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3種類の授業をしました。学年はYear7または8で、1クラスは10人ずつ45分間です。授業回数に対し、挑戦したい内容が多かったので、それぞれ二本立てになりました。

①前半は伝承遊びとして、あやとり・コマ・だるま落とし・お手玉・けん玉をしました。だるまの意味を話したり、私が出来ないものは動画でお手本を見せたりしました。それぞれ一つずつしか持っていなかったので、3分ずつで交代しました。後半は、手押し相撲とあっちむいてほい、をしました。相撲も合わせて紹介しました。

②前半は箸の使い方を練習し、折り紙で箸袋を作成しました。後半は、広島・長崎の原爆の話をした後に、折り紙で鶴を折りました。同じ鶴でも、サイトによって手順の説明の仕方が違っていて、生徒にとってわかりやすい方法を考えるのは、大変でした。

③前半は神社や参拝の仕方、おみくじ・絵馬について、クイズ形式で紹介し、実際に参拝の練習をしました。後半は茶道体験をしました。日本から持ってきた抹茶粉末を使いました。NZでも"Green tea"は親しまれているようなのですが、半分の生徒は美味しく飲み干し、半分の生徒は「苦い」「くさい」と言っていました。

授業中、生徒に意見を聞いたりすると、すぐにいろいろな意見が出てきて面白いです。でも、私のリスニング能力が追い付かず、多用するのは難しいです。今までは無我夢中という感じでしたが、今更ながら自分の英語の発音の不正確さが気になってきて、生徒と一緒に簡単な単語も一つ一つ確認しています。

日本語の授業以外では、Life Educationの授業、Sailingの引率、電話帳配達、家族旅行、地域の児童劇団ミュージカル、とたくさんのことを経験させていただいています。NZでの研修も残りわずかですが、後悔のないように楽しみたいです。

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