トップ > 体験談

2019年3月

自身の体験時からは丸3年の月日が経とうとしていますが、現在でも当時の経験とそこで繋がった関係は活きています。

実は、オランダでできた友人がこの4月に来日します。東京を含めて3週間の滞在中に、私の地元へも寄ってくれるということで、久しぶりの再会に待ちきれない思いです。

3年前、私が彼らから受けた恩返しが、やっとできると思いつつ、日本でたくさんの楽しい思い出を作ってもらえるように手助けしたいと思っています。

この関係も、IIPを通してのインターンシップがあってのことだと、今更ながらに感謝の気持ちでいっぱいです。
学校での研修が始まっています。今回の学校では、週に1回セカンダリースクールの手伝い、近隣プライマリースクールでのレッスンもしています。週に3日はホスト校での研修で、月曜は授業見学、火曜はyear4/6のレッスン、水曜はジャパニーズクラブ、ジャパニーズアートフェスティバルに向けた活動、という風に活動をしています。

やることがはっきりしていてとてもやりやすいです。またイギリスの先生方の働き方や教授法は大変勉強になります。レッスンでは数字や色、天気などボキャブラリーを増やしながらゲームを交えて行っています。ジャパニーズクラブは日本の文化を中心にお箸の持ち方や忍者について、季節の行事を扱っています。

ホスト校以外での研修ができることは思ってもみなかったことで大変ありがたい機会をいただいています。
日本語のイマージョン教育を行っている公立の小学校でボランティアをさせていただいています。日本語のクラスは半日なので、そこで算数と理科、国語(ひらがな・カタカナ・漢字)を子どもたちは学習しています。こちらに来て日本人のルールを守ること、マナーのよさ、協調性が分かりました。せっかく日本語で学んでいる子どもたちがいるので、日本人の精神というか考えを知ってもらいたいと思い、これからプレゼンテーションを作る予定です。

もちろん良いところもありますが、日本で20年以上育った私からみると、これは違うのではないか?と子どもたちの日常の様子を見ていて思うことが多々あります。卒業前にジャパントリップで半分以上の子どもたちが日本に行くそうなので、やりたいと思い、担任の先生に提案しました。
日本語のイマージョン教育を行っている公立の小学校でボランティアをさせていただいています。日本語のクラスは半日なので、そこで算数と理科、国語(ひらがな・カタカナ・漢字)を子どもたちは学習しています。こちらに来て日本人のルールを守ること、マナーのよさ、協調性が分かりました。せっかく日本語で学んでいる子どもたちがいるので、日本人の精神というか考えを知ってもらいたいと思い、これからプレゼンテーションを作る予定です。

もちろん良いところもありますが、日本で20年以上育った私からみると、これは違うのではないか?と子どもたちの日常の様子を見ていて思うことが多々あります。卒業前にジャパントリップで半分以上の子どもたちが日本に行くそうなので、やりたいと思い、担任の先生に提案しました。
子どもが興味を持ったもの。2年生のクラスで日本について紹介した時、一番役に立った、盛り上がったのは新聞のチラシでした。小学校のビデオや日本の風景は見せましたが、子どもたちにとって広告が一番身近で、さらにわかりやすいもののように感じました。

食料品のチラシから、魚市場、雑貨屋、弱、家の広告まで様々な日本の様子が一度に見られるのでとてもおススメです。また、質問コーナーの時に、日本のどこがオススメか、日本のお金が見てみたいと言われたので、子どもが興味を持ちそうな日本の場所を調べたり(ポケモンセンター等)、日本円を実際に持っていくといいと思います。
本語の初級クラスでは、1ヶ月に15個くらいのペースで漢字を学習しています。ひとつの漢字でも複数の読み方があることを説明すると、スマートな学生さんはどんどん活用させていろいろな場面で漢字を使おうとトライしてくれます。

例えば先日、「山」という漢字の「やま」と「さん」の読み方を学習したのですが、「おかあさん」という単語に「おかあ山」と書いた学生がいました。作文で「買いま四田」(かいました)というのも見かけました。ひとつの単語につき、意味と読み方の両方を考慮して漢字を選ばなければいけないというのは、非漢字圏の学習者には二段階以上の苦労があることを知りました。

丁寧すぎると思うくらいに時間をかけて漢字一字一字の成り立ちと、使う場面を一緒に確認していこうと気持ちが引き締りました。

研修に参加して1ヶ月が経ちました。日々、新しい生徒や先生との出会いがあってとても充実しています。研修先の学校は日本文化にとても興味と理解を示してくれており、活動しやすくとても居心地がいいです。

活動内容は主にアシスタントとして授業に携わり、生徒からの質問対応や添削等をしていますが、数回授業をさせていただいています。日本文化の紹介や体験に生徒たちはとても興味を示してくれており、やりがいがあります。

英語はあまり得意ではなく、ネイティブの若者は喋るスピードも速くて聞き取ることがなかなか大変ですが、毎日彼らと関わっていると少しずつ慣れてきた気がします。また、他の授業も見学したりしています。日本とは異なる方法や教材などを用いているので、新しい発見があり勉強になります。

自分は、日本の教育状況を改善するヒントがここにはあると感じています。引き続き授業観察や先生たちとの会話をし、気づきを言語化をしていこうと思っています。
3年生のlangageの従業で詩を取り扱うことになり、その一つとして俳句の紹介と俳句作りを行いました。授業では俳句の歴史や作るときのルール、松尾芭蕉についてパワーポイントを用いながら話し、私が作ったプリントをもとにオリジナル俳句を作って貰いみんなの前で発表して貰いました。

 また、担任の先生から生徒たちが17音(17 sylables)で俳句を作るのは難しいとの意見を貰ったため、17単語(17words)に変更したり、切れ字を使わなくて良いようにしました。生徒たちは初めての俳句作りに苦戦しつつも楽しそうに作成していました。

 さらに、生徒たちの前で俳句について話している際に余談として有名な『松尾芭蕉が忍者だった』という都市伝説を伝えると興味津々に聞いていました。次の授業の時に生徒一人一人がみんなの前で自分の句の発表を行い、子供ならではの柔軟な発想の面白い俳句が沢山できました。

 最後に俳句についてですが、カナダでは先生を含め多くの方が『自然』が題材でないといけないという認識を持って居られるので、季節をイメージする事のできる短い詩ということをはじめに説明に加える方が意図が伝わりやすいと思います。その際に人気のスポーツや行事やイベント俳句や季語の例として出すと分かりやすく説明できました。
新学期が始まりもうすぐ1ヶ月です。今学期はCarncot Schoolで7、8年生が週一回30分、6年生が週一回20分で日本語の時間をいただいています。Sansonでは人数が少ないので4人ずつのスモールグループに週一回30分ずつJapanese Classをやらせていただいています。

どちらの学校も私の授業の時は先生が他の仕事をしているので、生徒に指示を与えるのがちょっと苦労します。静かにさせる方法が日本とは違う感じなので。声を張り上げて「静かに!」とか言う先生はいなくて、ちょっと独特な静かにさせる技がいくつかあるんですが、やり慣れていない私はなかなか難しいので。

この1ヶ月では「これ、あれ、それ、どれ」の使い方、「これはなんですか?」の練習、カタカナの表を見ながら単語を推測するゲーム、箸の使い方、「あ」の紹介と「あ」を筆で書道のようにか書く体験をさせました。書道は水に濡らした筆でかけるシートを使って1人ずつ書かせ、ドライヤーで乾かして消してから次の人に書かせました。なかなか経験したことがないらしく、好評でした。待っている生徒にやらせるアクティビティを用意する必要がw)€「△蠅泙・・w)が、その時にカタカナ解読ゲームをさせました。これもみんな一生懸命に取り組んでくれました。

来週は日本の私の勤務校とスカイプで話します。みんな楽しみにしているようなのでうまくいくように今日本の学校とも相談しながらコンテンツを考えています。次回が最後のレポートになると思いますが、いい報告ができるようにしたいです。

それから、「日本語できます」と言うサイトのクイズや「やってみよう」のコーナーがとても役に立つので紹介しておきます。
https://www.erin.ne.jp/jp/

▲ ページの先頭へ