トップ > 体験談
2013年11月04日・Kana Inoue・ 20代 , スクールインターン , フィンランド
フィンランドのノキアに来て3週間が経ち、日常生活が落ち着き、また研修校にも慣れてきました。私がいる町には日本人、さらにアジアから来てる方も見かけません。このようなマイノリティーになる経験はこれまでにないので、生活するだけでもすごくいい経験になっているなと思います。
 研修校は小さい小学校で、一クラス23人ほどで一学年一クラスずつの規模です。研修中は基本的に6年生のクラスにいるのですが、どの先生方もとても好意的でいつでも授業見学に来てくださいとおっしゃってくださったので、一週間のスケジュールを自分で組み、全クラスに行ける様にしています。
また、6年生、5年生、4年生、のクラスでは日本の文化や言葉を伝える授業を研修1週目からさせていただいています。子どもたちは日本のことを詳しく知らず、インターネットやテレビからの少ない情報しか持っていないので、日本の地図を見せたり、日本語を書くだけで、フィンランドと日本の文化の違いの面白さを感じてくれています。そして、日本文化に対して興味を持ってくれているようです。子どもたちの興味や関心をもっと高め、そして日本のことを近く感じてくれるように、授業を考えていきたいと思います。
 来週末になるとフィンランドに来て1ヶ月が経つことになります。この1ヶ月はとても早く感じています。研修中あのときああすればよかった、聞いとけばよかったと思うことが多々出てきています。反省を次の活動に活かしながら、あと7ヶ月しかないと思って、一日ずつ目標を持って、研修に取り組んでいきます。

▲ ページの先頭へ