トップ > 体験談
2013年12月09日・Aya Ikegami・ 30代 , フィンランド , 海外教育交換プログラム
先日から中学生の授業が始まりました。小学校とは違って、教科ごとに先生が違うので、地理、家庭科、国語、英語、美術など教科にあったトピックで日本文化を紹介しています。授業内容や生徒からの質問が高度になってきています。授業準備をしている中で、日本文化の奥深さに毎回驚かされます。自分では生活の一部として自然になっている習慣や行動に深い意味があったり、音楽の授業で紹介した和楽器が様々なところで生活に根付いていたりなど、日本にいたら気づかないことをたくさん発見し、生徒より自分が一番学んでいるような気がしています。特に宗教の授業で日本人の宗教観について教えてほしいと言われ改めて調べたところ、我々の生活の多くの点で仏教や神道に関係した習慣があることを知り、自分の無知を痛感しています。海外に行くと自国を再発見するとよく言われますが、本当にその通りだなと思います。異国の文化に触れることはもちろん大きな目的でしたが、日本や自分の生活についてより深く知ることもこのインターンシッププログラムの醍醐味だと感じています。

▲ ページの先頭へ