
昨年12月より第3学期が始まり、日本語クラスが開講されました。クオピオ市内で日本語クラスが開講されている学校は研修校であるKuopion
klassillinen
lukioのみであるため、市内の他校生徒も受講しています。所属している学校の枠を超えて学びたい教科を受講することができるというこのシステムについて、学びの選択肢の広さ、自由度にまず驚きました。今学期は、本校生、他校生合わせて約20名が受講しています。現在は、クオピオ在住の日本人の方が非常勤講師としてこのクラスを担当しており、私も毎時間参加させてもらっています。
1月に入り、次は「日本の教育制度」というテーマで話をする時間をもらいました。生徒には日本の文化について興味があること、知りたいことのアンケートをとりましたが、やはり日本の高校生の学校生活に関心があるようでした。また、今月は今学期のテスト週間に課題の一つとして書道にも取り組みました。まず、自分自身の「今年の漢字」を調べて決めてもらい、その漢字を書きあげるという内容でした。自分で選んだ好きな漢字を納得いくまで黙々と書き続ける生徒が多く、数を重ねるごとに上達していく様子を見せてもらい、純粋に嬉しかったです。
来月から第4学期が始まりますが、引き続き日本語クラスが開講されるため、次の文化紹介について考えていきたいと思います。
授業は、基本的にフィンランドの教科書に沿って進められ、ひらがな、カタカナの読み方から自己紹介、自己紹介に関連する趣味や家族についての表現、そのなかで使われる形容詞、助詞等の文法事項、というように内容が広がっていきます。生徒の日本語学習レベルは様々ですが、アニメが好きでたくさんの日本語表現を知っている生徒や漢字が好きで自分の漢字ノートを作成している生徒もいて、その探求心の強さに感心しました。担当の先生のお話によると、生徒たちはみんな日本語を書くことが好きで文字を書きたがるということでしたが、授業中、一生懸命にノートに文字を映している生徒たちの姿は印象的でした。
日本との交流授業実施を検討しましたが、時差の関係もあり実現させることが難しかったため、代わりに年賀状を作成して日本の高校に送るという取り組みを行いました。そして、年賀状を書くにあたり、「日本のお正月」というテーマで日本文化を紹介する時間をもらいました。新年の挨拶は見本の中から選び、デザインは自由、というなかで作成してもらいましたが、慣れない縦書きにチャレンジする生徒が多く熱心に取り組んでくれました。日本の高校生への質問を書いてくれた生徒もいて、現在は日本からの返信を待っています。
1月に入り、次は「日本の教育制度」というテーマで話をする時間をもらいました。生徒には日本の文化について興味があること、知りたいことのアンケートをとりましたが、やはり日本の高校生の学校生活に関心があるようでした。また、今月は今学期のテスト週間に課題の一つとして書道にも取り組みました。まず、自分自身の「今年の漢字」を調べて決めてもらい、その漢字を書きあげるという内容でした。自分で選んだ好きな漢字を納得いくまで黙々と書き続ける生徒が多く、数を重ねるごとに上達していく様子を見せてもらい、純粋に嬉しかったです。
来月から第4学期が始まりますが、引き続き日本語クラスが開講されるため、次の文化紹介について考えていきたいと思います。