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2018年05月28日・T・ カナダ , 海外教育交換プログラム
・最初の学校で始めた授業で折り鶴を全員にプレゼントしたり、かぶと作りの新聞紙を担当の先生の協力によりこちらで用意したりしたので、次の学校でも同じようにしなければならなくなった。それは次の学校へ行くのにどんなことをしたのかという情報が伝えられていたのと忙しい中で研修を受け入れてもらっているという日本人独特の遠慮という意識が働いたため、自分で何とかしなくては~という思いだった。今振り返ってみると、新聞紙の調達なども各担任の先生にお願いしたらどうなっていたか試してみてもよかったかと思う。
たまたま、今回はスティ先の方の協力でかぶと作りに適した用紙をもらうことができ、折り紙は学校の紙をカットして使えたので、すべての小学校の児童全員にプレゼントする事ができた。

・寿司づくりに関しては日本にいる時は授業で行う事は全く考えておらず、2校目の校長先生から寿司づくりの授業を頼まれた時は正直どうしようかと悩んだが、材料はすべて学校で用意するとの事だったのでできるだけ簡単な体験授業を考えた。日本でも経験のない寿司づくりであったが、子ども達の寿司への興味関心が高かったので楽しく授業をする事ができた。この経験はその後の学校全てでリクエストされた。新しい挑戦であったがやってよかったと心から思っている。

・自分の授業以外での手伝いが難しかったので英語力の必要性を実感した。言葉が通じない分行動で表す事が必要と考え、とにかく自分にできそうな事は自主的に動くようにした。現地の先生方はどんな小さいことでも喜んでくれていた。

・日本の学校のカリキュラムとカナダとの違いがよくわからないままであったが、自由な雰囲気のまま進んでいく良さと学力を身に着けさせるという目標への達成度への感覚のずれを実感した。

・全体的に教師も子ども達も「個」を大切にしている。日本との違いで強く感じた事は教師の個性がクラスの中でよく反映されていたという事である。

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