11月に入り、ケネルには雪が降り始めました。
学校の方は、9月10月のLakeview小学校から、11月はRedBluff小学校へに移りました。どの学校も特色があって面白いです。筆記体の練習をチョークで机に書いたり、スマートボードを頻繁に活用したり、工夫された授業がたくさんあります。
また自分自身の授業も、子供達の質問を取り入れながら進められるようになってきました。特にIIPの方から頂いたアドバイスをもとに、日本のお風呂やトイレについて紹介してみると、とても驚いた表情をしていて成功でした。
ホームステイ先は、8月からずっと同じお家にいさせてもらっています。とてもいい方で、毎週日曜日の朝食に日本人の友達を呼んでくれたり、車を快く貸してくれたり、本当に感謝の毎日です。
寒い冬を乗り切れるようにスノーブーツを調達しました。日本から持参したスキーウェアも活躍しています。
フィンランドの先生がゆかりおにぎりを美味しい!お茶のような味がする。と言って食べてくれたのは本当に嬉しかったです。
音楽の週には子どもが幼稚園の絵本の棚から見つけてきた英語の歌(絵本になっていて最後のページに楽譜がついている)one light one sun という歌をうたいました。日本語の歌も考えていたのですが子どもが「これどんなの?」と聞いてきたのと、新学期がはじまり入園間もない子もいたので私がいなくなってからも継続出来るものがよいと思いこの歌を歌おうと思いました。私も今回初めて知った曲ですがとってもステキな歌です。
お別れパーティーの前日には子ども達と先生で、私のリクエストしたチョコレートケーキを作ってくれました。ケーキ作りの最中に2、3歳の子がケーキの材料のバナナを食べてしまうという笑ってしまうような事もあり小さい子は本当に世界共通だと感じる事が随所にあります。
最終日には卒園した子も会いに来てくれたり、入園間もない子からもプレゼントを頂いたり本当にあたたかいみなさんに恵まれて1年を過ごす事ができたなと、感謝の気持ちでいっぱいでした。
幼稚園の年齢の子達でもちょっとでも日本に関係のありそうなことだと「見て!日本!」と言って張り切って見せてくれていたので(例えば、動物図鑑に載っている柴犬とか、日本語だと思っていたエジプトの文字とか)小さい遠い国の日本に関心を持ってくれて本当に有難いなあ。と思うばかりです。
そして、折り紙と寿司が本当に喜ばれる物であったことを改めて知る事ができました。
皆さんに出会えた事に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
う...」と思いつつ行ってみると、ザリガニのことでした。ザリガニはこちらでは、ポピュラーな食べ物で大量の水と塩とビールで煮込んで、お酒と一緒に食べるんだそうです。味は、普通のエビみたいな感じですが、殻をむくのにけっこう手間がかかる割に、食べるところが少ししかないのがちょっと残念です。それから、こちらの人は散歩のついでみたいな気軽な感じで「キノコ狩り」をします。スウェーデンでは、どこででも勝手にキノコ狩りして良いらしく、みな自分の「秘密の場」を持っているんだそうです...。この、クラフトルとキノコが出てくると、秋が来たなぁと思うんだそうです。
今回、劇や卒園式、歌と全ての伴奏をまかされました。良い経験でした。
また、劇でつかう大道具、小道具なども先生たちと作りました。そういう準備などは日本と似ていて、今までの経験が役に立ったと思います。
言葉の壁はありますが制作や音楽など言葉を使わない所では日本での経験が役に立ちます。
また、真夏の卒園式も初めての経験でしたが季節も国もちがいますが子どもを送り出す気持ちはどこでも同じだということがしみじみと伝わりました。
卒園証書に私の名前も漢字でサインしました。保護者の方々も温かい言葉をかけて下さり、本当に良い経験をさせて頂いていると思っています。すべてよい思い出です。
フィンランドには独自の文字、Finアルファベット(アルファベットの上に点々がついたりする)があり、発音の仕方も英語とは異なる(ABCはアーベーセー)。また、フィンランド語にはシャシュショやザジズゼゾなどの発音がないため、練習しなくてはならない。しかし、英語に共通する点が多いため、平仮名、片仮名、漢字という全く異なる文字を使っている日本の子ども達よりも、英語にはなじみやすいだろう。
授業内容としては、例えば、4年生の授業(週4時間)では、最初に How are you? What's up? What day is it? What's the weather outside? What time did the school start? What time will the school end? など毎回同じ質問を1人ずつ答えている。教科書は、リーディング用、問題集用と2つの教科書があり、教師用指導書にはワークシートや掲示用のイラストやカード、単元末のテストなど、あらゆるものがつまっている。
また、教科書に合わせたCDもあり授業で使うことも多い。基本的に教科書に準じて授業を行い、宿題も何ページまでと告げられる。参観した授業では、教科書に出てきたbig・pigの発音の違いを口の前に紙をもたせて練習していた。また、単語テストが日本の漢字テストのようにあり、単元ごとのテストもある。テストでは、リスニングや英作文の問題もある。
色画用紙で木をつくっておいて、子どもたちと折り紙で桜の花をつくりその枯れ木に自分たちではなを咲かせる(飾る)という活動です。折り紙は好きですし、はさみを使ってカットすると形が変化するというのももの珍しかったのか、楽しんでもらえました。桜の木はそのまま飾ってあるので、毎日少しずつ子どもが作った花が増えていくのも見ていて嬉しいものです。
折り紙の本を見て自分たちで作る子も増えてきました。日本の文字にも、プレスクールの子が興味を持ちだし、自分の名前を書ける子もいます。アルファベットもかきはじめたばかりの子の年齢で日本の文字に興味を持ってもらえるとは有難いかぎりです。
ロヴァニエミ郊外の、大学進学のための高校です。敷地内に中学が隣接しています。
到着した4/1~8の1週間はテスト期間だったため、身体を慣らすことができました。住まいから学校へは徒歩10分、市街中心部へは河を渡って30分弱です。
14日木曜15:05から初回の日本文化コースが始まりました。1回75分で週3回あり、同じ生徒たちと会うので、教材研究に時間がかかりますが、私が生徒に質問して、脱線する事も多いです。大体授業は、用意した全てを消化する事無く次回へ続いてます。
授業案、4月はイースターのウサギにかけて、卯月と干支を紹介し、折り紙もウサギを選びました。女子高生、意外に喜んでます。
「フィンランドの英語教育をスパイしに来た」と冗談で言ったつもりだったのに、真面目な英語の先生たちが、総力を挙げて全授業に参加させてくれています。なので、生徒たちと一緒に英語の授業を受けています。科目毎に内容が異なり、且つ日本の英語の教科書とはやや異なるので、受講していて勉強になります。
私の名字の読み方が、フィンランド語の「大きい」に相当する事から、一気に打ち解けることが出来ました。ビックリ。
春休みはバンクーバーの語学学校に通いました。学校には世界30カ国以上から約400人の生徒が集まり、英語を勉強しています。学校内はEnglish Only!!! 私はスピーキングとマーケティングのクラスを受講しました。
スピーキングのクラスでは、何度もスピーチやプレゼンテーションをしました。特に印象的だったのが、Impromptu Speakingの練習です。Impromptuとは「即興、用意なしの」という意味で、十分な準備や予習をせずに、どれだけ自分が言いたいことを表現できるかを試します。例えば、あるトピックについて3分スピーチをするのに、準備時間がたったの3分!!3分間で、スピーチの要点や、流れ、時間配分まで考えなければいけません。今までこのような練習はしたことがなかったので、とても勉強になりました。先生からは「もっとお腹の底から声を出すと、説得力が出るよ。」とアドバイスをいただきました。これからの授業に役立てたいと思います。
クラスメートはみんな積極的に発言していました。「発言しようかな」と思っていると、次の話題に移っています!「英語においても積極性においても、まだまだだな」と刺激を受けました。2週間で自分に何が足りないかがはっきりと分かったので、これからもっと努力を重ねて、補っていきたいと思います。
友達もたくさんできました!!週末はシアトル日帰りツアーに参加しました。1人フランス人の女性が参加していたのですが、あとはみんな日本人!!バスの中では日本語が飛び交っていました!Public Marketやスターバックス1号店、Safeco Fieldを周って、とても楽しかったです。ランチは『Crab Pot』というシーフードレストランに行きました。木槌を使って、テーブルいっぱいに並べられたカニ、エビ、コーンなどをたくさん食べました。おすすめです!!
2週間の春休みはあっという間に過ぎました。バンクーバーを出発する日、友達が空港まで見送りに来てくれました。とても嬉しかったです。そして、ホストファミリー、校長先生、学校のスタッフ、Kidsとの再会。温かく出迎えてくれ、ふるさと以外にも帰る場所があるって素敵なことだなと感じました。
今週から学校が始まりました。こちらでの生活もあと2カ月。1日1日を大切に、そして、楽しく過ごしたいと思います。
パン作りを学校ではなく実際の現場で学びたくて、フランスへ。ブルターニュ地方を希望し、いろいろ探してもらった結果、サンマロの旧市街のパン屋さんに決まりました。そこは、城壁に囲まれた石造りの町。店の隣にはなんと大聖堂がありました。
最初のうちは語学が不十分だったので、細かい指示がなかなか理解できず、足手まといだったと思います。でも何とか技術を習得しようと頑張っていたら、ムッシューも少しずつ認めてくれ、いろいろなことを教えてくれるようになりました。コトバは十分でなくても、熱意と目的を持ってやれば、得るものは本当に大きい。逆にそれがない人は、何も得られないかもしれない。留学もそうですが、インターンシップは目的を持つこと、積極性が大事だと実感しました。これからもフランスを訪れて勉強し、将来は自分のパン屋さんを開くつもりです。
帰国が近づいたある日、思い切って延長を願い出たら、ホストティーチャーにSi(いいわよ)と言われうれしかったです。研修を延長したのは、俳句の授業や、続けている日本の学校との交流を中途半端に終わらせたくなかったから。伊文俳句はクラスの生徒たちが日本企業主催の賞もいただきました。
日本の学校との交流も大好評で、日本から返事が届いたときは大騒ぎでした。イタリアの子供たちが日本という国を知ることで外の世界に目を向け、広い視野で物事を考えられるようになる。子供たちの成長過程に、何らかの影響を与えていると考えると、日本から来てここにいる意味はとても大きいですね。ここはパンの町としても有名なので、パン教室講師の経験を生かして何かできたらいいなとも思っています。
イギリスではアロマテラピーも医療の一部分。私が研修したボランティア組織も、Drのアセスメントに基づいて、HIV positiveの方や、がんの手術を受けた方など(クライアント)に、アロマテラピーやリフレクソロジーなどを処方しています。
最初は受付などを任されていましたが、マッサージなどやりたいことをアピールしていたら、研修の途中から、私にもクライアントを付けてもらえるようになりました。心の奥深い感情を打ち明けられることもあり、言葉以外の対話の大切さも実感しました。今後は看護とアロマテラピストの活動を融合できればいいなと思っています。
コーヒー好きの私を受入れてくれた研修先は、ハワイ島のマウナロア山の中腹にあるコーヒー農園。ハワイといっても、観光地ではなく電気も水道も通っていないジャングルのような場所で、夜はランプ、生活用水は貯水タンクに雨水をためて使っていました。最初は本当にびっくりしましたが、暮らしていくうちに次第に電気のないランプの生活にも馴染んでいきました。
農園では、朝7時から午後1時半くらいまでコーヒー豆の摘み取りやオーガニック野菜の栽培などを手伝い、その後はビーチに行ってのんびり過ごすこともありました。3ヵ月間という短い滞在でしたが、ハワイは植物の成長が早く、コーヒー栽培の1年間のサイクルを知ることができ、とても勉強になりました。新しいコーヒー畑も開拓しました。ほとんど私一人でやりとげたので、オーナーが「Shizuko's Orchard」と名前をつけてくれました。研修後も毎年訪れ、手入れをしています。将来、この畑のコーヒーを自分のブランドとして売り出すことが、夢。きっとかなえてみせます。
海外の現場でアメリカの医療と英語を学びたかったのですが、最初はコトバも通じず、大変でした。あるとき院内に無料の看護助手養成コースがあることを知り、ふと参加することに。ひとつ自分から動き出すと、そのことをきっかけに、自分のやるべきことも明確に見えて来るのですね。その後は実りの多い研修活動をすることができました。
帰国後は、NGO「国境なき医師団」の活動にも参加できることに。アメリカでの研修の経験を評価された部分が大きかったようです。いろいろな国の人たちと1つのプロジェクトを組むこの活動は、私にとても合っていて、やりがいを感じています。
学生時代からイギリスの文化や美術に憧れていて、いつか暮らしてみたいと思っていました。派遣されたのは全校生徒54人の小さな小学校。この学校は、アートの授業に力を入れていて、地元のアーティストを訪問したり、博物館で講習を受けたりしていました。画材も驚くほど豊富。
子供たちに鯉のぼりを作ってもらったりしながら、グラフィックデザイナーである私も、アートを楽しむ原点を見つけた気持ちでした。帰国後は、働き方についても自分なりの方針ができ、人に喜んでもらえる仕事に携わりたいと考えるように。働く場所についても日本だけでなく世界のどこへでも行ける自信がつき、ぐっと視野が広がりました。