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2014年12月06日・Kaori Sato・ 20代 , カナダ , 海外教育交換プログラム
日本の食文化について、紹介しました。
初めは、お箸の使い方について。日本食レストランに行って、お箸を使ったことがある子は、クラスに数人。ほとんどの子は触るのも使うのも初めてでした。お手本を見せて、まずは持ってみる。その後、スナック菓子を用意して、つまんでみる。最後に、お箸を使って、スナック菓子を食べる。という授業の流れにしました。
でも私が教えたかったのは、箸の使い方のよりも、その次にやった「日本人は麺を食べる時に、どうして音を立てて食べるのか」についてです。ホストファミリーが日本のそばを音を立てずに食べている様子を見て、変わった食べ方をするなと感じました。それを見て、授業で、子どもたちに音を立てて食べる経験をさせてみようと思いつきました。
最初に、私がそばを食べる見本を見せました。子どもたちは「cool!!」などと言って、興味を示してくれました。その後に、音を立てて食べる理由を説明しました。「実際に音を立てて食べてみよう」と言った途端、子どもたちは大盛り上がり。事前にお箸の持ち方を勉強したので、お箸を使って、そばを食べました。めんつゆもかけて、食べました。子どもたちは「so delicious!!」と言って、喜んでくれました。子どもたちに喜んでもらえる授業ができて、私も嬉しかったです。
それから最近、自分の授業を固定カメラで撮影しています。授業の様子を記念に保存しておきたくて、撮影していましたが、あとでそのビデオを観ると、その時の子どもの反応や会話、自分の英語力などが確認できていいなと思いました。「次はこうしよう」と次の授業に役立つと思いました。

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