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2019年04月26日・Ryo Higuchu・ カナダ , 国際教育実習プログラム
日本の公立校と同じ様にカナダの公立校にもカリキュラム(学習指導要領の様なもの)が存在します。各 州によってカリキュラムは異なる様ですが、これを基に各教科の授業が行われています。よって公立校が研修先になった場合、独立した日本語の授業を行うのは非常に難しいです。なので、各学年のカリキュラムを読んでみて、日本文化を応用できる可能性がある単元を見つけ授業内容を組み立てたほうが日本のことを教える機会が多くもらえると思います。

English, Math, Science, Social Studyなどの座学系はカリキュラムが細かく決められており、日本のことを教えるのは難しいと思いますが、Gym, Art, Music, Dance, Dramaなどの芸術系の教科は 大枠のみ決められていてどの様な内容を教えるのかの詳細は、各クラス担任の先生や教科担当の先生方が個人で決められていらっしゃるのでかなり自由が効きいています。なのでGym, Art, Music, Dance, Dramaに関連した 内容の授業を考え、職員会議等で先生方にプレゼンを行うと自分独自の活動を行う機会も増えていくと思います。

特にArtやDanceの授業を考えるのが苦手だという先生も多くいらっしゃいますし、芸術系の教科を教えることが得意な先生方も習字や折り紙といった日本独特のものに興味を持っていらっしゃいますので食い付きがいいです。各州のカリキュラムは各校のホームページや教育委員会のホームページから閲覧できるので参考にしてみてください。  

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