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私は全部で9か月間の研修なので残り2か月で日本に帰国します。寂しい気持ちとほっとする気持ちが入り混じっています。残りの短い期間を悔いの残らないように、授業準備をしたりホストファミリー、友達との時間を大切に過ごしたいと思っています。

 今月はひと月遅れでしたが、ひなまつりの授業を小学校でさせて頂きました。1、2年生と幼稚園の子どもたちにパワーポイントで人形や食べ物などの説明をしたあとにYou Tubeで「うれしいひなまつり」の音楽を聴いて踊る、その後絵本を見るという内容でした。ひな祭りの説明では間に「全部で何人の人形が隠れているかな」や「おひなさまの着物は全部で何枚かな」などクイズを出すと子どもたちは興味を持って答えてくれました。習いたての数字で「いち、に...」と数えるのも嬉しそうでした。絵本を読んだ時には何人かは興味のない様子やあまり乗り気でない姿も見られました。頑張って英訳して臨んだので少しショックもありましたが、ひな祭りが日ごろの習慣にない分感情移入しにくかったであろうこと、また色彩や内容などこちらの子どもたちの好みも微妙に日本の子どもたちと違うことを感じ、当然の反応なのだと思い、私にとっての勉強にもなりました。

 また4月初めの2週間のイースターホリデイを利用して、タスマニアに旅行に行きました。初めて現地の英語のツアーに参加しました。初の一人旅で少し不安もありましたが、参加してみると私のように一人で参加している女性の方もいて、そこで香港やマレーシア、韓国からきた方と友達になる事が出来ました。勇気をもって参加してみて良かったと思いました。日々お世話になっているホストファミリーの方と出かけるのも楽しいですが、時には自分で行きたい場所を選び参加してみるのも良いと思います。そこで自分の好きなことを楽しんだり、また新しい人と知り合って世界を広げることができるからです。同年代の方や留学生、旅行に来ている方(英語を第二言語として話す方)と話すのも良い経験だと思いました。お互いゆっくりと時に教えあいながら話すことができるからです。また、旅行に行った場所や食べ物、そこで知り合った人の話などは帰ってから人と話すのに良い話題にもなりました。市内でも交流会のイベントを時々やっているようなのでまた機会があれば参加してみたいと思います。

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