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2019年5月

Grade 5,6のDanceの授業の時間に日本の運動会でよく使われる南中ソーラン節を教えました。

まず、お手本として児童の前で自分がソーラン節を踊って、その後、一緒踊って練習しました。3分半ほどのダンスですが、一回の授業で全て教えることは無理があったため、数回に分けて教えました。 児童たちにとって初めて目にする振り付けや慣れないフォーメーションダンスに戸惑う場面も多く見受けられましたが、苦戦しつつも楽しそうに踊りに挑戦していました。また、授業参観日が近かったこともあり、お揃いのハチマキをして保護者の前でソーラン節を踊ってもらいました。

当日来られなかった保護者のために動画も撮影し児童全員の親御さんに子供たちのダンスを見てもらうことが出来るようにしました。さらに、ある児童の親御さんから「子供から楽しそうにソーラン節の話をしてくれた」というメールを頂き、楽しんでもらえた事がわかり嬉しく思いました。

最後に、ダンスを教えるのが今回初めてだったので振り付けの教え方でかなり苦労しましたが、児童たちと一緒に授業を通して自分自身も成長することが出来たのではないかと思います。
時間が経つのは早いもので、プログラムに参加してから27年が経ってしまいました。
アラスカで3歳の誕生日を迎えた次女は30歳、当時10歳だった長女は結婚して二人の子供の母となりました。
私は、帰国後に教員免許を取得し、現在は社会人の英語研修や、全国の中、高校を回ってコミュニケーション・ワークショップを行っております。

ホストファミリーの皆さまとはその後も家族ぐるみで交流が続いております。
二人の娘の「アメリカのおばあちゃん」となったホスト・マザーに巡り合えたことは家族全員にとって大きな転機であり、また大きな幸せとなりました。

IIP様が結んでくれたご縁に心からの感謝を申し上げます。
 
こちらに来て3ヶ月になるのですが、最初の1ヶ月は喋るスピードの速さについていけず、何を言っているのかさえ分からないこともしばしばでした。

初めは、単語でしか伝えられない。2ヶ月目になると、何について話しているのかはなんとなく分かるが、うまく伝えられない。3ヶ月目になると、何を喋っているのかは大体聞き取れるが、うまく伝えられないことにもどかしさを感じる、こういう風な感じです。

週に2回、無料の英会話教室「ESL」が学校の近くで夜間に開かれているのでそこへ行っています。私も含めて日本人全体に言えることだと思うんですけど、文法力しかない、難しい単語は知っているけど、使い方を知らない。熟語になると簡単な単語でも分からない。
ESLの先生曰く、「単語で覚えるのではなく、文で覚える」これが1番の上達法だそうです。

こちらで、日本料理のレストラン(寿司屋)に何回か行く機会があったのですが、そこで働いている人は、多くが日本人。カウンター越しに、お客さん(英語を話す人)と会話している光景を見ました。

私でも容易に聞き取れる単語を使い、すごく簡単な文法を利用し、とても楽しく会話していました。さすがに発音はネイティブの人には全然及ばない感じでしたが、どうして自分がこんな簡単な英語を使うことができないんだろうと、考え込んでしまうほどでした。

日本のクラスの質問の時には、子供たちがそろって手を挙げてくれるのですが、もっとうまく答えてあげられれば、もっと日本のことを理解してくれるだろうと思います。今の英語力で、どれくらい理解してくれているのかは分かりませんが、残された6ヶ月、英語上達に全力で頑張ってみようと思います。
今回アメリカのロサンゼルス周辺の図書館でインターンとして仕事を体験させてもらいました。

皆さんとても良い人ばかりで、丁寧に仕事を教えてくれました。図書館を訪れる人たちが多種多様で、たまにスペイン語やアルメニア語(勤務先の街にはアルメニア人が多いため)での問い合わせがあったり人種の多様さに驚きました。

また、図書館司書の仕事の内容の違いに驚きました。貸し出すのは本だけでなく、ギターや編み物のセットなど、人々が楽しめるように努められていました。他にも、ウェブサイトのデザインや運営を図書館司書自身が行っていたり、レコードや本やCDを販売していたり、驚いたことはたくさんありました。

何よりそれらを実体験出来たことが大変尊い経験となりました。図書館司書の仕事は多様な知識を求められるため、やはりある一定の英会話力が必要となるかと思いますが、それ以上に色々な仕事にチャレンジすることが大切かと思います。

現地の人たちは、英語が分からないからと言って仕事を制限することはなく、むしろやりたいことがあれば積極的に参加したら良いと言われたため、とても良い環境で色々学べたと感じています。ありがとうございました。
1.食事
レストランでサラダを注文すると、ドレッシングを選べますが、どこのレストランに行っても「Ranch」という白い酸味のあるドレッシングがあります。日本の「フレンチドレッシング」に近く、そこに細かく刻んだピクルスなどの野菜が入っているイメージです。Ranch味のチップスやディップ用のソースまでスーパーに並んでおり、不動の人気なのだなといつも感じます。

一方で、卵料理をあまり見かけません。友人に日本食を振舞ったとき、半熟のゆで卵を添えたら、アメリカでは半熟のことを「Runny」と言って、あまり好まれないと聞きました。また、カレーにいり卵を添えたところ、そのコンビネーションで卵を見かけたことがないと言われました。日本ではカレーのチェーンレストランなどでも卵を見かけていたので、卵の出番の少なさに少し驚きました。

また、黄身の色がとても淡く、日本のものがオレンジに近い黄色なのに対してレモンイエローです。日本に留学していた学生さんから、アメリカに戻った時に逆カルチャーショックを受けたと聞きました。ちなみに、スーパーで卵を購入するときは、決まってどのお客さんもパックのふたを空けて中身が割れていないかを確認してから購入します。牛乳やジュースは紙パックではなくプラスチックのコンテナで販売されていますが、そこの部分を確認せずに買うと、たまに漏れていたりします。1.5lパックの牛乳と違って、一番大きなもので3.6l入りなので、かなり重たいです。

2.ディスカッション
先日、現地の大学院生と日本からの留学生とで文化の違いなどを意見交換しあう機会がありました。改めて感じたのは、アメリカ人からの質問と発言が絶え間ないのに対し、日本人はやはり奥手で率先して発言することは簡単ではないということです。日本人の学生さんが自分の意見を言う時に、一般的にどうなのか、個人に当てはまることなのかを確認する意味でも左右の日本人の顔色を見ながら話している印象を受けました。

アメリカ南部にいるため、人種の割合としてはそのクラスではアフリカン・アメリカンの方たちがおよそ8割でした。人種差別について日本ではどうかという質問を、使う単語が多少違うだけで、比較的多くされたように感じます。"Honestly"(正直なところ)、という表現を使って尋ねられるたびに、今日に至っても、人種というトピックはとても大きな課題であり続けることをひしひしと感じました。  

こちらに来てから早くも約4週間が経とうとしています。最初思い描いていた1ヶ月とはずいぶん違いますが、それではマイナスかと言えばそんなこともないと言えるような、そんな時間を過ごしています。

1)幼稚園勤務
私は国内では高校に勤めて21年目を迎えています。ぎりぎりで研修校が決まりかけている際、保育園から中学校まで一環のクリスチャンスクールと伺っていました。研修校としてお願いした時には、おそらく漠然と「中学校だろう」と思っていたように思います。ところが実際の研修先は主として幼稚園。5~6歳の子どもたちを相手に苦闘する毎日です。最初はこんなはずではと感じたこともありました。

しかし今現在格闘した1日1日を振り返るたびに、高校では出くわせなかったであろう、様々な貴重な学びがあることに気づきます。例えば、ネイティブの子どもたちが母国語である英語を学んでいく過程がつぶさに見て取れます。話す・聞くのスピードは、その不明瞭さも加わって聞き取れないこともよくあるほどですが、それでも絵本を読めない(文字を読めない)子どもが多くいます。年齢的には当然とも言えますが、その子どもたち相手にどのように文字を教えていっているのか、をライブで毎日学べることは本当に興味深いです。

2)車と自動車保険
こちらに来る前に国際運転免許証を取ってきたのですが、未だに自動車がありません。いろいろあって現地で中古車を購入+現地で自動車保険に加入、その結果約100万円弱の臨時出費を余儀なくされています。また、オンタリオ州は自動車保険に加入するのに国際運転免許証が使えません。州の免許を取得して初めて自動車保険に加入できるというのです。そのため、自宅のあるCobourgから列車で1時間半(往復1万円。高い!)かけてトロント市街の日本総領事館まで申請書提出および書類受け取りの計2回足を運ばなければなりません。これは現在進行形のことなので本当につらい気持ちです。

しかし、この状況でも学んだことがあります。それは『現地の方々の優しさ』です。車が無いので研修校に行くにもちょっと買い物に行くにもどなたかのpick upに頼らざるをえませんが、未だに1日としてpick upしてくれる方が見つからなかったことはありません。車が無いからこそ知り得た現地の方々の暖かさに感謝でいっぱいの毎日を送っています。

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