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日本のことはあまりよく知らない

2019年06月04日・・ カナダ
 放課後のクラブ活動として、週に1度1時間の『日本クラブ』を実施しています。すでに4回実施しました。そこで気づいたことをまとめます。
 
1.日本のことはあまりよく知らない。来年のオリンピック開催地が東京であることも、知っている生徒は少なかった。

2.その割には「折り紙」や「けん玉」は、知っている生徒が多かった。中には折り紙の本やけん玉を持っている生徒もいた。意外と初めて見た!という驚きは少なかった。反面、kinderの子どもたちの「折り紙」への興味は非常に高い。休み時間に紙飛行機を滑り台の上から夢中になって飛ばし合う光景は、まさに異文化理解といった感じである。

3.学校や授業中にはあまり日本語を話していない子どもたちも、家に帰ってから日本語知っているよ、という感じで親に日本語を話してみているという子どもたちが少なくない。これは保護者の方々からの報告でわかった。どうやらまずは自宅で練習して、うまく言えてると感じたら、そこで初めて学校で先生にも発してみる、ということをしている様子である。だから、教えてもすぐに日本語を話そうとしなくても、焦らずじっくり授業を展開することが大切だと感じた。

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