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2017年06月10日・Yoko Hase・ 20代 , オーストラリア , スクールインターン
こちらに来て8か月以上が立ちました。振り返ってみると本当にあっという間でしたが、日本語のアシスタントティーチャーとしても、人との英語でのコミュニケーション力においても日々努力しながら成長したいと思っています。

ホームステイの家庭の子どもたちや学校の子どもたちと関わるのは楽しいことですし、とても勉強になります。言葉の言い回しや遊び、スポーツ等(特にオーストラリアはスポーツがとても盛んです)大事なことはほぼ全て子どもたちが教えてくれます。ホームステイをさせて頂いて最初の頃は、自分が何をしよう、どんな日本文化をどう伝えようと頭を固くして考えていましたが、逆に子どもたちから教えてもらい私が成長させてもらうことの方が多いように感じます。今は、少しでも一緒に楽しい時間が過ごせるように、またできればそこに軽い日本紹介や遊び紹介ができたら良いなと考えています。

また日本語の授業では今まで節分、ひなまつり、子どもの日と文化的なことをしてきました。(文字の読み書きなどは日本語担当の先生が教えられていました。)それらを終えて次の授業案を考えたときに私は日本人なのに、日本のことを教えようと思っても逆に何をすればよいか(何が子どもたちにとって魅了することなのか)わからず迷いました。

その事を研修校のオーストラリア人の日本語の先生に相談すると、「普段当たり前だと思っている事に少し距離を置いて見つめ直してみるといいよ」と言って下さいました。そしてその先生に案を頂いて、日本の天皇家の家族の事を紹介したり、天皇が変わると元号が変わる事、日本の小銭にも製造された年が記されている事を話しました。

クイズも交えて紹介したり、習った漢数字を生徒たちに読んでもらったりしました。オーストラリアには天皇や国王がいない事など話して日本とオーストラリアを対比しながら生徒たちも私も勉強できたように思います。これからの授業では日本の日常的なことや習慣などを伝えていきたいと思っています。

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