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  とある夕食の際に、ホストとサイバーセキュリティ事情について話しあった。中国をはじめロシアや東ヨーロッパからの圧力が外交問題の焦点になっている国、それがイギリスである。ホストにとって、日本も中国の脅威にさらされていること、北もそうだがSouth Koreaからの政治的圧力があることは興味深いようでたくさん質問してきた。歴史認識の話は非常に難しいけれど、大戦前からアジア大陸を占領してきたという日本の負の歴史は今も尚、外交を脅かすissueに発展することを伝えた。結論、日本という極東の国は、イギリスよりやや高次のセキュリティ対策を隣国に向けて講じているが、ノウハウと防衛目的の話になるとアメリカの存在が切り離せない国、という解釈になった。「歴史的序列がイギリスを今の位置に留めていると思う。」と意見すると、「かつての帝国はもはや過去、唯一の利点は英語を話すことくらい、今は小さい国になっちゃった、だから日本の技術も含め他国から色々学ばなければならないのよ」と答えた。英語を第一言語として話す人間が直面する課題というものを確かに感じた。

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