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学校での流行から体調を崩しました。喉の痛みに始まり、熱、鼻水、咳と症状が出ました。日本との暮らしと比べて思ったことです。

①薬に頼りすぎない:こちらは物価が高いこと、また薬局が日本のドラッグストアのようにあちこちにあるわけではなく体調が悪い時に気軽に行ける距離にないことから、スーパーで買えるものの中で体調不良にいいものを購入しました。みかん、はちみつ、レモンティー。しょうがとはちみつの飴。米と卵とだしで雑炊。ビニール袋を三重にしてアイスノンを作りました。
体温計がないので解熱は経験則で判断しました。それでだいぶよくなりました。ちなみに鼻をかむティッシュは日本から持参したので肌は荒れませんでしたが、こちらの紙でかむと100%荒れると思います。キッチンペーパーレベルの硬さのものです。

②マスクを外でつけない:こちらの人はマスクをつけて出歩く人を見ると、重病人or毒テロリストor手術を抜けてきた医者と思うそうです。ヨーロッパ人はアジア人のマスクの原因は大気汚染のためと思っており、風邪予防とは思っていないのでかなり注目されるとのこと。同じ学校の先生が日本に住んでいたこともあって教えてくださっていたので私は注目を浴びずに済みました。
しかし周りの人がマスクを着けずに咳をあちらこちらでしているのを見て、どう予防すればいいのか?と悩みました。こういうのは日本人特有の感覚なのでしょうね。自宅ではマスクをして寝たので乾燥を防ぐことができました。

③病院は最後の手段:こちらは、体調が悪くなったら3日くらいは休養して様子を見るようです。病院に行こうにも、予約の電話をしてその日に行けることはなく、待たなければならないため、こちらの人たちは「病院に行けばいい」ではなく「病院に行かないでもいいようにしよう」を考えの根底に持っています。自立した暮らし、というものとも関連性を感じました。
今回、体調不良から異文化を学習しました。

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