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2013年02月08日・Chiori Kubo・ 20代 , カナダ , スクールインターン
こちらの学校は月に一度ほど、決められたテーマに合わせた格好する日があり、先日は「Beach Day」でした。子供から校長先生まで全員でサングラス、Tシャツ、パレオやビーチサンダルなどで登校します。私も水中ゴーグル、タオルを首に巻いて参加しました。外の気温は-20℃で寒い日でしたが、学校内はトロピカルな雰囲気で、「今日は日差しが強いね~そのサングラス素敵だね。」などと冗談を言いながらお互いビーチスタイルを褒め合いました。カナダの寒い冬をこの陽気さで乗り切るんだなと感じました。その日はみんな夏気分だったので、私の授業では日本の夏祭りを紹介しました。日本から持参したはっぴと鉢巻を順番に着てもらって、祭りミニうちわを全員で作りました。うちわはこちらで珍しいらしくとても好評で、「家族全員に作りたいんだけどいい?」と聞いてくる子もいました。
神社でおみこしを担ぐ様子の動画を見せたのですが、その中で神社のしめ縄に付いている紙垂(ギザギザの白い紙)を見つけ、子供たちから「ピカチューのしっぽみたいなものは何?」と質問がありました。私はその時答えられなくて、次週に回答したのですが、紙垂の役割をこの時調べて初めて知りました。自分にとっては身近で当たり前のものだったり、特に疑問に思わなかったものが、こちらの人たちに質問されて、調べて初めてその意味を知ったりすることが多いです。子供たちは積極的に質問してくるので、いつも答えられるかドキドキします。なるべく質問には即答してあげたいので事前に色々と調べるのですが、今まで知らなかった日本文化やその由来を知るのは楽しいです。


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