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2014年5月

こちらはYear9~Year13(日本の中2~高3)までの生徒が在籍しています。
選択科目を多く取り入れている学校で、日本語クラスも選択科目の1つとして位置づけられています。
また、近隣の学校から週2時間、日本語学習希望者を受け入れて授業もしています。
Year11~13までの生徒はNCEAという国が規定する試験を受験しなければならず、この試験によって単位が認定されます。
NZは指導内容の一定のガイドラインはあるものの、日本のように国指定の教科書がなく、教員が自ら授業計画を立て、教材を準備しています。どの教科も大変だなと思いました。
日本人の専任の先生がいらっしゃって、わたしはアシスタントをしていますが、生徒のモチベーションとNCEAを意識した授業内容を考えることが難しいと感じている今日このごろです。
5月はセイナヨキにある二つの小学校に研修に行かせていただきました。
自分は日本文化を紹介する一方で、各校の特色ある授業を見学させていただき、とても勉強になる毎日でした。小学校ではサムライハットが大人気でした!!
こちらでは着々と夏が近づいていることを感じています。美しい自然をフィンランド人は思い切り楽しんでいるように思います。ホストファミリーにはミュージアムに連れて行っていただいたり、national parkに連れて行っていただいたりと、フィンランドについて本当にたくさんの情報をもらっています。6月は小学校はお休みなのでセイナヨキの大学で幾つかの活動に参加する予定です。
4月はイースター一色という印象で、日本では大きな行事ではないので宗教の違いを感じた一ヶ月でした。
学校では玉子やひよこやうさぎの絵を描いたり、キリスト教の授業でも詳しくイースターの学習に取り組んでいました。
また学校の先生のお宅にお邪魔させていただき、イースターのときにだけ食べる食事をご馳走していただいたり、フィンランド特有のお祝いの仕方などを教えていただきました。
フィンランドで過ごして7ヶ月になりますが、こちらの人たちは何か行事がある度に一つひとつ丁寧に取り組む人が多いという印象です。もちろんすべての人ではなく、私の個人的な印象です。しかしこれまで過ごしてきた中でクリスマスや独立記念日などいくつか行事を経験してきましたが、行事の度に私の周りのフィンランドの方々は特有の飾りや食事などに取り組んでいました。
インターンをする中で小学校のことだけでなく現地のライフスタイルを知ることができるということはとても重要なポイントです。
現地の人たちのライフスタイルを知ることでさらに学校での子どもの様子や取り組む内容も理解できることが多くなったように感じます。

学校に赴任して1か月がたちました。挑戦した授業は「箸の使い方」「折り紙で犬、ブタを折る」「着物」「日本人の食生活」「地震」「茶道」「華道」などです。所属校はすべての教室にインターネットとスクリーン・プロジェクターが完備されているので、写真を見せながら、「これはなんでしょう」と質問しながら授業を進めることが多いです。対象は3歳から12歳までで、幼稚園児の児童とは折り紙をしながら接しています。

保護者用のワークショップを企画している教員から「生け花」の授業のお話を受けたので、前日までいろいろと調べてどうにか教員の皆さんと保護者の皆さんに日本の生け花をお伝えしました。

また、近くの高校にも見学できる機会を頂いたので、3日ほど訪問させていただき、高校生に日本の「茶道」を伝えました。英語のほうはまだまだできないことのほうが多く、聞き取れないままに過ぎてしまうこともあります。あと1か月でアイルランド生活も終わりですので、1時間1時間を大切にし、やっていないことをやりきって次の国へ向かいたいと思います。これからは授業見学の機会を作り、引き続き生活を楽しんでいきたいです。
  一月ちょいたちました。落ち着きました。仕事ストレスから解放されて、英語の勉強や教材の準備に本腰も入り、順調です。今、ロンドンのクレスト語学学校で学び、秋からアイルランドに行きます。ステイ先も語学学校から徒歩圏で、授業もまあまあです。街も平和です。IIPルートの日本人がクラスに数人おり、励まされます。それなりの距離を保ちつつ、一緒に遊んだり、これからのインターンに向かってそれぞれ努力しています。私は教会に通っており、そこでいろいろな人たちと知り合い、交流の道を探しています。他の同期の人たちもさまざまはところに出かけていき、現地とのチャンネルと見つけています。なにもしないと午前中、語学学校の授業だけで、午後は家でぼーっ、という生活になります。でもステイ先もけっこういろいろあるので(平穏無事な家庭などない)、宿は途中で変えるという気持ちでいた方がいいと思います。
日本では45分授業でしたが、こちらでは30分1コマです。日本についての授業を行うには、ちょうど良いです。

こちらにきて、初めの授業は自己紹介と日本の紹介を行いました。折り紙で小さな袋を作り中に金平糖一粒と日本のシールを入れて生徒一人一人とあいさつをしながら配りました。

2回目の授業はこどもの日の紹介と、新聞紙でのかぶと作りを行いました。特にかぶと作りはとても楽しんで行っていました。

今後は。数字やじゃんけん、七夕について授業を行う予定です。
 こちらに来て早くも1ヶ月近くが経とうとしています。生活にもだいぶ慣れ、余裕が出てまいりました。日曜は現地の教会に通っているのですが、そこで多くの人と出会い、毎週誰かの家の食卓に招かれたり、現地を案内してもらったりなど、交友関係が広がりました。現在は語学学校に通っている段階ですが、学校以外にもコミュニティを持つことで幅が広がりますし、現地の人々と交流することでこちらの人々の価値観や慣習ついて日々肌で感じ、頭で考えるといった刺激的な環境のなかで、自らの身がまさに異文化理解を深めることできる好機にあると実感しています。
去年の9月からスタートした本活動は既に8カ月が終了しました。ここまで振り返るととても濃厚な日々を過ごしていると感じます。
3学期の主な活動は千羽鶴の作成と習字です。鶴を折る授業を上級生のクラスにて行いましたが、難易度が高いため一度では覚えてもらえませんでした。そんな状況から折り紙を2枚ずつ配布し1枚は上級生用、もう1枚はLittleBuddyへプレゼント用として作成してもらうことで2回作ってもらうよう工夫をしました。スタッフにも協力してもらい現在721羽です。習字の授業は学生の名前を日本語で書いてもらうことと、まっ白いうちわにアートを描いてもらう2本立てで行っています。5月一杯で本活動が終わるので、悔いのないように最後までやりたいと思います。
 ある子どもが、「私、昨日の夜にBBQをして、お父さんとたくさん話をしたよ。Junkoが日本の地震のことや原子力発電のことを教えてくれたでしょ?それから授業で読んだHIROSHIMAの原爆のことや化学記号のことをたくさんお父さんと話し合ったよ。すごくいい話し合いだったんだよ。」と、にこにこしながら私に話してくれました。
 この地域は、オーストラリアの様に日本についての学習が必要とされているわけではありません。でも、私は縁あってこの地域に来ることができました。なので、私は授業をするときに、「できるだけ子どもたちが楽しめるといいな。日本に興味を持ってもらえるといいな。いつか、この記憶が役に立つときがくるといいな。」と思って授業を作っていますが、きっと子どもたちは、授業で私の話を聞きそれで終わってしまうだろうと、その後の成果には期待していませんでした。なので、今回その子どもの話を聞いて、私はとても嬉しかったです。
 特にこの子どもの場合は、サイエンスフェアのメンバーにも選ばれていることもあって、そのような内容が家でも話題になったのかもしれません。けれど、家でも話題にしてくれるほど、自分のプレゼンが子どもに響いたのかと思うと、自分の今の活動にやりがいを感じずにはいられませんでした。
 ここは日本人もほとんどいない地域です。己惚れるわけではありませんが、もし私がこの町にに来ていなければ、もし私がそれらのプレゼンをしていなければ、その子はそれらの話に興味を持たなかったかもしれません。この地域ではアジア人は「異人」でしかないと言われたこともあります。そういう目で見られることを少し寂しく思うことも時にはありますが、私にしかできないことがあるとも思います。私がこの地を離れても、子どもたちの中に何か残せるよう残り2か月も頑張りたいと思います。
授業をした日がちょうど5月5日だったので、テーマを日本のholidayにし、パワーポイントを使って説明しました。
子どもたちにとって、日本について勉強するのが初めてだったので、最初に日本とカナダの位置関係について触れ、その後、日本のholiday・子どもの日について説明しました。

途中クイズを入れました。「子どもの日は、子どもが好きなことをなんでもしていい日。本当か嘘か」やboy'sFestivalとも言われることから「男の子が好きなことをなんでもしていい日。本当か嘘か」というものを入れたら、意外と盛り上がりました。男の子ばかりのクラスだったからかもしれません。

子どもの日には、兜を飾ることを説明し、その後に、折り紙で兜を作る活動を入れました。新聞紙で作ったものを先に被ってみせると、盛り上がりました。さらに折り紙に興味を示してくれて、「青がいい」「緑がいい」など言っていました。色の折り紙をいくつか持っていくといいと思います。折り方の説明は、画用紙に英語で説明文を書き、さらに折り方の見本を貼りました。これは、説明会の時に教えてもらった方法です。
折り紙で折れたら、今度は新聞紙で折るのに、チャレンジさせました。作り終わったら被れるということで、黙々と作業をしていました。気に入ってくれたようで、すぐに被ってお互いに見せ合っていました。(次の授業でも兜を被って授業を受けていました。)

その後、時間があったので、日本についての質問を受け付けました。「子どもの日は学校は休みなのか。」「どっちの方が学校の日数が多いのが。」など日本の学校比べの質問が多かったです。今度は、カナダと日本の学校比べをしてみようかなと思います。
日本を発って早1ヵ月が経ちます。ノースカロライナの特別支援学校兼幼稚園にお世話になっています。幼稚園には健常の子供も在籍しており、ノーマライゼーションを肌で感じています。そうした子ども間でのやり取りが思っていた以上には希薄ではなく、さすがは様々な人種が混在する国であるということを肌で実感しています。どの教室もとてもカラフルでなるべく楽しい空間で時間を共有しようとする雰囲気が教室の中から伝わってきます。

朝、登校がAM7:40~始まります。この学校に限ったことなのかわかりませんが、学校で朝食・昼食をとるようです。授業もそんなに活動が多いわけでもなく、無理なく活動を組み立てている様子です。日本で指導をしてきた身としてはかなりのカルチャーショックがありましたが、肢体の児童は体を動かすことで痛みを伴ってしまったり、発作があったり等、体のコンディションをコントロールすること自体が難しいところで、活動をたくさん用意すればいいというものでもないということでした。1ヵ月にたいてい1回の救急車がくることが日常のようですし、私が今の学校にお世話になる直前に亡くなったお子さんもいらっしゃったようです。そうした背景からも、とにかく楽しく過ごすことを大切に1日を過ごし、AM11:30~給食を食べ、お昼寝。PM2~スクールバスのお迎えが始まり、下校。そして、PM3:30くらいにはほとんどの教員が退勤していることにまた驚きました。日本の学校のようにすべての授業を教員が提供するわけではなく、音楽・体育・国語・算数の集団学習の授業は専門の講師がいて、その方が組織しているようです。分掌関係も教員ではなく、企画側が概ね取り仕切っている様子です。そのため、分業体制がしっかりしていて、何でも教員がやらなければならないわけではないようです。

とにかく初日から一気に多くの教員・子どもたちからの怒涛の自己紹介があり、もちろん覚えられるわけでもなく、混乱。ようやくYear Bookを借りて、教室に行く前にせめて担任の名前を確認してから入室するように心がけています。1日でも早く顔と名前を覚え、コミュニケーションをとっていくことで会話が広がり、様々なチャンスが広がるように感じました。
こちらに来て、3週間が経とうとしています。ようやく生活にもなれてきました。しかしまだまだコミュニケーションがうまくとれない場面が多く、悩む日々です。この3週間で学んだことは、いかにして、人との出会いを大切にするかです。この3週間で、新しい人に出会うチャンスはたくさんありました。学校の先生のおうちにお邪魔して家族の方とお会いしたり、保護者との懇談会に参加して、保護者の方々と知り合ったり、友だちに友だちを紹介してもらったり。でも次になかなか繋がっていません。もったいないことをしてしまいました。言葉のせいだけでなく、自分の気持ちが大切だなぁと感じています。これじゃいけないと思い、なるべくたくさん話しかけるようになりました。次の報告の時には、この街に知り合いがたくさんできているといいたと思います。
私の研修も残すところあと1ヵ月となりました。この8ヵ月間で強く感じたことは、今までは考えたこともないほど当たり前であった日本のことを考える機会が沢山あるということです。語学、文化、宗教、社会などさまざまな分野で日本の外に出て初めて気付くことが多く、毎日が勉強になっているとつくづく感じることが出来ます。

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