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2017年12月04日・A・ 40代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
こんにちは。カナダに来て七ヶ月がたち早いもので今年もあと1ヶ月となりました。11月も本当にいろいろなことがありました。

研修校では、留学生向けのESLの授業を主担の先生のアシスタントとしてやってきましたが、最近は、1日3コマの各授業時間とも半分(40分)はメインで教える時間を頂き、Grammar, Critical Reading, Socialinguisticなど曜日に分けて教えています。本当にやっとここにきて担当分野は英語で授業がスムーズに出来るようになり、最終的にはどの分野の授業でも教えることができるように教授法を身につけていければと考えてます。

クラス外の活動も順調で、中国の留学生と協力してカルチャークラブを発足し、同じアジアであっても、(例えばcaligraphyやfood culture, origami)中国と日本では違いがあることをデモンストレーションしながら、現地の生徒にいろいろ実体験してもらっています。この企画は、思った以上に盛り上がってみんな参加してくれるのでやりがいがあります。

また、1日だけですが日本から60名ほど本校に学校体験に研修にきた折、様々な文化紹介をしてくれました。このような積み重ねの甲斐もあり、当初きたときにはアジアに興味を示さなかった現地の生徒達が少しずつアジアに興味を持ち始めてくれているなと肌身で感じることが出来るようになってきました。

また、課外では、トロントの日本大使館が主催で年に1度定期的に行う、現地で働く日本人または日本語教育関係者に向けた研究会で、私が今行っている活動を報告するプレゼン機会をいただきました。たいした活動も出来ていない私ですが、この機をきっかけに、今いるロンドンでだけでなくオンタリオ州にいるたくさんの先生方や商工会議所の方とつながることができ、たくさんの情報、アイデアをもらえるようになったのは非常に助かっています。

最後に、いま現地の高校・大学と兵庫の高校・大学との間で新しい交換プログラムが進行しており、その間にはいりとりまとめを依頼され行っています。とてもおもしろいプログラムで、無事に協定が結べればと尽力しています。私がカナダで研修した証として残れってくれればこれ幸いだと思っています。

12月は、平行して資格習得のため受講しているTESOL/DIPLOMAの前期修了テストもあり、毎日毎日が更に時間に追われるでしょうが、充実した日々が続いており、毎日が楽しく過ぎていくと思います。充実感溢れた気分で年内が終わるよう、12月も頑張りたいと思います。

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