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2023年12月22日・Y.W.・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
12月7日に1年生から3年生まで、14日に4、5年生の生徒のウィンターコンサートがありました。保護者の方々が来校し、子どもたちはサンタの帽子をかぶったり、クリスマスカラーの服を着たりして、歌やクラブの発表をしました。私は、合唱団のピアノ伴奏をしました。校内に本格的なホールがあるので、前日のリハーサルも本番と同じように行うことができ、環境に恵まれているなと感じました。ホールは他にも、隔週くらいで行われる金曜日の集会やハロウィンなどのイベントで使われます。

集会では、クラスごとに発表する機会が回ってくるので、テーマを決めて10分くらいの劇を行います。私の所属しているクラスは年明けに発表があるそうで、みんなで話し合いながら台本を作り、セリフを読む練習をしていました。どの子も舞台の上で堂々としている印象を受けたので、ホールが身近にあり、そこで発表する機会があるということも力を伸ばす要因なのかなと感じました。

異学年交流活動も行われています。私の所属しているクラスは定期的に3歳児の1クラスに行き、その子たちと遊んだり、ハロウィンの時には3歳の子たちのパンプキンペインティングを手伝ったりしていました。また、先日は6年生が算数クイズを紹介してくれました。2~3人のグループに分かれ、6年生の生徒から出される魔法陣や計算トリックの問題などに取り組みました。UOIの時間には高校生が各クラスに2~3人来て、一緒に調べ学習に取り組んだりアドバイスをしたりしてくれることもあります。自然にお互いの学びを助け合う姿が見られ、とても参考になりました。

日本化の授業はクリスマスが近いので、クリスマスリースとサンタ、クリスマスベル、トナカイの折り紙を紹介しました。3歳児クラスでは、途中まで折った状態のものを子どもたちに渡しました。「角をそろえる」「しっかり折る」などの作業が、小さい子には難しかったです。お手本を空中で折ったら、それを真似して机を使わない子がいたので、お手本の見せ方も気をつけなければいけないと思いました。あとは、日本の観光地について、リクエストが入った1クラスに紹介しました。クイズや神社の参拝の仕方などを取り入れながら、スライドを使って説明をしました。日本に興味をもってくれたようで、こういう活動をもっとしたかったなと思いました。

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