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2020年1月

お茶体験をしました。抹茶の粉が足りなそうだったので、日本から追加で送ってもらいました。
「おもてなし」を味わってほしかったので、ペアを作り、主人と客の役割を交代でやりました。お菓子は、こちらの「RICE CRISPIES」という雷おこしに似たお菓子と日本のぽたぽた焼きを使いました。ぽたぽた焼きが人気でした。抹茶は、苦かったようです。絵の付いた懐紙を使ったので、興味深そうでした。
  雪で覆われた景色を見ると、初めてフィンランドに来た日のことを思い出します。「1年」という時間は長いようで本当にあっという間でした。しかし私がこのように「あっという間」と感じることができるのは、ここで過ごす時間が本当に素晴らしい時間だったからだと思います。

 ホストファミリーもホストスクールの先生たちも本当にあたたかく迎え入れてくれ、私はいつも笑顔で過ごすことができました。恵まれたことに、「辛い」「悲しい」と思うことは一度もありませんでした。唯一「悲しい」ことと言えば、帰国後ここに戻ってくる日が確定していないことくらいです。でも、いつの日か必ず、もう一度フィンランドを訪れたいと強く思っています。

 一年間続けた「日記 兼 レポート」はかなりの容量になりました。日々の出来事を日記形式で写真ととも書き溜めたので、帰国後はこれを一つの本にまとめたいと思っています。成果を形に残すことができるということは達成感にも繋がるので、毎日コツコツと続けてきて良かったなと思っています。(これは、今後留学を予定している人たちに自信をもっておすすめします)

 帰国に際し、たくさんの人たちから「ありがとう」という言葉をかけてもらいました。今の私の心は、一言では到底表すことのできない、充実した温かい気持ちで満ちています。

 今後の私の目標は、この経験を活かして次のステップに進んでいくことです。まだまだ自分の可能性を信じているので、今後も学び続け、飛躍を目指していきたいと思います。それと同時に、自分を同じように学ぼうとしている人たちへのアドバイスや、子どもたちの可能性を広げるサポートに力を入れていきたいと思います。自分に何ができるのか、考え始めるとワクワクした気持ちになります。

 最後になりますが、このような充実した経験ができたのはたくさんの人たちのサポートがあったからです。支えてくれた全ての人々に心から感謝し、同時に今後も成長し続けることを約束することで、少しずつ恩返しをしていけたらと思います。ありがとうございました。

ALL IS OK. You choose.しなければならない、ではなく、自分で決めなさい。
この言葉は、はじめは素晴らしいと思っていましたが、だんだんと苦しくなってきました。
自分が選択しないと誘ってはもらえません。日本の文化として遠慮するという行為がうまく通じずにただの行きたくない、ととらえられ、気持ちがすれ違ったり、食べたいときに自分で食べるという習慣も勝手に冷蔵庫を開けることに抵抗がある日本人にとっては気を使いうれしいことに体重が減っていきました。外国で暮らすということは素晴らしい発見もたくさんありますが日本の素晴らしさもたくさん感じることができました。
年も明け、学校に子どもたちが戻ってきました。お正月ということもあり、教える内容が盛りだくさんです。日本のお正月をテーマとした絵本を読み聞かせしたり、昔遊びを取り入れました。子どもたちも興味をもって取り組んでいます。特に、紙皿でコマ作りをした時はとても楽しそうでした。書き初めについても説明をし、その後、筆を使って漢字を書きました。私が住んでいるところは自然がとても豊かということで、それぞれの学年で「山」「川」「森」「木」「月」「土」の漢字を書くことにしました。

 また、音楽の先生から日本の歌を教えたいので一緒に授業に参加してほしいとの依頼があり、お正月の歌の歌をみんなで歌いました。高学年の先生からは、折り紙クラブを作りたいので一緒に参加してほしいなどの依頼も受け、積極的に参加しています。

 最近、自分の英語に少し変化を感じました。以前は毎回授業で自分が何を話すのかを英語でノートに書いていました。日本語から英語へと訳していたわけですが、今では、日本語を考えず、英語がすっとでてくる時があります。
この時期は、明るい時間が6時間くらいしかなく、曇りや雪の日が多いと一日中暗い感じです。私の場合、英会話もすらすらというわけにはいかないので、日本にいるときのように、気楽に友人と会ったりスポーツクラブに行ったりして楽しんだりリフレッシュしたりできません。
とは言うものの、近くにある室内プールにはたまに泳ぎにいきますが。(^_^;)

ホームステイでなく、別な学校(スエーデン語の高校生のよう)の寮に入れてもらっており、独り暮らしになれた私には気楽でいいのですが、朝食の短い時間に高校生と食堂で挨拶を交わす程度の付き合いしかできません。従って、学校の休みの時期は人との交流がなくなってしまいがちです。

そこで、クリスマス休暇が4週間ほどあったので、思い切ってバルセロナとイナリ湖畔に旅行に行き、思った以上に貴重な体験ができました。外国語に囲まれた環境なので、それなりに会話力はアップしていると思いますが、私の場合ジョークを言って笑いあったり深い話をするまでにはまだ時間が必要です。
あと1週間ほどで研修が終わります 最後の1か月は生徒もこちらも慣れてきて授業もスムーズにいくようになりました
 
文化紹介では来年のカレンダーを作りました もちろん曜日は漢字で書きます 周囲に和紙を張ったり、筆ペンで墨絵を書いたりしました

全寮制なので放課後にいろいろな活動があります activityと称して1週間ごとにスケジュールが張り出されます 

先日「お寿司の作り方」を頼まれました 当日まで何人来るかわかりませんが、他の活動を見ていると3人から10人位なので とりあえずご飯を3合と4合と2つの釜で炊きました 途中で足りなくてもう1回ずつ炊きました 後で使った焼き海苔から計算すると60本巻いたことになります 何人来たんでしょう 驚きました

来週アンコールでもう1度します

さあ、これからという時に帰ってしまうような気もします

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