トップ > 体験談

(日本で言う)2年生から英語の授業が始まる。4~6年生にもなると、英語をスラスラ話せる子供も多くて驚いた。もちろん、町中(お店など)はほとんどの人々が英語を話せる。また、フィンランド語(母国語)の他に、スウェーデン語の授業もあるため、子供たち学習は多岐にわたっている。また、私の研修校は自然豊かな町中にあり、広い敷地と敷地ないに森林がある。

子供たちは休憩時間になると、校庭で走り回ったり森林でキノコを採ったりと、とても活発である。その分、授業とのメリハリがしっかりしていて、休憩後は授業に向かう姿への切り替えが早いことに感心した。

先週の土曜日は、年に1回の「オープンスクール」があった。これは日本で言う「親子行事」みたいなものだと感じた。教室によって色々な体験コーナーを設けて自由に体験できるものだ。校庭では親子フットボールも盛り上がっていた。

私の「日本クラス」では、折り紙やお箸の使い方、日本の美しい風景(建物)のスライドショーを行った。折り紙では数多く作ったサンプルの中から子供たちが好きなものを選び、一緒に作った。やはり、ピカチュウや手裏剣(星)が人気で、完成した際にはとても喜んでいた。

その姿を見て、私まで嬉しくなった。また、お箸使い方コーナーでは、「寿司を食べるときは、いつも箸を使うのよ」と、上手に使いこなす保護者の方もいた。子供たちは苦戦しながらも、私が日本から持って行ったミニシュークリームとコーンフレークを掴んで食べると言う体験をとても楽しんでいた。最後には、「日本のお菓子は美味しい」「日本にいつか、絶対に行きたい」といった感想をもらえたことも、やって良かったと実感できた。

▲ ページの先頭へ