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フィンランドでの生活も半分が過ぎました。毎日の授業、先生方との交流、ホストファミリーとの関係、どれも良い意味でパターン化されてきました。4月に来た当初は始めてのことばかりで「新しいアイディアを得る喜び」を感じていましたが、最近は「帰国後にどのように生かしていくか」ということを考える時間が増えてきた様に思います。

 しかし生活が単調化しているわけではなく、日常の生活が落ち着いている分、研修先となっている学校だけではなく近隣の中学校や高校へ行く機会も作ってもらう様にしました。校長先生や良くしてくれる先生に話をし、連絡先を聞いて、積極的に新しいことに取り組む努力を続けています。自分から動けば動くほど周りの人たちが助けてくれるので、いつも予定がぎっしりです。とてもありがたいことだと思っています。

 最近は子供たちの名前も大分覚えてきて、コミュニケーションに深みが増してきた様にも思います。小さな学年の子供たちとフィンランド語で会話をすることはまだまだ難しいですが、やはり人と人。言葉が通じなくても信頼関係が築けていることには自信があります。昨日の出来事や好きなものについて嬉しそうに話してくれる笑顔からは、本当にたくさんのパワーをもらうことができて幸せです。

 残りも4カ月弱。当たり前の日常をもう一度見直して、貴重な時間を楽しみたいと思います。

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