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早いものでこちらでの生活も9ヶ月が過ぎようとしています。無事にこちらで過ごすことができたのも、IIPの皆様を始め、学校関係者の方々やホームスティ先の方々の支えがあってこそだと感じております。
私は主に小学校で、国際理解教室の様な文化の紹介と週に1回日本語を教えています。12月に6年生が卒業したのですが、わざわざ私の部屋まで何人か訪ねて来てくれて、「一緒に茶道や書道をやったのが楽しかった。いつかまた機会があったら、日本語を勉強していきたい」と言ってくれました。子ども達が特に楽しかったと言ってくれた単元は、私の立場から言えば非常に準備と指導が大変だったものです。やはり日本と同じで、こちらが力を入れた分だけ子どもたちに残るものも多いのだなぁと感じました。
残り3か月(実際には夏休みが1か月なので2か月ですが)子どもたちの心に残るような授業をしていきたいと思います。
2011年12月01日・Hitoshi Masuzawa・ 50代以上 , ニュージーランド , 海外教育交換プログラム
私は、ホームステイ先のご主人と奥様を2つの英語学習に活用しています。1つは英語日記です。現在までの枚数は208枚(38行、380~400字)。夕食時に2人の前で英語日記を読み上げ、訂正をしてもらい、どこをどういうふうに訂正されたのかを、「英語日記、私の間違い」ノートに記録しています。この「間違いノート」には、私がどこをどういうふうに間違ったかがすべて記載されていますので、弱点が一目でわかり、新しく英文を作る際の「宝物」になっています。もう1つの活用は5分間ラジオです。これは朝7時のラジオニュースを5分間だけ毎日録音し、その中で気に入ったトピック(50秒から75秒)を何度もテープを巻き戻しながら聞いて、元のニュース原稿を再現、その再現原稿をご主人に渡し、ラジオを聞かせながら、抜けて落ちている単語、聞き間違いの単語など、直筆で訂正してもらうものです。さらに、その原稿を手元に置き、10回のシャドーイングも試みています。周囲にいる人は全員が"先生"、すべて無料で"利用"しています。
2011年09月25日・Hitoshi Masuzawa・ 50代以上 , ニュージーランド , 海外教育交換プログラム
私は学校に来る時はある先生の車で来ます。帰りは一般の乗合バスを使い帰ります。最近心掛けていることは、いろいろな人に「話しかける」ということです。今まではせっかく外国に来ているのに、テレビ画面を見ているようなもので、現地にいるという利点を全然いかしていませんでした。それでは日本にいるのとまったく同じです。ですから、思いついたことを何でも隣の人に話かける努力をしています。職員室での隣の先生に、バスの待合室での隣の人に、犬を連れて散歩をしている人に、食堂でたまたま隣に座った人など、色々な人にです。こちらの人は私の顔を見て、まともな英語を話せるとは全然思っていません。間違い英語OKで、誰にでもずうずうしく話しかけるようにしています。この「現地の人に話しかける勇気」が生の英語の聞き取りや対話練習にはとても役立つことだと思っています。
国際理解教室が週3回。そして日本語教室を週2回教えています。今週末で1グループ目の日本語教室が終わりになります。合計で20回子どもたちは授業を受けたことになります。最後の授業は日本語でスピーチを行います。今日はそのための原稿作りをしました。と言っても、これまでの習った単語や文章を繋いで、自分のスピーチを作りました。どの子も一生懸命作っており、金曜日までには紙を見ないで言えるようにするからね!と楽しそうに帰っていきました。最後の日本語教室がどんな授業になるのか今から私が楽しみです。
2011年05月10日・Hitoshi Masuzawa・ 50代以上 , ニュージーランド , 海外教育交換プログラム

私は到着した日から毎日英語で日記を書いています。字数は38行、380字程度でそんなに多くはありません。その書いた日記を毎晩、夕食時にホームステイ先の先生の前で読み上げ、不適切な表現やミス・エラーなどを指摘して頂き、その場でそのミスを書き直し、保存し、今日現在で32枚となりました。日本に帰ったらその日記をなんらかの形で本にでもしようかなぁなどと今のところは考えています。しかし実際にそのようになるかどうかはわかりませんが、日々の記録を英語で記録することは自分の書く力を高めることにもなりますし、インターン生活の一日一日をいかに過ごしたかの貴重な記録にもなります。目標である自分の英語力アップのための重要な切り札のひとつになるのではないかと私は思います。

2011年01月01日・吉田優里/早希/龍司 ・ ニュージーランド , 親子のスクールインターン

子供はみんな英語の天才。

吉田優里/早希/龍司 39歳/11歳/6歳:ニュージーランド before英語の通訳・翻訳ボランティア スクールインターン1年間 after小学校の英語インストラクター

大自然を駆け回り、親も子も、心のびやかに。

田舎にぽつんと建つ生徒数30数名の小さな学校。それが私たちが派遣された小学校でした。行くまでは一体どんなところなのかと不安でしたが、学校が始まり1週間経った頃には、子供たちにも友だちができ、放課後は学校の隣で暮らしている校長先生の子供と一緒に野原を駆け回り、自由に遊んでいました。授業は、最初の1ヵ月ほどは、先生の言葉が理解できない時もあるようでしたが、2ヵ月目からは他の生徒と同じペースで勉強していました。算数は日本のほうが進んでいるので、現地の子供たちに教えてあげることも。新しい英語を次々とピックアップする力は、長年英語を勉強してきた私よりもずっと優れ、遊びを通してどんどん習得していました。本当に子供の言語能力ってすごい。

家の周辺にはたくさんの牛が放牧されている ホストファミリーの家は農場ではありませんが、犬3匹、猫2匹、牛2匹、鹿3匹、羊1匹をペットとして飼っていました。子供たちは動物が苦手だったのですが、牛や鹿に餌をあげていくうちに少しずつ馴染み、半年経った頃には完全に動物と友達になってましたね。親も子も自然と共存することの大切さ、言語を越えた心のつながりをニュージーランドの日々で学んだと思います。

丘の上のホストファミリーの家仲良しのクラスメイトと一緒に

マオリダンスの練習

2011年01月01日・長谷川直美 21歳・ 20代 , カナダ , スクールインターン , ニュージーランド

すべてに積極的になった私。

長谷川直美 21歳・ニュージーランド&カナダ before大学を1年間休学(3年修了時) スクールインターン6ヶ月間 after大学4年に復学

積極的な私になれた。 子どもたちと心がつながった。

グランドでホッケー(ニュージーランド) 大学を一年間休学、ワールドプログラムを利用して2カ国の幼稚園と小学校の合併校で研修しました。ニュージーランドでは、中学生相手にも日本語を教える事になり、大緊張!遊ぶ余裕もなく授業の原稿を書き、夢にまで見る有様でした。 でも、おかげで積極性と度胸が身につき、カナダでは初日から生徒の輪に入っていくことができました。英語力アップの実感と、授業の準備が既にできていることも自信になって、スタートできたのです。 1クラスに一日ずつ滞在し、2週間で全クラスを一巡します。「Naomi! When are you going to come to my class?」私の行く日を楽しみにしてくれているのだと感じる瞬間でした。

雪のグランドで遊ぶ生徒達(カナダ) 授業の一環のスケートに私も挑戦。厳寒時には-40℃にもなる土地ですから、みな上手です。立つことがやっとの私を手に手を取って支えてくれて、立場が逆転。授業とはまた違った子どもたちの姿も新鮮でした。スケートが一番楽しかったという手紙をもらい、子どもたちの心にも授業以外の触れ合いが印象深く刻み込まれたことを知って感動しました。私の得たもの、それは、積極的な自分と、今も心がつながっている海の向こうの可愛いメル友です。

ホストファミリーにクリスマスプレゼント(カナダ)日本展示ディスプレイの前で生徒達と(カナダ)


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