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3月後半に到着、ホームステイ先の方が校長を務める高校での授業見学から始まりましたが、校長に繋いでもらった小学校にて主には活動。私は保育・学校教諭の資格や免許を持っていないので、そんな自分でもできることを(折り紙やソーラン節を、童謡を教えたり)しながら、授業を視察/体験、時には先生のお手伝いをさせてもらいました。

・折り紙
『鶴』と『箱』を用意し、パワーポイントスライドで手順書を作って臨みましたが、難しすぎるようで、毎回苦戦、時間内に終わらないこともありました。学年に合わせて少しずつレパートリーを増やしています。各クラスに設置しているスタンド型のカメラで手元をスクリーンに映しライブ感覚で見せながらやると効果的でした。

・ソーラン節
1,2年生に教えました。限られた授業時間で「踊れた達成感」を味わってもらいたかったので、繰り返しの振りだけ教え、あとは好きに踊ってもらっています。覚えやすいのか生徒の達成感はあるようで、見ている先生のウケも良いです。回を重ねてレクチャー資料を改良していく中で、大人のまじめなレクチャービデオよりも、運動会のソーラン節を見る方が子供はより集中し、振り覚えも良いことがわかりました。

せっかく受け入れてもらったからには、全員満足の...は難しくても、なるべくたくさんの生徒に楽しんでもらえるような文化紹介がしたい。
教職も特殊技能もない自分が、生徒たちに何を与えられるか、どんな経験を提供できるか、考える日々です。

お世話になったクラス担任の先生たちに、感謝の気持ちで変形手裏剣をプレゼントしたら、とても喜んでくれました。

日本の文化を学校やホームステイ先で紹介するたび、「すごいね」と驚かれますが、興味を持ってくれた人から追加で質問された際に即座に答えられないことがよくあり、自分は日本のことについてまだまだ知らないことが多いなと痛感しています。

健康上のハプニングがあり病院を受診する際、言葉の壁が高く苦戦しましたが、ホストファミリーや小学校の先生たちが助けてくれました。本当に感謝です。
活動の合間に、adult high schoolでフィンランド語を受講して勉強もしています。

1か所目の滞在は残り1か月ほどですが、この後も別の小学校や教育機関を訪問、近隣保育所で日本の文化紹介等もさせてもらう予定です。


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