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2012年06月25日・Masayo Yoshifuji・ 20代 , スクールインターン , フィンランド

フィンランドはもう6月から夏休みなので、最後の1週間はテストも終わり授業がありません。時間があるということで授業をさせてもらいました。特に好評だったのが広告で作ったpaper gunでした。作ってからは残りの時間ずっと遊んでいました。Paper gunは1度鳴らすと元に戻さないといけないので、鳴らしては元に戻して~と子供たちが来て、忙しかったですが楽しんでもらえてよかったです。Dog & Catもすごく興味をもってもらえたので、最初に楽しめる折り紙をすると日本文化に興味を持ってもらえるし、子供たちとの距離も近づける気がしました。それから、もう卒業してしまうクラスで折り紙を教えてほしいと言われ、最後の日に折り紙をしました。何を作りたいか聞いたところ圧倒的にポケモンでした。こっちの子供たちは不器用だと聞いていたけど、この学校の生徒たちは結構上手く折っています。ポケモンも時間内に折れたし、他の学年では、あまりトトロは知らないようでしたが、トトロ折ってみたら皆作れました。そして、ポケモンを作っていたら他の先生も教室にやってきて、興味を持ってくれて一緒に折っていました・u・。そして、夏休みに私の子供たちにも教えてほしいと言われました。


その最後の日には伝統的な行事として、卒業生VS 先生でfloor ballというアイスホッケーの土の上でやるバージョンで対決するそうで、私も初めてのスポーツですが先生チームに参加させてもらいました。子供たちは私が出ると私の名前を呼んで応援してくれたので嬉しかったです。途中先生チームが勝っていたんですが結局負けてしまいました。毎年卒業生が勝つそうです。その後先生方がランチルームに集まってケーキを食べながら、休暇に入る先生にお花を渡したりしました。そのときに校長先生と教頭先生にお花を渡すので、サムライヘルメットをかぶせてあげてはどうかと言われ作って用意しました。そしてかぶせてあげると笑いがおきました。他の先生にもサムライヘルメットを披露することができた良い機会でした。


こちらでは終業式と卒業式が土曜日に一緒に行われます。私も見に行きました。そこでは各クラスそれぞれ練習していた歌やダンス、劇などが行われ、最後に卒業生に先生から1人ずつ花を渡すというものでした。日本とは全然違っていて、こういう式は見ていて楽しくていいなぁと思いました。そして私は仲良くなった子供たちから「Have a nice summer」と書かれた手紙をもらいました。2か月ちょっと子供たちに会えないのは寂しいけど、長い夏休みを楽しもうと思います。日本とは全く違う学校の習慣を体験できて、とてもよい経験でした。


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