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研修も6か月を過ぎました。この半年は本当にあっという間に過ぎていったように思います。最近は学校で行事紹介の授業をさせて頂いたり、子どもたちにも名前を覚えてもらって休み時間一緒に遊んだりしながら過ごしています。子どもたちと遊ぶことで、流行っている遊びを知れたり、子どもたちとの距離も授業で会うだけのときと比べて近くなるので嬉しいです。

この半年は、コミュニケーションの面で悩んだ時期でもありました。特にホストファミリーとは毎日一緒に生活しますし、何を話せば良いのか、何をすれば喜んでもらえるか等考え込みました。しかし最近感じるのは、相手の興味や気持ちに合わせることの大切さです。
勿論日本の紹介をしたり何か提供することも大切なのですが、その前にコミュニケーションを取ること、気楽に雑談したり子どもたちと遊びながら仲良くなることが大切だと思います。

私が最近実践しているのは、共感できる話題を振る事、相手の好きなことについて聞くことです。共感できる話題は、「寒いね」「おいしいね」等単純なことです。その時に自分が素直に感じた気持ちを言葉にする事もいいと思います。相手が笑顔を見せてくれたり、頷いてくれたらそこからさらに話を広げやすくなります。また相手の好きなこと(趣味やスポーツ等)について聞いたり、それを一緒にしてみることもコミュニケーションの一歩だと思います。相手のことに興味を持って尋ねると、大概の人は喜んで教えてくれます。

これまで私は日本のことを紹介する、何か与えることばかり考えていましたが、それだけではなく、相手の趣味に自分が合わせて楽しむことの大切さも最近は感じるようになりました。まずは気楽に会話を楽しめるように、また少しでも仲良くなれるように、相手のペースにも合わせながらコミュニケーションを取るようにしたいと思います。

4月に入って2週間はホリデーなので、少し余裕があります。その間は新学期の授業の準備をしたり(ひなまつりと子どもの日を紹介させて頂く予定です)、また市内でのイベントやコミュニティ活動にも参加してみたいと思っています。

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