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自転車の盗難

2014年12月01日・・ フィンランド
フィンランドの小都市ポリから、自転車の盗難被害を報告させて頂きます。公立図書館の駐輪場にカギをかけて駐輪した、借り物の自転車が盗まれてしまいました。自転車がどこにもないことに気が付いた金曜日の夕方は、週の終わりとあって解放された市民がお酒を楽しみます。現地の知人の多くは、そのことから犯人像を語っていました。自転車は現地校の先生から、二台あるうち使わない一台をお借りしていました。お詫びの後、一緒に警察に届けることになりました。
 自転車盗難はフィンランド全土で共通の問題だそうで、貸してくださった先生もポリ以外の地で過去に一台、その奥様に至っては三台盗まれた経験があるそうです。持ち主不明の自転車は頻繁に警察に届くそうで、発見次第連絡を頂くことが出来ます。私が加入する海外保険では、他人の物品に対する盗難保証は、出国前に譲渡された物に限り、滞在中に現地の方から借りたものは含まれていません。
 現在は同居人の自転車をお借りして移動をしていますが、積雪が本格的になったらバス利用に切り替えます。これから渡航され、現地入りされる方々に向けては、対策として①チェーンを自転車と駐輪台につなぐ等、より厳重に管理すること、②万一の盗難を考え、借りたものは事前に写真を撮っておくことを挙げます。②は警察に届ける際に、自転車の写真を見せながら、特徴を視覚的に説明することが出来た経験からです。銀色のクロスバイク、では無個性で、見つかった際にも主張がしにくいと思います。研修期間中に発見されることを切に願います。
Pori,Finland


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