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ワーク&カルチャーインターン

2023年9月初旬からアイルランドのコークという町にあるCork City Librariesで研修をさせていただいています。

私がアイルランドにやってきたのは2023年7月末で、研修プログラムとは別に、個人的に1カ月ほど首都・ダブリンにある語学学校に通いました。

前段として、研修が始まる前のお話を少し書かせていただきます。

語学学校に通っていた期間は、ホームステイ先に滞在し、英語を学びつつ、語学学校のクラスメイトと交流したり、ホストファミリーや語学学校の先生からアイルランドで生活する上で知っておいた方がいいこと等を教えていただきました。

英語と全く関わりのない生活を長らくしていたので、この期間に英語での生活やアイルランド英語の独特なアクセントに少しでも慣れることができたのはとてもよかったです。

語学学校を修了し、いよいよ研修を目前に控えた8月末、ダブリンからコークへ引越をしたのですが、家がなかなか見つからず苦労しました。

ホストファミリーからは、今アイルランド全土でハウス・クライシスが起こっている、家を探すのは難しいし、外国人を狙った詐欺や犯罪が横行している、と聞きました。IIP様にもご助力いただきつつ、ホストファミリーや語学学校の講師にアドバイスをもらって家探しをして、研修が始まる7日前に家が決まりました。現在はひとりで一軒家に住んでいますが、今後シェアメイトが増えるかもしれません。

ホストファミリーや語学学校で知り合った友人たちとたまに連絡を取りつつ、コークでの暮らしを楽しんでいます。

さて、私が研修をしているCork City LibrariesはCity Libraryを中心に据えた9つの分館がある市立図書館です。City Libraryには、Children's and Teen's Library、Rory Gallagher Music Library、Reference Library、 Local Studiesが含まれています。

私はCity LibraryのCataloguing sectionとRory Gallagher Music Libraryに所属しています。現在の主な仕事は、CDやレコードの書誌情報の更新、展示準備、ソーシャルストーリーの作成です。また、12月に館内でクリスマスソングを演奏することになったので、本番に向けて同僚と練習をしています。

みなさんとても親切で、質問にも丁寧に答えて下さります。休憩時間が多く(朝の休憩、昼食休憩、午後の休憩とあります)ゆったりと仕事をしていて、職員同士の交流が盛んです。

コークの方々はとても早口で、アクセントも独特です。もうすぐ研修を始めて2カ月経ちますが、やっと慣れてきたところです。 

これまでの研修で、日本の図書館の遅れを感じる場面が多々ありました。

こちらの図書館では、全ての資料はRFIDで管理されています。アプリ上で蔵書検索から予約までできて、アイルランド国内の図書館であればアプリ上から相互貸借の申し込みもできます。

資料の貸出・返却は専用の機器を使って利用者自身で行い、カウンターでは利用に関する質問のみ受け付けています。予約本の受け取りについては、一部の館はまだカウンターでの受け取りになっていますが、ほとんどは予約取り置きコーナーに置いてある資料を利用者が持っていくスタイルになっています。

また、社会的マイノリティに対する配慮、SDGsへの取り組み、自閉症の子どもたちへのサポート等、様々な取り組みを積極的に行っています。公共の施設として私たちが取り組んでいかなければならない課題である、という意識が職員の中でしっかり共有され、根付いているように感じました。

私が日本で研修前に働いていた図書館はとても忙しい職場でした。しかし、ほとんど同じ業務、むしろイベント量や取り組みの多いこちらでは、働き方にかなり余裕があるように見えます。ITを活用している、という点は大きいと思いますが、引き続き研修を通してどのような工夫がされているのか学んでいきたいと思います。

私は2005年6月から2006年6月まで、IIP さんよりご紹介頂き、スウェーデンの南に位置するスコーネ地方、エスロブという場所で一年間福祉留学をさせてもらいました。2006年に一度、活動が終了しましたが、その後、個人的にビザ等を手配し再びエスロブに戻り福祉の道を極め、スウェーデンでのアンダーナース(準介護士)の資格を得て高齢者福祉施設で働きました。

その後、ルンド大学に入学し、3年間ナースの勉強をし卒業後に看護師としてルンド大学病院で働いた後、次は修士の勉強でオペ専門の専門看護師の勉強をし、現在は専門看護師としてオペナースをしております。

IIP さんがくれたチャンスを活かし、今なおスウェーデンに住んでいます。2005年に私を受け入れて下さった方とも未だに交流が続いています。

長年、日本を離れスウェーデンに住んでいると、私は何の為にここに住み続けているのだろうと自責の念にかられます。2006年に活動が終わり、日本に一旦戻った時に私は日本とスウェーデンの架け橋になるようなイベントや活動はないものかと探したりしました。結局、その当時はスウェーデンにまた戻り勉強を続けたいという思いで日本での活動はしていません。

今、移住してもうすぐ15年になります。
今なら2006年に叶えられなかった日本とスウェーデンとの架け橋が、自分の経験と知識で叶えられるのでは?と考えております。
今回アメリカのロサンゼルス周辺の図書館でインターンとして仕事を体験させてもらいました。

皆さんとても良い人ばかりで、丁寧に仕事を教えてくれました。図書館を訪れる人たちが多種多様で、たまにスペイン語やアルメニア語(勤務先の街にはアルメニア人が多いため)での問い合わせがあったり人種の多様さに驚きました。

また、図書館司書の仕事の内容の違いに驚きました。貸し出すのは本だけでなく、ギターや編み物のセットなど、人々が楽しめるように努められていました。他にも、ウェブサイトのデザインや運営を図書館司書自身が行っていたり、レコードや本やCDを販売していたり、驚いたことはたくさんありました。

何よりそれらを実体験出来たことが大変尊い経験となりました。図書館司書の仕事は多様な知識を求められるため、やはりある一定の英会話力が必要となるかと思いますが、それ以上に色々な仕事にチャレンジすることが大切かと思います。

現地の人たちは、英語が分からないからと言って仕事を制限することはなく、むしろやりたいことがあれば積極的に参加したら良いと言われたため、とても良い環境で色々学べたと感じています。ありがとうございました。
イギリスでホストカンパニーのコンタクトパーソンだった方に10年振りに再会できそうで喜んでいます。

2008年に 5か月間インターンとして働いたパン製造販売会社の重役だった方で、現在はその後設立した会社の社長になっています。公私に渡りお世話になった方です。

パン製造作業の合間に様々な規模のパン製造会社、粉製造会社、販売店など各地を案内していただきました。そして、その後今日までクリスマスカードや絵葉書などの交換、また Facebookでコンタクトを続けています。

今年の6月末から7月13日まで中国、日本を観光旅行する予定でぜひお会いしたいと言ってきました。思わぬ好機に、家族共々再会を楽しみにしているところです。今は歓迎の準備中で、京都市内観光の推薦、富士山五合目への One day trip、日本料理での dinnnerなど提案中で、今年の夏は、忘れられないものになりそうです。  

1.チップ
レストランにもよりますが外食をすると支払時にチップを残すことが暗黙の了解です。15~20%が一般的です。お会計をクレジットカードで行うことが多いのでその場合は、チップを現金で支払うかクレジットカードでまとめて支払うかでサインのときに書く額が変わってきます。
伝票が渡された時点で、レシートの金額を確認して、カードを挟み、店員の方に渡します。その時点では何も記入はしません。店員さんがカードが有効かを確認してから伝票をもって戻ってくるので、その時点で①カードでチップも払う場合は、カードをしまい、伝票に書かれている金額の下にチップの代金を書き、その下のラインに食事代の合計金額も書きます。一番下のラインに名前をサインします。

②チップを現金で支払う場合は、同じくカードはしまって、伝票に書かれている金額の下の「チップ」の金額を書く所に$0と書き、食事代の合計金額はレシートに書かれている金額を移して書き、最下段に名前をサインします。チップ(キャッシュ)をレシートと併せて店員の方に渡すか、テーブルの上に置いておきます。あとは、特に確認をとらずにお店を出て大丈夫です。私は、カードで食事代を払い、現金でチップを払いたかったのですが、伝票にチップ代を(例えば$3と)書いて、さらに現金で$3を机上に残したので、結果的にクレジットカードから$3を支払い現金でも$3を払って合計で$6分のチップを残したことになりました。友人がチップ代を$0と書いているのを見た時に「チップを払わないのは失礼にならないの?」と尋ねて、その時に初めてその仕組みを知りました。

レストランで、日本では店員さんに「すみません」と声をかけて近くにいる方を呼ぶと思いますが、アメリカではテーブルに担当者がついているので、例えばレイチェルというウエイトレスの方がはじめに名前を紹介してくれるので、ちょっと飲み物のお代わりを頼みたくて他の方に声をかけても、「レイチェルが来るので少し待ってくださいね」というように言われるかもしれません。友人いわく、目配せをすれば来てくれるそうです。

2.スラング/カジュアルな言葉
Yuck (ヤック)...I don't like it....「やだ~」みたいな使い方を見かけます。
Yikes(ヤイクス)...I'm surprised! ...「わっ、びっくりした!」
Yeah(イエー/イヤー)...Yes!...カジュアルな返事
Yay(イエイ)...I like it!...デザートが出てきて、自分が好きなピーチが入っていた時などに、「ヤッター」という感じで使います。

3.お酒
日本ではスーパーなどであまり抵抗なくアルコールを購入するかと思いますが、アメリカでは屋外でアルコールを飲むことはネガティブに受け取られてしまいます。なので、購入して部屋に持って帰る場合は、袋に入れたりして外から中身が見えないように隠している印象を受けます。

4.ギフト
クリスマスの時期に郵便局に行くと、プレゼントを贈る方をたくさん見かけました。その時に知ったのですが、差出人の住所を明記していないとグリーティングカードであっても受け取ってもらえません。

ラッピングのための小物がたくさん売られています。日本では、商品をお店で購入すると、簡単な放送は無料でしてもらえますが、アメリカでは有料になるので、ほとんどの人が自分たちでラッピングを工夫してプレゼントします。品物を個別包装するというよりも(とても稀な気がします)、おしゃれな紙袋などにいれて、その上からデザインつきや色付きの薄い紙をのせて中身が見えないようにして渡すことが多いです。日本の丁寧な包装を見せると感激されるので、そのリアクションが毎回嬉しいなと感じます。

憧れの国にやっと来ることが出来たのに、自身の英語の問題や、こちらの生活や周囲になかなか適応出来ず、非常に苦しい思いをしましたが、ようやく慣れ、これからというのにもうインターンシップも後半となってしまいました。

あくまで私の視点ですが、フィンランドの魅力はやはりヘルシンキ郊外の森・湖等の自然、環境政策にあると思いました。今回は森や湖、自然公園について紹介させて頂きます。

自然公園へはヘルシンキからも公共交通機関を利用して簡単に行くことが出来ます。自然公園だけでなく、ちょっとした森へも簡単に行け、至る所で綺麗な森と湖を楽しめます。6月頃のフィンランドは本当に本当に緑や花が綺麗です。

家族連れや友人同士で週末に森へ行き、綺麗な湖で泳いだりしています。至る所にバーベキューを楽しめるスペースとカットされた木片も容易されていて、ソーセージを焼いて食べたりも出来ます。スーパーでもいろいろなソーセージが売られていて、いろいろなテイストを楽しめます。一つが巨大であり、厚く、大量のマスタードとケチャップをつけて食べています。皆本当に良く食べるのでびっくりです笑。

森は、いろいろなコースがあり、迷わないようにコースごとに色違いのマークがつけられていますが、案内は大雑把であり、微妙です。しかし、ちょっとしたマークですが、自然と一体化し自然の景観を損なわないように配慮されているのかなと思いました。

こちらに来て、1か月が過ぎました。EUのプログラムで来ているボランティア達と一緒に働いていますが、毎週のように出かけたり、飲み会等の誘いがあり、連日集まりに出かけていました。

そんな中で来て2週間後に体調を崩しました。6時間の時差や英語のストレス、仕事や日常生活で覚えなければいけないことが沢山あること等で体はリズムを崩し、疲れていました。しかし、念願の国にやっと来れたことでハイテンションになり、又早く慣れなきゃとか情報を聞き逃してしまったらどうしよう等焦り、体の声を無視して無理をしていました。

海外の方は全員ではないですが、非常に体が大きく、食事も間食も非常に沢山摂り、すごく心身共にタフだなと思います。同じようなつもりで食べたり、活動していると、こちらの生活に慣れるまでは、私達日本人は体調を崩してしまうかもしれないなと思いました。こちらは病院にかかることは簡単なことではないので、積極的になることは大切ですが、自分の体調やペースも忘れないようにすることも必要と痛感しました。
こちらへ来て、まだ1週間ちょっとですが、痛感したのは、寒さと英語対策をもっとしておくべきだったと思いました。寒さは春でもこちらは寒いと聞いていましたが、甘く見ていました。荷物を減らすために、薄手のコートとストール、気持ち程度の手袋しか持って来なかったのですが、寒い...もう5月なのに雪も降ります。古着を扱うお店ももう春物なので、防寒着が...いろいろな古着屋を頑張ってめぐっています。

あと、こちらの人の英語レベルの高さにショックを受けました。職場もボランティアだから大丈夫かなと思っていましたが、私以外は皆ヨーロッパから来ていて、私以外英語はアメリカのトーク番組のように流暢に話し、私があまり話せないからといって容赦はしません涙。仕事も英語が話せることが前提英語が話せないと、仕事も進みません汗。めげないで皆と積極的に話すのはもちろんですが、市民講座の英語または日本で習っていて休止中のオンライン英会話を再開するか検討しています。
現在は語学学校に通っており、国籍も年齢も性別も異なる人が集まってのレッスンがとても刺激的です。日本人は討論が苦手ですが、みんながそれぞれ全く異なる考えを持っているので、お互いの価値観やモラル、文化を知ることがとても楽しいです。他の皆も同様に知りたいと思っているので、よく聞いてくれます。加えてここはヨーロッパから来ている人が多くアジア人は少ないので、特に興味深いようです。ですので、頑張って物怖じせず討論に参加できると、より知見を広げることができると思います。
2008年にイギリスでお世話になったホームステイ先に先月(9月17日)娘が訪問し一泊させていただくという歓迎を受けました。

私はホームステイ中に、妻と息子、娘をイギリスに呼んで各地を案内するとともにホストファミリーへ紹介したことがありました。
娘は、今回 Manchesterで開催される学会に Speakerとして参加することになり、帰りの一日をホストファミリーとの再会に当てたいと考えていました。先方へお伺いしたところ快諾が得られ、娘の希望が実現しました。お会いするだけでなくホームステイも体験できて喜んでいました。

ホストファミリーの方々とはクリスマスカードやちょっとしたプレゼントなどで近況を知らせ合う程度の交流はずっと続けてきていますが、娘が一泊するほどのお付き合いは予想していませんでした。一段と交流が発展し、親戚のような感じを持つようになりました。

研修から8年たってホストファミリーと親子2代に渡るお付き合いに発展し、当時は毎日が冒険で苦しいこともありましたが、改めてIIP研修は私にとってかけがえのないものであったと感じています。
フィンランドに来てから3ヶ月が経ち、分、こちらの生活に慣れてきました。

1月末からは仕事の後にい事としてフィンランド語と英語の学校に通っています。
かなり簡単な内容しかわかりませんが、フィンランド語を習うことでより生活が楽しくなりました。
仕事中の(他社との)ミーティングなどは全てィンランド語で行われるので、もっと理解できるように勉強しようと思います。

フィンランドにはフリーマーケットストアがたくさんあります。
ヴィンテージのステキな食器などが安く販売されているのでとても楽しいです。

物価が高いフィンランドですが着・食器・家具なども日本の古着屋よりも、とても安く売っているので、まく買い物をすればかなり節約できるのでは...と感じました。
11月は雨の日が多かったのですが、
(毎年11月は雨が多いみたいです)
12月は天気の日も増えてきました。
1月に入り、雪も降り本格的に寒くなり、
外に出ると顔が痛くなり、
芯から冷えていくような寒さを味わっています。(現在-10度くらいです)

フィンランドのデザイナーにとって
12月は繁忙期で、かなりバタバタしていました。
クリスマスマーケットの準備で
商品の準備・タグ付け・梱包・搬入など大忙でした。
毎週末開催されるクリスマスマーケットの
店頭に立って接客のお手伝いをしたり、いい経験をさせて頂きました。

クリスマスは研修先の方のご家族のお家に呼んでいただき
フィンランドのクリスマスの雰囲気を体感しました。
フィンランドのクリスマスは
日本の年末年始のような雰囲気で
家族で集まり、ご飯を食べたりテレビを見たりゲームをしたり
のんびりと過ごすそうです。
外にはほとんど人がいません。
お店やバスも営業していません。

フィンランドでは、クリスマス以外にも
ナショナルホリデーには
スーパーや各店お店が閉まってしまうので
事前に確認しておいた方がよいです!
週間、授業を見学させてもらう中、授業の雰囲気や生徒の実態を把握することができました。と同時にこの一週間で先生とクラスのコマ数、試験日、休日、行事の日を尋ね月予定と週案を作成しました。学校の要望が「生徒に英語を使う必要性をもっと感じて欲しい」、「日本語を教えてやって欲しい」ということだったので、日本であらかじめ用意していた指導案も修正しました。会議のなかで「英語」の授業を持たせてもらえることになりました。たいへん苦戦しましたが日本人の私にしかできない授業をと思い考えた結果、「三単現」と「最上級」にしました。「三単現」では活動に生徒同士の他己紹介を入れ、「最上級」では日本文化を紹介したのち、生徒にフィリピンの紹介をしてもらうという活動をさせました。

プレゼンテーションソフトは有効で「納豆と卵かけごはん」を動画を見せたところ、生徒がたいへん興味を持った様子でした。静止画が飽きてきた頃に、動画を挟むと教室内の雰囲気が変わるので、おすすめします。また生徒に一芸を求められました。最近の洋楽(サビだけでも)、ダンス(ワンシーンだけでも)披露できると、生徒と仲良くなれるようです。
フィンランドに来てから一ヶ月が経ちました。

フィンランドの仕事は6時くらいまでで残業せずきっちり終わる!イメージでしたが、私が働いている事務所は少人数なので、っきりとした終了時間は決まっておらず、日によって変わるとのことです。

私の仕事内容としては
・プロダクトの物撮りやデザイナーの写真
・イメージ動画撮影、
・プロダクトの梱包やタグ付け、在庫確認、
・ポストカードなどのテキスタイルデザインの制作
と、幅広く経験させて頂いています。

だんだん日が短くなってきていることと、の日が圧倒的に多いので、影などの日程を抑えるのが日本に比べて難しいです。

フィンランドのみなさんは、本当にとても優しく日とても楽しくお仕事しています!
フィリピンにはいたるところにショッピングモールがあります。
私が知ってる限りでもマニラに10個以上、もちろんセブ島にもありますし、
もっと田舎のほうにも大きなショッピングモールがあります。

そして、毎日混んでいます。

平日はビジネスマンが、喫茶店やドーナツ屋さんでノート型パソコンを操作していたり、
休日はカップルや家族連れが、レストランで楽しそうに食事をしていたりします。
(喫茶店の中にはフリーWi-Fiが使えるところも多数あります。先進的です)

ショッピングモールはどこもスーパーマーケットが併設されており、
食料品や衣料品、お風呂グッズや電化製品まで何でもそろいます。
電化製品以外は日本よりも安く手に入るので、フィリピンで買ったほうがお得です。
映画館やボーリング場もあり、中にはスケートリンクが併設されているところもあります。
週末は先生も生徒も「モールに行こう」と言って、楽しんでくる人がたくさんいます。

私は渡航前、フィリピンでは不便なことも多いのではないかと思っていましたが、
ことショッピングに関しては、日本以上に充実していると思います。
先日、台風が直撃し一時停電しました。
自分は、台風と停電の関係がわからなかったのですが、この日ようやく理由がわかりました。

1.台風により局所的に大雨が降る。
2.降水量が排水量を上回り、水が溢れ出す。
3.床上浸水する。
4.家の足元近くのコンセントの穴に水が流れ込む。
5.停電する。事前にブレーカーを落としておくほうが安全です。

台風、雷、大雨、洪水、床上浸水、停電がセットで来るので準備が必要です。
まず、飲料水の確保ですが、これはフィリピンではどこでも飲料水を大きなペットボトルで準備しているので大丈夫でしょう。ただし、冷蔵庫は停電で使えなくなるので、非常用の食料は欲しいところです。また、道路は通行止めになりますので車は使えません。サンダルでは歩くこともできないので紐靴がおススメです。シャワーも電気温水器がほとんどなので、冷たいシャワーで我慢することになります。

とはいえ、台風は数時間で通過しますし洪水も一晩で元通りになります。現地の人も慣れているのか焦る様子も見えません。「寝てれば直るよ」と気楽なものです。「どうしよう?」とパニックになるよりも、「いつもはどうしてるの?」と聞くのが一番楽な方法かもしれません。
インターンとして、フィリピン人と一緒にお仕事をして3カ月が経とうとしていますが、仕事に向かう姿勢が日本と異なること感じることがあります。フィリピン人の方の多くは、何度も言わないと、してくれません。直ぐに取りかかってくれない場合は、何日も待たされたあげく、忘れられてしまうことが少なくありません。メモを渡しても、それも無くしてしまうことさえあります。根気強く、なんども伝えることが大事だとおもいます。待っていても、やってはくれません。
Spring breakを挟み、今学期もあとひと月ほどで終わります。Spring break前には日本語クラスの学生皆でAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を踊りました。たくさんの方に見て頂き学生達も楽しかったようです。学生が日本語クラスを取ってよかったと思えるような授業を最後までしたいと思います。
クリスマス、年末年始をアメリカで迎えました。年が明け新しい学期の始まりです。クラスのレベルが一つずつ上がり、Writingに悪戦苦闘していた学生たちが予想以上に新しいクラスにも登録してくれて嬉しくも忙しい毎日がまたやってきました。今期も日本語の楽しさを伝えられるように頑張りたいと思います。
秋学期が終了しました。教室運営から成績評価まで一通り経験することが出来ました。
ひたすら突っ走ってきた1学期でしたが、なんとか流れがつかめてきたようです。
学期末には日本語でクリスマスソングを歌う発表会を行い、学生達にも良い想い出になったようです。来学期はまた新しいクラスが始まります。冬休みしっかり休んで次はさらに工夫した授業が出来るようにしたいと思います。
研修先は、不動産会社。アメリカの不動産事情と不動産を取得する方法等を学ぶのが目的。研修開始2週間が経過、今は市場に出ている不動産物件を自分で見たり、不動産契約のやり方を自分で調べながら、わからないところを聞いて自分のものにするようにしています。
最初、アパートに住む予定でしたが、アメリカ国内で銀行口座がないため支払い能力があっても拒否されました。仕方なく長期滞在可能なホテルを見つけ、そこに滞在しながら研修を進める予定です。1年未満の短期で研修される方は、住むところを事前に出発前にきめておいたほうがよいです。

9月下旬から10月初旬にMid Term Examがありました。アメリカの大学の試験は厳しいと聞いていましたが、皆夜中まで図書館で勉強したりしていたようです。その中での日本語の試験だったのですが、それぞれ、これまでの成果をはかる貴重な機会になったようで、テストを機に頑張る学生も出てきました。今後もモチベーションが続くように指導していきたいです。
研修中は、やりたいことをどんどん言って、許可をもらえたら遠慮なく実行することが重要だと思います。
うまくいかなくて当然、それでもいい経験になる、やらなければ後悔する。
日本での場合よりずっと寛大に受け入れてくれるはずです。

3月に満開だったプラムの木々に赤い実がついています。木々の葉が鬱蒼と茂り、雲の流れに時の早さを感じます。相変わらず、6月に入っても雨が多く気温は13度くらいの日々が続いています。6月5日はエリザベス女王の即位60周年祭(Diamond Jubilee)の式典が挙行されました。ロンドンはコンサートやパレードでずいぶん人出があったようです。今は、オリンピックに向けてトーチリレーが各地を走っています。6月18日にハルの町を通過しました。


私は休みを利用して、ヨークにいきました。古く美しい町並みが古代ローマ時代を偲ばせます。町の中心をウーズ川が流れボート観光ツアーが行われています。カンタベリーに次ぐヨーク大聖堂があり、中世の城壁が残存しています。城壁の一角の美しいデザインはabbeyの跡と、知らない人が話してくれました。町の通りにはみやげ物屋が並びます。


さて、先月に続き、リスニングについて少し触れたいと思います。昨年10月、リスニングの小テストの時です。最初の文章が聞き取れなくて、その後、狼狽してしまい、結局、集中できなくなり、小テストはできませんでした。その最初の文章とは、"Let us not to the marriage of true minds admit impediments"テスト後に渡されたスクリプトです。シェイクスピアのテムペストからの引用でした。先生はここは、誰にでもわからないところ、テストでは、軽く流して、その後の文章の意味を掴むことが大切、と言われました。リーディングであれば、前文に戻り何度でも読むことができます。リスニングでは一瞬にして流れる音の連続につけず、あわてふためくと、知っていることも聞き逃して得点になりません。リスニングで大切なことは、語彙の充実を図り、音声に慣れ親しむ方法しか、外に道はありません。外国に暮らしてみて初めてわかることです。日本にいても、英語の音声を親しむ環境をつくれば、当然、リスニングの力を養成することは可能です。

英国ハルでの9ヶ月、沢山の人に出会い、差し入れやプレゼントをもらいました。人との別れはさびしいものがあります。人生には別離はつきもの、といってもやはりさびしいものです。少しの期間でしたが、私の教え子たちが日本語を駆使して国際舞台で活躍されることを祈念して、6月の報告書を終えたいと思います。ありがとうございました。


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