2015年11月02日・S・ カナダ , 海外教育交換プログラム
今月は「日本の小学校生活」の紹介をしました。写真を示しながら基本的な一日をプレゼンテーションで紹介し、去年担任をしていたクラスの朝の会や給食、掃除時間のビデオを見せました。子どもたちはカナダと違いすぎて驚いていました。先生たちは、給食や掃除、一年生が黄色い帽子を被ること、風邪をひいたらマスクをすることを気に入っていました。(ビデオは2月に撮ったもので、風邪をひいている子がマスクをしているのを見たからです。)ほとんどの子どもたちは嫌いなものでも配膳される給食、スナックを食べることができないこと、掃除時間があることは嫌だと言っていました。中には、「どうして日本はそんなに礼儀正しくきちんとしているの?日本には行きたくない。」・・・と言っている子もいました。日本っていいなと思ってほしかったのですが、カナダの子どもたちには窮屈に感じた部分もあったようです。給食に関しては、子どもが好きそうなメニューを言うと、「私も給食がいい!」と言っていました。この授業をすることで、私たちが礼儀、協力すること、責任をもって仕事をすることなどを大切にするこ
とは、日本の教育のおかげだということが分かりました。そう思うと、これまで以上にいかに教育が人格形成に影響を及ぼすかを実感しました。
とは、日本の教育のおかげだということが分かりました。そう思うと、これまで以上にいかに教育が人格形成に影響を及ぼすかを実感しました。
日本では基本的に机に座って教科書を使って・・・という授業が基本です。カナダも昔はそのような教育だったようです。しかし、いろいろな研究の結果、子どもたちがじっと机に座って勉強するのは自然ではない。活動的であるのが本来の子ども。カーペットに座ったり、自分の好きな態勢で本を読んだり、数を教えるのにカレンダーを使ったり・・・ともっと自然な形で学習する方がいいと変わってきたそうです。日本もいつかそのような授業形態に変わるのかな?と思いました。
昨日は、本場のハロウィンを経験しました。仮装して、本当に子どもたちが「トリック オア トリート」と言って、いろんな人の家を周ってお菓子をもらっていました。大人も仮装をするということで、私も仮装して、お菓子をあげたり、ホストファミリーの子どもがお菓子をもらいに行くのについていったりしました。ハロウィンは地域との交流にもなるので、地域との関りが薄れてきている日本でもあったらいいのになと思いました。