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2018年11月

こちらの先生方のコネクションを使い、いつもお世話になっている学校とは別の学校にもお邪魔させていただくことができました。私の住んでいる町では、先生同士のつながりがあるようです。学校や指導する先生によって違いがあったので、とても良い経験となりました。

また、滞在日数が1か月近くになったところで子どもたちにもうまくアドバイスできるようになりました。もう少し早くそうなりたかったですが、私には時間が必要だったみたいです。ゆったりとした時間のなかでいろいろなことを学ぶことができました。
4、5年生のlanguageの授業で広島の原爆投下を題材にした『貞子の千羽鶴』を取り扱う機会があり、その際に、先生に物語に出てくる千羽鶴の作り方を生徒たちに教えて欲しいとお願いされ、実際に千羽鶴を作ることになった。まず生徒たちに日本人どのような時に千羽鶴を作るのか説明し、その後、一緒に願いを込めながら1人、1羽づつ折り鶴を降り、最終的に一つに繋げ千羽鶴を作成した。ただ楽しいレクチャーというだけではなく、授業で扱われた物を題材にした為、学びの面でも強く印象に残る授業が出来たとのではないかと考える。
10月最終日のハロウィンが終わり11月に入ると11日が第一次世界大戦終結の祝日「英霊日」で、その後1年で最大のイベントのクリスマスシーズンへと流れます。1年を通して日本には無い祝日を知り、各催しに参加出来たことは大きな経験になりました。

学校生活は遠足があったくらいで穏やかに過ぎていきましたが、先生方にとっては、1週間は放課後に生徒の親のインタビューをおこない、その後レポートを作成しなくてはならないので非常に忙しいということをお伺いしました。

ビクトリアでは地震があるので避難訓練が行われますが、近年では「Lock Down Drill」といって不審者が侵入してきたときの為の避難訓練も行われるようになりました。これはアメリカで銃の乱射事件が続いていることの影響で始まったそうですが、銃に対する法律も違いますし、カナダではそのような事件はほぼ無いということです。

学校の掲示板をお借りして日本食を紹介したら、生徒はお寿司とラーメンは知っていました。お寿司が普及しているためか、大人も「Sashimi」(生魚)を「Soy Sauce」で食べるのが好きな方の多いことにも気が付きました。日本での定番の朝食やカレー&ライス、個人的なおススメとして鰻やふぐも紹介しました。
■生活:
アメリカのジョージア州にある州立大学で日本語教師をしています。こちらでは公共交通機関はなく完全な車社会なので、自家用車を持っていない私は、買い物の必要があるときは人に頼んで、車で20分前後のところにあるWalmartというスーパーで買い物をしています。日本の西友やイトーヨーカドーのような感じで、基本的に何でも揃います。こちらではヒスパニックの方が多いこともあり、メキシカンの食材が豊富です。

始めは水道水を直接飲むことに抵抗がありました。蛇口からコップに水を注ぐと、時々小さな黒いものが浮いているのでとてもびっくりしました。日本でも売っている「ブリタ」という水の浄化用の商品を使っている人やペットボトル入りの水を購入している人が多い印象を受けます。

電化製品については、日本とは電圧やプラグの形が違うので変換プラグを持ってきたのですが、アメリカの3つ穴に対して日本の2つ穴のコンセントは問題なく使えます。パソコンは不便なく使えます。ただ、電圧の違うドライヤーは危険なので事前に日本で用意しておいた方がいいと思います。

授業の教材で日本から持ってきたDVDを再生したかったのですが、国によってリージョンコードが違い再生できないことに気づきました。パソコンでリージョンコードを変更することができるのですが上限が4回までなので、ひとつの教室を他の先生方と共用で使用している私はそれができません。オンライン英語の字幕付DVDを購入するか、YouTubeから広告が入ってしまいますが使えそうなものを探しています。

洋服はサイズが基本的に大きすぎたり、Tシャツも腰の丈が長いので日本から持ってくることをお勧めします。ただ、WalmartのTシャツやズボンは、とても安くて部屋着にも便利です。これから新しく洋服を買おうと検討されている方で特に強いこだわりがないという方は、日本のしまむらよりもはるかに安く購入できるWalmartを検討されてもいいと思います。

■文化:
ゴミの分別はまったくありません。ビンも紙もすべてひとつのゴミ箱に捨てるので、いつも罪悪感があります。
どこのトイレにも必ずローラー式の紙があり、手を洗った後に拭けるようになっています。これにはとても感動しました。日本よりも手を洗う人の数が多いのではと思います。

謙遜することが必ずしもいいことではないと感じるようになってきました。字がきれい、所作が丁寧とほめてもらえた時に、そんなことないですと言うと、「もっと褒めてほしいと思っている、と解釈されるか、きまずいと感じている、と解釈させる」と教えてもらったことがあります。ポジティブな声かけを頂いたら、ありがとう!と言うように心がけています。  

ハロウィンでは、コスチュームコンテストが行われていました。アートの学校であるということもあるかと思いますが、日本で勤めていた学校では、ハロウィンに伴うお祭り騒ぎを防ぐため、コスチュームなどを全て禁止していたので、学校側がむしろ推奨していることに驚きました。
ホームステイ先や学校では、時々祝日や行事等のイベントが行われます。そのため、予め自分で調べておくとそのイベントを行う意味や言葉を理解しやすいと思いました。また、学校行事では、積極的にそのイベントに参加することが大切だと感じました。例えば、ハロウィンの日には仮装するかどうかは自分次第でしたが、仮装をする事で子どもたちとも距離が縮まり、会話をするきっかけにもなりました。
A person that have a plan to study abroad in some country should talk with foreginer a lot. It is important to talk using English with foreigner. Because speaking is more important than learning a lot of words and grammer. Then, you should become baby. Good luck.  
  研修前に語学学校に通っています。語学学校には多くの国から生徒が集まっていて、様々な国の文化に触れる機会にもなっています。なるべく会話をする機会を増やすためにソーシャルアクティビティにも積極的に参加しています。
<小学校での折り紙授業>
研修校とは異なる小学校からも要請があり「折り紙授業」を行った。小学1年生~4年生では、簡単な「魚」を作り、好きなデザインを描いたり好きな色で塗ったりした。絵を描く作業がとても好きな生徒が多く、楽しんで行うことができた。また、動物がとても人気で「キツネ」や「ネコ」を作った。

小学5年生~6年生では折り紙をやったことがある人も結構いた。そのため、難しいものにも根気よく取り組めていた。特に人気があったのは「手裏剣」と「ジャンピング蛙」だった。また、一般的なカラフルな折り紙に加え、メタリック素材のキラキラしたものや星や花柄といった柄のある折り紙に興味を示していた。

<映像での日本紹介>
パワーポイントで日本の季節やイベント、自分の勤めている学校の紹介を行った。教室にはパソコンやプロジェクターが設置されているため、授業が進めやすく自分のUSBも使用することができた。子供たちは感想や質問をどんどんしてくれるので、説明する方もやりがいを感じた。

中でも食べ物への関心は高く、種類の多い麺類をはじめ、ケーキやアイスクリーム付きのパンケーキに興味をもっていた。また、フィンランドでは夏の夜は明るいため、日本の夏の花火大会の映像を見て、夜の暗さに驚いていた。そして、先生方は着物の豪華さに感動し、学校での清掃時間(取組内容や子供たち自身が掃除を行う姿)にとても関心をもち、驚いていた。

学校の時間割(授業内容)については、子供たちも先生方もとても興味深く、授業内容やフィンランドの授業との違いなどの質問が多くあった。授業の最後には、日本から持参した日本の10代に人気のファッション雑誌やピカチュウの飛び出す絵本などを見せることで、全員に楽しんでもらえることができた。
2018年9月よりカナダの公立校で研修をさせて頂いています。
生徒たちと一緒に遊ぶ、話す等のコミュニケーションを積極的に取ることで生徒たちがどのような事に興味があるのかが分かり、授業案を考える際のヒントになるので是非、休み時間やアフタースクールに積極的に生徒たちと関わってみて下さい。

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