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2017年10月

5~6歳のクラスで毎日英語のphonicsを行っているのが参考になっています。当たり前のことかもしれませんが、Nativeの国の子供たちであっても、こういった地道な発音練習を繰り返してNativeらしい発音を身に着けていくことを知りました。Writingの授業でも、この年齢の生徒たちはいろいろな間違いをするのですが、Nativeの人もいろいろな間違いをしながら英語を身に着けていくことを実感しています。
10月中旬にも関わらず、大雪が降ったフィンランド。子どもも大人もおじいちゃん、おばあちゃんもみんな雪の中を自転車で颯爽と駆け抜けて行きます。私は雪に慣れた道産子ですが、チャレンジする気にはなりません・・・

英語の授業から始まり、1週間ずつ各学年を見学させてもらっています。現在2年生の子どもたちと一緒に生活をしています。フィンランド北部、ラップランドについて学習。教科書の写真と文字を眺めた後は先生が読むラップランドの物語を聴きながら、頭に浮かんだ映像を画伯のように絵におこしていきます。BGMはサーミの民族音楽で、大きな地図で場所もしっかり確認。たった45分の中で、ラップランド小旅行を体験することができました。先生のお家で取れた林檎を頬張りながら勉強したり、自然の中にあるものを使って音楽を奏でたり、音楽が聴こえてくれば踊り、まるっと1時間雪遊びをしたり。毎日、ゆるっと、なめらかに時間が過ぎていく感覚です。

NZの小学校や中学校は15時で学校が終わり、先生方もそれと同時に帰る先生もいたり、遅くても17時には学校を出ていたりと、「日本に比べると帰るのとっても早いな~」と驚いていましたが、フィンランドはもっと早い!13時、遅くても15時に先生方は帰って行きます。子どもにとっても、先生方にとっても、授業の中や放課後に余白がたっぷり。遊ぶことのできる休み時間はランチの時間を含め合計、NZでは1時間半、フィンランドでは1時間15~30分あります。日本にいた時、私の学校では30分でした。子どもたちは落ち着いた環境の中で学校生活を送っています。息を吸うのと同じような感覚で、自然に教室に馴染み学んでいる姿が印象的です。

放課後や休日には、教会で開かれるミサや音楽会に頻繁に足を運んでいます。音楽学校を紹介していただき見学している中で、ピアノの教え方や、音楽の学問を学んでいます。趣味のピアノ、英語やヨガ、現地の日本語教室、大きな街への観光、友達とのハイキングなど、自分の勉強、趣味、興味関心が満たされていて、今の生活がお気に入りです。
フィンランドの私立学校に来ています。学校内には電子黒板やeブックなど最先端の技術が見られ、日本の最先端を行っている学校とほぼ変わりない方法がとられています。

生徒数も一クラスにつき約20名となっており、日本より少人数クラスがほとんどです。プログラムが始まってまだ初日ですが、最初は自分の専門である体育の授業の見学および少しのサポートがメインになってくるようてす。

年末から週に一度、日本文化(特に書道と折り紙)を教えるクラスを持つようになります。冬はとにかく寒く、また日照時間も少ないので体調には気をつけなくてはいけないと思います。
オールボーでの3週間の研修が過ぎて、あと1週間となりました。2人のホストファミリーを2週間ずつの滞在なので、生活環境に慣れたころに移動の為、少し大変です。でも、日本も同様に、それぞれの家庭でのルールがあり、「郷にいては郷に従え」ですね? 

研修先は、小学校クラスなので、折紙や書道には、とても興味を持っているようです。それも、この小学校では、日本人である私が、初めてなのでなおさらです。折紙は、やはり、最初に鶴、そして兜や手裏剣、へそひこうきなど紹介教えています。

もちろん、ホストファミリーの家においても同様です。書道は、筆ペンと本来の筆、硯、半紙を持ってきました。生徒の名前をカタカナで、書いてあげると、とても喜ばれました。こちらでは、どの家でもペット飼っている(ほとんど犬が多い、2つ目のホストは、猫です)為、私もペットの猫がいるのでホストファミリーとのコミュニケーションをよりとるのも、共通の話題があるととても良いですね。

残りの研修期間に、ペットボトルを利用した水ロケット(日本から事前に送り)を飛ばす計画をしています。おそらく、今までにIIP加者の中では、ないと思いますが、日本らしさ(日本のモノづくり、技術を)をアピールするのもどうかと思っています。
2ヶ月間の長い夏休みも終わり、9月5日より学校が再開。新たな気持ちでと臨みましたが、最初の2週間はChaos状態でした。

夏休みの後半になっても、職員会議やカリキュラムミーティングがあるわけでもなかったので、私の知らないところで行われているのではと不安もありましたが、実際全く何もなかったようで、いきなり学校が始まり、教師側もどう指示をだしていいのか、新入生もどうしていいのやら、てんやわんやでした。通常通りに学校生活が動き出すまで丸2週間を費やし、さすがにひどいなと感じました(笑)

私は、初日からInternational studentsの世話係でしたが、専任講師がクラス分けの作業で追われている間は、ESLのクラスも任せられることもあり、夏休みにTESOLの資格を取ったことが生かされたことに少し満足しています。まだ、始まったばかりですが、中国の生徒達と協力してアジアを紹介するクラブも始まり、研修後半が少しでも充実したものになるよう更に頑張っていきたいと思います。

来週(10/14)は、ロンドン市の日本講師を代表して、こちらで日本語を教えておられる大学の教授の方がたと、トロントにある政府機関のJAPAN FOUNDATIONで講演をすることにもなりました。

今後も初心の気持ちを忘れず積極的に何事にもChallengeしていきたいと考えています。
語学学校ということもあり本当にたくさんの国や年齢の人がいます。休憩時間やお昼の時間に、話しかけてみると気軽に会話してくれます。英語を上達させたくて入学しているので、「お互いの勉強になるからね!」といってとってもフレンドリーです。

先生方も相談にすぐ乗ってくださり、コース延長のことで相談したときも、完璧じゃない英語を話す私の話を根気強く聞いてくださいました。行くたびにとても明るく迎えてくださり、嬉しかったです。

また、日本人としてボランティア活動に参加することになりました。その活動を展開している団体のトレーニングにも参加してみましたが、とても積極的な日本人の方が多くてかなり刺激になりました。怖がらず、何でも探してみて挑戦してみることもとても大事だと思います。
なによりも感じているのは、オランダの人はみんなフレンドリー。子ども達も先生方もとても優しく気にかけてくれ、学校に馴染むことができています。

しかし、やはり課題は言語。たしかに先生方との会話、保護者の方との会話は英語で成り立ちますが、子ども達が言ってることが分かったらと思わずにはいられません。しかし、そんなことをい言っても始まらないので、今はホストファミリーから教えてもらったり、学校で6.7歳の子ども達と一緒にオランダ語の授業を受けたりして、オランダ語を勉強しています。

わたしが英語しか話せないということで警戒していた子どもたちも、あいさつや声がけなど簡単な言葉でもオランダ語で行うと、嬉しそうに返してくれます。

英語が自信がない子ども達も、わたしが上手ではないけれどオランダ語を話しているのを見て、完璧じゃなくてもいいんだ、ちょっと話してみようと思ってくれたようです。

わたしが話そうとすればみんなにその気持ちは伝わるのだと感じています。ぜひ、英語圏以外にいく方は、その国の言語を学んでおくと絶対にプラスになると思います。
NZでの研修を終え、フィンランドでの生活が始まりました。4週目に入ったところです。正直、フィンランドの研修のためのリハーサルのような感覚で行ったNZでの生活が、「一生ここで暮らしたい」と思えるほど素晴らしい日々で、フィンランドでの1、2週目はモチベーションを引き上げるのにとても苦労しました。

先週から授業が始まり、4~6年生を相手に「富士山」を教えました。教員時代はほぼ高学年を担当していたので、初任者時以来の音楽の授業でした。フィンランドの子どもたちは英語を習得中なので、断片的にしか説明を理解することができません。(6年生になると基本的な会話はできるくらいに上達しています)担任の先生の通訳が必須です。

日本の馴染みないメロディーと歌詞を同時に教えるのはハードルが高いと思ったので、歌詞はつけずに「るるる」でメロディーを体に馴染ませました。クラスの実態によっては、「るるる」止まりなクラスもあれば、「歌詞つきで歌いたい!」と意欲を見せ、見事に歌い遂げたクラスもあります。

授業の構成は、どんなアクティビティを入れるにしろ、必ずパワーポイントやYouTbe、現物を見せて視覚的にアクティビティに関する情報を提供してから活動に入ります。また、歌う時にはメロディーラインをピアノで弾いたり、自分が手本となって歌ったり、伴奏をしたり、なるべくリアルを体感できるように心がけています。

放課後は、ヨガに通ったり、子どもたちが帰った後の教室でピアノの練習、英語のレッスンの受講、買い物、友達とチャットや電話をしたり、とても充実しています、休日はバスを使って隣町に出かけ、図書館で勉強したり観光なども楽しんでいます。フィンランドに来て1週目で周りの方々に協力していただきながら自分の1週間の生活リズムを作れたのは、とても良かったです。

授業のリズムが整って来たら、放課後にJapanese clubを立ち上げて、合唱グループや、ソーラングループを作りたいと思っています。学校がとても寛容なので、9ヶ月間、やってみたいと思ったことはチャレンジし尽くします!
お世話になっている学校には5歳~12歳の生徒が通っているのですが、言語を習得していく様子が参考になっています。低学年の生徒は、「話せるが読み書きはできない」という状態からスタートして、学校で本や詩を読んだり、単語を覚えたり、先生の書いた文を書き写したりして英語を学んでいます。

また、日本語の授業(簡単な挨拶程度ですが)を持たせていただいたのですが、この年齢の生徒たちは「耳で覚える」ということが非常に優れていると感じました。言語の習得は、低年齢のうちにまずはlisteningとspeakingに慣らせておくとよいのかもしれないと実感しました。

4種類の授業をしました。学年はYear7または8で、1クラスは10人ずつ45分間です。

①自分自身、日本、日本とNZとの比較、をクイズ形式で紹介。人口密度、南北の寒暖差、食べ物、のクイズや、日本の授業風景の写真が盛り上がりました。

②数字の読み方(1~20)をIIPのテキストを使って教えました。身近な数字(年齢、学年、組、家族の人数)を日本語で答えたり、挨拶、氏名、町名をひらがな・カタカナで書いたりする練習をしました。

③数字、挨拶、氏名、町名を用いて自己紹介を書き、一人一人発表しました。②の授業が実施できていればあっという間に完成しますが、学校行事で実施できていないクラスは、時間が足りなかったので、挨拶と名前だけにしました。

④日本語や漢字、習字について説明し、習字で「光」と一つ自分の好きな言葉を書きました。生徒は好きな言葉として、「家族」「愛」「人生」「ピザ」「寿司」などを書いていました。

私の発音がわるく伝わらないときは、パワーポイントで補っています。授業中は、生徒が読んでくれる英単語を、逆に私が繰り返して練習しています。注意したいのに言葉がパッと思いつかない時が、一番もどかしいです。先生やホストファミリーが子供を注意する言葉や、ステイ先で見ているクイズ番組の司会者が言う「正解」「おしい」「次はあなたの番です」というセリフを真似して、授業に使っています。日々勉強です。

日本語の授業がないときは、毎週あるAssembly, Sports eventに加えて、興味のあるKapahaka, Choir, 第二言語としての英語の授業、にお邪魔しています。思ったよりも自分の授業が多く、Scienceが見学できていません。うまく調整したいです。また、司書の先生にお薦めを聞いて、地震についての本や、英語の絵本を借りて読んだりしています。よい息抜きになります。

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