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 デンマーク人は宗教に関心が薄い人が多いとは言っても、どこの街にも教会があるキリスト教の国なので、12月に入ると毎日、学校でも家でもクリスマス関連の行事があり、とても興味深く過ごした一か月でした。
クリスマスの約一か月前の金曜日には、全校で丸一日かけてクリスマス飾りを作ったり、教室では毎日キャンドルに火を灯してプレゼントを開けたり、「サンタ・ルチア」の日にはキャンドルを持っての行進(?)やキリスト生誕劇の発表を見たりと、クリスマスは12月25日だけではなく、その前1か月全部をかけて準備をし、祝うものなのだと知りました。
ステイ先でも、家の中の飾りつけを一緒にやったり、クリスマスの伝統的なお菓子や料理作りを教えてもらったり、近くに住む親戚の家でのクリスマスディナーや、市庁舎前のクリスマスツリー点灯式に一緒に連れて行ってもらったりと、本当に毎日がクリスマスと言った感じで過ごしました。
そして、大晦日には女王様のスピーチを聞き、シャンパンと花火で年が明けるデンマークのお正月も体験し、クリスマスとお正月に対しての考え方が日本とは全く逆なのだというのを実感しました。

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