書道の時間を高学年のいくつかのクラスでもたせてもらいました。日本から持ってきたものは習字道具一式、児童用の筆10本、墨汁3本、半紙3セットです。現地で新聞紙(これは下敷きの代わりにも、練習用紙の代わりにもなります)、絵の具用の太い筆数本、墨汁用のカップを借りて授業を行いました。
始めに心を落ち着けて授業に臨むということや、姿勢について話しをし、その後道具の説明を行いました。どの子も真剣に耳を傾け授業に臨んでいました。線を書く先週として漢数字の1~3までを一緒に書きました。それから「大」という字を紹介し、形と意味について説明をしました。「大」のあと「太」、さらに「犬」と書いていくと、「犬」のところで子ども達は大笑いしていました。子ども達の中から「猫」という字も書きたいという声があがったので一緒に書いていきました。
最後には半紙に「犬猫」と書き学習を終えました。授業では手元拡大機(スクリーンに映し出される)を使い、指導ができました。墨汁の代わりに絵の具でも試したのですがやはり墨汁ならではの使いやすさがあったので、多めに持っていくといいかもしれません。