2019年9月
長い夏休みが終わり、9月から新学年がスタートしました。
以上のように、夏休み前の3ヶ月と大きく状況が変わりました。私を気にかけて、夏休み中に様々な調整に御尽力くださった研修校の教職員の方々への感謝を胸に、残された数ヶ月間で精一杯恩返しできるよう、一生懸命授業作りに尽力したいと思っています。
4月から約3ヶ月間お世話になったkindergartenでの研修を終えて、今年度からG1-G12の各クラスが研修の中心とななりました。また、"授業サポート"という形に加えて、"主授業者"としてクラスに関わる時間もいただけることになりました。
具体的には、G3-G5の「Social
Study(日本文化)」を週2ブロック、「体育(サッカー)」を週2ブロック、G6-G8生徒中心の「日本クラブ」など、午後の全授業時間帯で授業を担当させていただいています。午前中は「授業サポート」という形でクラスに行き、実際には他の先生方の「授業見学」をさせていただいています。生徒たちとinteractiveに授業を展開していく研修校の先生方の授業はとても参考になります。日本で私が採用してきた類いのアプローチとの違いに気づくたびに、「もし自分だったらどうするだろうか?」と思いを巡らせています。
さらに、毎週木曜日に現地の「公立」の「高校」で「Literacy」の授業を見学させていただく機会もいただいています。私は公立の高校教員なので、予てより「公立」の「高校」の様子を見たいと思っていました。本当に貴重な機会をいただいているなーと感じ、毎週楽しみです。どんな教材を使用しているのか?現地公立高校生の提出シートにはどんなことが書いてあるのか?教室環境・機材・掲示物などはどうか?テキストの語彙レベルや単語テストの語彙レベルは?等々、見て、手に取ることで分かる「実際」があります。
教育関連の指南書は日本でも読めますが、ネイティブの公立高校生が自分の考えをまとめた提出プリントを全員文読むチャンスは滅多にありません。使用語彙、スペリングの正確さ、文法の精度、など「気づき」がたくさんあります。これは、日本の公立高校に戻って、目の前の生徒たちの英文を読んだり添削したりする際に、1つの参考になるに違いありません。また、担当教員の指導手順についてもpre-while-post
readingなどについては日本でもよく聞きますが、こちらでの実践方法は、日本の一般と少し異なっているように感じました。この点もとても参考になっています。
以上のように、夏休み前の3ヶ月と大きく状況が変わりました。私を気にかけて、夏休み中に様々な調整に御尽力くださった研修校の教職員の方々への感謝を胸に、残された数ヶ月間で精一杯恩返しできるよう、一生懸命授業作りに尽力したいと思っています。
2019年09月23日 30代 , 海外教育交換プログラム
研修が始まってから2週間が経過しました。私の行っている小学校は、全校生徒は200人ほど、先生方は20名ほどです。フィンランド人ばかりのクラスとバイリンガルクラス、インターナショナルクラスと3種類あり、私は主にバイリンガルクラスに入っています。ほとんどの授業が英語で行われており、算数や理科、家庭科、図工、体育で子どもたちのヘルプをしています。3,4年生を見ることが多いですが、英語での会話ができる児童たちなので、コミュニケーションはとることができています。少しずつ、名前も覚えてきてくれています。
職員同士はフランクで、職員室もカフェのようなレイアウトです。フィンランド人はとにかくコーヒーが好きで、休み時間のコーヒーが欠かせないみたいです。甘いものの差し入れをするとあっという間になくなります。
日本を紹介する授業はまだ先のようですが、今のうちに授業に入り、児童たちとの関係を築きながら、先生方の指導のノウハウを学ぶ良い期間にしたいです。寒くなってきましたが、休み時間は全員外に出て遊んでいます。
長い夏休みも終わり、いよいよ学校がスタートしました。新学期が始まる前の8月下旬には学校全体のスタッフが集まり、ミーティングが行われました。といっても、日本のような職員会議の雰囲気とは全く異なるものでした。軽い軽食を取りながら、ちょっとしたパーティのような雰囲気です。「welcome
back!!!」と会う人会う人が言ってくださりとても温かい気持ちでスタートをすることができました。
5歳児は初めての日本語授業だったので、簡単な挨拶や歌。折り紙はチューリップを作りました。
私の授業がない日に、一人の女の子が色鉛筆で白い画用紙をピンク色で塗り、四角に切って自分で折り紙を作ってチューリップを作ったことを担任の先生が教えてくれました。また、その女の子がチューリップの花をプレセントしてくれて本当に嬉しかったです。
2年生から3年生は、youtubeを使って日本の花火大会をクラスで見ました。スクリーン全体に打ち上げられた花火にみんな大興奮でした。花火の意味を教えたり、夏祭りクイズをしたり、どれも興味をもってくれました。また、みこしを作り、学校内を「わっしょい!わっしょい!」と言いながらみこしをかついで回りました。動画もとって、その後みんなで一緒に見ました。ハッピやうちわを持っていったのも効果的でした。
4年生から5年生は、youtubeで花火の様子や屋台の様子、また風鈴やうちわ、ゆかたなどを紹介しました。その後自分が気にいったものを絵に書いたり、文章に書いたりしてみんなで発表会をしました。特に、亀すくいには衝撃を受けたようで、とても興味をもっていました。
何か授業を提案するとき、担任の先生がたに相談をすると、親身になって聞いて下さるので安心して授業をすることができています。コミュニケーションはとても大事ですね。
そして、夏休みの話題でみんな盛り上がり1時間ほどしてから校長先生の話がはじまりました。どのスタッフもとても穏やかな雰囲気で、みんな笑顔でよくしゃべります。また違う日のミーティングにも参加しましたが、自分の意見を積極的に話す、そしてお互いの意見を尊重しあう雰囲気がとても印象に残っています。
さて、今月の授業についてお話します。今月のテーマは「Japanese summer festival」にしました。5歳児と1年生には、お祭りの様子を見せたり、折り紙で魚を作って魚釣りゲームをしたりしました。(金魚つりのつもりです^^)そして、日本の歌を一緒に歌ったり踊ったりしています。
さて、今月の授業についてお話します。今月のテーマは「Japanese summer festival」にしました。5歳児と1年生には、お祭りの様子を見せたり、折り紙で魚を作って魚釣りゲームをしたりしました。(金魚つりのつもりです^^)そして、日本の歌を一緒に歌ったり踊ったりしています。
5歳児は初めての日本語授業だったので、簡単な挨拶や歌。折り紙はチューリップを作りました。
私の授業がない日に、一人の女の子が色鉛筆で白い画用紙をピンク色で塗り、四角に切って自分で折り紙を作ってチューリップを作ったことを担任の先生が教えてくれました。また、その女の子がチューリップの花をプレセントしてくれて本当に嬉しかったです。
2年生から3年生は、youtubeを使って日本の花火大会をクラスで見ました。スクリーン全体に打ち上げられた花火にみんな大興奮でした。花火の意味を教えたり、夏祭りクイズをしたり、どれも興味をもってくれました。また、みこしを作り、学校内を「わっしょい!わっしょい!」と言いながらみこしをかついで回りました。動画もとって、その後みんなで一緒に見ました。ハッピやうちわを持っていったのも効果的でした。
4年生から5年生は、youtubeで花火の様子や屋台の様子、また風鈴やうちわ、ゆかたなどを紹介しました。その後自分が気にいったものを絵に書いたり、文章に書いたりしてみんなで発表会をしました。特に、亀すくいには衝撃を受けたようで、とても興味をもっていました。
何か授業を提案するとき、担任の先生がたに相談をすると、親身になって聞いて下さるので安心して授業をすることができています。コミュニケーションはとても大事ですね。
日本の学校を紹介する際、学校や教室の様子、特別教室の様子、給食や掃除の様子などの写真や動画を用意しておくといいと思いました。その他に、1日の様子(タイムテーブル)も紹介できると自分達の学校とのいろいろな違いや同じところが見つけられると思います。また、自分の家族を紹介する時、家の外観、庭、居間やキッチンの様子があると、とても興味深いようでした。
インターン活動開始前に参加者の方からおりがみを教えると喜ばれると何度も聞いていましたが、自分が想像していた以上にTalkative
Foxは子供たち(小学校1年生から5年生)に楽しんでもらえたようです。自宅で折り方を復習して自分で折ってきてくれた生徒もいました。
他の参加者の方も利用しているようですが、おりがみくらぶは様々な折り紙が様々な言語で紹介されており、ビデオもアップロードされているのでインターン活動を助けてくれるウェブサイトの1つだと思います。
他の参加者の方も利用しているようですが、おりがみくらぶは様々な折り紙が様々な言語で紹介されており、ビデオもアップロードされているのでインターン活動を助けてくれるウェブサイトの1つだと思います。
こちらに来て1ヶ月たちませんが、早くも風邪を引いてしまって情けないです。汗一つかかない素晴らしい夏を過ごしているのは最高なんですが、気候の違いについていけず、1週間は引きずりました。回りの人の服装もまちまち、夏という固定概念に惑わされることなく調節をしていくことが大切です。まあ、そんなアクシデントはありましたが、学校では毎日、毎時間が驚きの連続、あまりの違いに考えさせられることが多く頭が一杯になってきました。また、英語の能力のなさと浴びるように聞こえてくるフィンランド語でちょっと落ち込むこともありますが、豊かな自然と共に生活できていることが何よりも幸せです。