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2012年01月22日・Yasuhiro Sasaki・ 20代 , フィンランド , 国際教育実習プログラム
授業では日本の教育制度・折り紙・書道・料理実習を含む日本食とはなにか等についてやりました。もちろん折り紙などの実技系みんな楽しんでくれますが、実技ではない授業の時は工夫が必要だなと感じました。例えば歴史性やなぜ国同士で違いが生まれたのかなどを考えてもらう授業を進めることです。きっと歴史性や違いの生まれた理由などの答えは多岐にわたるのでしょうが、とりあえず自分で考えたもしくは調べた情報を提示することが必要だ思います。高校生ということもあり、表面的な内容だけではダメなのかもしれません。これを意識して授業準備をすると、自分自身今まで知らなかったことが非常に多いことに気づきます。それから私たち自身が普段から考えないようなことは、相手も同じように考えていないことが多いのではないでしょうか?
あくまで私自身の感想ですが、もし参考になる面があれば幸いです。
2011年12月20日・Yasuhiro Sasaki・ 20代 , フィンランド , 国際教育実習プログラム
高校ということもあり、こちらの英語が多少わかりづらくても理解してくれるので助かっています。しかしフィンランド人は日本人と似ているところもあり、親切ですがシャイでもあります。とくに子供たちはシャイな子が多いです。こちらから話しかけなくては何も始まりません。
いろいろやりたいと思ったことを、訪ねたりしていかなければ何も出来ずに終わってしまうかもしれません。いかに時間を有効に使っていくかを考える必要があると思います。教育方法を学ぶにしても、教育制度を学ぶにしても早くやるべきことを見つけて行くことが大切だと感じました。
2011年12月01日・Hideki Watanabe・ 20代 , オーストラリア , 国際教育実習プログラム
学校の授業でネタに困っていたとき、日本のcmが役に立ちます。現在の日本を伝えることもできますし、なにより折り紙などに飽きてしまった高学年の生徒にウケます。自分が関西出身ということもあり、日本の笑いの文化を伝えることもできていいですよ!
こちらに来て、もうすぐ1ヶ月が経とうとしています。私にとって初めての海外で、行く前は不安だらけでした。日本でそんなに英語を話したこともなく、ドキドキのまま現地に入りました。最初の1週間は、なにもかもが新しく、いろんなことに感動しました。ですが、少しずつ慣れてくると、日本が恋しくなったり、人とコミュニケーションを取るのが怖く感じたりもしました。ですが、ここはフィンランド!!欧米全体がそうなのかもしれませんが、なにもかも「自分でなんとかする力」がないと、状況は変わりません。現地の人はとても優しいので、少しずつ目標をたててがんばっていきます。
2011年10月02日・E.H・ 20代 , アメリカ , 国際教育実習プログラム
今は日本語クラスで千羽鶴計画を実行中です。みんな折るのに夢中で誰が早く折れるか競っています。一方で時間をかけて丁寧に折る生徒もいます。折り方を忘れずに家族や日本語クラスをとっていない友だちへと折り方を広がっていったらうれしいなと考えています。いろんな方に日本の文化に触れるチャンスが増えればいいなと思っています。
日本語クラスの高校では週4で日本語クラスがありますが、毎回ひらがなを書かせて、発音させています。毎日繰り返しすることで覚えると思うのでフラッシュカードを使ったり、最近はかるたを利用したりして、同じことの繰り返しに飽きることなく楽しく覚えてもらえるように心がけています。生徒によってはつまらないと感じることもあるので、本人が楽しいと感じる方法を試行錯誤しながら授業をしています。あくびやため息ができてたら飽きてきた合図だと思って、新しいことを始めたりと自分もいろんなことを授業をしながら学んでいます。
2011年09月16日・KI・ 20代 , カナダ , 国際教育実習プログラム
先日、日本語の「はらぺこあおむし」の本を読みました。担任の先生には、英語版の絵本を読んでもらいました。交互に同じページを読むと、とても喜んでもらえました。本の中のフレーズで、それでもおなかは「ぺっこぺこ」というところがありますが、私と一緒に「ぺっこぺこ」読む子や、「ピクルス」「ソーセージ」などの発音にクスクス笑う子など、反応がよかったです。もっと有名な絵本を持参すればよかったなぁと思います。
前に日本のお菓子を紹介して、ミルキーやキノコの里など本当に一人一口程度のお菓子を試食する授業をしました。私たちが外国のチョコレートを特別な味がすると感じるように、彼らも日本のお菓子は特別おいしいと感じるようです。9月の初めの授業では何人もの子が「あのお菓子はまだある?」と2カ月もたったのに、お菓子のことを言っていました。
2011年05月23日・kumiko Imai・ 20代 , アメリカ , 国際教育実習プログラム
今月初め、私の学校ではお世話になっている人に感謝の気持ちを伝えようというappreciation weekがありました。
そこで、先生たちに日頃の感謝を伝えるため、
代表の生徒たち(日本でいう生徒会のようなもの)が各先生に感謝の手紙を書き集会で渡すという
生徒たちと校長先生が企画したサプライズイベントがありました。
このイベントで、なんとアシスタントである私まで全校生徒の前で表彰していただきました。
思わぬ展開に驚きましたが、本当に嬉しい気持ちでいっぱいでした。
今回、ここで手紙の内容を紹介したいと思います。

Kumiko Sensei.
Thank you for all the time and energy you put into making YG a better Japanese program for the students.
You are hard working and have taught the students so much this year.

短い手紙ですが、生徒が一生懸命書いてくれたメッセージはとても心に響きました。

早いもので、あと一ヶ月で私のインターン生活も終わりを告げようとしています。
お世話になった先生方、一緒に楽しく勉強をした生徒たち、ホストファミリーや友達、日本にいる家族、
この一年間私を支えてくれたすべての人に感謝の気持ちを伝えながら最後の研修に励みたいと思います。

2011年04月25日・Kumiko Imai・ 20代 , アメリカ , 国際教育実習プログラム

さて、今回生徒たちと一緒に料理の勉強を進めていく中で一つ学んだことがあります。
それは「ぼたもち」と「おはぎ」の違いについてです。
私は小さい頃からおはぎもぼたもちも名前を知っており、もちろん何度も食べたことがあるのですが、日本語クラスの先生に「ぼたもちとおはぎの違いは何?」と聞かれた時に、何も答えることができませんでした。先生は、アメリカ生まれですが日本に何年か住んでいたことがある方で、このような違いについては、日本人の私たちよりもはるかに敏感に感じとられています。
「ぼたもちは春、おはぎは秋...」くらいの知識しかなかったのでインターネットで調べてみると、その違いの裏には、昔の日本の人たちと季節との密接な関係があることがわかりました。ぼたもちは春の花である牡丹の花に見立て、大きくて丸く形づくるのだそうです。そしておはぎは秋の花である萩の花に見立て、小ぶりで細長くするとのことでした。
また、おはぎは小豆の収穫期に作るため、とれたての柔らかい小豆を餡にできることから粒あんを使用し、ぼたもちは冬を超えた小豆を使用せざるを得ないため、固くなってしまった小豆の皮を剝いでこしあんにするのだと言うのです。

今は多くのお店が一年中おはぎを売っていたり、私たちもさしておはぎとぼたもちの違いに目をむけようとはしません。
しかし、昔の人たちが季節ごとにつくっていたおはぎやぼたもちが、日本の素敵な伝統の一つであることも忘れてはならないと感じると同時に、このような文化を一つでも多く、アメリカというこの地で伝えられたらいいなと思いました。

Do you know the difference between ohagi and botamochi?
Though I am a Japanese, I had no idea about it.
It's related to the life styles of old Japanese people which are depend on the seasons.
We usually eat ohagi in fall because the flowers of hagi bloom in fall.
Also we usually eat botamochi in spring because the flowers of botann bloom in spring.
That's why we call them ohagi and botamochi.
Then there are other interesting facts.
Red beans are harvested in fall and we can make delicious smashed sweet red beans. So ohagi made with them.
But red beans which passed the winter can't make them. So botamochi made with strained sweet red beans.

It's really interesting Japanese tradition. But unfortunately, most of Japanese people forget about these things.
I learned these through cooking week activity at Japanese class.
We have to think about it again and I want to tell these facts to the people in here!


 

2011年04月25日・Kumiko Imai・ 20代 , アメリカ , 国際教育実習プログラム
今月中旬、私の日本語クラスではcooking weekを設け、一週間料理に関する勉強をしました。
例えば、「ゆでる」「焼く」「まぜる」など、料理をする時に使用する単語を勉強したり、「まず」「次に」「そして」などの接続詞を使って料理の手順を説明する練習をしたり、日本とアメリカのレシピの書き方を比較して相違点を挙げたりと、様々な面から日本語と料理をリンクさせながら授業を進めました。
そしてcooking weekの最終日は自分たちで翻訳したレシピを基に焼きそば、みそ汁、ぼたもちを作りました。好き嫌いは大きく分かれましたが、とても楽しそうなcooking partyになりました。

2011年03月30日・KumikoImai・ アメリカ , 国際教育実習プログラム

ある日ラジオを聞いて来たら突然流れて来た日本の大地震のニュース。
本当にびっくりして、耳を疑いました。
ニュースを見ると、津波や地震で大崩壊した日本の信じられない光景が目に飛び込んできました。
こちらアメリカでも連日東日本大震災のニュースばかり。
時が経てば経つほど、恐ろしい日本の状況が明らかになり、本当にショックでした。

そして何よりアメリカにいて、何もしてあげられない自分自身に強い悔しさを覚えました。
今苦労しているであろう家族や友達、被災地で大変な生活を強いられているたくさんの方々、
そばにいてあげることもできず、何もしてあげられないのだろうかと...。

しかし、今回の地震の件で、たくさんのアメリカ人の心の優しさに触れることができました。
タクシーの運転手さん、バスの乗客、ホストファミリー、ホストスクールの先生方や、コミュニティカレッジの先生方
見ず知らずの人まで、日本は大丈夫?あなたの家族は無事?と心配してくださるのです。
明らかに気落ちしている私をバスの運転手さんはぎゅっと抱きしめて
"I'm so sorry for Japan. I'll pray for them."
と言って励ましてくれました。
海を越えて遠く離れたアメリカにいても、こんなにたくさんの人が私たちのためを思って心配し、
一緒になって心を痛めてくれることに、改めて人の優しさを感じることとなりました。
たとえ国が違えども、どんなに遠く離れていようとも、
人を思う優しい気持ちというのは変わらないのだなと感じるとともに、
見ず知らずの私を元気づけてくれることについては本当にアメリカのいいところだなと感じたのでした。

され、私たちのクラスでも毎日日本の地震についてのニュースを授業で見てきました。
そこで、今回7年生の子供たちが、日本への応援メッセージをyoutubeにアップロードすることにしました。
http://www.youtube.com/watch?v=0E_WU7wY1A4&feature=player_embedded
少しでも日本にエールを送れたらと思います。

また、私自身もオレゴン大学の日本人学生を中心に編成されたボランティアグループに
コートの寄付をしました。
何もできないと落ち込んでいるのではなく、
アメリカにいるからこそできることは何かと考え行動することが大切だなと思い直しました。

今回の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
また、まだまだ苦しい生活をしている被災地のみなさん、
どうか頑張ってください。
遠く離れたアメリカからもたくさんの人が応援しています。

One day, I heard the news about Japanese big earthquake from radio.
I was so shocked. When I watched the news about it, I found out that the situation was getting worse.

I regretted that I can't do anything for Japanese.
I was wondering why I am in the US, why I can't stay with my family, friends and lot of people who suffered from this earthquake.

However, thanks to this problem, I felt love of the people.
Everyone worried about me, my family and Japan. Even if those who I don't know worried about us!
Though here in Eugene is really far away from Japan, they really care about Japan as if Japanese are their family.
I was really happy to know that.

Meanwhile, my Japanese class's students made video clip for the Japanese to send a message and uploaded on youtube.
I hope that this message will help Japanese people to overcome this earthquake.
Also I donated my coats to volunteer group of U of O students.
I thought that I should think what I can do for them, and take action!

I hope Japan will overcome by connecting each other.
Don't forget we are always be with you.

 


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