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CMについて

2014年11月01日・・ フィンランド
現地のCMは商品の値段を騒々しく広告するものが多いです。一方、日本には東京ガスをはじめ、ドラマ仕立てでシリーズ化しているCMもあり、日本の生活が窺い知れて海外人にとってはなかなか珍しいと思うのです。現地校の授業で日本文学の「詞」を取り上げた際に、金子みすゞさんの「こだまでしょうか」(AC Japan)と谷川俊太郎さんの「朝のリレー」(NESCAFE)を使用したCMを紹介しました。前者は震災時の日本を覆った自粛ムードに話をつなげ、後者は「何のCMでしょうか?ヒントは朝に関連したもの」というクイズ形式にしました。NESCAFEのkahviはフィンランドでもおいしく飲まれています。

序文の印象を払拭させてくれと迫った私に、お返しにと生徒が紹介してくれた、牛乳がスケートリンクになるCM(フィギュアスケーターのキーラ・コルピやアイスホッケーの有名な選手が出演)には、私は個人的に感銘を受けました。(ご興味のある方はValiojoukkoで検索してみてください!)企業広告は、時に自国の文化を反映することがあります。自国の文化を伝えたいという気持ちは、どうやら現地の高校生たちも持っているようです。

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