインパーティをする。
・NCは飲酒運転に関してかなり寛大。運転中の携帯電話操作も寛大。
・研修校は米南部で有名なマディグラス(謝肉祭の最終日)と呼ばれる行事前の金曜日に 半日、8年生が幼稚園から7年生のために自分たちでゲームやネイルアートなどのブースを設け文化祭のような催しをする。

*(セント・パトリック・デー)3月17日。アイルランドにキリスト教を広めたパトリックの命日でアイルランド移民を先祖に持つ人が多い地域ではパレードなども行われる。この日は子どもたちはシャムロックの柄や緑の物を身につけ「つけてないとつねるぞ!」という遊びをする。

*(イースター)キリストの復活を祝う日。4月で毎年、日にちが変わるが約1週間イースター休暇がある。子どもたちはゆで卵に絵を描いたり、「エッグハント」と呼ばれる大人が庭などに隠した、お菓子やおもちゃが入った卵形の容器を探す遊びを楽しむ。

(おまけ)
  最近、日本の桜、梅、桃、南天、竹などが人気で庭に植えている人が多い。

2011年03月07日・岩田 沙希・ カナダ , スクールインターン

2月のメインイベントといえば、バレンタインデー!先生方からは、バレンタインに関する折り紙をしてほしいという要望がとても多かったです。休み時間に子どもたちと折り紙をしているものの、最近はおりがみの授業自体はご無沙汰だったので、子どもたちも久しぶりの折り紙の授業を楽しんでくれたようでした。折り紙に加え、日本のバレンタインデーについて話したり、バレンタインに関係ある言葉で、もともと英語である単語を教えたりもしました。チョコレートやキューピッドなど、日本語的に発音すると、なんだかおかしく聞こえるようで、子どもたちは日本的な発音の練習をとても楽しんでしているようでした。また、女の子が好きな男の子にチョコレートをあげるという日本独特なバレンタインデーや日本独特のホワイトデーは、意外にも評判がよかったです。(特に男の子には。)ホワイトデーでは、女の子に対してお返しをするということで、いいアイディアだと賛同してくれる先生方が多かったです。結果的にお互いにプレゼントを交換するという形になるので、好印象を持つようです。


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