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2011年03月30日・KumikoImai・ アメリカ , 国際教育実習プログラム

ある日ラジオを聞いて来たら突然流れて来た日本の大地震のニュース。
本当にびっくりして、耳を疑いました。
ニュースを見ると、津波や地震で大崩壊した日本の信じられない光景が目に飛び込んできました。
こちらアメリカでも連日東日本大震災のニュースばかり。
時が経てば経つほど、恐ろしい日本の状況が明らかになり、本当にショックでした。

そして何よりアメリカにいて、何もしてあげられない自分自身に強い悔しさを覚えました。
今苦労しているであろう家族や友達、被災地で大変な生活を強いられているたくさんの方々、
そばにいてあげることもできず、何もしてあげられないのだろうかと...。

しかし、今回の地震の件で、たくさんのアメリカ人の心の優しさに触れることができました。
タクシーの運転手さん、バスの乗客、ホストファミリー、ホストスクールの先生方や、コミュニティカレッジの先生方
見ず知らずの人まで、日本は大丈夫?あなたの家族は無事?と心配してくださるのです。
明らかに気落ちしている私をバスの運転手さんはぎゅっと抱きしめて
"I'm so sorry for Japan. I'll pray for them."
と言って励ましてくれました。
海を越えて遠く離れたアメリカにいても、こんなにたくさんの人が私たちのためを思って心配し、
一緒になって心を痛めてくれることに、改めて人の優しさを感じることとなりました。
たとえ国が違えども、どんなに遠く離れていようとも、
人を思う優しい気持ちというのは変わらないのだなと感じるとともに、
見ず知らずの私を元気づけてくれることについては本当にアメリカのいいところだなと感じたのでした。

され、私たちのクラスでも毎日日本の地震についてのニュースを授業で見てきました。
そこで、今回7年生の子供たちが、日本への応援メッセージをyoutubeにアップロードすることにしました。
http://www.youtube.com/watch?v=0E_WU7wY1A4&feature=player_embedded
少しでも日本にエールを送れたらと思います。

また、私自身もオレゴン大学の日本人学生を中心に編成されたボランティアグループに
コートの寄付をしました。
何もできないと落ち込んでいるのではなく、
アメリカにいるからこそできることは何かと考え行動することが大切だなと思い直しました。

今回の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
また、まだまだ苦しい生活をしている被災地のみなさん、
どうか頑張ってください。
遠く離れたアメリカからもたくさんの人が応援しています。

One day, I heard the news about Japanese big earthquake from radio.
I was so shocked. When I watched the news about it, I found out that the situation was getting worse.

I regretted that I can't do anything for Japanese.
I was wondering why I am in the US, why I can't stay with my family, friends and lot of people who suffered from this earthquake.

However, thanks to this problem, I felt love of the people.
Everyone worried about me, my family and Japan. Even if those who I don't know worried about us!
Though here in Eugene is really far away from Japan, they really care about Japan as if Japanese are their family.
I was really happy to know that.

Meanwhile, my Japanese class's students made video clip for the Japanese to send a message and uploaded on youtube.
I hope that this message will help Japanese people to overcome this earthquake.
Also I donated my coats to volunteer group of U of O students.
I thought that I should think what I can do for them, and take action!

I hope Japan will overcome by connecting each other.
Don't forget we are always be with you.

 


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