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2023年11月29日・Y.W.・ 海外教育交換プログラム , カナダ , 40代
2年生以外の小学生に折り紙の授業を行いました。10月下旬はハロウィンに合わせてパンプキンを折りました。オレンジの折り紙は全員分の枚数がないので、校内を探してA4サイズのオレンジ色の用紙を正方形に切って準備しました。5年生の子たちは、作ったパンプキンを立つようにアレンジしていました。低学年にはIIPの折り紙ブックにある犬と猫を紹介しました。ひっくり返すことで犬や猫に変わるし、自分で顔をかけるので、どこでやっても人気です。早く終わった子のために家のイラストも用意したら、色を塗ったり名前をつけたりしてそちらも楽しんでくれました。3年生とは吹きゴマを作りました。季節に合ったものや、顔をかいたり動いたりするもの(コマなど)だったからか、どの学年もとても喜んでくれました。英語力はまだまだですが、スライドを準備したり子どもたちが折るのを確認したりしながら進めたので、思ったよりうまく授業ができた気がします。

他には、高学年でトントン相撲をしました。カナダの国技のラクロスやアイスホッケー、日本の武道は実際にプレーする人もいるけれど、相撲は見て楽しむスポーツだということに気づき、「じゃあこの人たち(力士)は誰なの?」と普段あまり考えないことを質問されました。クラスによっては「まわし」についての説明を求められ、紹介する前にまず自分がいろいろと「知る」ことが大切だということを実感しました。また、相撲を知ってもらうためにYouTubeで大相撲の取り組みを見てもらいました。子どもたちは、どちらの力士が勝つか予想しながら動画を見ていたので、勝ち負けのルールを説明する前に理解してくれました。授業のはじめに日本語の挨拶を紹介しているので、私を見ると日本語で「こんにちは」「おはよう」と挨拶してくれる子もいます。日本語の挨拶をもっと広めたいと思います。


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