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2016年06月13日・E・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
こちらへ来て2カ月ほど過ぎました。5月の終わりから新しいホストファミリーのお宅に滞在しています。家族の話していることは未だほとんど理解できません。「もっと英語ができたらな...」と感じる日々です。

私がお世話になっている学校は14クラスあり、各クラスに週1コマ(40分ほど)授業を行います。週に14コマです。各クラスから10人ほど私のクラスにやってきて、授業を受けるスタイルです。少人数なのでとても進めやすいです。一斉指導がほとんどなく、基本的にクラスが小グループに分かれて勉強をしています。そのため、このようなスタイルが可能なのだと思います。1週間同じ内容の授業を行うので、準備の時間は十分にあります。私は、英語が堪能でないので、パワーポイントで画像や文字を提示しながら授業を行っています。また、授業を行う前にホストファミリーに英語を確認してもらっています。

第一回目の授業では、自己紹介や日本の紹介、また日本の小学校の様子を紹介した後、簡単なゲームを行いました。また、その後の授業では、「日本の文字について」(3種類の文字を使うことを紹介後、カタカナでネームプレートを作成)、「日本の挨拶について」(挨拶を教えると同時に、ひらがなでその挨拶を書く、挨拶を使った簡単なゲーム)、「習字体験」(習字の歴史や学校教育に組み込まれていることを紹介後、「友」という字を書く)、「墨絵体験」(墨絵の歴史や作品の紹介後、小筆を使って「竹」を描く、また、墨は墨汁ではなく、水と固形の墨から作成)を行いました。習字では、始め中抜きの文字を印刷し、練習した後に半紙に書きました。半紙に書く際も、難しければ下にお手本をひいて写せるようにしました。やる気満々で挑戦する子もいれば、写せることを知って安心している子もいました。14回同じ授業ができるので、少しずつ問いかけ方や、やり方を改善しながら進めています。(最初のクラスには申し訳ないですが...)興味関心の高い子たちはよく質問をしてくれ、とても嬉しいです。うまく答えられないことが多々ありますが...。

また、町の中にカレッジ(中学生から高校生の年代の子たちが通う学校)があり、そこでは選択で日本の授業が行われているそうなので、そことも繋がれたらと思っているところです。


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