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2012年10月18日・Mayumi Okazaki・ 20代 , オーストラリア , 海外教育交換プログラム
先月、約5か月間のポートマッコーリーでの活動を終えました。最後の週には12年生(高校3年生)の卒業式があり、参加することができました。日本の卒業式と比べると、こちらの学校の卒業式はとてもカジュアルです。まず、会場は体育館やホールではなく、屋外でした。(と言っても、紫外線の強いオーストラリアなので、屋外で子供たちが過ごすスペースには日よけの屋根のようなものがあります) 研修校は、幼稚園から高校までの子供たちが通う学校でしたが、卒業式は全校が参加しました。式の中では、幼稚園の子達が12年生へ向けてスピーチをしたり、手をつないで退場したり、ほほえましかったです。私は主に、日本語を勉強している3人の生徒と関わってきましたので、卒業する彼らの姿を見て、胸がいっぱいになりました。ただ卒業と言っても、彼らは11月まで試験があるので、気は抜けないようです。彼らが試験で力を発揮してくれることを願っています。
約5か月間、ポートマッコーリーというのんびりとした美しい街で過ごし、たくさんの人に出会い、日本ではできない体験をたくさんしました。日本ではなかなか接する機会のない中高生との活動や、日本語を一つの外国語として教える体験、全部で6つの家族にお世話になったホームステイ。庭やプール付きのお家は当たり前、ファームに住む家に滞在して動物と触れ合ったり、庭にやって来たカンガルーに驚いたり、、夜空一面の星に感動したり、裸足で芝生の上を走り回ったり寝ころんだりしたこともありました。自然豊かなこの町で、オーストラリアらしい体験ができました。約3週間ごとにホストファミリーが変わる生活で、慌ただしかったことは事実ですが、どの家族も私を受け入れたいと申し出てくださり、いろいろなところに連れて行ってくれたり、困った時にはたすけてくれたり、本当によくしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。ポートマッコーリーにたくさんの家族ができたので、いつか会いに戻って来たいです。
今はメルボルン郊外にある小学校での活動が始まったところです。前の研修校とは全く違った活動になるので、気持ちを新たに、残りの半年、頑張ります。

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